アラカルト

42:寝る前と起きてすぐ、コップ1杯の水の効能

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朝、起きたとき、のどが渇いていませんか?

人間は、寝ている間に、特に暑くなくても、最低コップ1杯程度
(約200~300ml)の汗はかいているものです。

また、起き抜けにはトイレにも行くため、朝一番は、
身体が最も乾燥している状態にあると言えます。

のどが渇くのも、当然ですね。^^
うーん。私は連日、赤ワインや焼酎をきこしめしてるので、もっと、
のどが渇いてるんだなあ。(自爆)

就寝中、血液中の水分が汗となって体外に出ると、血液の濃度が上がり、
同時に血を固める血小板の凝集能力も上がるので、血液は固まりやすい状態になります。

この状態のピークをむかえるのが、水分を摂取しなくなってから数時間後、
つまり明け方ということになりますね。

明け方は、最も心臓に負担がかかり、心筋梗塞を起こしやすい時間帯
ということになります。

就寝中は、身体を休める副交感神経の働きで、血流もゆるやかですが、
明け方になると、身体を目覚めさせるために、交感神経が働きますので、
一気に大量の血液が心臓から全身に送り出されます。

しかし、血液の濃度が高い場合は、流れが悪く、心臓にも血管にも負担がかかる
ために、心筋梗塞を起こしやすくなるのです。^^;

これを予防するためには、血液の水分量を充分な状態にしておかなければなりません。

そのためには、就寝前に、睡眠時に不足する量の水を補うこと。
寝る前に、コップ一杯の水を摂ることが効果的なのですよ。

体内の水分が不足すると、言わば、血液がドロドロになってしまいます。^^;
このドロドロした血液(オ血:ヤマイダレに於なんだけど、汚血と呼んでも差し支え
ないと思うぞ。^^;)が、血栓となり、動脈硬化の原因となります。

この動脈硬化が原因で起こる脳卒中や心筋梗塞などの死に至る怖い病気は、
起きてから数時間内に 発生率が非常に高いことも知られていますね。^^;

これを、さらに防ぐためには、朝起きてすぐに、コップ1杯の水を飲むことです。
^^v
たったコップ1杯の水を飲むだけで、血液の流れがスムーズになり、
これらの血管障害を軽減することができるのです。

血液の流れが悪いということは、臓器や脳の働きも鈍くなっています。

朝、どうも食欲がなくて朝食を摂らない人、朝は頭がボ~ッとしてるという人。
実は、水分の不足が原因ではありませんか?^^;

起き抜けに水を飲むことで、胃腸の働きを抑制している交感神経を抑え、
逆に胃腸を活発にしてくれる副交感神経を刺激するので、胃腸を目覚めさせます。

それにより、眠っていた腸の蠕動運動(食べ物を腸に送る動き)を促進させ、
食欲を起こすとともに、便意も起こしてくれるので、便秘解消にも効果的です。
だから、美容にも良いということになりますね。^^

寝る前と、起きがけの、たったコップ1杯の水。
とっても、効果的ですよ。

朝を制する者は、一日を制す。^^v
朝、不快な状態でスタートすると、一日が気分悪くなりやすいものです。^^;

多くの家庭が、朝一番には、一緒に食事し、顔を合わせることが可能ですね。
昼は家族バラバラ、夜も食事がバラバラでは、コミュニケーションも不足になり
がち。^^;

朝食を一緒に、みんなが笑顔で揃うことが、習慣づけできたらなあ。