オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2019年9月

彼岸も過ぎて秋本番、9月納めの水曜会

DSC00837_R.JPG

明日26日はお彼岸明けで、朝方は涼しく、いよいよ秋が深まって行きますね。
京都では、鴨川や貴船の納涼床も、今月いっぱいでお仕舞になります。

貴船は真夏でも山の中ですから元から涼しいのですが、鴨川の川床は、冷房の利
いた店内より暑いですけどね。^^;
9月末は、去りゆく夏を惜しんで、秋の川風を楽しむ風情はありましょうね。w

顧問先への指示書や翌月の講座のご案内など、予約と第二法則講座以外は今月の
仕事も無事納めとなり、本日は9月最後の水曜会です。
今日は多忙ですが、明日はオンキリキリと考えることなく、買い物と昼飲みに出
かけることにしましょう。w

今朝の仕入れというか買い物で、小銭が足らずに万券を崩してしまいましたが、
何となく損したよーな、やっちまった感がこみ上げてくる小市民的な私です。^^;
どーも、新札の1万円より、シワ折れの1万円、それ以上に千円札10枚の方が、
早く無くなって行くようです。w

氷と同じで、細かくすると早く溶けちまうのかしらん。w
それとも秋の訪れが、寂寥感やら愁いの心をもたらすのかも?w

しみじみとコイン用の財布を見るに、大分痛んで来たようです。^^;
財布が古くなって傷や汚れがあるのは、風水上もよろしくないことですね。w

これは、財布に限らず、表札や看板にも言えることです。
字が薄れたり、消えたりしてる店や家に、発展は期待できませぬ。w

財布は毎日ほど使うものですから、傷みや汚れもツキやすいもの。
機運を以って、新調したいものですね。

よく言われる言葉に、「春財布は金が貯まり、秋財布は出費が多い。」と言いますが、
これは、ゴロ合わせの縁起担ぎなのですよ。w

春の語源を広辞苑で調べてみると、田畑を「はる」、気候の「晴る」、草木の芽が「張る」意から「はる」いう、とあります。
物にこもり宿った霊魂が、その威力を表面化させる「張る」に通じるとの説から、
「春財布」=「張る財布」の語呂合わせにより、
春に買った財布にはお金がたくさん入るといって縁起を担いだものですね。w

逆に「秋財布」は「空き財布」に通じるとか?(笑)

陰陽五行説では、秋は西方金気に属し、実りの季節。
秋が「空き」なら、「開き」にも「明き」にも通じ、金銭を呼び込む財布にしたいものです。w

古来、金運を呼ぶ呪(おまじない)として、新しく財布を買ったとき、人からお金を入れてもらうと、
それがタネ銭となって増えるとか、蛇革の財布は蛇が何度も脱皮して生まれ変わるように、
お金が再生するといわれています。w

十二支では、寅の日、巳の日が金運アップに縁起が良いとされています。
明日26日が寅の日ですが、私ゃ半分解けてる空亡日で、劫財局が半分立つ日。w
29日が己巳の日で、巳の日で最も縁起が良いとされてる弁財天の供養日に当た
ります。

買うにせよ、使い初めにせよ、私の場合あんまり拘りはありませんが、大事なこ
となら空亡日と悪殺日は避けて通ってます。w
縁起を担ぎ、大事に扱うという意味でこだわるのは良いことでしょうが、
それなら、紙幣の扱いには、もっとこだわって欲しいものです。^^;

古いヨレヨレ紙幣は、ケガレもいっぱい付着してます。
折々に銀行で新券にして、きちんと揃えて、財布に仕舞って欲しいもの。

「お礼です。」と言って、シワクチャの折れ紙幣を手渡すのは、無礼ですよ。^^;
まして、カウンセリングやヒーリングの代金を、ズボンのお尻のポケットから出すなよな。w

財布や紙幣を綺麗に丁寧に大事に扱ってこそ、金運にも好かれるというものです。
若い人には、案件によってそのことを伝えることがありますが、年配者には最早
よろしかろうかと?w

財布の購入日にこだわるならば、会員の方ならご存知のように、始まり伸びるリ
ズムのある期間を選び、月々のご自身の成功因子発展期に買い、種銭には自分の発展計数の金額を入れて
欲しいものです。

一年は、春夏秋冬の4拍子ですが、月は3拍子のリズムがあります。
種子によっては違いますが、春先に種まきしてこそ、ものは発芽、生育しやすいものですね。

月々のいわば春先にあたるバイオリズムを活用して、将来の手立てや成功の種ま
き活動に活用して欲しいものです。
定額貯金も、成功因子発展期に発展計数の預金をすると、ずいぶん違うものですからね。

