身近な仏教用語

27:しょっちゅう

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始めから終わりまで、いつも、しじゅう、ということを「しょっちゅう」といいますね。

大辞泉を引くと、「初中後(しょちゅうご)」の音変化か、と書かれていますが、
漢字を当てるとするならば「初中終(しょちゅうじゅう)」の方が、音変化したっぽいと思いませんか?

「初中後」は、物事の始め・中ごろ・終わりの三段階を指し、
中世の芸道や文芸論などで使われた用語です。
「拍子は、初中後わたるべし。」・・・花鏡

[初中終」という言葉は、ひょっとすると、仏教語である「始中終」が転じたものかもしれませんね?
尤も、大辞泉には、「初中終」も「始中終」も、載ってなかったですが。^^;

始中終という言葉は、昔、お釈迦さまが弟子たちに法を説く時、「初めも善く、中ほども善く、終わりも善く」
正しくわかりやすい法を説くようにと諭された言葉に由来するということです。
始めから終わりまで、という意味でも、どうも私には、
こっちが「しょっちゅう」の語源に思えてなりませぬ。。

おや、おや。この頃、つまらない、ささいな言葉が引っ掛かって、しょっちゅう、
気になってしまいますね~。
細かいことが、どーも、気になってしまうのは、ボクの悪い癖。(嵐山右京。笑)

そういうときは、呑んでしまいましょう。
寒い晩ですが、温めた部屋で、ロックの芋焼酎も、好いものです。
始めも良く、中ほども良く、終わりも良く、飲み飽きないのが私のブレンドした焼酎です。
「龍餐(りゅうさん)」「神護(じんご)」「白虎刀(びゃっことう)」「黒貴神(こっきしん)」・・
はい?いえ、いえ。別に、しょっちゅう、酔っぱらってキーを打ってるわけでは・・・^^;;