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隠遁始まる甲子日、6月度気の講座開催

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6月11日は、夏至前の甲子の日に当たり、九紫火星が本宮に入ります。
今日から九星の隠遁が始まり、明日は八白土星、明後日は七赤金星と今までとは逆に移行して行きます。

法則性から十二支に着目してみると・・・
四勢の寅、巳、申、亥日は、陽遁のときは三碧木星、六白金星、九紫火星であったものが、一白水星、四緑木犀、七赤金星に変わりますね。
四正(四局)の子、卯、午、酉の日は、一白水星、四緑木犀、七赤金星だったのが、三碧木星、六白金星、九紫火星に変わります。
四庫の丑、辰、未、戌の日は、陽遁・陰遁ともに二黒土星、五黄土星、八白土星で九星の変化はないことが分かります。

四勢の十二支は、季節の始まりで勢いが生じる地に当たり、四正は季節の真ん中で最も盛んな時期。
四庫は季節の終わりで、次の季節につなぐ、土用に当たって、丑・辰・未・戌すべては土気に当たる時期です。

陰陽五行の理と日取りを活用して、今までよろしくなかった展開を有利、有益に変えて行くことが、これから楽しみですね。^^
今年は丙申年で、丙の火の陽が申の金の陽気を剋するので、通関するに土の陰気を活用することが要となります。
火剋金から、火生土・土生金と土気を活用して、自然な気の流通を図ってみましょう。

ちなみに、陰は外のものを受け入れる、受容の性質があり、観察し、許容し、適応するのが陰の気の心理的作用なのです。
これらの理を活用して、物事の運びや情勢の好転、蓄財や健康、月日の充実を図って行きましょう。

また、甲子の日は、大黒天の縁日、供養日となっています。
大黒天は、元来はヒンドゥー教のシヴァ神の化身であるマハーカーラを指します。

密教の伝来とともに日本に伝わった神仏ですが、日本で大黒天といえば、一般的には神田明神の大黒天(大国天)像に代表されるように、神道の大国主と神仏習合した日本独自の神をさすことが多く、七福神の一柱として知られていますね。
日本においては、最澄が、毘沙門天・弁才天と合体した三面大黒を比叡山延暦寺の台所の守護神として祀ったのが始まりといいます。
本来の大黒天は、大暗黒天であって、一面二臂、青黒(しょうこく)か黒色で忿怒(いかり)の相で表現されています。

サンスクリット語では、Mahaa-kaalaと発音しますが、漢字に音写されると、摩訶迦羅となります。
それで、真言では「オン・マカキャラヤ・ソワカ」と唱えるわけですが、原音に忠実に発音すると、「オーム、マハー・カーラ・スヴァーハー」となります。
ま、そこまで拘らなくてもいいでしょうが。^^;

この甲子の日毎に、大黒天を参拝、祈念すると、ご利益が鮮(あらた)かといいますね。w
密教の行法では、大黒天一時千座行というのがあり、如何なる貧苦も救われるのだとか。
これは、子の日、子の刻(午後11時から1時まで)に行うもので、千粒の洗った黒豆と米を大暗黒天に捧げて行うものです。

行法は確か、普礼して護身法を切り、外五鈷印にて七難即滅アビラウンケン、智拳印にて七福即生バザラダトバン、八葉印にて普利衆生オンアロリキャソワカ皆令離苦得安穏楽世間之楽及涅槃楽、金剛合掌印にてバンラタラクキリクアク、大黒天印にてオンマカキャラソワカと念じるこの行、真剣にやらねば罰を喰らうといいます。^^;

現世利益を求めるのが一般衆生で、それを救うのが仏教なり密教なのですが、密教の現世利益とは本来、有相を無相へと転ずるための方便であるといいます。
有ると思って苦を生むことなく、無いと思ってあり難いと感謝できると良いですね。

さて、隠遁始まる今日は、6月度の気の科学体験講座。w
懇親会の料理も、仕上がりました。
今夕のメニューは、以下の10品です。
お時間の許す限り、ごゆっくりお寛ぎください。^^
1.サニーレタス、水菜、スパイシーナッツのサラダ、イタリアンオリーブドレッシングで。
2.中華クラゲとキュウリのナムル。
3.ホウレン草と豆腐の白和え。
4.鶏肩肉の郡上味噌胡麻炒め、ブナシメジのソテー添え、大葉散らし。
5.鶏ミンチと玉ネギ・フライドガーリック・タイプリックのつくねバーグ。
6.絹揚げ豆腐、小松菜、青梗菜、エリンギのブラックペッパーソース炒め、
7.鶏もも肉のアヤム・ゴレン・クチャップ・マニス、白マイタケのソテー添え、パセリ散らし。
8.空芯菜とホワイトブナピーのチャ・カンクン・ジャムール・ゴレン。
9.三色パプリカとジャコの白だし炒め。
10.クルクップ・ウダン(バリのエビ煎餅)。