オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2017年1月25日

本日は初天神にて、水曜会。

IMG_0368.JPG DSCF3321_2_R.JPG DSCF3323_2_R.JPG DSCF3325_R.JPG DSCF3326_2_R.JPG DSCF3327_R.JPG DSCF3329_R.JPG DSCF3331_R.JPG DSCF3333_R.JPG DSCF3334_R.JPG DSCF3335_R.JPG

今日はは湯天神で、毎月25日は「天神さんの日」で知られる北野天満宮のご縁日です。
菅原道真公の御誕生日である6月25日と薨去(こうきょ)された2月25日に由来しています。

参道には朝6時頃から午後9時頃まで露天が所狭しと立ち並び、日没から境内がライトアップされます。

毎月25日の当宮のご縁日の中でも、特に賑わうのが1月25日の初天神と12月25日の終い天神です。
他の月より多い約1000軒の露店が立ち並び、人出は約15万人にも及びますとか。w

1月は丑月ですので、神使(しんし)が牛の天満宮参りは、時節に合った参詣かも。w
菅原道真公は学問の神様ですので、全国から合格祈願に参拝する人が多いですね。

余談ながら、多くの神社では神仏の守護獣たる神使として、獅子を左、狛犬を右に置いています。
「類聚雑要抄」には、「獅子は色黄にして口を開き、胡摩犬(狛犬)は色白く口を開かず、角あり」と記載されています。

よって、一般に「コマイヌ」と呼んでますが、普通は右側の角のあるのが狛犬で、左で口を開けてる角のないのは獅子なんですよね。w。

閑話休題(話を戻して)、京都市の神社では半数以上は獅子と狛犬がありますが、他にも神使には狐・鹿・猪・龍・蛇・狼・虎などもあります。
今年は酉年ですので、鶏が神のお使いである伊勢神宮や石上神宮に参拝するのも縁があるかもしれませんね。

鶏に拘らず、鳥にちなめば、三宅八幡宮など八幡神社の鳩、新熊野(いまくまの)神社や下鴨・上賀茂神社の八咫烏などが市内にありますね。
仏教的には酉を司る八葉仏は不動明王ですので、私的には京の霊験鮮かな不動尊も巡ってみたいものです。

朝からここまで書いてて、ムラムラと初天神に出かけたくなりました。w
幾多の屋台の中を歩くのは、祭り気分で楽しいし、何かロマンか(笑)掘り出し物に巡り合うかも?

いづみは嵐電でも天神川で降りれば、地下鉄で東山三条まで行けますからと途中まで同行。w
1.渡月橋から見る愛宕山は、うっすら雪化粧ですが、風冷たくも青空が見えてます。

愛車ランエボを天龍寺に着け、密呪を唱えて駐車料金を無料にして、京福嵐電で北野白梅町へ。
昨日まで顧問先への指示書作成で籠もり切りだったので、遊行心が沸々と満ちて来たようです。w

今日、壬子日から八専入りで、吉凶極端に走りやすい日取りですが、仏事はともかく神詣でに禁忌なしです。

再度余談ですが、八専はもともと、築城・軍営・出陣・出兵には向かない日(凶日)として、出兵や戦争を司る兵家の用いるものでした。
一般には、家作・植樹・地ならしなどの建設的な事柄には良く、立ち退き・解体・廃棄など処理的な事柄や婚礼、蓄類の売買には良くない日とされ、仏事も忌むとされてます。

閑話休題(それはさておき、なにはともあれ)、人混みも気に掛けず、祭り心で初天神を楽しみましょう。
2.酉年を言祝ぐ、山門に掲げられた開運鶏の巨大絵馬をくぐって境内へ。
3.境内の神使、赤目の牛の周りは白梅がちらほら咲きです。w

本殿に入る重要文化財三光門の前には、やはり獅子と狛犬がありましたよ。
4.北野天満宮では、謎に、向かって右に口を開けた獅子が。
5.向かって左には、口を閉ざした一本角の狛犬が居りますが、逆位置なのは何でだろう?w

神社によっては位置も違うこともあるようですが、暫し、三光門で考え込みましたわ。^^;

外側を睨む「アケル神」なので、東側の日の出の方に「阿(ア)」形を置き、日没の側が「吽(ン)」になるよう配置したのではなかろうか?
さりとも、菅原道真公は祟り神なので、普通の阿吽と逆向きにしたのであろうか?
さすれば東から西に自然なる寂滅を願ったのか?あるいは生から死を意味する阿吽の逆にして死からの復活を図った呪なのか?w

6.答えは不明なので、何はともあれ本殿へ。(人の多いことですね^^;)
7.本殿の裏の屋根は北側のため、未だ雪が残ってました。(寒)

八専期間中は雨が降る日が多いといわれていますが、この直後、雪がちらついて来ました。w
八専始めの日が「壬子=水と水」で、八専終わりが「癸亥=水と水」と、水の気が始めと終わりにあるので雨が多いとされたのでしょうがね。w

何はともあれ、丑月にちなんで参拝したのですから、神使の牛にも触れておきましょう。
8. 参道脇の茶白黒の模様石で造られた狛牛。
9.参道を挟んだ反対側には、ピカピカした黒い狛牛が寝そべってます。

屋台では、蒸し牡蠣が3個500円、自家製の京漬け物の蕪と大根が一袋100円でゲット。^^
これは、ご利益のお裾分けで本日お出ししましょう。^^v

丑寅を司る八葉仏は虚空蔵菩薩ですが、水晶の四角柱の中に虚空蔵さんの入った像を見つけたのでお持ち帰りしました。w
明日が癸丑の八専間日ですので御性根を入れて、ご縁に応じて客間に安置してもらいましょう。

境内では、せっかくの参拝ですので、縁起物の「梅ノ枝、思いのまま」を購入しました。
災難厄除、学業成就ですが、瓢箪の中には玄米が入っていて、お供えが済んだら、米と一緒に炊いて食べると病難除けになるそうです。w
10.キッチンの東側に活けておきましたが、梅の蕾が花開くといいですね。

斯くして縁起をよろしゅうして、1月最後の水曜会が始まろうとしています。
12.本日のメニューは、以下の15品です。w
1.オクラと黒豆納豆のワサビだし醤油和え。
2.はんぺんのバター焼きと蒸し黒豆のタルタルソース和え。
3.実は私の昼用であった、いづみ式小松菜・エリンギ・キャベツ・豚ヒレ肉の卵ソテー。w
4.ちぢみ法蓮草のお浸し、だし醤油絞り。
5.豚ヒレ肉のカツレツ、レモンを添えて、お好みでトンカツソースを。
6.京絹揚げとエリンギの郡上味噌・オイスターソース炒め。
7.鶏のレバーとハツ、小松菜のピリ辛アジアンソース炒め。
8.酉年にちなんで手羽先の塩胡椒焼き、酢橘を添えて。
9.骨付き鶏もも肉のスパイス焼き。
10.ブリの照り焼き、鞍馬胡椒を散らして。
11.鮭カマの塩焼き、レモンを添えて。
13.北野天満宮祭り屋台の牡蠣の蒸し焼き。
14.これも持ち帰りの京漬け物、蕪と昆布大根。
15.鏡開きした干し餅の揚げおかき、ヒマラヤの紅塩で。

テーブルの背景の変化にお気づきであろうか?w
明日は反対側の食器棚などが、またヘンゲする段取りです。(ワラ)
リビングが如何に変化するのか、ヤマノカミサマの云う通りwww。