ヒーリング

27:乳幼児の便秘に

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便秘と云うのは、便が排泄されない症状のことで、病気ではありません。^^

排便には、それぞれ個人差があって、例えば一日おきや二日おきにしか排便がな
くても、その排便時に十分な量が出れば、便秘とはいいません。

また、人工栄養児で、タンパク質が多く炭水化物の少ない食事や、嘔吐があった
り、食事の量が少ない時も、運動不足などでも、便秘は起こります。

乳児の場合は、人工栄養で濃すぎるミルクを与えた時でも、水分の不足などでも、
便秘を起こします。

幼児の場合は、偏った食事が、便秘の原因になることもあります。

いずれにしても、便秘は老廃物が腸内に溜まり、有毒なガスを発生しますから、
健康には大きなマイナスとなりますね。^^;

乳幼児の場合、これが原因で発熱することもあり、「痙攣性体質」の場合には、
ひきつけやケイレンを起こすこともあります。

一時的な仮性便秘は、放っておいても治りますが、これが長く続くようなら、次
の治療が素晴らしい効果を発揮しますよ。^^v

先ず、気光パワーシールの銀シールを貼ると効果的ですが、なければタバコ(線
香束)灸を、沢田流神門というツボに施すのです。

沢田流神門とは、沢田健という鍼灸の達人が発見したツボです。

場所は、手首の小指側の側面で、手首を小指側に曲げるとできる手首の横ジワの
中央のクボミです。

この沢田流神門に、左右ともじっくりとタバコ灸を施します。

ツボへ約1.5cmの距離に、タバコの火を近づけ、熱く感じたと思ったら離し、
一呼吸おいてから、また1.5cmに火を近づけてと、繰り返します。

ツボが赤く発赤したら、奥の方まで熱が浸透した証となります。

焦らず、ヤケドさせないよう、距離を守ってじっくりと繰り返して下さいね。

次に、おヘソから下の腹部一帯、特に左側に念を入れて、歯ブラシで、軽く、薄
く皮膚が発赤するまで、こすってあげてください。

便秘の手当てはこれだけで、95,6%は翌日にはちゃんとした排便があります。

この手当てをしながら、朝起きたときに冷水を飲ませたり、繊維質の多い食事を
与えたり、毎日一定時間にトイレに行く習慣をつけるようにすれば、難症といわ
れる便秘も治ってしまうものなのですよ。