「ボロくなったなあ。」とか「金運が良くないのよ。」とかお悩みの方は、
ケガレやケチのツイた財布を、翌年の春まで持ち越さず、機運を一転して、運気を開いて下さいね。
古いものや穢れたモノは、処分処置して、新しく蘇らせるがよろしいのですよ。w

よく「断捨離」の効果のことが書物にもなっていますが、時機や心の状況によっ
て、確かにそうした効果はあるものです。
然るに、段ボール箱などを用意して、大型ゴミにでも出すのは最終手段です。w

誰かもらって喜んでくれる人がいるなら、喜捨するのが一番お役に立ちます。
リサイクル業者などに換金や引き取ってもらうのは、まだその物品を人に役立て
ることになります。
「役立ち」こそが、「厄断ち」ですので、厄年や空亡期にある人にはお勧めの一
法です。w

お金を大事に扱う人は、下手な損失も少ないでしょうが、物品でもまた同じこと
が言えそうです。
車でも、使う色んな物品でも、大事に扱うことは和の心かもしれませんね。w
昔、武士が差し物たる刀を大事に丁寧に扱い、今でも職人さんが道具を大事に扱
うように。

そういう意味合いからは、処分して捨てる古財布などの物品も、別に白紙に包ん
で供養まではしなくとも、「ありがとう」と別れを告げることが良いようです。w
私のスマホも限界が来たようなので、明日はその心で乗り換えたいと思います。w

9月も後5日でお別れですね。
無事に過ごせた日々とご縁に感謝して、また日々の充実を図って行きましょう。
今日の充実は、仕事を納めて、9月最後の水曜会で。w

今日のメニューは、以下の11品です。
秋の心は実って熟せと呪(しゅ)をかけて、塩麹と味噌など発酵食品をメインに
使ってみました。w
1.刻みオクラとメカブの麺つゆ和え。
2.湯がき小松菜と煎りちりめんじゃこの昆布だし和え。
3.レタス、ホワイトアスパラ、フリスビーフライドオニオンのサラダ。
4.鶏胸肉の生ハム、塩麹掛け。
5.塩麹漬け豚ロースのステーキ。
6.塩麹漬け牛ロースとエリンギのステーキ。
7.京絹揚げのバター焼き、クルミ味噌で。
8.ヒジキ、黒ゴマ、ホワイトブナピー、蒸し大豆の炒め煮。
9.ブリカマの照り焼き、山椒を振ったん。
10.ハタハタの一夜干しの焼いたん。
11.赤身卵「どん玉」の温泉玉子、たまご用だし醤油で。

彼岸の入りを控え、本日は社日にして水曜会。

DSC00827_R.JPG

朝、嵐山東公園を散歩すると、最早セミの声はなく、キリギリスよりもコオロギ
の声が盛んになってきました。
ショウリョウバッタやアキアカネがたくさん飛んでますが、未だ日中は暑いとは
いえ、秋が深まってきているようです。

23日の秋分の日をはさんで前後3日の1週間が、秋のお彼岸。
2日後の20日からは、秋の彼岸の入りですね。

彼岸という言葉は、サンスクリット語の「パーラミター」の漢訳「到彼岸」の略。
元々彼岸は仏教の用語で、「煩悩に満ちた現世である此岸(しがん)を離れて修行
を積むことで煩悩を脱して、悟りの境地に達した世界(彼の岸)に到達する」と
いう意味をもちます。

が、私たちが普段使っている「お彼岸」という言葉は、修行を経て悟りの世界に達したというよりも、彼岸の期間に寺院で行われる彼岸会と呼ばれる法要や、先祖供養の意味で用いられることのほうが多いですね。
お彼岸の中日である春分の日の意味が「自然をたたえ、生物をいつくしむ」、秋分の日が「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」という意味をもち、昔から先祖崇拝や豊作に感謝してきた日本らしい文化が影響しているのでしょう。

京都はお彼岸の前後は墓参りラッシュで混雑しますので、嵐山に居ると買い物が大変。^^;
ですが、「お彼岸にお墓参り」という文化は、仏教徒が多い他の国と比べても、日本だけの独特の風習です。w
仏教においては、お彼岸の時期に真西へ沈む夕陽の向こう側にある浄土の先祖を偲び、夕陽に拝み供養するのが彼岸の仏事です。

また仏教では、悟りに境地に達する彼岸に至るには、六波羅蜜を行じることが必須と説きます。
六波羅蜜(ろくはらみつ)とは、以下のような行を指します。
1.布施(ふせ)、人に施しを与えること。
2.持戒(じかい)、戒律を守り、省みること。
3.精進(しょうじん)、つねに努力すること。
4.忍辱(にんにく)、苦しくても耐えること。
5.禅定(ぜんじょう)、瞑想などで心を落ち着かせ、安定すること。
6.智慧(ちえ)、正しい判断力をもち、物事の真実を見る目をもって発揮すること。

