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本日、6月度気の講座

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3日に近畿地方は梅雨入り宣言されましたが、本日も晴れ。♪
京都の予想最高気温は、33℃になるそうです。w
が、タイから帰って来ると、別段暑さは気になりません。^^

むしろ、日本の湿気が応えますね。
雨の降る前や湿気が多いと、膝がしくしくと啜り泣きます。^^;

ま、過去の痛みと比ぶれば、何かしらの苦は生きている証だ。w
意識を苦の他に向けるようにしましょう。

特に持病がなくとも、梅雨時はじめじめと蒸し暑く、何事もうっとうしくなる季節です。^^;
人体には、台風による低気圧の接近などで頭痛、めまい、血圧の変動、風邪をひきやすくなったり、
細菌による感染症や食中毒にも注意が必要です。

人間のカラダも湿気の大きな原因です。
じっとしていても、ヒトは1日約1.2リットルもの水蒸気を放出しているのです。
これでは部屋や寝具に湿気がこもるのも当然のこと。^^;

梅雨時の過度の湿気は、私たちの健康に良くない影響を及ぼします。
腰痛やリューマチ、関節炎を悪化させるのはご存知の通り。(嫌)

湿気でカビやダニが繁殖すれば喘息やアレルギーだってひどくなります。
水虫を飼ってる人は、悪化や再発が起きる候です。w

特に、中医学でいう「湿」の状態にあると、湿気の多いときや低気圧の接近時に、むくみ、水太り、
あんまり食べないのに痩せない、下半身や身体が重くだるい、肩凝り、頭重感がする、吐き気、
めまいなどの症状が出たり、体調が悪化する傾向が働きます。

この時期の風邪は、胃腸や咽喉の痛みなどの症状が出やすく、あまり悪寒はしませんが、
葛根湯証ではなく、温病論で処方することが有効な場合が多いです。
銀ギョウ解毒散なんかが効果的ですね。

食生活では、「湿」を掃う食事と心得が大事な季節です。
去湿は、この時期、健康には不可欠のテーマですね。
湿気の多い時期に起こる重だるい体調不全、胃腸風邪、二日酔い、ウィルス性胃腸炎などには、
予防も治療も、勝湿顆粒(かっ香正気散)が効果的です。

十分に換気ができない季節で、様々な病のもととなる湿気ですが、梅雨明けまでは仕方ないとあきらめないで。
窓を開けられない日にもできる、湿気対策があります。

例えば部屋のスミに、空気中の余分な水分を吸収してくれる木炭を置くことです。
神社仏閣では、古くから床下に除湿のための木炭をまくことがあったそうです。
湿度の高いこの国で、快適を作るための知恵ですね。

また、濡れた靴の下や下駄箱の中、押入れの隙間には新聞紙を敷くことが効果的です。

玄関や洋服タンスなら、フタを開けた洗濯用洗剤を置けば、防湿と同時に消臭も防カビもできます。
梅雨時の健康づくりは、湿気を取ってカラッと解決しましょう。

雨の降る日は、サッシ戸や押入れのふすまなど、少し隙間を開けておくことが、空気の流通を良くし、
湿気を逃がす効果があります。

生活の一工夫で、家の中から湿気を防ぎ、心や気分の湿と鬱陶しさも、追い出しましょう。^^
本格的な雨が続く前に、家の中に風を通し、畳や押入れ、下駄箱などの湿気を帯びやすい場所に
対策を施しておくと良いですね。^^v

今日の講座では、「湿」に対して効果的な薬膳となる食材もご紹介せねば。
また、自律神経の失調や、あちこち違うところに勃発する不定愁訴など、
経絡を立体的に捉えて、簡単に苦痛や不調を治す治療法もお伝えしましょう。
はたまた、雨の日に陰陽理論で気分を陽転する方法も考えてみましょう。

などとオン・キリキリと思索しつつ、本日の懇親会の料理がほぼ出来上がりました。
今日のメニューは、15品です。

1.紫玉ネギのスライスサラダ、イタリアンオリーブオイルドレッシングで。
2.丸ズッキーニのスライスサラダ、3種のお好みドレッシングで。
3.タイ風鶏の肩肉の唐揚げ、ガイ・トート、ナームニャオを添えて。
4.ヒジキと3種豆のあっさりだし炊き。
5.はんぺんのチーズ焼き、ネギ散らし。
6.オクラ・ネギ納豆の揚げ巾着焼き。
7.バリ風鶏のもも肉焼き、アヤム・ゴレン・サオリ・クチャップ。
8.鯛の塩焼き。
9.とろろ芋のすりおろしの和風だしチーズ焼きグラタン。
10.タイ風豚ミンチ、プリック、玉ネギ、ガーリックの揚げ肉団子、ムー・トート。サニーレタス添え。
11.タイ風、青茄子、青唐辛子、豚ばら肉の炒め物、マクワ・パッ・ムー。
12.生姜入り揚げ出しナス、冷やしておこうっ。♪
13.枝豆の塩茹で。
14.大根葉の塩・昆布だし一夜漬け。

15.ガスレンジには、カボチャ、タケノコ、エリンギ、玉ネギ、ジャガイモのグリーンカレーが出来てます。^^v
暑さと湿気を吹き祓って、楽しい懇親を深めましょう。♪