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月別アーカイブ: 2020年8月

残暑続く8月最後の水曜会、セロトニンの分泌を 。w

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8月23日に二十四節気の「処暑」を迎えましたが、京都は相変わらず猛暑日が続いています。^^;
「処」は落ち着くという意味で、厳しい残暑もいよいよ落ち着いて和らぎ、朝夕は涼しく感じてくる候なのですがねえ。。

昨日も、今日も、朝8時台には気温は30℃を超えたし、何より蒸し暑いことでしたよ。^^;
雨降らず、夏草も茶枯れしてる嵐山東公園を散歩するだけで、帰宅したらシャワーが必須です。w

夜間も25℃を超える日が続いていますが、これからは少しずつ涼しくはなって行くのでしょう。
といっても、気温が低くなっても、湿度が高いと、熱中症は掛かりやすいものです。^^;

湿度が高いと、汗をかいても蒸発しにくいので、熱を外に逃がす機能がうまく働かないからです。
気温だけではなく、湿度にも注目して、しばらくは上手にエアコンを活用しましょう。w

9月になっても残暑は続きそうですが、やがて明け方はだんだんと冷えるようになって行きます。
残暑ある日の明け方の冷えは、人体にとって応えるもので、実は秋は人体にとって最も冷えが応える季節なのです。

冷えは血流を悪くし、腹部が冷えると免疫力が衰え、筋肉の血流が悪くなると痛みを引き起こします。
頭寒足熱で、足を冷やさないよう、また腹部が冷えないよう、寝具などを配慮しましょう。

眠りも大事で、幸せに生活するには、脳内物質のセロトニンがよく分泌されていることが必須です。
セロトニンが不足すると、慢性的なストレスや疲労、向上心や行動意欲の低下、協調性の欠如、鬱症状、不眠などの症状が出るものです。

従って、うつ病やパニック障害、社会不安障害などの治療薬にも、セロトニンを増やす抗うつ剤が使われています。
統合失調症や双極性障害にも、気分安定薬にも、セロトニンへの作用のある抗精神病薬が使われています。

これからの季節は、徐々に日照時間が減って行くのですが、日照時間が減ると、日光を浴びる時間が減り、セロトニンの分泌が低下することが知られています。
運気を良くするにも、額を隠さず、朝の光を受けることが大事ですが、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌にも朝の光は必須です。

尤も、日光に当たり続けても、セロトニンは増えるわけではありません。w
セロトニン不足を感じる方は、起床直後から30分までに、15分〜30分ほど日光を浴びることが最も効果的です。

セロトニンは、精神の安定や安心感、知能の回転を良くして直観力も上げるなど、脳を活発に活動させる脳内物質です。
ですが、実は、体内のセロトニンの90%が消化管に存在しています。

腸は「第二の脳」と呼ばれているように、腸の働きは自律神経によってコントロールされているので、脳つまり精神状態と密接な関係があります。
発生学上、脳と腸は神経回路でつながっているので、腸内環境を改善し、腸の疲労状態を解消することは、幸福感の感じ方、幸せに生活することには大事中の大事になります。

朝の光を浴びるほかには、適度な有酸素運動、質の良い睡眠、喜怒哀楽の感情を出して心を動かすことも、セロトニンの活性に繋がります。
セロトニンを作る栄養素は、トリプトファンという必須アミノ酸ですが、人体内では生成できないため、食事から摂ることが必要です。

納豆や豆腐などの大豆製品、卵、チーズなどの乳製品、マグロやカツオなど脂ののった魚、ナッツ類やバナナなどが家庭薬膳の食材になります。
また、ビタミンB6、マグネシウム、ナイアシン(ビタミンB3)を含む食材も、セロトニン生成に関わっています。

ビタミンB6なら、豚肉、青魚、レバー、ニンニク、ショウガなどに多く含まれています。
マグネシウムは、ヒジキやワカメ、海苔などの海藻類を筆頭に、干しエビや干し魚が多く、豆腐や納豆などの大豆製品、ゴマ、椎茸などにも含まれています。
ナイアシンは、たらこ、カツオなどの魚介類やレバー、ピーナッツ、エリンギなどに多く含まれています。

食事は大事、食餌に非ずで、明の時代には「食医」が存在していましたが、今は昔。w
頭痛、肩こり、腰痛などの痛みや、内臓の不調、体調の不具合など、家族や縁ある人の苦を改善・解決できる「家庭医」が増えてくることを願っています。