仏教ではこの6つの徳目、六波羅蜜を実践することで私たちは悟り、浄土の世界
に到達できる人になる、と言われています。
特に6つ目の徳目を心がけて実行していくことは難し過ぎることですが、せめてお彼岸の期間、1週間だけでも、意識して実践して行こうぜ、というのが仏の教えなのでしょう。

行というものは意識行動であり、武術もスポーツも学習も、如何なる技術も、意識して行い続けねばものになりません。
より良くなるには何をどうすればと、意識して行動し、それが無意識になって定着した時が会得した時です。

人も生物ですので、その命題は、適応と進化です。
慣れてただ適応するだけでなく、工夫し、進化を・成長を目指すのが人の人たるゆえんですね。w

然るに、俗世に生きて、日常生活と集積してる習慣に埋没しがちな私たちには、適応がやっとで進化がなかなかまままりませんね。
私もやらねばならぬことですら、やっとくと良いことも含めて、ついつい引き延ばしがちになってます。^^;

まとまった休みが取れたら、などと言い訳しても始まりませんので^^;少しで
も空いた時間を活用して、意識的に学習に向けねばです。w
六波羅蜜の持戒と精進ですよね。w

古来、太陽の重要な記念日が、彼岸(日願)で、太陽に願う日です。
太陽を祭る意味で重要な期間が彼岸であり、仏教が発生する以前から、日本の太
陽信仰において重要な期間が「日願」と言えます。

釈尊は、釈迦族=別名で「太陽族」、と古代インドで呼ばれた家系でしたので、釈迦族も春分の日と秋分の日を重視した民族だったのでしょうね。
古来、日本では、彼岸の期間は、願い事が通じやすいとか、日頃の思いが叶いやすいといわれていたそうです。

彼岸は、悲願にも通じるわけですが、陰陽が等分する秋分や仲秋の名月を期して、日月に願い念じることもいいかもしれませんね。w
意念は相当の効果あるものですが、願いの際には注意すべきことがあります。

掛けっぱなし、で終わっている願いは叶わないので、持続した上で、叶えばお礼参りも忘れずに。w。
願掛け前後に、反省する期間が無い願いは叶わないので、斎戒し、省みてフィードバックすることも忘れずに。w
自分だけの欲心、公平性の無い祈願や呪詛は、反作用や天罰が来るものですので、
自他共の歓びとなることを願いましょう。w

お彼岸入りの20日は、庚申日でもありますね。
願い事がある人は、例えば祇園の八坂庚申堂へ参拝記念することも良いでしょう。
庚申祭が行われますが、青面金剛さんに記祈念する前に、くくり猿に邪念や怠りの心を捧げると良いですよ。

寺伝にいわく、くくり猿に願い事を託して、それを叶える秘訣は、欲を一つ我慢することだそうです。
くくり猿は、心をコントロールするアイテムだと和尚さんが言ってます。

この「くくり猿」は手足を縛られた猿がモチーフとなっています。
これは欲望のままに行動する猿を動けないようにくくりつけ、欲に走らないようと人間を戒めているものです。
その「くくり猿」に願いを込め、欲をひとつ我慢して、本尊の青面金剛に奉納すれば願いを叶えてくれるとされているのです。

くくり猿は全て手作りで、体内には御本尊青面金剛の御札が納められ、開眼の秘法によって魂が込められています。
単なる土産物では無く、庚申尊の御分霊の入った「御守」です。

参拝できない人のために書留でもご祈祷を受け付けられてますが、願いが叶えば、お礼参りができなくても、必ず授与のくくり猿は庚申堂へお返ししなくてはなりません。
作法を忘れず、撥遣(はっけん:念を抜くこと)し、お焚きあげしてもらってください。

願いも、仕事も生活も、日・月、合わさって明るく、一隅を照らさん。w
太陽と月の運行も効果的に活用して、自身のバイオリズムと運気リズムを適用し、LIFE
の語源たる「いきいき生きる」生活をライフスタイルにしたいものですね。

ところで、春秋のお彼岸付近には、古来は「社日」を大事な習慣としていました。
実は、今日が「社日(しゃにち、しゃじつ)」に当たります。

「社日」は1年に2回あって、春分と秋分の日に最も近い「戊(つちのえ)」日が、社日となります。
それぞれ、「春社」・「秋社」と略されることもありますね。

「社」には、「土地の守護神、産土神(うぶすなかみ)」という意味があって、
土地の神様である産土神をまつる日とされています。
元々は唐から伝わった風習ですが、いつごろから日本で広まったかは定かではな
いようです。
が、古来から八百万の神々を大切にしてきた日本人にとって、土地の神様をまつ
ることは何の抵抗もなかったことでしょう。

