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日別アーカイブ: 2015年1月9日

白露翌日、重陽の節句、水曜会

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昨日9月8日は、太陽黄経が165度のときで、二十四節気の「白露」でした。
この日から、次の節気の秋分前日までが白露の期間となります。

「暦便覧」では、「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」とあり、
大気が冷えてきて、朝露ができ始めるころですね。

初候は、草露白(そうろ しろし)で、草に降りた露が白く光り、
次候は、鶺鴒鳴(せきれい なく)で、鶺鴒が鳴き始め、
末候は、玄鳥去(げんちょう さる)で、燕が南へ帰って行くとあります。

朝方は、特に秋の冷えが始まって来ましたが、昨日から今日は台風の影響で、雨が続き、
草木の露珠を見て、しみじみ思う天候ではありませなんだが。^^;

タイ在住の友人、徳原さんは台風のため、帰国便が6時間半ほど遅れるそうですが、
ホテル移動ではなく、ブランケットを配られての空港待機だそうで、お気の毒様です。^^;
身体がガチガチに固まってそうなので、水曜会に来られたら先ずヒーリングしましょう。

9月9日の今日は、重陽の節句です。
五節句の一つで、節句を締めくくる行事として昔は最も盛んでしたが、今日では影が薄くなくなってるような?

五節句は江戸時代に制定された式日(祝日)で、そのうち4節句は今日でも風習になってますね。
1月7日の人日の節句で七草粥を祝い、3月3日の上巳の節句で桃の節句の雛祭り、
5月5日の端午の節句で菖蒲、粽を祝い、7月7日の七夕の節句で笹を祝う。

古来より、東洋では奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考えてきました。
その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりで、めでたい反面悪いことにも転じやすいと考え、
お祝いとともに、厄祓いもしてきたものです。

中でも一番大きな陽数、9が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、
菊の節句として、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。

菊は古来より薬草としても用いられ、延寿の力があるとされてきました。
菊のおかげで少年のまま700年も生きたという「菊慈童(きくじどう)」伝説もあります。
また、他の花に比べて花期も長く、日本の国花としても親しまれていますね。

元来、重陽の節句は中国由来の行事で、日本では平安時代に貴族の宮中行事として取り入れられました。
当時は、中国から伝来したばかりの珍しい菊を眺めながら宴を催し、菊を用いて厄祓いや長寿祈願をしたそうです。

これが時代とともに民間にも広がり、庶民の間では「御九日(おくんち)」と呼ばれて親しまれ、
秋の収穫祭と合わせて祝うようにもなりました。
有名な「長崎くんち」「唐津くんち」はその名残で、今でも新暦の10月に開催されています。
佐世保の杏薬局、徳永さんとこはどんな祝い料理がでるんだろう?w

江戸時代から重陽の節句には、栗ごはんを食べる習わしがあり、「栗の節句」とも呼ばれています。
が、糖尿病対策で、特に夜はでんぷん・糖質制限してるので、これはパス。^^;

「おくんちに茄子を食べると中風にならない」と言う言い伝えもあります。
秋茄子は身体を冷やすので、生姜とともに用いてみましょう。^^v
幸い、米茄子と鴫茄子が買えたので、これで2品作ってみましょーね。(沖縄的語尾使いw)

菊の花を杯に浮かべて、菊酒もオツなものですね〜。w
食材として栽培された食用菊は、昔から親しまれてきたエディブルフラワー(食べられる花)で、
おひたし、お吸い物、サラダなどに使えます。
お刺身の盛りつけでお馴染みの黄色い菊は、見た目の美しさだけでなく、優れた抗菌作用で防腐効果があります。
お棺にも入れるほどですから。(ワラ)

ところが、本日、重陽の節句というのに、どこのスーパーでも食養菊は売ってませんでした。−−
友人のため寿司を握るのに、刺身でも買えば付いてるかな?と確認したら、海藻が付いてた。^^;

菊菜が売ってたので、華やぎはないが、これで一品作るとしましょーね。w
札には「春菊」と書いてあったが、これからのシーズン、菊菜と書いてほしい。(と思うの、ボクだけ?^^;)

どうも重陽の気分には欠けるので、9月は酉月ということで、鶏の料理も2種ほど料理してみよう。w
明日は急遽のカウンセリングやヒーリングがなければ、雨上りの遊行して、外の宴がしたいものです。

