ヒーリング

33:糖尿病に、気長に続けよ、奇経を通す経絡療法

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糖尿病は、高血糖(血液中のブドウ糖の値が異常に高いこと)と糖尿(尿中に糖が漏れていること)を特徴とする病気です。
この高血糖は、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きが不足して起こるものです。

初期には、私のように、何も自覚症状がないのですが・・・
(ホントか?ホンマにこの私が糖尿病なんか?ウソや言うてよ、洋さん、。糖質制限食、続けてますやん。
ほら、3週間経って、血糖値も中性脂肪も正常値やん。おしっこに糖・タンパクも下りてへんし。w
もう、ラーメン探査官に復職してええ?まだ、あかんの?あがきの自爆!><)

徐々に静かに進んでゆくと、多尿、口の渇き、多飲、多食、体重の減少、全身倦怠、インポテンツ、神経痛、歯茎の緩み、おできの多発などがあり、遂には血管障害から治らぬ心臓病か脳卒中、あるいは失明に至る糖尿病網膜症、透析が必要になる糖尿病腎症、足の切断などの糖尿病神経症いわゆる糖尿病3大合併症)になってしまいます。

実際は、自分が糖尿病だと知らずに、血管や腎臓などの負担が破綻して、心臓か脳をボックリと滅す人も多いのでしょうね。(コワ)
糖尿病と宣告されても、自覚症状がないので、まだまだ大丈夫と治療もせず、生活習慣や体質改善せずにいる人はきわめて多いそうですから。^^;
良い子はあがかず、あがらわず、医師の言うこと、聞きましょうね。(笑)

糖尿病には、とにかく食生活の改善など習慣の改良と体質の改善が不可欠です。
最近の医学研究から、カロリー制限食よりも、糖質制限食のほうが効果的なのも分かっています。
ちゃんと意思が疎通し合える医師とお付き合いしながら、漢方も用いて、体質改善を図って行きましょう。

とはいえ、できるべくんば可及的速やかに正常値が維持されて、β細胞がヘタるか壊れたすい臓の機能を回復し、血管を含む循環器機能を強化したいものですね。

奇経を用い、交会穴を用いる、私たちの「経絡療法」には、急性の痛み・不調を鎮めるだけでなく、慢性疾患や慢性の不調にも効果的なのです。
気長に続けてみましょうね。
すると、この奇経の気がよく通るようになり、壬脈と陰僑脈を結ぶ様々な適応症が改善されてゆくのです。
(吸器疾患、胃腸疾患、皮膚や粘膜の疾患、腎・膀胱の不調、血行障害、内分泌障害、アレルギー、倦怠感、不眠など)

さて、糖尿病に続ける気光パワーシール療法は、これだ!
1.右手の「列穴(れっけつ)」に金を貼り、左足の「照海(しょうかい)」に銀を貼る。
金は瀉、銀は補の作用ですが、圧法で行う場合は、押さえて痛まない方を強く押し、痛む側は軽くほどくように指先で左旋し、両手をパッと離して、一呼吸はゆうに待ちましょう。

2.首のつけ根の「大椎(だいつい)」に金を貼ります。
「大椎」は、頚骨の一番下、第7頚骨と第1胸椎の間で、背筋を正して首だけ前に折り曲げると、大きく出る骨の下です。
私はここを「意地骨(いじぼね)」と名づけていますが、まあ、ここの張ってる人の強情なこと、思い込みの激しいことよ。(ワラ)

3.「脊中(せきちゅう)」に銀を貼ります。
「脊中」は、胸椎の第11番の下のくぼみです。指で数えて探っても、途中でワケワカメになりますから、次の方法で取ってください。
A.普通に立って、左右の肩甲骨の下端を結んだ高さが、胸椎の7,8番の間になります。
そこから、指で探って下へ4つ目のくぼみが、胸椎第11番の下で、「脊中」です。
B.正座して、肩先(腕を横に上げるとできる、肩の後ろ側のくぼみ)と反対側の腸骨(上部骨盤)の最も高いところを結んだ線が、胸椎と交わるところが第11胸椎ですから、その真下のくぼみが、「脊中」です。
※臨床的注意点:A,Bいずれの法を採っても、圧痛を見つけてツボとします。
圧痛がない場合は、この点の上下の脊椎の下のくぼみの圧痛を探ってください。必ずありますから。

2.3の交会穴と特効穴に対して、左右の掌の中央もしくは左右の親指の腹を柔らかく当てて、脊椎を横に揺するように振動を加えます。
左右の手の振動がシンクロするように震わせましょう。
気持ちよく、温かくなりますように。^^