社日は「土の神」をまつるので、この日は農作業など、土をいじることを忌む風習が各地に見られ、
地神(じがみ)講の祭日としているところも多いですね。
また、土地の守護神というよりも農耕の神様と捉える地域もあり、信州の「お社
日様」は春は神迎え、秋は神送りとして餅をついて祝ったといいます。

京都市内では特に社日の祭りは見かけたことがないですが、京都府の旧中郡地域(現在の京丹後市)では社日参りとい
う風習があるそうです。
朝のうちに東方にある寺に参り、昼には南方の寺に団り、夕方西方の寺に詣でて日の入りを送るもので、彼岸の行事との共通性がみられ
ますね。

この風習、「春の社日に酒を呑むと耳が良くなる」という言い伝えがあり、これを治聾酒(じろうしゅ)と言うそうです。
ふむ、今日は秋の社日ですが、酒を飲むと何やらご利益がありそうな?w
だったら、産土神の松尾大社は酒の神様でもあるので、ちくと参拝して、夕刻か
らは飲むことにしましょう。ww

社日の今宵は水曜会。料理の方は仕上がりました。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.刻みオクラ、キュウリ、ワカメの麺つゆ和え冷やし汁。
2.ツルニンジンの胡麻油炒めと九条ネギの煎り玉子合わせ。
3.ゴーヤ、キムチ、凍らせ豆腐、豚ロースのチャンプルー炒め。
4.ざるモズク、生姜入り麺つゆポン酢で。
5.牛ロースステーキとエリンギ・シメジのステーキソース炒め。
6.煎りちりめんじゃこ、小松菜、エノキダケの合わせ和え。
7.鶏胸肉の生ハム、エビチリソルトか特製酢味噌で。
8.茹で豚足の炙り焼き、同じくエビチリソルトか酢味噌で。
9.豚骨・鶏がら出汁のたっぷり野菜カレー。
10.鶏胸肉ミンチ、エノキダケ、ガーリック、フリスビーフライドオニオンの
ミンチボール揚げ。
11.鶏軟骨のから揚げ、レモンを添えて。

秋晴れの本日、9月度の気の科学体験講座開催

DSC00824_R.JPG

昨日は中秋の明月でしたが、京都は一日雨模様でした。^^;
実際の満月は今夜ですので、月が見えると良いですね。

本日は快晴にて、楽しみな9月度の気の科学体験講座です。w
メインは、どんな症状にあろうとも、全身の状態を良くする方法をお伝えするこ
とです。

仙骨から始まり2、3分で完了する全身調整、一連の流れ。
足先から始まり2、3分で完了する全身調整、一連の流れ。
3分で完了する頭蓋アプローチによる全身調整、一連の流れ。
これを体験し、ペアを組んで再現して、自分のものとしてください。

気持ち良い揺らぎで、脊椎を整え、神経伝達システムを整えるゆらぎ法は、眠た
くなるほど心地の良いものです。w。
効果の持続性については、リコイルの後、経絡を整える撫で下ろしが大事となり
ます。

例えば、大殿筋や中殿筋を緩めて、仙腸関節を緩めることでも、あまりしつこく
時間をかけての施術は、人体の要がゆるゆるになり過ぎて、却って全身状態を悪
くしてしまいます。^^;
特に俯き(伏臥位)の施術は、肺や内臓などを圧迫するため、短時間で完了する
施術が良いですね。

エネルギー治療では特に大事になるのが、脱力と触れ方です。
掌を当てるとき、効果の変わる「三尖掌」の秘訣もお伝えしましょう。

光を結んだり、ある光が意識したところで輝くようなイメージをもって、羽が舞
い落ちるように力を入れない触れ方をすると、その場で痛みなどが軽減します。
本来の「手当て」とは、そういうことを意味するのですね。

最終的には、脳に働きかけて痛みや不具合をリセットすることも大事です。
例えば捻挫をして、治るまでその足をかばって生活すると、反対側に余計な負荷
をかけて、姿勢や歩行などの動作が正常ではなくなります。
その間、脳はそのクセを記憶してしまい、捻挫が治っても、悪い姿勢や動作の習
慣から、捻挫箇所以外の痛みや不具合が生じてしまうことが多いものです。

施術の後はゆっくりとした動作で、脳に動かしても痛まないという事実を認識さ
せることが大事です。
五十肩でもそうですが、一旦ちゃんと痛まず動くことを経験させると、再発もな
く何の支障もなく肩が動くようになりますから。