言葉と構成に悩み、サボりにサボった著作の原稿も、雨で籠もってたせいもあり、再開しました。w
こうしてブログとかの駄文に時間を割きつつも、年内には全項を書き上げたいものです。^^;
美人編集者でも通い催促してくれれば、もっと捗ると思うけど。(ワラ)

例によって、そうこうするうち、時間を分割活用して、今日の仕事と料理も調いました。^^
今日の料理は、以下の13品です。
1.菊菜、豆腐、すり胡麻、和だしの白和え。
2.モロヘイヤの天ぷら、好みで塩か天つゆで。
3.葉唐辛子(木ゴショウ)の炊いたん。
4.赤・青万願寺、じゃこ炒め煮。
5.メバチマグロの握り。
6.山椒香る、ニシンと鴫茄子揚げの合わせ煮。
7.胡麻香る、米茄子の田楽味噌焼き。
8.いづみ式餅と半熟卵の2種巾着とシイタケ・ニンジンなどの和風煮込み。
(美癒亭キッチンのおでんの半熟卵もそうですが、温め直しても半熟を維持するのはコツが要ります。^^;)
9.丸ごと玉ネギの冬瓜・ニンジン・セロリ入りカレー煮込み。
10.鶏もも肉のガーリック・パルメジャーノチーズ・カツレツ。
11.鶏のハツとレバニラ炒め。
12.茹で豚足の炙り焼き、好みで酢味噌か塩を添えて。
13.豚ロースのガーリック・ピカタ。

大根炊き、花灯路控えて、本日水曜会

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京都はここ3日ほどは、雲一つないほどの快晴の日が続いていますが、冷えも厳しくなってきたようですね。
12月に入っての京都の風物詩には、「大根焚(だいこだき)」があります。

千本釈迦堂(大報恩寺)では12月7・8日で行われましたが、今日、9日は鳴滝の了徳寺で営まれます。

了徳寺では毎年12月9日、10日の報恩講には、前日から準備された約三千本の大根が御門徒方の奉仕で早朝より大鍋で焚かれ、
約一万人の参拝者に振る舞われますが、本堂にまつられた親鸞聖人の御木像には、昔ながらの塩味の大根焚が御供えされるのです。

昔、親鸞聖人が愛宕山にある月輪寺に師である法然上人の遺跡を訪ねた帰りに了徳寺を訪れ、村人たちに教えを説きました。
その教えに感動した村人たちが、お礼に塩味の大根を炊いて差し上げました。
親鸞聖人は村人たちがつくった大根煮に大変喜び、すすきの穂を筆代わりにして、鍋の残り煤(すす)で「帰命尽十方無碍光如来(きみょうじんじっぽうむげこうにょらい)」という十字の名号を書いてそのお礼として残されました。
この「すすきの名号」を徳として報恩講が毎年行われ、その時に出される精進料理がいつの頃からか「大根焚」の名になり、世間に広くお寺が知られるようになったそうです。

親鸞聖人に大根がご馳走されて以来、一度も途切れることなく行われている大根焚ですが、冬は根菜を摂るのが良いですね。
22日の冬至を目指して、陰気はますます盛んとなり、陽気が減って行きますので、意識して根菜から陽気を養いましょう。

千本釈迦堂の大根焚きは聖護院大根で、鳴滝了徳寺のは篠大根ですが、いずれもビタミンA、ビタミンC、食物繊維が豊富です。
大根の約95%は水分なので、浮腫み取りや、ダイエットにはもってこいですね。w

昔から大根は薬効がある野菜として知られ、消化不良、胃酸の過多、胃炎、胃潰瘍、咳や発熱、頭痛、のぼせ、二日酔いに良いと言われています。
それらの薬効は、主にアミラーゼ酵素とビタミンの働きですが、いずれも熱には弱いので、大根おろしにすると効果的ですね。

そこらを含めて、今夜のメニューを考えてみましょう。w

了徳寺の大根焚では、切るのは女、煮るのは男の仕事で、加減はすべて口伝で申し送られているそうです。
例えば、雨の少ない年には煮ている途中で水を足すなど、たくさんの大根を炊くのは大変難しそうですね。

家で作る場合には簡単ですが、了徳寺のように男女がそれぞれの分を尽くし、和合して作るのは良いですね。
我が家の場合、もっぱら作るのは私、食器洗いは妻という協力体制ですが。w

それにしても冷え込みが厳しくなると、風物詩見物に出歩くのもおっくうになりがちですね。^^;
身体も動かして血行を良くするべきですが、このところもっぱら、酒で血行を良くしてるような?(自爆)

