アラカルト

22-2:秋の味・秋の簡単な薬膳料理 レシピ付き(果物)

コメント

実りの秋、果物がたくさん出まわってきますね。

果物は、身体を冷やすものがほとんどですが、梨には、肉料理の消化をスムーズにしたり、便秘を解消する働きがあります。

また、熱を冷まし、炎症を和らげる働きと、体液を潤す働きがあるので、
夏の暑さで消耗した身体をサッパリ冷ませて、潤いを与えてくれます。

夏から秋にかけて寒暖の差が激しくなると、のどを痛めて、しつこい咳がからんでくることがあります。
また、のどが渇いて、声が枯れることもあります。

こんなときに、梨は、のどや気管を潤し、炎症や痛みを鎮めるのに役立ってくれます。
秋口に、肌や髪がパサついてくるときにも効果があるので、お勧めです。
夏に体液が消耗して、のぼせやほてり、
頭痛などが症状を現わすときも(高血圧や糖尿病がある人に起こりやすいのですが。^^;)
ぜひとも食べてみて下さい。

梨はほとんどの方が、そのままデザートで食べることが多いと思いますが、
梨を刻んでポテトサラダに入れると、爽やかな味に仕上がります。
ちょっとソテーして肉料理に添えても、大変良く合いますので、お試しあれ。 ^^v

旬の果物といえば、りんごもアゲられますね。^^

欧米では、「一日一個のりんごは、医者を遠ざける。」ということわざがあります。

他の果物と比べても、りんごは特に、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維(ペクチン)、ビタミンC、ポリフェノール、有機酸(りんご酸・クエン酸など)が多く含まれています。

りんごの効能には、次のようなものがアゲられます。

1. 整腸作用:お腹をこわした子供にすりおろしたりんごを食べさせると卓効があることが知られていますが、
ペクチンが腸の老化を抑えて、腸内をきれいにしてくれる上に、さらに、大腸ガンも抑制してくれます。
2. コレステロール減少:これもペクチンが、悪玉コレステロールを減らして、善玉を増やしてくれます。
3. 高血圧・糖尿病・脳卒中の予防;過剰なナトリウムをりんごのカリウムが排出してくれます。
4. 肩こり・腰痛・疲労回復:りんご酸が筋肉に溜まった疲労物質の乳酸を減少させてくれます。
5. 美肌効果:りんごはアルカリ性食物なので、肉や魚、でんぷんなどの酸性に偏りがちの血液をサラサラにして、
新陳代謝を良くしてくれます。

こんな優れもののりんごも、デザートに生食ばかりじゃ飽きますよね。^^;

では、では、和食にアゲてみましょう。(笑)

リンゴの天ぷらをご紹介します。(青森の方々、ありがとう。^^)

材料:4人分
・リンゴ 1個
・三つ葉 4本
・大 根 80g
・ショウガ 少々

・小麦粉 半カップ
・片栗粉 大さじ2
・卵   1個
・冷 水 50cc
・酒   50cc
・揚げ油 適量 天つゆ
・だ し    200cc
・しょうゆ   大さじ4
・煮切りみりん 大さじ4

作り方:

1. リンゴは縦4つ割りにし、皮つきのまま3m厚さのいちょう切りにします。
2. 三つ葉は茎を1cm長さに切り、葉はそのままにします。
3. 卵、冷水、酒をボールに入れ、ふるった小麦粉、片栗粉を軽く混ぜ、衣をつくります。
4. 揚げ油を180℃に熱し、リンゴと三つ葉の茎を一緒にし、3の衣をつけて揚げます。
5. 大根、ショウガはおろし、人形盛りにします。
6. だし、しょうゆ、煮切りみりんをあわせ、一煮立ちさせ、天つゆをつくります。
7. 器に天ぷらを盛り、大根おろしを添えます。

如何です?オツな味のオシャレな一品を召し上がれ。^^v

う~ん。思えば、こうして永年、主夫・シェフ・時により車夫の変革三段活用かあ。
カアカア・・・カラスが鳴いて飛んで行くなあ。(淋笑)

秋の夜の冷え・・・淋しいなあ。。。心も冷える。
愛と感謝と温もりが欲しいな。くすん。。

などと私は、今宵も(独り)飲むのですが(自爆)・・・
トックリで温めた酒は「五勺の酒は百薬の長なり。」のことわざの通り、
全身が温まり、血行が良くなり、神経が安らぎ心身の疲れが癒えるのです。

さ、さ、さ。あなたも、付き合って、一献、聞こし召せ。^^

尤も、私・・・五勺で効かず、五合かも?(再自爆)
憤怒や瞋恚 (しんい:怒り恨む事) の荒ぶる心の中の御神体を鎮めるべく、
ひたすら芋焼酎をロックで飲んでる今日この頃ですぅ。(自滅)
ふに。(_ _。)・・・シュン

これからの時期、もしも、寒さに当たって風邪を引いたら、たまご酒が効果的ですが、
酒の飲めない方は、ネギ湯(親指大の生姜と味噌と白葱根10cmを細く刻んだのに、湯を注いで服む。)で
温めて治して下さい。

今晩も、温かくして、寝てくださいね。^^v