潜在意識も含めて、脳の働きや作用には思う以上のすごい力があります。
エネルギー療法や気功で、身体に触れずに、何の暗示も与えず、本人が何をされ
たのか知覚することもなしに、身体の重心バランスが整い、可動域が良くなるの
は、その一つの証明ですね。w

頭蓋クラニアル法で、頭蓋縫合に溜まる疲労物質を解放したり、血流がどっと良くなるC1、C2(第1,2頸椎)の合気操作法、
硬膜調整で脳脊髄液の循環を良くし、全身調整するオートマチックアジャストポ
ジションを取ることが、精神神経面も含めて全身の状態を良くするものです。

最終的には、前頭骨の感情点からα2脳波に誘導し、ストレスやトラウマ、マイ
ナスの想いや感情をリセットする法や、ナジオンから脳の核にアプローチして自
然治癒力や自己復元力を最も働かせる方法が効果的だと確信しています。

これらは適応障害やいわゆる心身症、アトピーなどのアレルギー疾患にも有効で、
理論だけでなく、今までの実践の場で効果を表しているものです。

私自身、これは効果的であろうよという理論や施術法について、相当な出費をし
て学んできましたが、そうした特別な研修ほど、いやはやお高いものですね。^^;
「多くの人がこの技術で、より多くの人に役立ってほしい。」とか、「今までの
施術が、次元を超えてレベルアップする。」とか、色んなキャッチフレーズを耳
目にしますが、研修も施術もあまりに高額なのも何だかな。w

金銭そのものよりも役立ちの喜びを、縁に応じた分を尽くして、自他共に喜びを
得ることと、自分がしていることに向上、進化を目指して、人の承認を必要とせ
ず、自尊の欲求を充足することの方が、人生の充実になるように思います。

実際に身体と脳の状態を良くする体験の後は瞑想を楽しみ、講座を終えたら会場
をこちらに移して、懇親会を楽しんでください。
9月度の懇親会メニューは、以下の12品になりました。
1.キャベツのコールスローサラダ。
2.ピンクとイエローの生麩のから揚げ、麺つゆ使って揚げ出し揚げ生麩に。
3.冬瓜と鶏胸肉ミンチの冷やし水晶餡。
4.シメジと京揚げの炊いたん。
5.男前豆腐特濃ケンちゃんの冷奴。
6.絹揚げのバター焼き、クルミ味噌で。
7.月見子芋の煮っころがし。
8.豚骨鶏がら出汁野菜たっぷりの鶏肉入り特製ブラウンカレー。
9.京のうらら揚げの雪虎、焼きお揚げを九条ネギと大根おろし醤油で。
10.赤身卵「どん玉」の温泉玉子、たまご用だし醤油で。
11.バリ島風豚ひれ肉、玉ネギ、赤パプリカのバビクチャップ。
12.鶏レバー、ハツ、キャベツのオイスターソース炒め。

中秋の名月、9月度の講座を控えて、本日は水曜 会

DSC00822_R.JPG

9月に入って早くも第2週になっちまいましたが、一昨日、昨日と京都は36℃を超
える暑さでした。^^;
今朝の散歩も暑かったのですが、現在、雷風雨にあって、これが治まれば涼しく
感じることでしょう。w
秋のお彼岸は20日から始まりますが、暑さ寒さも彼岸までと言いますから、夏の
名残を味わうとしましょう。

明け方は冷えが進みますので、熱を加えた生姜を利かして、日中が暑いので、冬
瓜やら素麺瓜やら赤ズイキなどの煮物の冷やしたのも食が進みますね。w
晴れ間は空が高くなったように見えますが、天高く馬肥ゆる秋などというように、
食べ過ぎには注意しましょう。^^;

3日後の14日は9月度の気の講座がありますが、折しも満月です。
前日の13日は、旧暦八月十五日に当たり、手元の暦には「仲秋の名月」とあり
ます。

ふむ。なんか引っかかるよーな?釈然とせん感じが、「仲秋」にあります。w
「仲秋」とは、秋を、孟・仲・季(初・中・晩)の三期に分けた真ん中の、陰暦
8月のことですから、いわば「旧暦8月の名月」ですよね。

「中秋」という言葉は、ズバリ旧暦8月15日を指します。
だったら、「チュウ秋の名月」とは、厳密には、「中秋の名月」と書くのが正し
いのではなかろーかと?w

月見の風習も、日本には永い歴史がありますね。
古来、日本では、秋に入って空気が澄み、夜空に浮かぶこの月を最も美しいものとして、
ススキや月見団子を供えて鑑賞したわけですが、実は、月見行事のルーツはよく分かっていないのです。^^;

