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3月最終週、あちこちの桜満開の折り、本日は水 曜会

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3月もあと3日になりましたね。
このところ晴れ日が続いて、嵐山の桜は一気に七・八分咲きになっています。
次の日曜には、桂川沿いの嵐山の桜も満開になりましょう。

いづみが美癒亭キッチンへ通う道の桜は、既に満開になってるようです。
阪急河原町駅からは20分ほどの徒歩ですが、途中で朝晩の桜を眺めながらの通勤は気に入ってるようです。w

1.四条川端通りから辰巳橋へと入った桜は、今が満開。
2.木屋町通りの高瀬川の桜も満開です。

花見、月見、紅葉狩りと、花鳥風月の風情を楽しむのは日本の良き風習ですが、花見は中でも特に華やぎますね。
花見といえば普通、桜ですが、その以前は梅が主体だったようです。
時節柄、さぞ寒かったことでしょうね。w

花見は元は貴族の風習で、奈良時代に遣唐使が伝えたものです。
当時、朝廷や貴族、特権階級の間では、花を愛でながら、歌を詠んで楽しんだものです。
いわば、お花見は、「をかし」な風情を楽しむイベントだったわけですね。

花見と言えば桜となったのは、平安初期から始まりました。
奈良の「万葉集」では梅の歌の方が圧倒的に多かったのですが、平安期に書かれた「古今和歌集」では桜の歌の数が3倍ほど上回っています。

歴史書、「日本後紀」によると、嵯峨天皇が催した「花宴の節」という宴が、桜の花見の起源だとされています。
めったに外へ出れない嵯峨天皇は、東山の地主神社の桜に魅せられて、3度引き返して花を愛で、次回はその桜の生け花を部屋で楽しんだといわれています。

次代、仁明(にんみょう)天皇が、御所の梅の木を桜に植え替え、花見の宴を開いたとか。
仁明天皇は、即位後もしばしば薬石の調薬をして医師並みの知識を有したといわれていますが、なかなか革新的な方だったらしく、皇位相続形態に変化をもたらした天皇として知られています。

そして時代が移り変り、鎌倉・室町時代には、貴族から武士階級へと広がりました。
庶民に広がったのは、江戸時代からだと言われています。

徳川幕府は庶民も桜が楽しめるように、桜の植樹を積極的に行いました。
現在、日本中の桜の8割を占めるソメイヨシノは、江戸時代に開発されたものです。

その頃には桜の花見は遊行になっていましたが、古きを尋ねると、庶民の間では神事としての意味合いがあったようです。
桜は、田の実りを司る「サ神」様が座る場所という意味の「クラ」が組み合わさり、「サクラ」と呼ばれるようになったというのが主流の説です。

桜が咲くのは、サ神が天から降りてきたサインと考えられていたのですね。
そこで、花の根元に食べ物などをサ神へお供えし、稲の豊作を願ったのでしょう。

古代日本には、山の神で「サ神」という神がありました。
その名残は現在にも残っていて、福島県・山形県・新潟県の山地狩人仲間では、山の神を「サガミ様」と呼称します。
愛知県ではシャチホコの語源「シャチ(=サチ=幸)」と呼びますが、山から下りてくる田の神のことを、四国地方では「サバイ」、中国地方では「サンバイ」、鹿児島県では「サツどん」と言います。

古来の地方庶民の桜の花見では、みんなで食べる前にサの神様へのお供え物として置きます。
食事を供えることで、サの神様が食事の中に入り、宿ると考えらていました。
サの神様が入った食事をいただくことによって、食事とともに神様が体の中に入ってきます。

みんなでともに食べることで、サの神様を分け合った大事な関係になります。
桜の木の下に敷いた四角の桟敷や敷布は、大地を象ったいわば結界に当たります。
ともに食べ飲みながらの談笑の笑い声は、邪気を払って、豊年の福を招きます。

花見が終わった後は、人はサの神様とみんな同体となって、日常生活に戻っていくのです。
桜の花見は、単なる花を愛でるだけでなく、サの神様を迎える神事と踏まえると、より意義があるように感じますね。

私はワイングラスや、日本酒を満たした杯、氷に焼酎を注いだグラスに、舞い降りる桜の花びらを浮かべて飲むのが好きです。
桃や菊の花を浮かべた酒は邪気払いになるといいますが、季節の華やぎと美を味わえ、風情のあるものです。

家の桃の花も散り頃になりましたので、サ神の姉様と心得て、食卓に降臨願いましょうか。(笑)
緑々とした旬の野菜もこの頃はやっと安価になりましたので、春爛漫の気を摂りいれましょう。

3.今日の水曜会のメニューは早々と完成し、以下の品となりました。
1.ワサビ菜、鮭のほぐし見、マヨ胡麻ポン酢サラダ、桃の花びらを散らして。
2.ブロッコリーの温サラダ。
3.マグロのヅケ。
4.ヒメタケノコ、ワラビ、ゼンマイ、ナメコの山菜と切り干し大根、京揚げの炊いたん。
5.京都産ケールと粗挽き合挽きミンチのタクミソース炒め。
6.鶏胸肉の片栗粉まぶし、春キャベツ、セロリ葉の鶏ガラだし塩コショウ炒め。
7.海老名高原ソーセージ、ヒラタケ、エリンギの焦がし醤油バターソテー。
8.里芋の子芋の煮っ転がし。
9.若狭カレイの焼いたん。
10.豚ロースとニンニクの照り焼き、サニーレタスを添えて。
11.牛肉、エノキダケ、青梗菜、京麩、白滝の煮物。

このところ凝っている手作り温泉卵と、デザートには文旦もありますよ。w
談笑し、笑顔で笑い声を上げ、邪気を祓って、サの神も言祝ぎましょう。^^