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雨の送り火を終え、残暑にめげず、水曜会

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昨日の五山の送り火は、あいにくのゲリラ豪雨でしたね。^^;
こともあろうに出町柳まで連れ出され、妙法を見ようとしたらずぶ濡れになってしまいましたよ。^^;
あまつさえ、五山の火は一瞬で消えたようで、雨か煙か分からぬ後の祭りでしたわ。w

やはり私には、お盆は遊行をせずに家に居て、墓参や実家参りで仏説阿弥陀経を上げてる方が良いようです。w
いづみの美癒亭キッチンで、麺つゆにケチャップを入れてパセリを薬味にしたコンニャク素麺は良かったですが。
1.イタリアンを和に溶かしたようなもので、ミラノのマルコを偲んでました。(笑)

三伏の候、昨日の末伏を過ぎて、23日が処暑となり、暑さが落ち着く頃になりますが、まだまだ暑いですね。
「処暑」は二十四節気で太陽黄経が150°になる日ですが、2023年までは8月23日になります。

暦や礼儀の上では、処暑の前の立秋8月7日からが残暑といいますが、実際には処暑辺りから残暑がふさわしく感じますね。
暦書には暑さが処する(とどまる、落ち着く)頃とありますが、元来、二十四節気は中国が発祥。w
日本の気候とはズレがある上、ここ数年は9月に入っても猛暑日が出るので、夏バテにはご用心です。^^;

夏は気温が高いせいで他の季節よりもエネルギーが必要になるのですが、暑いと食欲が落ちてしまい、
ノド越しの良いソーメンや蕎麦だけしか食べなくなると、エネルギー不足になります。

このエネルギーを体内で作るにはビタミンB1が必要なので、夏バテ解消のためにはこのビタミンB1を多く含む食事メニューが望ましいですね。
ビタミンB1が不足すると、ブドウ糖はエネルギーに変わらず、疲労物質の乳酸となって夏バテを起こしますから。
(でんぷん・糖質に頼った食事は、この意味からも夏バテや疲労蓄積の因になりかねませんね。^^;)
ビタミンB1を多く含む食材には、豚肉、レバー、うなぎ、いわし、納豆、胡麻、豆腐などがあります。

またそれに伴って、ビタミンB1の吸収を高めるアリシンを多く含む食材も、合わせ技を図るべきです。(笑)
それには、ニンニク、玉ねぎ、ネギ、ニラ、ラッキョウなどが効果的です。

然るに、ビタミンB1と同様に、疲労回復効果がある栄養素にビタミンB3を忘れてはいけません。
ビタミンB3というのはナイアシンのことで、世界で3番目に発見された所以でビタミンB3といいます。

ナイアシンは、糖質や脂質を燃やしてエネルギーを作り出すときや、二日酔いの原因となるアルコールを分解するときに働く酵素を助ける「補酵素」としての役割を担っています。
また、皮膚や粘膜の健康維持を助けるほか、脳神経を正常に働かせる効果があります。

体内でナイアシンが足りなくなると、慢性的に疲労を感じたり、精神的に不安定になることもあります。
ナイアシンは、脳の幸せホルモンであるセロトニンの原料になるので、心身の安定や心の安らぎに必要です。
ナイアシンを多く含む食材には、レバー、魚類、エリンギタケ、シメジなどがあります。

夏バテ防止、疲労回復には、クエン酸を摂ることも大事ですね。
クエン酸には、疲労物質である乳酸を分解し、体の外に排出する働きがありますからね。
酢やレモン、梅干しなどにも活躍してもらいましょう。^^

午前中は、またもや雨か?と思わしき黒雲のある京都でしたが、結局は曇り時々晴れの天候。
明日は曇りのち晴れの予報ですので、明日の満月、夜の遊行を楽しみましょうか。w

さて、蝉しぐれを聞きつつ、料理の方も仕上がりました。
2.今日の水曜会メニューは、以下の11品です。
1.どうびん(タコの胴体)の麺つゆ・わさび醤油、九条ネギ和え。
2.木綿豆腐とピーマンの合挽きミンチ肉・郡上味噌炒め。
3.湯引き壬生菜のだし醤油絞り。
4.賀茂茄子の田楽焼き。
5.アスパラカスの豚肉巻きとロメインレタス・ガーリックソテー。
6.豚ロースのニンニク・ショウガたれ漬けピカタ・ガーリックソテーとエリンギのフライドガーリック・ソテー合わせ。
7.豚ロースカツ、下味に塩コショウ・ガーリックをしてあるのでレモンを添えても。
8.鶏もも肉のニンニク・ショウガ漬け揚げ、黒酢・鶏ガラ醤油・九条ネギのユーリンチーソースに付けて。
9.サワラの西京漬けの焼いたん。
10.サバの焼いたん、大根おろし醤油で。
11.サンマの焼いたん、大根おろしで。