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冬至まぢか、二度も虹を見る

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明日22日ははいよいよ冬至ですね。
寺町三条の矢田寺では「かぼちゃ供養」が行われ、明日はかぼちゃの煮物がお接
待として振舞われます。^^
明日は、金閣寺道の不思議不動院で「かぼちゃ大師供養」があります。
24日は納め地蔵の日ですが、松尾の鈴虫寺では23,24の両日、大根炊きが
無料で振舞われます。

冬至と言えば、風呂吹き大根に南京かぼちゃの煮物。
銭湯では、大量の柚子が浮かべられています。
家でもゆず湯は、気持ちいいもんですね。^^

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、
陰が極まり再び陽にかえる日という意の一陽来復(いちようらいふく)といって、 冬至を境に運が向いてくるとしています。

運の縁起でいうと、冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。
にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん、なんきなど「ん」のつくものを運盛り といって縁起をかついでいたのです。
「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には一陽来復の願いが込められているのですね。

運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、
土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのに似ていますね。

そんな冬至の前日に、朝9時半頃と午後3時半頃、桂川に掛かる虹を見ました。
これは瑞兆、瑞兆。^^

暦書には、11月22日の小雪の記載に「虹蔵不見(虹、ぞうして見えず)」とあり、
雨足に日光が当たっても、その光が弱いので虹にはならないというのですが、くっ
きりはっきり見えましたよ。^0^

朝の虹は、松尾大橋から見ると、桂川を挟んで両堤に綺麗なアーチが。
こういう時に限って、カメラのないのが残念でしたが。^^;
午後のは、桂川の上流から下流にかけて家の前から見えました。
カメラでは上手に写せませんでしたが、珍しい冬の虹でした。

福田 龍博