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2018年 1月度 「気の科学」体験講座

と き 2018年 1月13日(土)
第2土曜 午後2時から午後4時半まで
ところ 桂西口会館(阪急桂駅より徒歩2分)1F和室
内 容 内容
1 気光の実習 体の調子を整え、気力・体力を高めるには
完全呼吸の行法で、一気に心身の覚醒を
調気功 スワイショウI II~揺らぎのタンチュン
四肢調整法を応用したスワイショウⅠ法
抜長法と四肢調整法の併用、寝際に行う究極のリラクゼーションと自己ヒーリング
経絡と筋膜のつながりを利用して、筋硬結を解き、痛みなく身体を楽に稼動させよう。
筋肉の拮抗作用と脳脊髄反射を利用して、身体を正常に蘇らせよう。
仙骨・腎臓操作法による副腎疲労やストレスの解消

2 講話
戊(つちのえ)と戌(いぬ)の語源と象意
九紫火星が中宮に入る年の特徴と自分との関係
陰陽五行の理による自分の健康と運気の活用法
九星気学による今年の課題律
今年の恵方、丙(ひのえ)の方とその活用
単純確率では二人に一人に働く墓運の特徴と注意点、その活用法
黄帝内経による戊戌年の気象医学と特効穴

3 瞑想実習
呼吸のたびに心をクリーニングし、自在な自分を創ろう
リラクゼーションのための自律訓練法
リフレッシュを図るマインドトリップ
5感から6感への心の小旅行
自然の一部分=自分の解放
自然と一体になり自在になろう

※ テキストをお持ちの方はご持参下さい。
※ 当日はリラックス出来る服装でお越し下さい。

◎ 気功と講話の間に休憩をとります。その間、お体の調子の悪い方はお申し出ください。
無料で、不調の消えるヒーリングを施術いたします。

※ 親しい方とお誘い合わせの上、多数のご来場をお待ち申し上げます。
新しく参加される方と同行して頂ければ幸いです。

◎ 無料懇親会を例によって講座終了後、嵐山自宅にて行います。
お時間の許すかぎりご遠慮なく、お食事、ご飲酒、ご歓談ください。
「玄冬の気を養う料理」を味わいつつ、心身ともにポカポカと温まりましょう。^0^
コメント

光陰、矢の如しと申しますが、いやはや歳を取るごとに、月日の経つのが毎年早いこと、疾いこと。^^;
還暦過ぎて、もう4つ^^;1年は、その人にとって、人生分の一に相当しますので、そのせいかと。

さて、平成30年は戊戌の年、九紫火星が中宮に入る年です。
九紫火星の象意は、太陽、火、熱、光、出現などですが、人体に関しては、頭部、脳、眼、血液、血球などを表します。

事象としては、火災や炎暑による災いなどには誰でも目が行きますね。w
然るに、戊戌は干支ともに土気ですので、土砂崩れなど地の被害、でんぷん糖質過多による健康の損ねにも用心すべき年でもあります。

戊戌年が九紫火星に当たるのは180年毎ですが、180年前には3.10に江戸城西の丸が炎上、
4月には大阪の大火「伊達町焼」、長崎の大火、5月には江戸日本橋小田原町の大火がありました。

九紫火星の出現の象意は、今まで水面下に潜んできたことが表れる意味合いがあります。
180年前の天保九年には、2月に幕府が諸国に巡検使を送り、諸国の実情を明らかにしました。
10月戌月には、天保国絵図が完成してますね。
出現といえば、同じく戌月に、中山みきが天理教を創始、緒方洪庵が大阪に適々斎塾を開設しました。

最近の社会情勢は、ネットの影響が強く働き、個人情報の漏洩やスキャンダルの暴露、ブログなどの炎上もますます盛んになることでしょう。^^;
今までの努力が表れて良い評価を受けたり、良いことが出現してくれるといいですね。^^

個人個人の運気や、生じる事象は人それぞれですが、運気律・因果律を踏まえた上で、
時空を超えて良くない因縁が、因果を表さないようにしたいものです。
秋蒔き小麦を春に蒔いたり、春まき小麦を秋に蒔くのは愚かな結果を招きますから。^^;

易卦伝にいわく、易をよくする者は、卦が違えど、答えは一つ。^^
運気律から今年の自分自身の課題と傾向を知り、対策を練っておきましょう。

運気学説は、古代中国に生まれた天と人間の関係についての非常に重要な学説です。

この学説は、天文、地理、暦法、気象、物候(季節ごとに現れる生物の周期的変化)、
医学など、科学のさまざまな分野に及び、大きな影響を今日にも及ぼしているものです。

黄帝内経(こうていだいけい)は、現存する中国で最も古く、系統的で整った医学書ですが、
運気学説に関する最も初期の文献でもあり、漢方や針灸を学ぶには、必須の文献といえます。

そもそも、運気とは、黄帝内経にある、「五運六気」の略語なのです。
五運は五行(木火土金水)の運行、六気は「風熱湿火燥寒)の気象の変化をいいます。

黄帝内経は「素問」と「霊枢」から成り立っていますが、運気に関する「運気七編」は「素問」に含まれます。
中国の伝説上の帝王、黄帝とその大臣の岐伯との対話形式で書かれていて、なかなか趣の深いものです。
干支や二十四節気などの用語や区分も、この「黄帝内経」に記載されているものです。

新年初の気の講座では、2018年戊戌(つちのえいぬ)年について運気論から色々と考察してみましょう。
今年の予兆や、健康のこと、人間関係のこと、仕事のことなど、参考になればと思います。

五行において、私たちの内臓(五臓)は、食べ物の味(五味)と深い関係を持っています。
気のニューテキストP.23・24にも掲載しました通り、辛味は肝臓などの呼吸器系、
甘味は脾臓すい臓、酸味は肝臓、苦味は心臓、塩辛い味は腎臓というように関連しています。

味も偏りすぎると、それに関連した内蔵機能が弱まることになります。
かといって、おいしくなければ料理が楽しめませんね。
ちょっとした気配りで、料理は美味にも、楽しくも薬にもなるものです。^^

懇親会では、リラックスした雰囲気の中、出席される方相互の親睦を深めつつ、楽しく語り合いましょう。
メニューは未定。どんな料理が出来上がるかは、新春の市場と私の気分で、当日のお楽しみです。(笑)

肩肘張らずに講釈抜きで、家庭薬膳を囲んで、和気藹々の新年会にしましょう。
たくさんの方のお越しをお待ちしています。