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日別アーカイブ: 2015年1月16日

本日閻魔の縁日、摩利支天開封、水曜会

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終末からはいよいよシルバーウィークですね。
毎年連休というわけでない希少性から「プラチナウィーク」、5月の黄金週間に対比して「白金週間」とも呼ばれるとか。
敬老の日が入ってるから、シルバーウィークかと思ってましたが。^^;

ハッピーマンデー制度の現行法では恒久的なものではなく、今年の次は2026年までこの大型連休は出現しない見込みだそうです。w

20日から24日は毎月顧問先への指示書作成があるため、私にとっては関係おへんが。(ワラ)
20日からは彼岸の入りですので、墓参帰省の方も多く、京都は混雑するでしょうね。w

今年の19日〜23日には、5色のライトで京都の夜空を彩る「未来への光〜東山 天空のライトアップ」が実施されます。
東山「観光・交通・環境」協力会議の10周年記念事業だそうですが、おそらく今年限りでしょう。w

いづみの美癒亭キッチンがある、東山三条の古川町商店街も賑わうと良いのですが・・
特に日曜は祇園の飲食店が休みが多く、商店街の店もほとんどシャッターが下りてて、ワビサビてますから。(笑)

シルバーウイークの期間中、午後7時〜午後9時半に清水寺(白)、建仁寺(紫)、高台寺(緑)、
六波羅蜜寺(橙)、東山区役所(黄)の5色のライトが西に向け照射され、ライトは4〜6kmまで届くそうです。

また、清水寺と高台寺では、この時期では初となる夜の特別拝観を実施するほか、
六波羅蜜寺も15年ぶりに夜の特別拝観が実施されます。
建仁寺も琳派400年特別展示を行うなど、加盟する寺社で様々なイベント10件が行われるそうです。

東山界隈の夜の風情と紅灯の華やぎを求めて、夕刻から飲みに出たいものです。
多分、その週にゆとりはないと思うが。^^;

今日から明日にかけては、弱い雨が降る予想ですが、シルバーウィークは晴れ間が出ることでしょう。
雨の寺院も風情はあるものですが、やっぱり秋は蒼天の晴れが気持ちいいですね。

さて、本日は水曜会。
16日は閻魔の縁日ですので、閻魔様の好物と言われるコンニャクでもお供えしましょうか。w

蒟蒻、いつ食うか?今でしょ。ちゃう、今夜食う。(不調の呆爆!)

今月の気の講座でデビューしたブレンド焼酎「摩利支天」を、今夜も新たに封を開けましょう。
1.陽炎具現、通力自在をイメージして、夏の名残の陽炎を焼酎で味わおうとしたモノです。w

摩利支天は、陽炎を神格化した神仏で、京都では祇園の建仁寺禅居庵が有名です。
陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡れず、傷付かない隠形の身で、常に日天の前に疾行し、
自在の通力を表すとされます。

これらの特性から、日本では武士の間に摩利支天信仰があり、七福神より信仰されていたものです。
護身、蓄財などの神として、日本で中世以降信仰を集め、楠木正成、毛利元就、山本勘助、前田利家
などといった武将も摩利支天を信仰していたと伝えられていますね。

今日では、禅宗や日蓮宗でも護法善神として重視されていますが、猪に跨っているので亥に縁があり、
亥年生まれや亥の月(立冬から大雪前日、11月8日から12月6日)亥の日の守り本尊でもあります。

我が十二支相合法では、亥子丑の方合、亥卯未の三合の完成や寅亥支合して調和する命式にも、
風水上用いて効果ある守り本尊です。

武術武道をたしなむ者、調査会社勤務などの現代の忍者(笑)、心に傷つきやすい者など、
摩利支天を護持すると良いですね。
オン・アニチ・マリシエイ・ソワカ。(念)

