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2019年 9月度 「気の科学」体験講座のご案内

と き 2019年 9月14日(土)
第2土曜 午後2時から午後4時30分まで
ところ 桂西口会館
内 容 1 気光の実習 体の調子を整え、気力・体力を高めるには
調気功スワイショウからの練気功「仏頂尊薬師法」
抜長法 寝際に行う究極のリラクゼーションと自己ヒーリング
抜長法からの合気仙骨調整法と頭蓋オートマチックアジャスト法
特習:重力0ポジションとゆらぎによる波動共鳴
「風神ゆらぎ法」etc.

2 講話と実習
気持ち良い揺らぎで、脊椎を整え、神経伝達システムを整えるゆらぎ法。
リコイルの後、経絡を整える撫で下ろしの大事。
掌を当てるとき、効果の変わる「三尖掌」の秘訣。
仙骨から始まり2、3分で完了する全身調整、一連の流れ。
足首から始まり2、3分で完了する全身調整、一連の流れ。
最終的には、脳に働きかけて痛みや不具合をリセットすること。
頭蓋クラニアル法、頭蓋縫合に溜まる疲労物質の解放。
血流がどっと良くなるC1、C2(第1,2頸椎)の合気操作法。
硬膜調整で脳脊髄液の循環を良くし、全身調整するオートマチックアジャストポジション。
α2脳波に誘導し、ストレスやトラウマ、マイナスの想いや感情をリセットする法。
3分で完了する頭蓋アプローチによる全身調整、一連の流れ。

3 瞑想実習
呼吸のたびにリラックスし、気・心・体を整えよう。
仏頂尊をイメージした気光瞑想法。
チャクラへの集中観と光との入我我入。
光をイメージした愛染千手観音法。

※テキストをお持ちの方はご持参下さい。
※当日はリラックス出来る服装でお越し下さい。
※気功実習と講話の間に休憩をとります。その間、お体の調子の悪い方は無料で痛苦や不調を解消するヒーリングを行いますので、ご遠慮なく当日お申し付け下さい。
※ 講座終了後、例によって無料懇親会をします。お時間の許すかぎりご参加ください。
主催:気の科学研究所 ℡番号075-861-6230
代表 福田龍博
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二十四節気では、今年は9月8日が白露で、癸酉月に入ります。。
暦書には、朝夕めっきり涼しくなって、庭に降りた露が白いという意味ですが、残暑はまだまだ続くようです。
冷たい飲料のがぶ飲み、糖質の摂り過ぎは、夏バテを招きます。^^;
少し涼しくなり始める初秋の頃には、体の疲れが一気に出てしまう遅めの夏バテ(秋バテ)にもご用心を。

残暑ある時期は、気温が高いせいでエネルギーが必要になるのですが、このエネルギーを体内で作るにはビタミンB1が必要なので、夏バテ解消のためには、このビタミンB1を多く含む食事メニューが望ましいですね。
ビタミンB1が不足すると、ブドウ糖はエネルギーに変わらず、疲労物質の乳酸となって夏バテを起こしますから。
(でんぷん・糖質に頼った食事は、この意味からも夏バテや疲労蓄積の因になりかねませんね。^^;)
ビタミンB1を多く含む食材には、豚肉、レバー、うなぎ、いわし、納豆、胡麻、豆腐などがあります。

またそれに伴って、ビタミンB1の吸収を高めるアリシンを多く含む食材も、合わせ技を図るべきです。(笑)
それには、ニンニク、玉ねぎ、ネギ、ニラ、ラッキョウなどが効果的です。

然るに、ビタミンB1と同様に、疲労回復効果がある栄養素にビタミンB3を忘れてはいけません。
ビタミンB3というのはナイアシンのことで、世界で3番目に発見された所以でビタミンB3といいます。
ナイアシンは、糖質や脂質を燃やしてエネルギーを作り出すときや、二日酔いの原因となるアルコールを分解するときに働く酵素を助ける「補酵素」としての役割を担っています。
また、皮膚や粘膜の健康維持を助けるほか、脳神経を正常に働かせる効果があります。

体内でナイアシンが足りなくなると、慢性的に疲労を感じたり、精神的に不安定になることもあります。
ナイアシンは、脳の幸せホルモンであるセロトニンの原料になるので、心身の安定や心の安らぎに必要です。
ナイアシンを多く含む食材には、レバー、魚類、エリンギタケ、シメジ、落花生などがあります。

夏バテ防止、疲労回復には、クエン酸を摂ることも大事で、酢やレモン、梅干しなども必要です。
クエン酸には、疲労物質である乳酸を分解し、体の外に排出する働きがありますからね。

夏の疲れを引きずって秋に入ると、秋は陽気が衰えて、体内の防衛機能が衰え、 呼吸器の疾患にかかりやすくなります。

暑さ寒さも彼岸まで、と申しますが、秋の彼岸の中日、秋分は9月23日ですね。
昼と夜の長さが等しいこの日の3日前から、秋の彼岸が始まります。
秋の彼岸前後になると、体はまだ汗をかくくらいの陽気があるのに、風は急に冷たくなっていきます。