一説によると、中国各地では月見の日にサトイモを食べることから、
もともとはサトイモの収穫祭であったという説が有力となっています。
う〜ん。サトイモの煮っ転がしを食いつつ、月を愛でても、あまり風流な感じがしないような?(笑)

その後、中国で宮廷行事としても行われるようになり、それが日本に入ったのは奈良〜平安時代頃のようです。
それで「十五夜」「中秋の月」を、別名「芋名月」と呼ぶのでしょう。

また、日本では、旧暦8月15日だけでなく、旧暦9月13日にも月見をする風習があり、
こちらは「十三夜」、「後の月」、「栗名月」とも呼ばれています。
十三夜には、月見団子の他に栗や枝豆をお供えします。

古来から、「十五夜をするなら、必ず十三夜もしなければいけない」という言葉が伝えられており、
片方だけの月見を嫌う風習があったようです。
この十三夜の風習は中国にはなく、日本独自のものです。w

今年、2019年では、十三夜を祝う旧暦9月13日は、10月11日になります。
片見の月を厭う方は、この日が晴れたら、忘れずお月見をどうぞ。w

野外で虫の音や秋風の音を聞きながら、月を見上げて・・一杯やるのもオツなものです。^^
客間から窓を開けたり、ベランダで夜風に触れての一杯もまた趣がありますので、
月見を2回行うのも良いですね。w

風習行事に拘ることなく、「名月」ならぬ「明月」を愛でるべく、明るい月夜は
夜風も肴に、幾度か外で月を見ながら一杯いや何杯か飲むのも楽しかろーかと?w

土台、陰暦15日が、満月になるとは限らないですから。w
統計によると、むしろ、満月でない方が多いのですね。^^;

旧暦の1日は、朔(新月)となる瞬間を含んだ日ですので、
0時0分に朔となる日も、23時59分になる日も同じく「一日」になります。
朔(新月)から望(満月)までの平均日数は、約14.76日で、これが本当の満月の月齢の平均となります。

このため、実際の満月は旧暦15日より遅れる傾向があるのです。
また、実際には、月の軌道が円でないなどの理由から、
朔から望までの日数は、約13.8〜15.8日の間で変化します。

閑話休題(あだしごとはさておき)、秋の夜は空も澄んで、月見には最適ですが、
男女の心は秋の空。w
曇りや雨で、月が見えないことも多いですね。^^;

江戸時代の書き物を紐解くと、「この十年で、中秋の月が愛でられたのは、一度だけじゃった。
あとの九度は、雨ばっかりやもんね。くすん。(意訳w)」とあります。
やれ、江戸の頃も台風だの、秋の寒冷前線だの、秋の長雨に見舞われてたようですね。^^;

四季がずれてる、今日この頃、はてさて、中秋は晴れてくれるのかしら?
勿論、気の講座の開催日ですので、私の講座の行き来に雨は降らないでしょうが。(謎笑)

湿気や低気圧は、身体の不調の因となりますが、これから満月めがけて、月の引
力の影響で体内の水分が滞りやすくなり、浮腫みが生じる傾向が高くなります。^^;
腎をはじめ、脳脊髄液の循環も含めて、気血水の循環が良くなるようにしましょう。

講座でそうした一連の手技をお披露目するのが楽しみです。
研究では、関節包内のセンサーであるルフィニ小体やバチニ小体のリリースと、
頭蓋内部から全身をコントロールする方法について新しい発見がありました。
まとめにキリが無く、ケリも付かず、いささか私の脳はバチバチとスパークして
るようで困りものですが。^^;

あんまりキリキリと考え込むと、却って良くないことになるので、夕刻からはまっ
たりと飲みつつ、スローに寛ぐことにしましょう。w
料理を調え、ご来客をお待ちします。
本日のメニューは、以下の11品です。
1.いづみ式レタス、玉ネギ、ハムのオリーブオイルドレッシングサラダ。
2.レタスと蒸し大豆の亜麻仁油ドレッシングサラダとラム肉の冷しゃぶ。
3.エビと青梗菜、ホワイトブナピーの麻婆エビチリ。
4.刻みオクラ、ワカメ、エノキダケの冷汁、「どん玉」の温泉玉子乗せ。
5.赤ズイキの甘酢炒め。
6.ヒラタケとエリンギのガーリックバターソテー。
7.椎茸の焼いたん、スダチと醤油で。
8.キャベツと赤パプリカのコールスロー。
9.豚ロースのケイジャンスパイスカツとチーズはさみハムカツ。
10.冬瓜と鶏胸肉ミンチの生姜水晶餡、九条ネギ散らし。
11.ざるモズク、生姜入り麺つゆ・ポン酢で。