亥を司る神社といえば、御所の西側、蛤御門の前に、護王神社があります。
主祭神は、平安京の建都に貢献された和気清麻呂(わけのきよまろ)公です。

奈良時代の末、当時の実力者、弓削道鏡が偽のご神託によって、天皇の位を我が物にしようとした事件が起こりました。
清麻呂公は真のご神託を奉じてこれを阻止しましたが、道鏡によって足の腱を切られた上に九州の山奥に流刑となりました。
九州へ下る途中に道鏡の刺客が襲いかかるなど、険しい途次でしたが、突然山の中から現れた300頭もの猪が清麻呂公を守って道案内しました。

その後、清麻呂公が悩んでおられた足萎え(あしなえ)は不思議と治り、公は立って歩くことができるようになったと伝えられています。
この故事により、護王神社は「いのしし神社」、「足腰神社」とも呼ばれ、足腰の守護神として広く崇敬されています。
スポーツの上達必勝の守護神としても、有名な神社ですね。

ふむ。私もこれからの冷えに膝が痛まぬよう、明日にでもお参りに行こうかな?
その足で、20日からの指示書作成の鋭気を養いに、飲みに行くのもいいかも。w

などと一日、雑務と駄文と雑念で^^;細切れ時間を活用しつつ、今夜の料理も仕上がりました。
今日の水曜会のメニューは、以下の12品です。
2−1.コンニャクとワカメその他海藻のサラダ、手作り胡麻ドレッシングで。
2.クラゲとキュウリの中華和え。
3.ラム肉と水菜のしゃぶしゃぶ、手作りスダチドレッシングで。
4.チャーシューとグリーンリーフのサラダ、お好みの2種でレッシングで。
5.じゃこピーマンの炒め煮。
6.ニシンの鞍馬山椒煮。
7.小イワシのアヒージョ。
8.鶏胸肉とニラ、白ネギの中華炒め、好みで八味唐辛子を掛けて。。
9.鶏のささ身の水晶餡、お好みのドレッシングで。
10.鶏軟骨の塩胡椒レモン炒め。
11.おからとカクテル野菜の炒め煮〆。
12.鶏手羽元、冬瓜、大根、人参、ジャガイモのカレー。

事始め、事納めの中、本日水曜会。

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師走も半ばとなりましたが、昨日も異常に暖かく、ヒートテックを着て速足で歩くと汗ばむほどでした。
昨日から今日も、雨が降ったり止んだりとややこしい天気ですが、昼の気温は上がりそうですね。

12月に入ると、納めの行事が続いて行きます。
5日の納め水天宮から始まって、8日の納め薬師、10日の納め金毘羅は既に過ぎましたが、
18日に納め観音、21日納め大師、19日納め厄神、24日納め地蔵、25日しまい天神、
28日納め不動などと神仏の納め行事が続き、官公庁の仕事納めは28日になります。

納めという言葉には、納税など払うという意味と見納めなど仕舞い、終わりとする意味がありますね。
良きことを収め、やり残しや後悔のないよう物事を納め、不具合は治めて新年を迎えたいものです。

新しい名刺と封筒が納まりましたので、名刺には毎日気を入れてヒーリング効果があるように仕上げましょう。

納め行事に伴って、12月8日は「事始め」の日でした。
年を司る神様を年神様といいますが、年神様を迎えるために正月行事の準備を始めるのが12月8日の「事始め」で、年越しの「神事」が始まる日です。
そして、後片付けもすべて納めるのが2月8日の「事納め」です。

しかし12月8日を「事始め」、2月8日を「事納め」という場合だけでなく、その逆に、2月8日を「事始め」、12月8日を「事納め」という場合があるのですが、「事」によって始めと納めが違うのでややこしいですね。^^;

元来は、旧暦12月8日と2月8日を「事八日」(ことようか)といい、様々な行事が行われてきました。
「事八日」というのは、この日が事を始めたり納めたりする大事な日だったからです。

