オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2019年1月30日

節分を控えて、本日は1月並びに戊戌年最後の水 曜会

DSC00668_R.JPG

1月も晦前で、2日後には2月に入り、3日の日曜が節分会。
明けて4日の立春から、己亥年が始まります。
今年は2日が土曜日ということもあって、2日から節分会を始める寺社も多いよ
うですね。w

いつもはスケジュールが空いてたら、すぐ近くの松尾大社や菩提寺の天竜寺の節
分会に行くことが多いのですが、今回は3日は日本体療学会のセミナーがあって
1日が潰れます。^^;
その分を調節して、2日に予約を回したので、今年は節分遊行はなしということ
に。w
天竜寺に行けば、豆まきと甘酒、樽酒の無料接待もあるんですけどね。w

2月3日は、それこそ京都中の神社や寺院で、節分行事が催されます。
神社では節分祭(せつぶんさい)、寺院では節分会(せちぶんえ・せつぶんえ)の呼称が一般的で
すね。

そもそも「節分」とは季節の変わり目を示し、立春・立夏・立秋・立冬の前日を
いいますから、年に4度あります。
中でも旧暦では、立春から新しい年が始まります。
そのため立春の節分は年の最後となり、新年を迎える意味で特に重視されました。
それによって、今日では節分というと立春の節分を指すようになりました。

ちなみに、節分は毎年2月3日であると思われていますが、実はこれ、1985年から
2020年までに限ることであり、常にそうではないんですよ。 ^^;
1984年までは、4年に1度の閏年に2月4日だったし、2021年からは閏年の翌年に2
月2日になりますよ。w

節分は日暮れ前に大豆を煎り、夜になって「鬼は外、福は内」と唱えながら豆を投げ、
戸をしめるのが一般的ですね。
この習慣は平安時代に宮廷で行われていた大晦日夜の行事、疫鬼(えきき)を追い払う
「追儺(ついな)」と結びついているともいわれています。
新年を迎えるに際し、悪鬼を払い幸福を願うことを目的としています。

仏教ではこの鬼を人間を迷わす煩悩に見立てて、
読経や護摩供を行い、除災招福(じょさいしょうふく)を祈願します。
また、年男・年女を選び、にぎにぎしく豆まきを行うこともあります。
地方や寺社によっては様々で、年末に特別行事で訪れた東山の智積院では、「鬼
は外」とは口にせず、「福は内」だけを明王殿のご本尊に唱えて豆をまくのが風
習ですが。

豆は、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあ
ります。

豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。
また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないとい
う習わしがあるところもあります。
初期においては豆は後方に撒くことが主流であったといいますが、今日では食べ
るのが一般的ですね。
還暦超えて、今年で満いちゅつ(笑)節分の豆食いは、年々、苦になりつつあり
ますが。w

それ以上に、近年の「恵方巻」の風習で、巻きずし1本を丸かぶりするのは、どー
にも腹いっぱいになって閉口します。^^;
そも、初期糖尿病にあっては、巻きずし1本の完食は、福招きより鬼招き、タタ
リ招きになり得ます。w

「恵方巻」という名称は1989年にセブン-イレブンが「大阪には節分に太巻き寿
司を食べる風習がある」と聴いて仕掛けたことにより、1998年から全国へ広がり、2000年代以降に急速に広まった
といいます。
然るに、恵方巻の起源・発祥は諸説存在しますが、どれも信憑性は定かではなく、
未だ不明なのですよ。^^;

現在は「節分の夜に、恵方に向かって願い事を思い浮かべながら丸かじり(丸かぶり)し、言葉を発せずに最後まで一気に食べきると願い事がかなう」とされ
ます。
いやいや、「目を閉じて食べる」、あるいは「笑いながら食べる」という人もお
り、これも人により、家によって様々なようですね。w

何はともあれ、縁起を良くし、気分を良くして、新しい年明けとともに良き展開
ができますように。
人にはそれぞれ年月毎の課題や因縁生起があるのですが、どなたにとっても、新
しい年が貴重な人生の佳き1ページの思い出や成果となりますように。(念)

さて、今日は予約が立て込んでてバタバタしてますが、1月最後、戊戌年最後の
水曜会です。
フィナーレと新しい年明けを期して、今日のメニューは以下の17品になりまし
た。
1.しらすとブロッコリースプラウトの和え物、手作りポン酢で。
2.湯がきアカモクの青紫蘇ポン酢。
3.湯がきブロッコリーと鶏むね肉の生ハム、好みのドレッシングで。
4.ツナ缶と水菜、蒸し大豆、パルメザンチーズのサラダ。
5.いづみ式鶏レバーの刺身、胡麻油とヒマラヤの紅塩で。
6.いづみ式鶏レバーのタイ・タクミソース炒め。
7.シメジ、ニンジン、玉ネギ、ジャガイモ、蒸しサラダ豆の生姜シナモン入り
スープカレー。
8.豚ロースとツマミ菜のガーリックソテー。
9.豚肉と青梗菜の生姜焼き。
10.ロールイカ、アボカド、プチトマトのガーリックソテー。
11.ワサビ菜と菊菜の辛子豆腐摺り胡麻白和え。
12.赤玉の温泉玉子、卵用醤油で。
13.菜の花の辛子胡麻味噌和え。
14.コンニャクのクルミ味噌田楽。
15.京絹揚げのバター焼き、九条ネギ散らし、大根おろし醤油で。
16.鮭の塩焼き、レモンと大根おろしで。
17.キハダマグロのカマの塩焼き、レモンと大根おろしで。
アップも遅れたけど、ちと品目が多かったかも?^^;