オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2014年1月17日

暮れ早く、一日速し、水曜会

DSCF1856_R.JPG

今日は最高気温28℃、最低気温18℃で涼しい一日でした。
日毎に秋めいてゆくようですね。

それに付随して、日の暮れが早くなり、一日が早く過ぎ去るように感じます。
今日は空亡日にて、勉強か原稿を進めようとしたのですが、どうも不完全燃焼。
^^;
庭木を切り、本を一冊読んだだけで、夕暮れを迎えました。。

予約が入って人と対応してる方が、充実感あっていいなぁ。
などと、虫の音を聴きつつ、しみじみとしています。
夜は、ご来客と快く盛り上がりたいものです。^^

ところで龍彌はプロ修斗世界ランキング7位に認定されたのですが、急遽、試合
が東京で決まったそうで、3週間で9kg減量せねば。^^;
相手はレスリングエリート出身で、総合格闘技プロになってから8戦全勝。
それは良いのですが、普通2か月かけて調整するのに、ボクの意向は全く無視さ
れてとおカンムリです。w
席も安いのはもう無く、7000円からだそうで、応援に来てくれる人たちに申
し訳ないとイカリ悶々。^^;
決めればヤルしかないので、精進を期待しましょう。

さて、料理は仕上がり、12品が用意できました。
彼の分も食べてってください。(笑)

1.ズッキーニ、青梗菜、エリンギ、ニンジンのオリエンタルソース炒め。
2.ローストポーク、水菜、プチトマト添え、ポン酢ソース掛け。
3.チーズインミルフィーユとんかつ、レタス添え。
4.鶏胸肉とセロリの照り焼きソースソテー。
5.すりおろしレンコンとスィートコーンの岩石揚げ。
6.湯通しシャキシャキポテトのオープンオムレツ、ケチャップ掛け。
7.合挽きミンチ・粉チーズ入りグリーンオリーブのフリッタ。
8.ヒジキと刻み揚げ、シメジのあっさり炊き。
9.アサリ身の生姜煮。
10.豆・おからバーグと鶏ミンチ・ヒジキバーグ。
11.茹でモヤシと豚肩ロースのしゃぶしゃぶ、2種ポン酢タレ掛け。
12.鶏胸肉のカレー風味香味から揚げとおまけのカリカリ皮揚げ。

花灯路の最中、京冷えの今日は水曜会

DSCF2114_R.JPG

14日で宿曜陵逼が終わり、明日で7日からの八専期間が終わります。
明日は癸亥の日で、干支に水・水の同気重なる日。
同気が重なるときは、吉凶共に極端に走りやすいので自律が大事です。

八専の間には雨が降るといいますが、昨日の雨も終わって今日は快晴。
ですが今日の風はめっぽう冷たく、気温が低いですね。^^;
京都は最高気温4℃、最低気温0度で、今朝の嵐山は青空ながらも風花を見ました。
資源ゴミを捨てに歩く路上、ちらり、はらりと舞う雪片は風情はありますが・・・寒いわ。w

21日までは花灯路が催されていますので、夕刻からの嵐山は人で溢れますが、
今日はさぞかし冷えることでしょう。
龍彌ともども人力車の諸君も風を引かないように。(念)

こんな日はやっぱり鍋が温まりますね。^^
近江蕪と厚揚げで、和風の味噌鍋でも作ることにしましょう。

人の体は適度に温められると、それぞれの機能が十分に発揮されます。
鍋料理は体を温めるとともに、消化の良い具材をバランスよく摂ることによって体力を回復させる効果も
ありますからね。^^

22日の冬至を目指して日は早く暮れ、陰気はますます盛んとなって行きます。
冬は根菜が気を養いますが、地中の食材をしっかり摂って、陰極まって陽となり
ましょう。

冬に腎は縮こまりますから、でんぷん・糖質は控えめがよろしいでしょう。
土剋水の理で、甘みは土気で、水気の腎を剋する所以です。
水気を生み出す金気に属するネギや、白い根菜である大根や蕪などは冬の薬膳と
しても効果的でしょう。

さて、今夜の水曜会の準備は早々に調いました。^^v
温まりに来てください。
今夜のメニューは以下の11品です。

1.近江蕪と厚揚げの味噌煮込み鍋。
2.豚バラ肉と緑豆もやし、ニラ炒め。
3.フキの山椒炊き。
4.雪虎(京揚げの炙り焼き、九条ネギ、大根おろし醤油掛け)。
5.風呂吹き大根のチーズステーキ。
6.鶏腿肉のアヤム・ゴレン・サオリクチャップ、サニーレタスを添えて。
7.アボカドの削り節醤油、チーズ焼き。
8.ホウレンソウのお浸し、醤油絞り。
9.紫キャベツとスイートコーンのワインビネガー・コールスロー。
10.一茹で紫キャベツのピクルス。
11.湯がきニンジンと切り干し大根の胡麻・麺つゆ・酢和え。