「事」とは、もともと祭りあるいは祭り事を表す言葉で、コトノカミという神をまつるお祭りです。
そのお祭りが12月8日と2月8日の2回あり、「事八日」「事の日」などと言われました。
コトノカミが「年神様」か「田の神様」かで、事始めと事納めの時期が逆転します。
この日付の違いは、この時に始める「事」が新年に迎える神様の「事」なのか、田畑を耕し農耕に勤しむ人の「事」かという違いです。

この「事八日」には、「針供養」が行なわれますが、東日本では2月8日に西日本では12月8日に行われる事が多いようです。
針供養は、江戸時代に針の労をねぎらい裁縫上達を祈る祭りとして広まりました。

近年の日本では、裁縫仕事のできる女性も減ってきているようですね。
仕立てまでできなくても、ボタン付けや裾上げ、ほころびを縫うのは、できる方が便利で経済的ですけどね。w
学校でも、家庭でも、子達の課題は自律・自立・自活ですから、教え育む教育が大事ですね。

針仕事は女性にとってとても大切な仕事でしたので、お世話になった折れた針や古くなった針を、感謝の気持ちを込めて柔らかい豆腐やこんにゃくに刺し、川に流したり、神社に納めたりして、裁縫の上達を願いました。
また、色白の美人になる、まめに働けるようになど、由来、功徳には諸説あるようです。 w

東日本では、「事八日」に妖怪や厄神が家を訪れるので身をつつしむ日とされ、この日は一日、針に触れないようにしました。
江戸の町では、妖怪や厄神を追い払うまじないとして、目籠をくくりつけた竹竿が町中に立ち並んだそうです。

また、「お事汁」というみそ味の汁ものを魔よけのために食べる習慣もありました。
現在でも、事八日には目籠やニンニクなどを庭先に置くという風習が残っている地域もあります。

目籠は平安の頃からも魔除けに使う模様ですね。か〜ごめ、籠目、か〜ごのなぁかのと〜りぃはぁ♪(ワラ)
ちなみに事八日の日にやってくる魔物は、一つ目小僧だったとか。w

民俗学では、柳田國男は、一つ目小僧は山の神の零落した姿であると説きました。
伝承の一つに、一つ目小僧は事八日に毎年帳面を持って家々を回り、戸締りが悪い、行儀が悪いなどの家の落ち度を調べ、家族の運勢を決めたり、疫病神へ報告して災難をもたらすともいいます。

妖怪とは、神が零落したものという考えが柳田國男のベースですが、人にも精神という神あり。w
その神宿る意識を失えば失神ですが、精神が堕落すればヒトデナシ、妖怪変化となるのでしょうね?(笑)

さて、本日は酔妖怪、ちゃう水曜会。(笑)
今晩辺りから冷えて来るだろうから、温まる料理をお出ししましょう。^^
いづみも朝に2品作りましたので、今夜のメニューは以下の13品です。

1.近江蕪とニンジンの味噌・酒の粕汁。
2.いづみ式でんぷん糖質オフお好み焼き。(つなぎに卵とチーズを使ってキャベツ・桜えび・カツオ節などで)
3.いづみ式半熟玉子巾着と結びこんにゃくの炊いたん。(煮込んで半熟にするのも工夫が要りますが、温めて半熟を保つにも一工夫要ります。^^;)
4.ホウレン草のお浸し、だし醤油絞り、ひねり煎り胡麻散らし。
5.桃太郎トマトのスライス、中華クラゲ・マヨネーズ乗せ。
6.絹揚げ、ホワイトブナピー、青梗菜の豆板醤・タイタクミソース炒め。
7.豚肉、麩、小松菜のバルサミコ酢甘辛炒め。
8.素朴にウルメの丸干しの焼いたん。w
9.豚バラ肉と玉ネギの焼肉ソース炒め。
10. 鶏胸肉とレタスの中華炒め。
11. 鶏軟骨の唐揚げ。
12. 鶏胸肉のスパイシー唐揚げ、プチトマト添え。
13. 手羽の和風から揚げ。