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日別アーカイブ: 2015年1月2日

9月入り、二百十日翌日、水曜会。

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昨日、9月1日は、日本独自の雑節、「二百十日」でした。
立春から数えて210日目のこの時季は、稲が開花・結実する大事なときですが、台風が相次いで襲来し、
農作物が被害を受けてしまうことがよくあり、厄日とか荒れ日などといわれています。

立春から88日目(5月2日)の雑節、「八十八夜」はよく知られていますね。
八十八夜は春から夏に移る節目の日で、夏への準備をする決まりの日、縁起のいい日ですね。

この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするとか。w
“八十八”という字を組み合わせると「米 」という字になることから、この日は農業に従事する人にとっては
特別重要な日とされてきました。

二百十日は、伊勢の船乗りたちが長年の経験によって凶日としたといわれていて、八十八夜と同じく、
雑節として暦に記載されたのは江戸時代です。
先人たちの経験に基づいた生活の知恵が、暦となっているのですね。

雑節は、二十四節気を補完するもので、生活の一つの目安として警戒を呼びかけていたようです。
二百十日もその一つで、農作物を風雨の被害から守るため、各地で風鎮めの儀式や祭が行われていて、風祭りもその一つです。

ちなみに、立春から数えて220日目の「二百二十日」、9月11日も厄日と考えられています。
統計的には、台風は二百十日から9月下旬にかけて襲来することが多く、二百十日よりも二百二十日の方を警戒する必要がありますね。

二百十日、二百二十日、旧八朔(旧暦の八月一日、今年は9月13日)は、農家の三大厄日とされています。
ま、一つの目安ですので、必ずしもその日が悪天候になるとは限りませんが。w

二百十日は、風の強い日とされていますが、昨日の京都は悪天候でした。^^;
強い風とともに、雨が降ったり、止んだりと幾度と繰り返され、洗濯物が難儀でしたわ。w

今日の空模様も微妙で、早朝は、ほんの一部に青空が見えるものの分厚い雲が京都盆地を覆ってました。
早朝こそ涼しいものの、風が吹かないと、昼間はムシムシと蒸すんですよ。^^;

午前10時を過ぎると、青空が広がり、日差しが強くなってきました。
1.松尾橋下流の堤から見る、松尾山、嵐山、愛宕山の遠景。
愛宕さんの首(山頭)が厚い雲に隠れていると、一時の雨が降ることが多いですが、雲はかからず。
我が膝も、今日は雨は降らないと言ってます。(笑)

今日は巳の日で、亥の日と同じく、重日(じゅうにち)です。
陽に陽が重なり、陰に陰が重なる日とされ、善事も悪事も重なるといい、忌み事にはこの日を避けるとか。w
善き再開、良き再会を期して、水曜会を迎えることにしましょう。

重なると言えば、今日は千葉の顧問先から、指示書がまだ届いてないとの連絡あり。^^;
8月24日に投函したもので、誤って他住所に配達されたのでしょう。−−
届いてなければ、明日早々に、メールで送る必要がありますが、これ今回2度目の災い。。

31日には宮崎県に送った指示書が、宛先人が見当たりませんと返送されてきました。
今までずっと毎月これでちゃんと届けられてたのにと、郵便局にクレームに行きましたが、
9月1日からのチャンス日や注意日のこともあるので、連絡の上、メールで内容を繰りましたが、
二重の手間・労力と時間の無駄で、腹立たしく釈然としません。w

今日、奈良の山口さんから、客間用になるテーブルをプレゼントされたので、立腹は抑えて、感謝せねば。^^;
一緒に搬入してくださったお弟子さんが変形性関節炎でお困りだったので、お礼にとヒーリングして症状を解消しときましたが、次回の気の講座で再会するのが楽しみです。^^
2.戴いた深緑のテーブル、この上で心新たに、中断してる原稿書きを再開しましょう。w

今日はメール仕事が大変多く、時間の駆使に工夫が要りましたが、やっと一段落。
朝に仕込んでおいた料理を、次々仕上げて、水曜会に備えましょう。^^

今日のメニューは、以下の11品です。
3−1.サラダ菜、オレンジパプリカ、クルミのサラダ、ヨーグルトドレッシングで。
2.カニカマ、エノキ、シイタケ、豆腐、卵、青ネギのフヨウハイ。
3.豚肉、ゴーヤ、赤万願寺唐辛子(辛くないよ^^)のバルサミコ酢・オイスターソース炒め。
4.丸ごと玉ネギと和牛肉の和風煮込み。
5.豚ロースのニンニク・生姜焼き、小松菜のバター・ソテーを添えて。
6.いづみ式鶏肩肉の竜田揚げ。w
7.冬瓜、セロリ、人参の鶏ガラだし・コンソメ・スープカレー。
8.良いサバが入ったので、鯖の味噌煮。(いづみの希望で。w)
9.ヒジキ、エノキ、刻み揚げのあっさり炊き。
10.茄子の浸し漬け。
11.久しぶりの手業、タルイカが入ったので、イカの握り、1個だけ大葉と漬け物茄子の握り。w