青蓮院青龍殿にて

9fc37058.jpg DSCF1932_R.JPG DSCF1940_R.JPG DSCF1937_R.JPG DSCF1955_R.JPG DSCF1948_R.JPG DSCF1950_R.JPG

美癒亭キッチンの近く、知恩院の隣に青蓮院門跡があります。
10月8日から12月23日まで、青蓮院の飛地境内、青龍殿で、秋の特別拝観
が開かれています。
青龍殿は、東山の山頂、将軍塚にありますが、国宝青不動画像が開帳され、夜は
ライトアップされているのです。

昨日、9日に映画を観た後、参拝して来ました。

1.高野山の赤不動、三井寺の黄不動と並んで、日本三大不動とされる青不動。
平安時代から秘仏として、青龍殿に代々受け継がれてきたものです。
青蓮院のご本尊の熾盛光(しじょうこう)如来は、光そのものですが、その化身
の青不動明王も炎の光を背負っておられ、この寺院は光との関係が大変深いので
す。

10月24日から12月23日まで、青蓮院でも秋の特別拝観、ライトアップが
ありますが、これも荘厳なものです。
闇に浮かんでは消える紅葉の木々、光の中で雄大な力を感じる天然記念物の大ク
スノキ5本、青く光る静清な竹林、一面の苔庭の海に浮かぶ光の星。
青蓮院の願いは、参拝者お一人お一人の光がご本尊の功力によって、夜空に光の
たばとなって駆け上がり、世の中を明るく照らしていただきたいとのことです。

将軍塚は、いわば京都の発祥となった場所です。
和気清麻呂が桓武天皇をこの山上にお誘いし、京都盆地を見下ろしながら、都の
場所にふさわしい旨進言しました。
天皇はその勧めに従って延暦十三年(794年)、長岡京から平安建都に着手され
ました。
天皇は、都の鎮護のために、高さ2.5メートル程の将軍の像を土で作り、鎧甲を着せ鉄の弓矢を持たせ、太刀を帯させ、塚に埋めるよう命じられました。
これが、この地を「将軍塚」と呼ぶ由来です。

青蓮院から歩けば、3,40分掛かるでしょうが、シャトルバスが30分ごとに
出てるので便利でした。

2.今は昔で像は残っていませんが、直径20mの塚は当時のままに残っています。
3.展望台から見る将軍塚と青龍殿。
4.暮れてゆく京都を見おろす展望台にて。
5.青龍殿の展望舞台から見る暮れなずみ灯り出す京都の街並み。
6.ライトアップされた青龍殿の庭園にて。
7.ライトアップされた石庭と妻。(ワラ)

11月に入って、紅葉の景色はより美しいことでしょう。
将軍塚は、地元の人やタクシーの運転手さんしか知らない京都観光の穴場的なスポット。
多くの人に、知ってほしい場所の一つです。

黒谷、金戒光明寺、夜間参拝

DSCF2002_R.JPG DSCF2005_R.JPG DSCF2003_R.JPG DSCF2006_R.JPG DSCF2011_R.JPG DSCF2013_R.JPG

昨夜は、くろ谷さん、正しくは金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)に行ってき
ました。

京都では「くろ谷さん」と呼んでいますが、浄土宗の大本山で、法然上人が比叡
山の黒谷を下り、草庵を結んだのがこの浄土宗最初の寺院のはじまり。

幕末、京都守護職会津藩松平容保公が、一千名の藩士を率いて本陣にもなったと
ころで、私の好きな新撰組が生まれたところでもあります。

今年は初めて、金戒光明寺の夜間参拝が開催されています。
11月15日(土)〜11月30日(日)17:30〜20:30まで。

あまり知られていないのか?参拝客はそれほど多くなかったですよ。
比較的近くにある永観堂のライトアップは、混雑で入場制限があるくらいですが。

御影堂の中は撮影禁止ですが、右脇壇にある古来から日本三大文殊の一つとされ
る運慶作の「中山文殊」が美しく見事です。
また、左脇壇には今から千二百余年前、遣唐使吉備真備の難を救った吉備観音
(重要文化財)のお姿があります。

寺宝の山越阿弥陀三尊図屏風も開帳されていて、阿弥陀如来と縁を結び深める鉦
も撞かせてもらいました。
これで極楽往生間違いなし?(ワラ)

大方丈から虎の屏風のある会津藩本陣を通って、庭園「紫雲の庭」を巡っての夜
間参拝。
冷えゆく秋の夜を一人過ごすより、たまにはこうして、夜の行楽に出かけるのも
良いもんですね。^^

1.黒谷だぁ!的な、荘重な山門が夜の闇に浮かび上がっていました。
2.山門を通って、裏から見る山門と浮かび上がる紅葉。
3.紅葉の夜景を背に、着物姿の連れ合い。
4.除夜の鐘が撞かれる鐘つき堂を背に、帽子・コートで防寒姿の私。w
5.紅葉の参道を背にもう一枚。
6.黒谷の紅葉は、今からたけなわで、山門を彩っています。