少し昔、嵐山では冬になると、店は早仕舞いするわ、暗くて人も居なくなるわでしたが、10年前から新しい風物詩ができました。
嵐山花灯路がそれで、11日から20日まで、嵐山・嵯峨路がライトアップされます。
2500基の露地行灯が総延長約5kmの路に彩りを添えますが、法輪寺、天竜寺宝厳院、常寂光寺、野々宮神社などもライトアップして夜の特別拝観があります。

今年の秋は、京都の紅葉はイマイチだったのですが、嵐山の紅葉は遅れましたので、仕舞い紅葉が丁度いいかも?w
土日の人出は相当なものがあるでしょうから、龍彌の人力車も走るのが大変そうです。w
湯割りか酒を魔法瓶に入れて、家から2時間ほど夜歩きするのもいいですね。

今日の予約は変更になったので、昼前にちと、松尾界隈を散歩して来ました。w
風が吹いてないので、陽光うららかで、歩くと少し汗ばむ気候でした。
尤も、一人歩きの時は人より多分に歩行速度が速いからかもしれませんが。^^;

1.嵐山自然遊歩道から、東に東山連峰と比叡山を望む。
2.北に嵐山東公園と北山連峰を望んで。
3.西に松尾嵐山連山を望んで、何処も青空、遊行日和。^^

紅葉もそろそろ仕舞い頃です。
4.松尾公園の紅葉。
5.も一つ、おまけに。w
6.阪急松尾駅東側の紅葉の大樹。

昼間に軽く運動したせいか、腹が減って来ました。^^;
今日は早々に料理を仕上げ、映画レオンでも観ながらご来客をお待ちしましょう。
主題歌、Shape of my heart 好きなんですよ、特に晩秋からこの季節。w

仕上がった今夜の水曜会メニューは、以下の13品です。
7−1.大根の塩・昆布・手羽元・鶏ガラだし炊き上げ。
2.手羽元のタンドリー・チキン焼き。
3.手羽元の炊き上げ、辛子大根みぞれおろし掛け。
4.豚のしゃぶしゃぶ、辛子大根おろし、手作りゆずポン酢掛け。
5.焼き京揚げ、九条ネギ、辛子大根おろしの雪虎。
6.小松菜、シメジ、エノキ、タマゴのタイ風、ドゥチー・エビ味噌・ナムプラー炒め。
7.黒毛和牛の叩き。
8.トマトのスライス、シーチキン・マヨネーズ和え乗せ、荒胡椒散らし。
9.いづみ式鶏のささ身チーズイン・ガーリック風味フライ、豚ロースのほうじ茶燻製ピカタ、キャベツの温サラダ・胡麻ドレス添え。
10. 手作りちりめん山椒。
11. ヒジキ、エノキ、シメジ、4種豆の胡麻油炒め煮。
12. 煮カボチャの豚ミンチそぼろ餡かけ。
13. 白菜、九条ネギ入り野菜・鶏エキススープ

本日、気の講座開催。

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5月9日、第2土曜日の今日は、月例の気の科学体験講座です。
空模様は怪しく、雨が降ると天気予報と膝が告げてますが、何?w
私の往くところ、傘は要らない。(ワラ)

今日の気功は、蓮華降雨法と昇竜採気功の予定ですが、気分を変えて、
抱球から提月沙水の応用で、気血の流れを良くし、ビリビリと気感が高まる方法を実践しましょう。
姿勢と腕指の形で、呼吸とともに経絡の気が良く流れるのが実感できると思います。

講話は因縁生起についてですが、陰陽五行の理で、良いきっかけを起こしたり、
良くない流れやリズムに破を入れる方法についてお話ししましょう。

中国人は羊肉を尊ぶのに、未年は嫌いますね。^^;
「十羊九弱」とか「羊守空房」などと言って、未年の子は病弱で育たないとか、未年の女は夫が早死にするとか?
「未年の女は門にも立たすな」と気性が荒くて不吉だとか?(笑)
ヒドイのになると「未年の女は男を7人半食い殺す」とか。(爆)

ドえらい迷信ですが、羊は吉祥なりで、大きい、立派、豊かという意味合いがあります。
美は羊が大きい様、養は羊に食、その他、達、翔、洋、義などにも羊が良い意味で潜んでいますね。

元来、未に羊を当てたのは、庶民が覚えやすくするためであって、根拠はないもの。^^;
未は「漢書、律暦志」では曖昧の「昧」、「説文解字」では「味」とあります。
ヒツジにちなんで、詳らかにし、縁起を良くして行きましょう。^^v

