ヒーリング

32:激しくうずく通風の痛みに

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通風は、ある日突然、関節に激烈な痛みが起こり、発赤や発熱を伴います。
尿酸の結晶は比重が高く、重力に引かれて足部に沈着しやすいため、
痛風発作(痛性関節炎)は足趾(特に母趾MP関節)に多く発症します。
初発症状は足部であることが多いが、足関節、膝関節から発症することもあるそうで、
発作を繰り返すたびに症状は増悪するのだとか。^^;

私の場合は、半月版損傷による左ひざ関節炎と併発しました。><
発作の痛みは骨折の痛み以上といわれ、激しい疼きで、非常に苦痛を伴うのですぅ。。
この病気は、風にあたっただけでも痛いと感じてしまうくらいの強烈な痛みを伴うことから、
通風という病名で呼ばれる所以の病気です。

通風の特徴は、夜中や明け方に痛みの症状が出ることが多いということです。
また、一度痛みが出てしまうと、おさまっても忘れた頃にまた痛みなどの症状が現れ、
くり返してしまうこともこの病の特徴です。

通風は、高尿酸血症とも呼ばれるとおり、体内で脂肪が新陳代謝することで生じた、
尿酸がタタリを為すのです。ーー;
人は誰でも、この尿酸を毎日作って、せっせと尿から体外に排出しています。
この尿酸が作られ過ぎたり、あるいは排出がうまくいかずに、血液中に尿酸が増えすぎた状態。
それが、高尿酸血症です。
高尿酸血症では尿酸が身体のいろいろな部位に沈着しますが、関節の骨膜に沈着したときに、
この激しい疼きの痛風の発作が起きます。ーー;

高尿酸血症の原因としては、遺伝体質、高カロリー食の摂りすぎ、アルコール類の飲みすぎ、
肥満やストレスなどがあげられていますが、いつも説いてるように全ては複合要因ですよ。^^;

尿酸は、細胞のなかのプリン体が分解してできるため、かつては、
痛風患者がプリン体を多く含む食品(モツ類、魚卵や貝類など)を食べるのは絶対にいけないと、
されてきましたが、最近ではプリン体そのものは、それほど症状を悪化させるものではない、
ということがわかってきました。
最近では、プリン体の排泄や代謝を促すことに主眼が置かれるようになり、
この方法で治療効果が上がっていることが報告されています。
(といっても、食べて痛むのは自分持ち。^^;シビアに何を食べて痛むか、個人差がありますが。
君子、危うきは食べず、が正解。ワラ。)

治療に際しては肥満を避けること、水分を十分に摂ることが前提となります。
発汗が多い時期や運動後などは体内の水分が減少し、尿や血液が濃くなって、
発作を起こしやすくなりますから、水を飲むだけでなく、お茶や果物などを摂ると良いでしょう。

コーヒーや茶に含まれるカフェインには利尿作用があり、麦茶にも果物や瓜類にも利尿作用があります。
水分の摂り方の少ない人、排泄の悪い人はどうしても老廃物がたまりやすいので、
常日頃から意識して、水を飲むことを心がけることが予防にも、治療にも大事中の大事です。
水を飲むなら、飲んだそばから排出される沸かした水より、トリハロメタンの毒性ある水道水よりも、
沸かさぬ良い水を飲むべきでしょう。^^v

痛風に極端な食生活は禁物で、野菜たっぷりのヘルシーな和食がおすすめです。
食事の量が極端に少ないと、血液中の尿酸値は上昇し、高脂肪食に偏ると、尿酸値はさらに上がります。
食材としては、魚類(ウナギ、サケ、マグロ、ハタハタ、ワカサギなどはプリン体も少ない)や
植物性タンパク質、野菜はカロリーを摂り過ぎないことからもおすすめです。
当たり前のことですが、バランスのとれた食生活が痛風予防の基本といえるでしょう。

通風の予防や本治療で、大事な事は体質改善・生活改善に尽きます。
次に挙げるのは、通風対策の生活改善七箇条です。
1. 適度な有酸素運動をする
2.激しい運動は禁物
3. 徹夜や不規則な生活はできるだけ避ける
4. 意識して水分を十分に取る
5.プリン体の含有量が多い食品やカロリーの高い食品を制限する
6. お酒(アルコール)は適量に・・・
7. 砂糖、果糖やしょ糖を制限する

しかし、食生活を変えたから、すぐにこの痛みが消えるはずもなし。--
私だって、普通の痛み止めや局所麻酔さえ、効かない身体ゆえ・・・^^;
何処へ通っても、先ずは肝腎の痛みを止めて欲しいものぉぉぉぉぉ。。

今、お伝えする方法は、気のニュー・テキストにもある通り、通風の痛み止め療法です。

京都の高雄病院で20数年間、臨床に携わった末に、自らの治療理論を構築され、
開業されている村本針灸院の村本直樹院長の協力を得て、我が身にも実験したところ、
その場で直後に、疼きは治まり、少し動かしても痛くて歩行困難な状態が、やや痛みはあるものの
スタスタ歩きができるほどに。^^v

村ちゃんいわく、「キツネにつままれたような?」即時著効がありましたことよ。(快心の笑)
お伝えした口伝は、以下のとおり。
針を用いる場合は、補寫を手業で区分すること。
経絡を通すには、奇経に始まって、奇経に終わる。
全ての痛点はすべからく、交会穴から流し去ること。
強力な痛点は、反対側対称点に補し、次いでそこから邪気を瀉する。

金銀パワーシール、もしくは11円療法の場合は、金シール・10円玉が寫の作用、
銀シールが補の作用です。
具体的なツボは、以下の通りです。
奇経は、健側(痛まない側)の腕の「内関」に金、患側(痛む側)の「公孫」に銀。
交会穴は、首のつけ根の「大椎」と、腹部のへそとみぞおちの中間にある「中完」にともに金。
痛む関節の全ての痛点に銀。
特に強く残る痛点があれば、その範囲の対称点を左右反対側に採り、金シールを貼って強く押す。

とにかく、痛みが引いて、症状が軽減すること。
患者の願いは何といっても、これ以外にありませんもんね。^^

追記:村本針灸院は、京都市右京区西京極畔勝町20-4
葛野大路花屋町東2筋目上ル1筋目西にあり、阪急西京極駅より東へ徒歩2分。
村本先生は、昔から、患者さんの声に心から耳を傾け、本当に親身になって治療する方です。
特に、高雄病院で実験し組み上げてきた「頸性神経筋症候群」の鍼灸治療は得意技。^^
アトピーや、不定愁訴を伴う自律神経失調症・更年期障害・慢性の痛みや不調・
うつ病や神経症などでお困りの方は一度、村本鍼灸院にもご相談ください。
施術は60分から90分かけて行い、費用は5千円です。
℡。075-312-3345
院長 村本直樹 メールは村本針灸院のHPにあります。