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121:三伏の候、冬病夏治

7月7日、七夕の小暑から、いよいよ夏も盛りになりゆき、23日の大暑の頃には暑気甚だしく、
時々にわか雨が降ると暦にあります。

7月は三伏に入る月で、夏至から数えて三度目の庚(かのえ)の日が初伏。
四度目の庚に当たる10日後が中伏となり、立秋以後始めての庚日が末伏となります。


2017年は7月12日が庚子の日で初伏。
中伏は7月22日の庚戌の日。
末伏は庚午の日の8月11日になります。

三伏(さんぷく)というは、陰陽五行説に基づく選日の1つですが、庚は金の兄で陽の金性です。
火剋金の理で、火性の最も盛んな夏の時期の庚の日は凶であるとして、夏の間の3回の庚の日を
三伏としたものです。

7月中旬から8月上旬にかけては、ちょうど酷暑の頃なので、「三伏の候」「三伏の猛暑」と手紙の
前文に書くなど、酷暑の頃を表す言葉として現在も用いられているのですが
・・最近ではどうなんだろ?

メールはもらうけど、手紙や葉書は減りましたねぇ。^^;

かつて三伏の日は、旅行、種蒔、婚姻、男女の和合は慎むべき日とされましたが、今は昔。(ワラ)
ただ、油照りの酷暑の候ですので、金気に属する肺・大腸・皮膚を守るべく、金気を補い、
辛味を摂ったり、土の気に属する食物を摂ることなどは、漢方の理にも適うことです。


韓国では、三伏(サンボッ)の日にサムゲタン、ユッケジャンまたはポシンタンをよく食べるます。
サムゲタンは、鶏肉に高麗人参、クルミ、松の実、ニンニク、もち米などを入れて煮込んだスープ。
ユッケジャンは、牛肉と色々な野菜、ワラビやモヤシなどナムルをじっくり煮た辛味のあるスープ。
ポシンタン(補身湯)は犬の肉を使用した料理で、言葉通りに体に栄養を補うスープです。w

日本のウナギと同様に、夏場の強壮食品と認識されていて、日本で土用の丑の日にウナギを食べ
るのと同様の風習、考え方といえますね。
どうも韓国の漢方(東医)では、毒を出す「瀉」より、虚を補う「補」の法が多い印象を受けますが?w

日本では三伏の日には、半夏生の日にタコとかの特別な季節の料理はありませんが、
何せ酷暑の候、夏バテしないよう、また冷房病にも注意して、熱くて辛く、
また土気に属する胃・脾を潤すものを意識して摂ることが効果的でしょう。
冷たい甘いものの摂り過ぎは、夏バテ・秋バテの因となりますのでご用心くださいね。


韓国にもあると思うが、中国では三伏の候、多くの漢方系病院で「三伏貼」が行われます。
「三伏貼」とは、「初伏」、「中伏」、「末伏」に、病気に合わせて漢方薬を配合した絆創膏を、
継続して、一回4〜6時間、背中などの特効点に貼ることです。

中医学では、一年中で最も暑い夏には、人体から陰陽の陽の気が発散されやすく、
毛穴は開いてくると説きます。
そのためこの時期に、患者の病状に効果のあるツボに湿布薬をすると、体に吸収されやすく、
ぜんそくや気管支炎、慢性的な呼吸器系の疾患や、風邪、鼻炎などの治療を、症状の軽い夏の
暑い時期に行い、冬の発症を最低限に抑えられるよう予防するのです。

夏には、体内の陽気が最も強くなり、血液の循環が活発になります。
それに、毛穴も開いているため、貼られる薬の効きめが容易に吸収されて血液に送られ、

病に冒されたところに届き、治療効果が上がります。
それに、貼り薬は薬を飲むより副作用がずっと少ないのが良いですね。^^

これは「冬の病気は夏に治す」という伝統的な中医学の概念ですが、
運気論でも対冲に当たる6か月後は事象の反転・転換が生じやすいので、
理に適った根治の方法と言えるでしょう。

私も冬の膝痛に対応して、症状の軽い今から、「ビサ入り足裏シート」を就寝時に貼って、
足底から湿毒をデトックスするようにしています。
汗をかくシーズン、体内の毒や邪気も「瀉」して出したいものですね。

冬によく出る症状があるなら、根治を目指して治療・予防するなら、今でしょ!(笑)

冬風邪や呼吸器系の疾患のみならず、冬に出やすい腎、膀胱、足腰、関節、
耳などの症状に対して、今、手立てすることは大変有効ですよ。^^

気光金銀パワーシールを用いて、或いは漢方の貼り薬を使って、もしくは温灸を施して、

夏を乗り切るだけでなく、6か月後を快適に過ごすためにも、
皆さんも手立てしてみては如何でしょう?^^


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