言葉は大事で、良い言霊を使って、気と心良く、明るく生きたいものですね。^^
言葉や名には意味合いがあり、それ即ち定義であり、呪(しゅ)とも言えます。

命名もよく頼まれますが、すべからく名前は呪(しゅ)であり、祝いです。
あまりなキラキラネームもどうかと思いますが、反意語はシワシワネームだとか?w
誰がそんな呪を広げようと画策するんでしょうね?ーー

さて、そろそろ買い物に出かけましょう。
この頃野菜や魚が高くなってて困りますが^^;買い物は情報戦。(笑)
安くて良いものを見繕って来ましょう。(一幕休憩。)

時は移り、帰宅しての料理三昧。(ワラ)
昨夜の豚骨・鶏骨スープストックなどと買い物を照らし合わせ、12時には予定通り完成。^^v

今日の懇親会のメニューは、以下の13品です。

1.グリーンリーフ、水菜、プチトマトのサラダ、ヨーグルトドレッシングを掛けて。
2.鶏ミンチ、玉ネギ、フライドオニオン、2種のタイプリック、ナムプラーのタイ風つくねバーグ。
3.鶏胸肉のガーリック風味から揚げ。
4.セロリ、ニンジン、新玉ネギの胡椒を効かせたコンソメスープ。
5.新玉ネギ、ニンジン、エリンギの豚骨骨スープストック、コーヒー入りカレー。
6.新玉ネギのレンジ蒸し、ターメリック・オリーブオイル・粉チーズ、醤油掛け。
7.小松菜と玉ネギの中華炒め。
8.豚ロース、キャベツ、ブナシメジのカレー風味炒め。
9.コンニャクとモツの味噌煮込み。
10.初夏の枝豆。
11.壬生菜のお浸し、だし醤油絞り、煎り胡麻ひねり散らし。
12.ヤマブキのあっさり炊き。
13.キュウリの昆布塩水漬け。

今日も一日、充実した時間を過ごしましょう。^^

福田 龍博

大宮、西院、親子飲み歩き

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8日の日曜日、龍彌と二人で、飲みに出かけてきました。
先ずは、午後2時半に四条大宮駅前に集合。
駅前広場の南側にある「立ち呑み、庶民」へ。

昼間ではありますが、既に店内はぎっしりお客で詰まってました。w
ここは大阪の新世界か?と思うような乗りと喧騒ですね。^^;

お浸し100円、ニンニク丸揚げ100円、エビフライ2尾150円と値段もめちゃ安。
ここは中央市場から早朝に魚を仕入れて来るので、刺身も抜群のコスパです。
マグロは中トロで分厚い9切れ400円、ブリ250円、トロサーモン250円、鯖の握り1貫100円。
1.アオリイカ350円、焼酎200円を味わう龍彌。

「親子で連れ飲みですか?羨ましいな。」などと隣席や後ろからも話しかけられ、気さくな店内です。
昼飲みにもかかわらず、女性もけっこう入っていて、約30名の満席状態。
「男性から女性へ話しかける行為を禁止します」の張り紙あり。そのせいか?(笑)
4時に出る頃には、何人か店前に並び待ちの盛況でした。

腹ごなしにカラオケ行こうという龍彌の誘いで、西院のジャンカラへ行きました。
大宮から西院は、阪急で一駅なので10分足らずの移動です。

2.熱唱する龍彌。(笑)
歌も上手になってたけど、「アンマー」を「おとーん」に替えて歌うの、反則ぞ。^^;
「野風増」、「裏の木戸を開けて」などで返歌しましたよ。w

1時間、歌いまくって、すぐ近くにある「やきとん、ぶった」へ。
1串90円から160円程度のホルモン焼きを、片っ端から男食い。w
龍彌はホッピー280円、私は角ハイボール290円から、さて幾杯飲んだことやら?^^;
勉強があるからと、龍彌は飲むのをセーブしてましたが。w

しゃべりながら飲み食いしてると、串焼きホルモン、どれがどれやら?ラッスンゴレライ(笑)
3.説明してね、と呼びかけつつ、カウンターでの龍彌をワン・ショット。

4.おとんも撮ったるというので、私の酔態もワン・ショット。^^;;
飲むわ歌うわ、食うわ語るわという親子宴会でしたが、楽しく満足の一日でした。^^

終わって9時頃、妻と連絡するも、携帯も店も家も全て留守設定されてましたよ。−−
どこで、何してたんでしょうねえ?(ワラ)