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二日灸翌日、本日は3月度気の科学体験講座開催

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昨日の京都は快晴でしたが、朝、愛宕山も比叡山も雪化粧でした。
今朝も快晴で、絶好の講座日和ですが、朝7時過ぎ、愛車は霜に覆われてました
よ。w
日中はポカポカ陽気で、暖かくなってきたとは言え、まだまだ冷えには注意が必
要ですね。^^;

昨日は旧暦の2月2日で「二日灸」の日でした。
「ふつかやいと」や「如月(きさらぎ)灸」とも呼ばれますが、旧暦2月2日、
8月2日にお灸をすえることで普段の2倍の効果があり、病気にならず、再難を
逃れ、無病息災で暮らせるといいます。w

昨日は、私も膝の皿の上に灸をすえ、気血の巡りを良くしましたが、この時期、
冷えで固くなった筋腱を和らげたり、筋硬縮を解いておくのは良いことです。
旧暦の二日に拘らずとも、この時期いつでも効果的です。w

痛みに冷えは厳禁ですが、冷えると人体の筋繊維も拘縮しがちで、関節や無理の
掛かっている筋肉が硬結して様々な痛みや不調を引き起こします。
どこにも痛みはないし、身体も動くと思ってる人でも、自然と姿勢や体形が崩れ
ている場合が多いものです。

それが加齢や一時的なショックによって、五十肩や腰痛、膝痛などになるのはよ
くあることですね。w
私も行政上は高齢者に分類されましたが^^;後期高齢者の方でも健康で活躍さ
れている方はほとんど姿勢がシャンとしていますね。

加齢によって、身体のラテラルライン(左右外側のライン)は外へ下へと崩れて
いきます。
それによって、O脚になり、巻き肩、猫背になって身体の可動域が制限されるほ
か、内臓も下垂して機能が悪くなります。

地球は、北極星を中心として見ると、反時計回りに自転しています。
そこに重力が働きますので、この螺旋力に対抗して私たちは生きています。

それゆえに、私たちの体内では、時計回りの螺旋力が働いているといえます。
するとその力の影響で、自然と体は時計回りの回転がついています。

だからがゆえに、人の脊椎と腰椎は左に変異するのが自然の法則です。
そうして仙骨は左が下がり、尾骨は右にズレているのが一般的です。

不調や不具合を感じていない人でも、この法則は働いています。
ちょっとこのことを試してみましょう。w

普通に椅子に座ってみてください。
多くの人は、後ろから見ると、左の尻が右に比べてわずかに前にズレていること
が多いものです。

その場で左手を真っすぐ前から上げてみましょう。
左耳についたり、耳より後ろに腕が上がるでしょうか?
真っすぐ腕を前方に伸ばして、人が前腕に手を置いて下に下げようとするのを、
どのくらい耐えられるでしょう?

じゃあ、意識してほんの1cmほど左のお尻を後方に下げて座ってみましょう。
そうして腕の挙上をしてみると、さっきよりぐんと腕が後方まで伸びることでしょ
う。w
出力テストをしてみても、さっきよりずいぶん力が入るのが分かります。w

気づきは会得の最初なりで、加齢に負けず、地球の自転と重力負けずに、反作用
を用いるべく、座るときにはベストの位置に尻を落として、姿勢を整えることに
しましょう。^^v

気は心とも密接な関連がありますが、生理学的、物理的にも人体に影響を与えま
す。
身体に触れずとも、その作用は働くものです。

気を発することを発気といいますが、別段特別な訓練をしなくても、人は気を発
していますよ。w
食い気や色気の気は、「ケ」と読みますが、それはモヤモヤと雰囲気として立ち
上る気です。w

例えば、家のヤマノカミがよくすることですが、ご機嫌悪い表情で私を指さし、
しかも掌を上にしてることがありますが、これは物理的な心身への攻撃でもあり
ます。^^;
人差し指を顔に向けられると、人は不快を感じますが、これは親指と3,4,5
指で気を螺旋状に増幅し、人差し指から発していることに他なりません。w

指先は脳と共鳴している部分ですが、人の指先からはよく気が出ています。
掌からも、誰でもよく気が出ています。

発気功は、この気を使って、人の不調を治すものです。
意守丹田とか、呼吸の妙は大事な秘訣ですが、やったことのない人でもできる発
気功をやってみましょう。w

家族かパートナーで試してみるとよく分かりますよ。
先ずは相手の立ち姿勢のバランスをテストしてみましょう。

肩幅程度に立ってもらって、その姿勢を維持してもらいます。
先ずは右手で相手の左肩を真横に押して、耐えてもらいます。
次は左手で相手の右肩を真横に押して、耐えてもらいましょう。