TVの健康番組を見ても、「〇〇症には〇〇が良い」とか、「長寿の人は〇〇を毎日摂っている」とかがよくありますが、全ては複合要因で成り立っていますので、原因はたった一つのことではないはずです。^^;
生薬という複合体から薬効成分を同定して抽出し、それを薬として用いるのは科学の進歩が成せる業ですが、生きる人の心身はすべからく総合であって、バランスが大事かと。w
現代の陰陽師、然様に考えおりまする。(ワラ)

東洋医学の原則ですが、足りないものは補い、過剰なものは排他・削減して、バランス良く食事を調えましょう。
ストレスは消化器官を損ねますので、楽しく笑いある食事は、さらに良い効果があるでしょう。w

よく噛んで食べることも、脳に良い刺激を与え、胃腸など消化器官に負担を与えず、ダイエットにも良い効果があると実証されています。
現代の日本人は、戦前の日本人と比べて半分以下、弥生時代と比べると6分の1程度まで食事時の噛む回数が減っているんだとか?w

「一口30回噛むこと」が理想の咀嚼回数といわれていますが、食材にもよりますわね。w
豆腐を30回噛む人、おかしいし。(ワラ)
日本咀嚼学会の発表によると、30回というのは、生のニンジンやナッツ類などの固形物を噛む際、消化不良を起こさない理想の回数だそうです。 w

脳の機能から言えば、「あ・り・が・と・う、お・い・し・い・な」とか、「げ・ん・き・で・る、え・い・よ・う・だ」とか、10文字を念じつつ噛むと良い効果がありそうです。w
またセロトニンをよく分泌して、嫌なことを思い出しにくくし、前向きに考えるようにするには、姿勢を正して視線を40度から45度前方上方にしばらく向けると良い効果がありますよ。^^

カウンセリングや気光ヒーリングにも、この応用はよく使う手立ての一つです。
これからも、痛みや苦の解消を目指して、戻りなき完治を目指して、脳へのアプローチについてさらに研究して行きます。

諸行無常で、季節が移ろって行くように、人生もまた移ろって行きます。
過ぎ去った時を惜しむよりも、今在る時とこれからの時を、幸せに楽しんで行きたいものですね。

夏の終わりの水曜会、談笑を楽しみつつ、今宵も一献傾けましょう。w
今日のメニューは、以下の12品です。
1.刻みオクラ、ワカメ、メカブの生姜入り麺つゆ和え。
2.赤身卵「どん玉」の温泉玉子。1のネバネバ和えと混ぜても美味よ。w
3.湯がきブロッコリーの擂り黒胡麻、味醂、味噌、リンゴ酢和え。
4.絹ごし豆腐の冷奴、刻みキクラゲ入り柴漬けと潮吹き昆布を添えて。
5.ヒラタケ、コンビーフ、獅子唐のオープンオムレツ、サンバルソースを添えて。
6.北大路魯山人いわく雪虎、店によっていわくエレベーター、要するにお揚げの焼いたんと大根おろしw、九条ネギと醤油を添えて。
7.豚ロース肉のガーリックピカタ。
8.豚肉、ピーマン、青梗菜のタイ・タクミソース炒め。
9.人参、玉ネギ入り肉じゃが。
10.鶏胸肉ミンチ、エノキダケ、玉ネギ、タイ・プリック唐辛子のつくねバーグ、ミニロケットトマトを乗せて。
11.鮭のハラスの片栗粉コーティング、オリーブオイルソテー。レモンを添えて。
12.デザートにでもカクテルにでも、龍彌誕生の際に作った28年もの梅酒に浸かってる梅の実。w

昨日、和歌山出身で京都市お住まいの会員さんから、大量の梅酒をありがたく頂戴しました。
昭和63年作ですので、気の科学研究所設立と同年で、32年ものになります。w
皆さん、ご遠慮なく、暑気祓いに、めでたくご賞味ください。w

熱中症に注意して、本日は水曜会

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送り火を終えた一昨日、京都は今夏最高の38.7℃を記録しました。w
いやはや、連日晴天なのは良いですが、暑すぎますね。^^;

日課の朝の散歩では、日傘を差して歩いていますが、それでも帰宅後は即行シャワーを浴びてます。w
何故かしら、今年は街を歩いても、日傘を差してる人が少ないような?
直射日光に炙られながら歩くよりも、日傘を差すと涼しくて良いですよ。w

外を歩いてるのに、マスクをしてる方が数多いですが、マスク熱中症にはくれぐれもご注意を。
あまり知られていませんが、毎年、熱中症で200人近い人が亡くなっています。

