ヒーリング

26:お子様の鼻づまりに、特効治療「上星・印堂」を

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このところ気になることに、乳幼児が、鼻汁・鼻乾き・鼻づまりなどで、フガフガ・ピーピーしてるのをよく見かけます。
他人の子のことながら、見てても、いかにも苦しそうだし、可哀相。。
このまま、口で息をしてたら、乾燥した空気で、咽喉や気管支、肺まで侵されてしまうかも
しれませんね。ーー

30歳までの教師経験からも、慢性の鼻づまりになっている児童は、脳への酸素不足のため、集中力の低下、物忘れの多発、記憶力の低下、頭痛や頭重から学習や活動の意欲の減退があって、学校の成績も落ちてくるものです。

一時的に鼻がつまるのは、鼻孔の粘膜が腫れたり、鼻汁が溜まったりしたときで、
急性鼻炎、急性蓄膿症などのときに起こります。

また、いつも鼻がつまっているのは、慢性鼻炎やアデノイドのとき、またはアレルギー性鼻炎によることが多いものです。
鼻汁が大量に出て、膿みや血が混じったり、悪臭がある場合には、慢性蓄膿症が進行しているか、
鼻ジフテリアの惧れがありますから、耳鼻科の診察は受けることです。

いずれの場合にも、また大人の場合にも、鼻づまりにはよく効く特効治療法がありますから、
一日でも早く、苦痛から解放してあげましょう。^^v

気光シールや擦火掌による気功指圧が効果的ですが、何がなくても、マッチ棒とタバコ(線香)灸での
治療法をお伝えしましょうね。

特効点は先ず、「上星」というツボを取ります。
鍼灸師の取穴法は少し難解なので、臨床的な方法でツボを取りましょう。

患者の掌の小指側の線を、鼻の真ん中の線(鼻筋)に当てます。
そのとき、小指側の手首に近い最もふくらんだところ(手相でいう月丘)を、眉間と鼻の付け根の最も
くぼんだところに当て、小指を正中線に沿って頭頂へ向け
て伸ばします。
その形で、小指の先端にあたる上頭部分が、圧すと圧痛のある「上星」のツボです。

この「上星」にマッチ棒の頭で、浅い跡がつく程度の圧力で、一圧し3~5秒で、
3~5回繰り返し圧してください。
一圧しずつ、一呼吸待ってから圧すことが、より効果的です。

この後、マッチ棒の跡がついたところに、タバコ(線香)灸をします。
髪を焼かないようによく分けて、ツボを出し、タバコの火を1.5cmぐらいのところに寄せます。
熱くなるまで、火をその距離に維持し、熱くなったらサッと素早く火を遠ざけます。
一呼吸おいてから、また静かに同様のタバコ灸を繰り返します。

回数にして3~6回くらいで、指先でツボを触ると、ジーンと熱が沁み通っていると感じるようになります。

幼児や児童、大人の場合は、熱いと教えてくれますが、乳児の場合は教えてくれませんね。^^;

乳児の場合は、火とツボの間隔を2cmにして、火と術者の指を1cm離して置き、指が熱くなった時が、
乳児のツボが熱いと感じたとします。

乳児のタバコ(線香)灸は、いつでもこの要領で行ってください。

仕上げに「印堂」のツボを取ります。
「印堂」は、眉頭と眉頭の真中間にあります。

ここにはマッチ棒圧法を行わず、タバコ(線香)灸のみを、「上星」と同様の要領で行ってください。

アレルギー性鼻炎でも、副鼻腔炎でも、鼻風邪でも、この「上星」「印堂」は特効点として
大人にも大変効果的なツボです。

鼻づまりが続くと、脳にも肺にも悪影響を与え、諸能力や成績が悪化しやすいの
で、早く良くなってくださいね。^^v