多くの人では、右から押すとしっかり耐えられるのに、左から押すと姿勢が崩れ
てしまう人が多いものです。w

その姿勢で、両手の指をしっかり組んで、下に腕を伸ばしてもらいます。
その手にこちらの拳を乗せて、体重を相手の手にあずけて耐えてもらいましょう。
次は後ろ手で指を組んで、腕を下にしてもらい、同様に拳を乗せ体重をかけてみ
ましょう。

多くの人は、前から体重をかけても踏ん張れますが、後ろ手に組むと耐えられず、
身体が崩れてしまうものです。w

じゃあ、身体に触れずに、即座にこのバランスを整えてみましょう。
先ず、相手の左側に立って、額の前方に左掌、後頭部の後方に右掌を配置します。

相手が男性の場合、右手の5指を下向き、左手の5指を上向きにしましょう。
相手が女性の場合は逆に、右手の5指を上向き、左手の5指を下向きにしましょ
う。

これを陰陽発気掌と呼びますが、そのまま、両掌から気を出すことをイメージして、7秒ほど待ってください。

次に、両手の形はそのままで、相手の背後に回ります。
すると、相手の右側頭部の外側に右掌、左側頭部の外側に左掌が配置されます。
その位置で、同様に陰陽発気掌で、7秒ほど、気を当てましょう。

最後に、その位置のまま、三指銃形掌を用います。
親指を天に向け、人差し指と中指を揃えて相手の両こめかみに向け、薬指と小指
は内へ向けます。
慣れると気線を感じますが、何も感じずともこめかみ辺りに2指を向けるだけで
効果はありますので、このまま指先から気を発して10秒ほど待ってください。

これで、施術は完了です。w
施術前にやったバランステストを再度、試してみましょう。
左右のバランスも、前後方のバランスも、出力が高まり、思い切り強く押しても、
身体を預けてもびくともしなくなってますね?w

これであなたも貴公子、ちゃう、気功師の仲間入り。(ワラ)
人体の機能は不思議なことばかりで、見事に精妙な復元力があるものです。
そうした一見不思議な体験を通じて、活き活き生きる生活や、健体康心のセルフ
ケヤーにも役立ててもらえればと思います。

一瞬で身体の可動が良くなる立位ゼロポジション抜長法や、肩甲骨はがしや頸椎
調整をせずとも一瞬で首や肩の不調、腰痛などを解消する活法も、人体の精妙な
復元作用に驚きます。

脊椎のどこに異常があるのかも、TL(セラピー・ローカライゼーション)テスト
の応用で、Wオーワングテストを行えば、本人の無意識の脳脊髄反射反応が教え
てくれます。
この反射反応を利用すれば、アジャストや押し込むこと不要で、触れるだけで身
体は健康な状態に戻ろうとしてくれます。

心身を整え、瞑想もしばし味わって、快い時間を過ごしましょう。
講座が終われば、会場をこちらに移して、懇親会で歓談しましょう。

春めき、陽気が高まり、緑が力を与えてくれる候、京野菜などを中心に楽しいひ
と時をご一緒しましょう。
今日のメニューは以下の14品です。
1.水菜、鮭の中骨水煮、蒸し大豆の手作りポン酢サラダ。
2.京畑菜の辛しだし醤油和え。
3.ブロッコリーの黒胡麻ドレッシング温サラダ。
4.ホウレン草の摺り胡麻白和え。
5.バリ島のミーゴレン・ウダン・サユール。
6.かぼちゃの京煮。
7.玉ネギたっぷり肉じゃが、八味を好みで。
8.京絹揚げのバター焼き、クルミ・ピーナツバター・味醂味噌で。
9.鶏胸肉ミンチ、玉ネギ、エノキダケ、タイ・プリック唐辛子のつくねバーグ。
10.赤身卵「どん玉」の温泉玉子。
11.ワサビ菜とエリンギの胡麻油炒め。
12.京からし菜の昆布・塩一夜漬け。
13.マイタケ、シメジ、椎茸入り粗挽きミンチのガーリック肉味噌。
14.皮付きピーナッツのピクルス。