ちょっとした寿司を握るだけでご飯を炊くのは面倒なので、サトウのご飯をチンしましたが、すし飯を作るには硬さに難がありますね。^^;
イカの握りは、塩とレモンをかけて食すと、一段とイカの甘みが味わえます。
龍彌が人力車から帰って来ると、真っ先に食べてしまうかも?(ワラ)

師走、八専入り、南天色づき水曜会

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12月2日の今日は、壬子(みずのえね)の日です。
今日から、暦下段では「八専入り」となります。

60日周期で繰り返す干支が、壬子(甲子から数えて49番目)から癸亥(同60番目)の間の12日間の中に
干・支ともに同じ五行となるものが 壬子(水・水)、甲寅(木・木)、乙卯(木・木)、丁巳(火・火)、
己未(土・土)、庚申(金・金)、辛酉(金・金)、癸亥(水・水)と8日あるため、 「八専」と総称されているわけです。

こうした天干と地支の五行が重なることを「専一(せんいつ)」といいますが、 専一の日は天干・地支とも同じ性質なので、五行の生・剋の関係から、 善いことは更に善く、悪いことは更に悪くなるというような増幅効果がある日だと昔の人は考えたのです。

今は昔、日本では、八専は元々軍事上の厄日として兵家で用いられていたのですが、江戸時代には庶民にも伝わり、種蒔きや普請など建設的なことには吉、 破壊的なことや仏事には凶とされたのでした。

ちなみに、壬子(みずのえね)の日から癸亥(みずのとい)の日までの12日間中、
癸丑、丙辰、戊午、壬戌の4日は、干支の五行が異なるため、 「間日(まび)」と呼ばれ、八専の影響を受けない日とされています。

原典を尋ねると、紀元前百数十年の頃、前漢時代の皇族で、学者でもあった「淮南王劉安(えなんおうりゅうあん)」が、 学者を集めて編纂させた思想書、「淮南子(えなんじ)」に、「専を以て干支に従えばすなわち功あり」と記載されています。

「干支に従えば」、すなわち天干・地支の五行の相生・相剋理に従えば、それぞれの命題によって、
着手・実行・決着に効果的だということですね。^^

占いだけでなく、漢方や針灸などの東洋医学にも必須の陰陽五行の理ですから、
現代の陰陽師としては、活用を図りたいところ。(笑)

八専の期間中は、五行の相生・相剋が強くなる日が、60日中8日集中する期間ですから、諸事極端に走らぬよう、 人間関係や飲食健康面でも、 バランスに注意すべき期間かと思います。

八専期間中には雨が降るといいますが、身体の痛みには、湿気を伴う冷えは厳禁ですので注意しましょう。w

12月7日は二十四節気の「大雪(たいせつ)」で、戊子(つちのえね)の月に入ります。

「暦便覧」では、「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明していますが、降雪を見る頃ですね。
本格的な冬の始まりで、鰤などの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色付く頃です。

1.拙宅の裏鬼門封じの紅白南天も、すっかり色づいています。

2.南天、庇より高く育てば、金が集まるといいますが、はてさて?w

5日の納め水天宮、8日の納め薬師、事納めなど、続々と納めの行事が続いて行きますが、何かと師走は物入りですねえ。^^;

事の納めは福納め、払いは祓いに通じますから、効率よく綺麗な消費を心掛けましょう。w

明日は、牛に曳かれて善光寺参りならぬ、妻に曳かれてお洋服買い。(ワラ)
梅田と新大阪通いですが、気に入ったのがあると良いですね。w
尤も私は、大阪の飲み屋巡りを楽しみにしてますが。(笑)

さて、本日は酔妖怪、ちゃう、水曜会。w
昨日から煮込んだ牛テールは、父と龍彌の大好物なので、父には届け、龍彌には明日食べられるよう残しておきましょう。
整骨、鍼灸院を営む大野君夫妻から美味しい柚子入り黒豆ポン酢をもらったので、これを使ってお・も・て・な・し。w
この頃、レタスや菊菜、壬生菜、ネギなどが安くなってきたので、主夫にはお得な買い物ができます。(笑)

師走初の水曜会メニューは、以下の10品になりました。^^v

3−1.湯豆腐と九条ネギのしゃぶしゃぶ、柚子入り黒豆ポン酢で。
2.牛ハラミの焼肉、レタスで包んで。
3.カボチャの合挽きミンチ甘辛そぼろ餡。
4.牛テールと大根、ジャガイモの赤味噌煮込み。
5.菊菜の豆腐、すり胡麻、辛子、塩コショウの白和え。
6.鶏肩肉のガーリック風味竜田揚げ、プチトマトを添えて。
7.九条ネギのすり胡麻、辛子、酢、味醂、羅漢果、味噌のぬた和え。
8.鶏のぶつ切り煮込みのみぞれ餡かけ、手作りカボスポン酢で。
9.壬生菜、京揚げ、シイタケの白だし炊き。
10. 揚げ出しナスとニシンの合わせ煮。