アラカルト

122:月の満ち欠けとその作用

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月の作用で潮の満ち引きがあるように、上昇・下降の波は付きもの。
自然界のものには全て、リズム、周期、波動の変化があります。

陰極まったピークより生まれ、満ちて行き、陽極まったピークより欠けて行く月のリズムは、
ひと月一月を止まることなく上昇と下降の波動のリズムに合わせて生きる知恵を教えてくれ
ているようです。

2014年の秋は10月8日に満月の皆既月食がありましたが、
丁度陰暦でも十五夜の望月に当たりましたね。
陰暦は30日が一月ですが、月の満ち欠けは29.53日なので、
十五夜がそのまま満月に当たるとは限らず、前後することが多いのです。

満月付近は陽極まるリズムが働き、出産率が高くなる時期です。
満月の日は特に身体が何でもよく吸収しやすいので、何を食べても太ったり、
むくんだりしやすくなります。
普段よりも速やかに水分が身体の組織に吸収されるので、結合組織が柔らかくなります。

そのため、出血の量も多くなり、手術の予後もあまりよくありません。^^;
WHOの記載でも、満月の3日前からワクチンの接種は避けるべきとあり、
特に満月当日は最も悪く、虫に刺されても食毒に当たっても、中毒症状が出やすいのです。

満月の日は、一般的に喜怒哀楽の感情が激しやすく、衝動的になりやすいので、
自律して気分を明るい陽気に向けることが効果的ですね。
見事に美しくなった自分を想念して、ダイエットを始めたり、
断捨離を行動に移すには最適の日となりましょう。

次の十六夜は月の出が遅れるため、月が出るのをためらっているようで、
「いざよい」と名付けられましたが、これから新月にかけて、月の出は遅れて行きます。

十七夜「立待月」、十八夜「居待月」と進み、十九夜「寝待月・臥待月」には月の出が夜9時
ごろになります。二十夜「更待月(さらまちづき)」では夜10時頃が月の出になります。

満月から1週間後の二十三夜の半月、下弦の月は日の出の時に最も高いところに昇っています。

二十六夜は「有明の月」、夜明けの空(有明の空)に昇ることから呼ばれましたが、
夜明けの空で消えそうになっているこの月を「残月(ざんげつ)」とも呼びますね。

陰暦の最終日は三十日ですが、三十夜は「三十日月(みそかづき)」といいます。
今の暦でも、月の終わりを「みそか」と呼ぶ由来はこれにあります。。
またの名を、月が籠もることから、晦日(つごもり)とも言います。
「晦日(つごもり)」を「みそか」と読んだことから、年の終わりの日を「大晦日(おおみそか)」と
呼ぶようになったのですね。

下弦の欠けて行く月は、「解毒」「洗浄」「発散」「発汗」「乾燥」「固定」の作用があり、
新月に近づけば近づくほど、その力は強まって行きます。
手術や治療などはこの時期が最も効果が高く、手術の成功率も高く、
傷口からひどく出血することもなく、予後の回復時間も短くて済む時期です。

デトックスやダイエットに励んだり、身体の湿や汚血の除去、心の澱やわだかまり、
毒素を消すよう心掛けると良いですね。
家事でも、掃除や消毒、洗濯などは特に汚れが落ちやすいなどの効果が上がると同時に、

簡単にできるリズムが働いていますよ。^^

陰暦一日は朔(さく)の新月です。
朔のある日を「朔日(さくじつ)」といい、訓読みすると「ついたち」となります。
月の満ち欠けで暦を考えていた人々が新月の日を一日(ついたち)としていた名残が、
今も一日を「ついたち」と呼ぶことに残っていますね。

新月の日は、心身の「浄化」と「解毒」に最適の日となります。
タバコや何か良くない習慣をやめる日とするのもよく、この時にはあまり禁断症状が強く出ない
ものです。

朔の新月から、月は14日間をかけて満ちて行きます。
朔から三日目の月が三日月ですが、眉月(まゆづき、びげつ)、蛾眉(がび)、
繊月(せんげつ)などと言う雅な名称があります。

七日目の月は、上弦の月と呼ばれる半月です。
弦月(げんげつ)とも呼ばれる所以は、形が弓を張った状態に似ているから。
また、それにちなんで弓張月(ゆみはりづき)とも言われますね。
上弦・下弦ともに半月の時は、警視庁も発表しているように交通事故など人的災害が起こりやすく、
ミスの無いよう確認に念を入れることが大切です。

十三夜の月は、美しいものです。
お月見というと旧暦八月十五日の十五夜がもっとも有名ですが、日本では古来もうひとつ、
旧暦九月十三日の十三夜もまた美しい月であると重んじていました。
宇多法皇が九月十三夜の月を愛で、「無双」と賞したという逸話があり、昔は十五夜に月見
をしたら、必ず十三夜にも月見をするものともされていました。
十五夜の月見だけでは、「片月見」といって嫌われていたからだそうです。

十四夜の月は「小望月」と呼び、満月(望月)の前夜の月。
「近い」という意味を持つ「幾」の時を用いて幾望(きぼう)ともいいます。
新月から始まった気運が満ちて行き、満月でピークに達して結果が現れる直前の時期、

魔が差さないよう、希望を成就しようと手立てしたいものです。

満ちて行く上弦の月は、「補給」「摂取」「保護」「休養」を促す作用があり、
満月に近づけば近づくほど、その作用は強まって行きます。
この期間には、ビタミン・ミネラルなども身体によく吸収されるので、
虚や欠乏症を治しやすく、身体づくりには最も効果のある期間となります。

尤も、満月に近づくほど、同じものを食べても普段より太りやすくなるので、
太りたくない人は自律・自制が大事となります。w

日、月、合わさって明るく、一隅を照らさん。
太陽と月の運行も効果的に活用して、LIFEの語源たる「いきいき生きる」生活をライフスタイル
にしたいものですね。