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03:気功とは

気功とは、体内の気を調節することにより、本来の状態(元気)を回復する健康法のことである。
東洋医学では、病気を気の変調として理解する。
つまり、あくまでも人間は自然の構成部分であり、自然の秩序や摂理に従っていれば、病気になりにくいと考えるのである。
人間の体内の気が調和していれば健康であり、停滞(邪実)や不足(虚)などの不調和が起きれば病気となる。
それゆえ、健康の維持・増進や回復のためには気の調和が必要であり、気功法はそのためにある。
気功には、多くの種類があるが、気の科学研究所では、18,000に及ぶ気功法から、特に効果的なものを選択し、機能的に5つのセクションに分類して、指導している。

セクション1. 調気功 : 気を調え、人体を司る気・血・水の運行を調和して、体のバランスを整える法。
                気が通りやすい体をつくり、気の滞りや身体のずれを自然に治す効果があり、
                心身の調子を好転する。

セクション2. 養気功 : 気を養い蓄えて、心身の気力・活力を高める法。
                気感が高まり、気の知覚能力が鋭敏になると同時に、身体の気の量をどんどん
                増強していく。

セクション3. 採気功 : 大自然の気を、身体に取り入れる法。

セクション4. 発気功 : 気を発射・放射して、邪気をはらったり、手当てをしたりする法。

セクション5. 練気功 : 気を身体に巡らせて、気のエネルギーの質を高める法。
                気を自在にコントロールして、操る。


                             

効  果

1. 正気の増勢と邪気の除去
     東洋医学では内部の病因を重視する。人体に「外邪」が侵入すると、「正気」が反撃する。
     その時に正気が病邪よりも強ければ、病気は好転する。しかし、逆の場合には、病気が悪化
     する。
     気功は、人体の基本的なエネルギーである真気を養い、正気を育てることで、病を防ぎ、
     免疫力を高めるものである。

2. 緊張の緩和
      健康と精神的緊張には密接な関係があるとされる。
      科学的な実験によっても、ストレスを与えるとアドレナリンの分泌量が増加し、心拍数が増え、
      血圧が上昇し、血糖値が上がることが証明されている。
      気功は、交換神経系統の緊張を緩和することによって病気からの回復や健康増進にプラスの
      環境を作り出す。
      また、気功をしている時に脳波にアルファ波が測定されるが、これは気功が大脳皮質の細胞を
      復活させ、中枢神経に休息状態をもたらし、全身の各器官を調和させることを意味する。
      気功は、交感神経と副交感神経の調和を促進し、自律神経を正常に機能させるのである。

3. 気血の調和
     気の鍛錬(練功)をするうちに身体に温かみを感じるようになる。そして、次第に気の通路である
     経絡に意識的に気を通せるようになる。また、それは血液にも作用する。

4. 全身の活性化
     大脳の神経細胞は140億個と言われるが、通常機能するのは10〜20%。
     また、肺の気泡は7億5千万個あるが、通常使用されるのはごく一部である。
     気功後は、脳波が変化し、肺活量が増え、血管容積も上昇する。
     これによって人間の潜在能力を発揮させることができるようになる。


臨床結果

効果のある適応症は80種類以上が発表されている。
消化系の病気では、平均治癒率52.3%、有効率85%以上。
神経系の病気では、平均治癒率63.2%、有効率90%以上。
具体的な病名は以下の通り。

・消化器系統
    胃・十二指腸潰瘍、胃下垂、慢性胃炎、習慣性便秘、腸結核、慢性腸炎、慢性虫垂炎、消化不良、
    急性・慢性肝炎、肝硬変、慢性胆嚢炎

・心血管系統
    冠状動脈硬化症、高血圧症、原発性低血圧症、心臓弁膜症、心筋炎、レイノー病、
    血管幣束性脈管炎、リウマチ

・神経系統
    神経衰弱、不眠症、ヒステリー、胃腸・心臓神経症、多発神経炎、進行性筋ジストロフィー、脊髄炎
    自律神経失調症、中風後遺症、脳動脈硬化症、緊張性頭痛

・呼吸器系統
    肺結核、慢性気管支炎、気管支拡張症、気管支喘息、急性気管支炎、気管支肺炎、肺気腫

・血管系統
    鉄欠乏性貧血、栄養不良性貧血、再生不良性貧血

・泌尿・生殖系統
    腎結核、慢性膀胱炎、慢性腎炎、前立腺炎、遺精、早漏

・婦人科系統
    子宮付属器炎、機能性子宮出血、原発性無月経、生理痛、子宮脱出、子宮頸ビラン、妊娠中毒症

・五官科系統
    緑内障、視神経萎縮、近視、中心性網膜脈絡炎、視網膜色素変性、慢性扁桃腺炎、メニエール病


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