この時期は、汗の内攻が起こりやすい時期です。
汗の内攻とは、自分でかいた汗が冷えることで、自分の内を攻めるという意味です。

秋という季節は、真冬よりも、実は人体にとって「冷える」季節なのです。
この時期、体はまだ夏の傾向が残っていて、感覚の面ではあまり「冷える」という実感がありません。
しかし、本格的に寒くなる真冬より、暖かいことに慣れていた体が急に冷たくなる時期の方が、「冷え」の影響を大きく受けます。

この時期、特に注意しなければいけないのは、「寝冷え」です。
汗をかくほど暑くない温度でも、人間は眠るとみんな汗をかきます。
身体は、眠ってから汗をかくことで、邪気を排し、疲労が抜けるようになっています。

この時期、床に入るときは、まだ寒くはないのですが、明け方は急に涼しくなり、気温が下がります。
このときに、急激に汗が冷えて、身体を内攻することになるのです。
秋の寝冷えによる汗の内攻は、泌尿器(腎臓など)にダメージを与えます。そのため、小便が近くなったり、体が重くだるくなり、のどや耳が痛くなることもあります。

いびきをかくとか、いびきが大きくなるというのも、腎の気に属する泌尿器の働きと関係しています。
その他にも、下痢をしたり、しゃっくりが出たり、鼻血・鼻水・鼻づまりなど、 冷えによる影響は、いろいろな症状として現れます。
夜寝ていて、こむら返りや足が攣るのも、9月後半から、急に多くなります。

夏の終わりから初秋にかけては、冷え症の人が多くなってきます。
冷えは万病の元で、身体が冷えると、血管が収縮して血のめぐりが悪くなり、
全身に酸素や栄養素を運ぶことができにくくなります。
新陳代謝も悪くなり、水分を排出する力も弱くなり、身体に余分な水分が溜まって、それがますます身体を冷やすという悪循環になります。

その結果 さまざまな症状を招き、そのまま放っておけば重大な病気を引き起こす原因にもなりかねません。
中医学でいう「オケツ」、汚れた血が原因で、脳血栓や心筋梗塞、ガンなども発病しやすくなるのです。
確かに、口内炎などは、秋に起こりやすい症状ですね。

胃腸を冷やすと、内臓機能が衰えて、下痢とか便秘になって、水の代謝と血液の循環を悪くします。
身体を冷やさないよう、血を汚さないように、食にも、生活習慣にも注意して下さい。

痛みのある人には、特に冷えは大敵ですからね。
痛みや不調のある方、その兆しがある方は、気の科学による簡単なテクニックで、この日に即座に楽になる方法をお伝えしましょう。^^v

そうした筋肉の痛みや凝り、心身の倦怠感があるならば、指や掌を使って不調を解消しましょう。
今月はさほど身体を動かすことなく、5分もかけずに身体を楽にして、凝りや痛みを消す方法をお伝えします。

関節痛は、軟骨や骨には神経がないので痛覚はなく、痛みを感じとるのは神経のある場所である筋肉です。
痛みを感じるときは、必ず筋肉に何かしらの異常があるのです。

この異常は、凝り、硬結などの筋肉の緊張となって現れています。
筋肉が緊張しているので、血管や神経が圧迫されているため、痛みやしびれが生じているわけです。

したがって、整体して骨盤や骨格を正しい位置に治しても、筋肉の緊張がある限り、痛みは消えないのです。
ゆえに、この原因となっている筋原線維の緊張を解き、柔らかくしてやることが、痛みの解消になるのです。

ただし、痛む部分は結果としての作用点に過ぎず、その原因は別の個所に存在することがほとんどです。
例えば腰痛で腰椎の3~5付近が痛み、筋肉が硬結している場合、大殿筋や大腰筋、腰方形筋や肩甲骨下筋などに異常があって、それを腰が代償して、結果として腰を痛めてしまっていることが多いものです。

そうした診立てができなくても、誰でも即座に簡単に不調を解決できる方法があります。
縁に拠って臨床に取り入れている治療院もありますが、ぜひ多くの人に知っていただきたいものです。

力を入れて揉んだり圧し込んだりせずに、簡単な操作でみるみる筋硬結が柔らかくなり、圧痛が消えるのを実感してみてください。
自分が一人で痛みや凝りを解消したり、わずかな時間で人に施術することもできます。

気は心といいますが、実体験を通じて、気づき目覚めて、気・心・体を整え、生活を生き生きしたものにしましょう。

今月は、瞑想にも十分な時間を取った体験講座にしたいものです。
寛ぎながら、心身ともにリラックスでき、調和でき、静かな落ち着きと安寧が得られますように。

もちろん、無料ヒーリングもしますので、不調ある方はご遠慮なくお申し出ください。^^v