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日別アーカイブ: 2017年6月7日

6月度気の講座、入梅を控えて、本日は水曜会

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6月に入って早や7日目、日が経つのが早いですね。w
今日の京都は雨ですが、暦の上では今年は11日が入梅です。

6月は古語で「水無月」といいますが、梅雨に入るのに。。
水無月を「暑さの為、水も涸れ、水無し月を略して言う」とするのは、何か違和感ありませんか?w

もちろん、旧暦の6月は、今年は陰暦5月が閏月なので、7月23日からが旧6月になるわけですが。
だからといって、夕立も台風も来るし、旧暦6月の「みなづき」を「水無月」と書くのは、誤用のようですよ。^^;

実は、水無月(みなづき)の無は「な」の当て字で、古語の「な」は、現代語の「の」に当たる、連体助詞です。
だから、水無月は、「水の月」という意味が語源なのです。
陰暦6月には、田に水を引く月なので、水な月(みなづき)と呼ぶようになったんだとか。w

今月は、暦の入梅とは前後しますが、現実にきっぱりと梅雨に入りますね。w
語源というと、「つゆ」を「梅雨」と書くのは、諸説あって、決め付けられないようです。^^;

中国から「梅雨」という漢字が伝わって来ましたが、古くは「黴雨(ばいう)」と書いてました。
確かに、カビ(黴)のはびこる時期の雨だから、語感はぴったりだけど、「黴」の字よりも、音は同じ「ばい」で、「梅」の字がだんだん浸透してきたらしいですね。

この方が綺麗だし、綺麗な方が誰でもいいですよねえ。w
もちろん、梅の実が熟す時期の雨という意味でもあるのでしょうが。

梅雨が、「ばいう」でなく、「つゆ」と日本で読まれるようになったのは、江戸時代頃かららしいですね。
江戸時代の「日本歳時記」に、「此の月、淫雨降る、これをつゆと名づく。」とあるのですよ。

でも。「つゆ」と何故名付けたか?
これにも、諸説がありますね。

「露(つゆ)」からきたという説。
梅の実が熟して潰(つぶ)れる時期の雨で、古語の「潰ゆ(つゆ)」からきたという説。
実のところは、分かりませぬ。^^;

分からぬことは考えず、土曜日の6月度気の講座について考えねばです。^^;
梅雨時の過度の湿気は、私たちの健康に悪い影響を及ぼし、腰痛やリューマチ、関節炎を悪化させます。

特に、中医学でいう「湿」の状態にあると、湿気の多いときや低気圧の接近時に、
むくみ、水太り、あんまり食べないのに痩せない、下半身や身体が重くだるい、肩凝り、頭重感がする、吐き気、めまいなどの症状が出たり、体調が悪化する傾向が働きます。

痛みや運動障害が生じてる場合、即座にその痛みや不具合を解消する方法を講座ではお伝えする予定です。
痛みや不具合のある部分をいくら手当てしても、中々解消できないことは周知の事実ですね。
特に痛み、硬結のある筋肉を強く圧したり、揉んだりすると、必ずや反作用が生じて、予後がよろしくありません。^^;

経絡と筋・筋膜のつながりを活用して、すごく簡単で効果的に不調を治してみましょう。
例えば、肩こりや四十肩の場合、僧帽筋や斜角筋に硬結が見受けられる場合が多いものです。
然るにその黒幕は、弱りサボってる大胸筋や肩甲骨下筋が原因であることがホントに多いですね。w

予行演習に、一部をちょっと試してみましょうか?
両手を上に挙げて、そのまま腕を後ろに反らせてみましょう。
左右、どちらの腕が固くて動きにくいですか?

例えば右腕だったとしましょう。
じゃあ、手を下ろし、左手の4指を右脇の下に差し込み、親指で大胸筋をぎゅっと挟んでください。
ぎゅっとつかんだままで、右肘を後方上から下へ大きくグルグル回しましょう。
2、30回ほど回したら、それでOK。
同じように両手挙上、後方腕反らしをやってみてください。

大胸筋や肩甲骨下筋群に原因のある肩こりや運動障害は、これだけのことで軽減するものです。w
また、斜角筋はいくら揉んでもふにゃふにゃに柔らかくならないモノですが、鎖骨下の小胸筋を押し揺らせることによって緊張・硬結が解けるものです。

腰痛や膝痛が慢性の場合、身体を支える骨の歪みと、脳が痛みを記憶して反応するので、痛みの軽減は出来ても、中々完治しづらいものがありますね。
脳神経伝達システムと、身体のアライメント異常を治す方法が、根治には不可欠な所以となります。

安全で簡単ですごく効果的な方法なので、体験を通じて会得してもらえると良いですね。^^
講座は10日の開催ですが、どこか不調のある方のご参加は大歓迎です。(笑)

懇親会の準備も構想中ですが、タイの宮廷料理、マッサマン・カレーは如何でしょうか?
今日の水曜会で作ってみますが、正直言って、3日後にベストの味になる予定です。w

雨の中、16日から行く晴れのチェンマイに思いを馳せつつ、香辛料をクツクツと。(笑)
高雄病院の医局で食べてた、30数種の漢方生薬入り「洋ちゃん特製超激辛カレー」ほど辛くはないのでご安心を。w

洋さんなら、もっとドバっと唐辛子を入れて、「この方が効くじゃろ。」と言いそう。。(寂)
味は効く、効かんじゃなく美味さが基準と思いますが、料理も然ることながら、処方や手技は美しくしなきゃね、洋さん。w

どうもこの頃、考えが飛んでいけませんが^^;脳神経外科への紹介状は宗ちゃんに書いてもらってるので、再び右腕のしびれと記憶障害が起きたら、検査してもらうことにしましょう。w

さて、雑事とメールカウンセリングを終えて、料理の方も仕上がりました。
今夕の水曜会のメニューは、以下の10品です。
1.サバの水煮、刻み赤軸水菜のマヨネーズ・ヨーグルトドレッシング掛け。
2.赤黄のパプリカの和風だしピクルスの浅漬け。
3.ワサビ菜と刻み揚げの炊いたん。
4.ショウガたっぷりの揚げ出しナス。
5.新芋メークインのバターベイクドポテト、ヒマラヤの紅塩で。
6.和牛の冷しゃぶレタス添え、中華ドレッシングで。
7.厚切りポークの生姜照り焼き、レタスを添えて。
8.揚げ牛角、玉ネギ、ホワイトブナピー、マイタケの醤油・味醂・ピクルス酢炒め。
9.鶏ミンチ、青梗菜の食べるラー油・オイスターソース炒め。
10.この時点ではにんじん、セロリ、筍、鶏肉の入ってるマッサマンカレー。w