八朔祭を終え、重陽の節句を控えて、9月最初の 水曜会

4545AAA665C3467E81A5F07F3C685B5D_L.jpg 2AA36816E96E4647A8F23A6C3C8049E1_L.jpg DSC00818_R.JPG

9月に入り、夜半から朝が涼しくなって、秋の気配を感じますね。
京都では、9月1日に夏の最後の祭り、松尾大社の八朔祭が終わりました。

前日の8月31日がその宵宮で、日没からは境内にズラリと設置された2500以上
もの提灯に明かりが灯るお万灯も行われ、普段はない夜間の境内が楽しめます。
特別に宣伝されたり取り上げられることはないのですが、楼門前には多くの露店
も出て、例年かなりの賑わいになります。

1.宵の宮、夜の賑わい。
2.境内に点る万灯の群れ。

今では9月の第1日曜日に行われていますが、この八朔祭の起源は、古来からの習わしで、
いわゆる「八朔」または「怙恃(たのみ)の節」といわれてきた人々の年中行事に遡るとも言われています。

この「八朔」には、ひとつには「田の実りをお供えする」と言う意味と、「稲穂の豊
穣を祈願する」という二つの意味合いがあります。
室町時代の一條兼良の「公事根源」、江戸時代の黒川道祐の「日次紀事」などによると、
旧暦の8月頃になると早稲の穂が豊かに実るので、農民の間にはその初穂を貴人、恩人に送る風習が古くからあったと
記されています。

江戸時代においては、幕府は、徳川家康が天正18年(1590)8月1日に初めて
江戸城に入城した記念すべき日であり、この日を特に正月に次ぐ祝日としたということです。
さらに朝廷においても、「後水尾院當時年中行事」に「八朔」が恒例の行事として紹介されており、
江戸時代に至っては貴賎の別なく盛大に行われていたようですね。

松尾大社の八朔祭は、鎌倉時代からに今日まで続いている八朔相撲が奉納された
り、六歳念仏踊りや盆踊りも奉納される、夏の最後のお祀りでした。

9月に入れば、秋の行事や祭があるわけですが、9日は重陽の節句ですね。
昔からの五節句のひとつで、江戸時代に定められた5つの式日(今でいう祝日)でした。

五節句は、1月7日の人日の節句(七草粥)、3月3日の上巳の節句(雛祭り)、
5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句、9月9日の重陽の節句をさします。

古来、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その奇数が連なる
日をお祝いしたのが五節句の始まりで、めでたい反面悪いことにも転じやすいと
考え、お祝いとともに厄祓いもしていました。

中でも一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節
句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。
今では五節句の中でも影が薄くなりましたが、五節句を締めくくる行事として、
昔は最も盛んだったといわれています。

こうした節句は、行事と関係する植物の名前を冠して呼ばれることも多く、1月7日は七草の節句、3月3日は桃の節句、5月5日は菖蒲の節句、7月7日は笹の節供、そして9月9日は菊の節句と呼ばれています。

古来、菊は薬草としても用いられ、延寿の力があるとされてきました。
菊のおかげで少年のまま700年も生きたという「菊慈童(きくじどう)」伝説もあります。w
菊は、他の花に比べて花期も長く、日本の国花としても親しまれていますね。

本来は他の節句と同じく中国由来の行事で、日本では平安時代ごろに貴族の宮中
行事として取り入れられました。
当時は、中国から伝来したばかりの珍しい菊を眺めながら宴を催し、菊を用いて
厄祓いや長寿祈願をしていました。
これが時代とともに民間にも広がり、江戸時代に五節句のひとつとなって親しま
れるようになったようですね。

菊といえば晩秋の花という印象ですが、旧暦の9月9日は新暦の10月中ごろにあたり、まさに菊の美しい季節でした。
このころは農繁期であることや、新暦に替わって季節感が合わなくなったことなどから次第に廃れてきましたが、寿命を延ばすと信じられていた菊を使い、さまざまな風習が伝えられています。

庶民の間では「お九日(くんち)」と呼ばれて親しまれ、秋の収穫祭と合わせて祝うようにもなりました。
有名な「長崎くんち」「唐津くんち」はその名残で、今でも新暦の10月に開催されています。

重陽の節句では、菊酒、菊湯、菊枕など、菊のアロマ効果を図ったものが多いですね。
菊酒は、本来は菊を漬け込んで作りましたが、お酒に菊の花びらを浮かべてみるだけでも良いでしょう。w

江戸時代から重陽の節句に栗ごはんを食べる習わしがあり、「栗の節句」とも呼ばれています。
旧暦だったらそうだけど、新暦の今じゃ、栗の収穫はまだでしょうが。^^;
「おくんちに茄子を食べると中風にならない」と言われていますので、焼き茄子や揚げだし茄子なども良いのでは?w

