オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2018年8月29日

8月最終水曜日、天一天上にて、本日は水曜会

DSC00505_R.JPG

台風一過の後も、暑い日がこれでもかと続いていますね。^^;
あと2日で8月も終わりですが、今日も35℃超えで、朝の散歩ではセミの声なく、赤トンボが飛んでました。w

この赤トンボたち、確か、7月末からは飛んでたと思うので、秋を告げるアキアカネではなく、ナツアカネのようです。w
アキアカネは夏に一旦低地から姿を消し、秋に成熟成虫が大挙して出現するのに対して、ナツアカネは生活史を通じて低地から姿を消さないものですから。

一昨夜は敷地で、いづみと花火をしましたが、線香花火は私にとっては、どーももの哀しさを感じちゃいます。^^;
若い頃流行った歌、「線香花火が見えますか、空の上から」などという歌詞の呪(しゅ)か知らん。w

それとももっと若い頃、8月末は夏休みの終わり頃ですので、授業が始まり自由な生活が終わることに哀しみを感じるのか?
小学校の教員をしていた頃は、却って2学期の始まりを楽しみにしてたもんですけどね。w

辞めてからの33年は夏休みも関係のない自営業ですので、夏の終わりもなんくるないさあ。w
されど、「秋の心を愁いといいけれ。」というように、秋には決まってものがなしい気分にはなりますことよ。^^;

顧問先への翌月の指示書は全て完成し、後は2名に手渡すだけの自宅待機ですが、はてさて8月の終わりを何で楽しもうかと?w
特にイベントもないようなので、暦を見れば本日は癸巳(みずのとみ)の日で、「天一天上」とありました。

天一神(てんいちじん、てんいつじん)は方角神の一つで、十二天将の主将です。
十二神将は、十二支の方位を守護する神で、仏教では薬師如来の12方位を守っていますが、天一神はその中央に位置します。
そのため中神(なかがみ)とも呼ばれますが、四柱推命の神殺にもある天乙貴人(てんおつきじん)ともいう陰陽道の神様です。

天一神は特に平安時代に強く信じられ、初期の方違えのほとんどは天一神のいる方角を避けたものでした。
天一神は天と地との間を往復し、四方を規則的に巡るとされ、天一神のいる方角を犯すと、百鬼夜行などの怪に遭ったり、祟りがあるとされました。 w

これを天一神遊行(てんいちじんゆぎょう)といいますが、それぞれの期間に天一神がいる方角を塞(ふたがり)といい、その方角に向って事を起こしたり、その方角に真っ直に進んだりすることを避けたものです。
これが、平安時代、貴族が盛んに行った、有名な「方忌み」という風習です。

方位が悪ければ、先ず良い方向へ進み、そこから目的地が良い方法になるように迂回する。
これが、九星気学にいまだに残る「方違え(かたたがえ)」です。

現代の方違えは主に、五黄殺、暗剣殺と自分の本命星が剋される方位を避けるもので簡単ですが、
昔の方違えなんて、天一神のほかにも、4つの方位神があったので、大変でしたよ。w

太白(たいはく):毎日方角が変わるし。^^;
大将軍(だいしょうぐん):3年間同じ方角に留まるが、5日単位で遊行するし。w
金神(こんじん):1年間同じ方角に留まるし。^^;
王相:王も相も1か月半同じ方角に留まるから、続けて来るので3か月間一つの方角が塞がることになるし。w

天一神については、5、6日間同じ方角が塞がるので、その方向が職場と自宅間などに該当していると不便です。
そこで、実際には天一神がその方角へ遊行する最初の日に方違えをすれば、その方角にいる5日間は問題ないとされたものです。 w

同一方角に長期間在する神(大将軍・金神・王相)については、遊行の最初の日に1回方違えしただけでは有効とは言えないとして、その期間中、規則に則って何度も方違えをする必要があったものです。^^;
そりゃ、大変面倒なことなので、方除けの札は大ヒット商品でしたでしょうね。w

ちなみに天一神は、60干支の46番の己酉日からは6日間艮の北東へ、52番の乙卯日からは5日間卯の東へ、57番庚申日からは6日間巽の南東へと順々に8方位へ遊行して行くものです。
然るに8度の遊行後、30番の癸巳日から45番の戊申日までの16日間は、天一神は天上に帰るとされていました。

この期間は天一神の祟りはなくなり、旅行や移転など何処へ行っても良い期間とされています。
本来は、この期間を天一天上(てんいちてんじょう)といい、初日を選日の一つとして、今もなお暦に記載されています。w

その年の最初の天一天上の1日目を「天一太郎」と言い、上吉日とされていますが、この日に雨が降るとその後の天候が良くなくなると言われ、古来はこの日の天候でその年の豊作・凶作を占ったそうです。
今年の天一太郎日は、3月2日でしたが、2月28日の新聞には「3月2日にかけ各地で大荒れ、太平洋側、大雨も警戒」とありました。

しかし、私の記憶では、3月2日は満月で、京都に雨は降らなかったようですよ。w
そのせいでも全くないのですが、昨日も一時パラパラっと雨が降ったかと思うと、一瞬で已み、今年の夏は雨が少なく暑いことです。^^;

なお、天一天上の期間は天一神の祟りはないのですが、その代わりに日遊神という神が地上に降りて家の中に留まるので、この期間は家の中を清潔にしなければ日遊神の祟りがあるとされています。
日遊神は不浄をたいへん嫌う神なので、掃除が不可欠で、特に便所と台所などの水場、玄関などは、努めて綺麗にしておく必要があるとされていました。

今日からの天一天上期間ですので、遊行を楽しみつつも、「家には幸をもたらす神さまをお迎えする」という気持ちで、しっかりと掃除をしておくのが良いことかと。w
木曜は雨の降らない限り、遊行日にしてるのですが、明日は2週に1度の散髪後、家や実家も綺麗にしましょう。w
その後は鳴き終えたセミに代わって、夏の歌でも歌いに行こうかしらと?(笑)

さて、本日は8月最後の水曜会です。
支度を調え、ご都合のつく方のご来宅をお待ちします。
血糖値は上がるけど、昨夜もやったように、冷やした純米酒で魚をつつくのも良いもんですね。w

今日のメニューは、以下の14品です。
先ずはビールかハイボールから、夏の終わりの宴を楽しみましょうぞ。w
1.水菜とツナ缶のアマニオイル、中華ドレッシングサラダ。
2.アボカド、赤パプリカ、キウイの黒酢香味野菜和え。
3.中華クラゲと胡瓜のゴマ油・ポン酢和え。
4.モロヘイヤと梅肉の叩き、麺つゆのばし。
5.鶏胸肉の手作り生ハム、大葉と辛子・柚子胡椒を添えて。
6.鶏ミンチ,合挽ミンチ、ニンジン、エノキ、シメジの香味炒め、レタスで包んで。
7.空心菜のカメリナオイルソテー。
8.温泉玉子、ヒマラヤの紅塩で。
9.ヒラタケと大黒シメジのガーリックバター炒め。
10.カツオの叩き、スライスニンニク乗せ、生姜入りニラ・アタリメ醤油で。
11.丸ごと玉ネギ、新じゃが、ニンジン入り京風肉じゃが。
12.サバの西京焼き。
13.白ゴマ油を塗ったアジの開きの焼いたん、スダチを添えて。
14.ロールイカの切り身、ホワイトブナピー、ピーマンのバルサミコ酢・ガーリックソテー。