今ではあまり知る人がないのですが、重陽の節句には、「茱萸嚢(しゅゆのう)」という縁起物もあります。
呉茱萸(ごしゅゆ)の実を緋色の袋に納めたもので、身に着けたり、飾ったりして厄除けをします。

呉茱萸は、漢方で用いられる生薬で、体を温めて頭痛を治す薬です。
繰り返し起こる頭痛、なかでも片頭痛に有効な薬として知られます。

「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」が向くのは、体力が低下して、手足が冷えるような人で、漢方の診察をすると、みぞおちの抵抗や圧痛がみられます。
みぞおちの抵抗や圧痛といえば分かりやすいものの、漢方では「心下痞鞭(しんかひこう)」などと記述されてますので、用語が難解で困ります。^^;

片頭痛は発作性の激しい強い痛みが特徴で、ズキンズキンと頭が痛み、しばしば吐き気をともないますね。
人によっては、ロキソニンなどの痛み止めでは効かないことも多いものです。^^;

「呉茱萸湯」は片頭痛の漢方治療では代表的な薬で、特に吐き気が伴うときに適しています。
また、うなじや肩のこりをともなうような緊張型頭痛や、頭痛に伴う嘔吐(おうと)などにも効果的ですよ。

私の片頭痛の施術では、奇経療法で手の外関と足の臨泣を結んで気を通し、公会
穴の大椎からコメカミや頭部の痛点に気を通し、反対側圧法を行う3ウェイ通気
法だけでなく、その前に気を操作して重心と可動域のバランスを整えた上で、揺
らぎの技法で脳脊髄神経を整え、重力などの負荷のないゼロポジションにセット
してからのアトラス(C1、第1頸椎)調整で脳脊髄液の循環を良くし、頭蓋ク
ラニアルで痛みの記憶をリセットする方法を主に用いています。w

どんな苦痛や不調に対しても、願わくば、即効性があって症状が治まり、戻りが
来ない技法が良いですね。
特にこの3年は施術も進化していますが、武術同様、極め尽くすことはなく、精
進あるのみです。^^;

来週土曜日の気の講座では、圧痛と可動域の検査から、どこにどういう異常があ
ろうとも、仰臥位次いで伏臥位から行う一連のシステムと、頭蓋調整にメインを
置いて、色んな不調を解消する技法をお伝えしようと思います。

そこらを効率良くまとめようと復習してると、新たな側臥位から始める技法が進
化したり、脊柱管を即座に整える気の操作法が新しくできたりと、この頃は脳が
スキゾタイプに働くようでアブない感じです。^^;

早めから飲みだすと、私の脳はオン・キリキリと物事を追求せずに、まったりス
ローになるようなので、夜更かしはせずに安眠できるようですが。w
今日は、9月最初の水曜会ですので、駄弁りつつ寛ぐことにいたしましょう。w

いづみが私の昼食にと、シメジ・ソーセージチャーハンとエリンギのバター焼き
を作ってくれましたが、その間キッチンで肩を並べつつまた錯綜しつつw、水曜
会の料理も出来上がりました。
(親切にも昼食を用意してくれるのは、私にインスタント麺とかを食わさぬため
ですが、いやはや・・・ありがたいこと。w)

明後日は高雄病院での検査日ですが、金曜というのは、水曜会並びに木曜の飲み
歌いのタタリが数値に出やすいのが難ですわ。^^;
陰陽師、タタリを怖れず、然るに小市民的に健康を気遣って田川君の煎じ薬をマ
ジメに飲み続けて、果たして結果は如何なるかと楽しみです。w

では、では、メニューの方を発表しましょう。w
今日のメニューは、以下の11品です。
1.冬瓜の和風冷製とろみ餡。
2.ピーマンの生姜・ニンニク・亜麻仁油・生醤油サラダ。
3.レタス、水菜、新玉ネギのフレンチドレッシングサラダ。
4.刻みオクラ、ワカメ、エノキダケの冷やしだし汁。
5.鶏手羽元の幽庵漬け揚げとニンニクの素揚げ。
6.ざるもずく、温玉入りポン酢麺つゆで。
7.茹で豚足の炙り焼き、エビチリソルトで。
8.冬瓜、人参、マイタケ、玉ネギ、鶏もも肉入りブラウンブラックカレー。
9.鶏胸肉の生ハム、辛子マヨネーズソースで。
10.豚ひれ肉、キャベツ、玉ネギのバルサミコ酢・黒酢・オイスターソース酢豚。
11.牛ロースのケイジャンスパイスカツレツとホワイトブナピーの煎り卵焦がし醤油ソテー。