ちなみに昨日時点で、今夏の熱中症の患者さんは、既に12804人だそうです。
そのうち、死者は30人、重症患者は510人と発表されました。

熱中症という言葉が広く使われるようになったのは十数年ほど前からです。
それまで医療関係者の間では、熱中症は「暑熱環境における身体適応障害によって発生する状態の総称」と定義され、その中には熱失神(日射病)や熱射病、熱けいれん、熱疲労などの病態があるとされていました。

しかし、この定義はあいまいで、かつ専門家でも各病態の区別がつかず、診断の際に重要な症状の重症度がわからないという問題がありました。
そこで1999年、日本神経救急医療学会は、熱中症を症状別に軽症から重症の3段階に分類し、重症の場合の診断基準を明確にしました。

それによると、軽症の?度の症状では、めまい、大量の発汗、失神、筋肉痛、こむら返りなど筋肉の硬直が挙げられています。
通常は入院を必要とせず、安静にして、経口的に水分とナトリウムを補助することが治療法になってます。

中度の?度症状は、頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下が挙げられてます。
?度になると、入院治療が必要とあり、体温管理をして安静にし、十分な水分とナトリウムの補給を経口摂取が困難なときは点滴で行うとあります。

これ、明確な診断基準かな?w
倦怠感や虚脱感を訴えられるより、失神される方が危なく感じるし。^^;
程度の基準が分かりませんが、暑さでボ〜ッとして、集中力や判断力が低下するのは当然でしょうね。w

重症の?度になると、深部体温39℃以上の高熱と、意識障害やけいれん発作などの中枢神経症状か、肝・腎機能障害か、血液凝固異常をきたすそうです。
そうなると、集中治療が必要で、体表と体内を冷却する体温管理、呼吸と血液循環の管理が治療法になります。

軽症の場合は、涼しいところで安静にし、水分と塩分を補給すればすぐに治るはずです。
それでも症状が治らない場合は、医療機関を受診することが安全ですね。

熱中症というと戸外をイメージしますが、実は、発生場所で一番多いのは室内だそうです。
それも冷房を使ってないか、設置されていない部屋で、時間帯は日中より寝ている間に熱中症になる年配者が多いということです。^^;

また、戸外でスポーツをしている子どもも、熱中症になる割合が高いものです。
データによると、朝ご飯を食べていない子どもがかかりやすいので、きちんと朝食は摂るようにしましょう。

熱中症の初期症状では、よく立ちくらみが起き、通常のめまいと同様にくらくらすることがあります。
これは身体にこもった熱を体外に放出させるため、全身の血管が広がったことで血圧が下がり、脳への血流量が低下したためと考えられています。

このような状態では、呼吸回数が増えたり、脈が速く弱くなったり、唇などがしびれたりすることもあります。
人によっては、初期段階であっても、吐き気や嘔吐、頭痛といった症状が起こることもあります。

初期症状にある筋肉の緊張や硬直は、熱性けいれんと言われ、発汗とともに体内のナトリウムが減り、電解質のバランスが崩れたことで起こったものと考えられています。
暑い中散歩をして筋肉が痛んだり、熱帯夜で寝苦しい夜に足が攣ったりするのも、このことが原因ですね。

東洋医学では、体は気・血・水の運行で成り立っていて、黄帝内経には、痛苦あるところ必ず、「気の不通」と「オ(汚)血」ありと説かれています。
そうした箇所は血流が悪くなっているとともに、「気」を現代科学的観点から解くと、電子電位の異常があります。
奇経の気を通したり、二点一字に痛点と経穴を結び、体内神経に流れる電子電位を整えることが、鍼灸などの経絡治療の要点でしょう。

痛み硬結している筋繊維は、柔らかく緩めて、血流とリンパの流れを良くすることが治療の要ですね。
然るに、気の観点から言えば、脳から特に視床下部からの指令で、電子電位をリセット再起動させてやることが要となります。

特に丹田部位には太陽神経叢があり、神経の大きな集結がありますから、これと視床下部を電子操作することが電視電位の調整の秘訣となります。
先日はメニエル病で薬を飲んでも症状が治まらない方のヒーリングがありましたが、即座に症状が消え、翌日から今も全く症状が出ないようになったのも、この方法と脳の操作に負うところが大きかったです。

パニック症候群などもそうですが、もしも症状が再発することがあっても、その症状は以前よりも軽く、短期間で治まるはずです。
でも、苦は楽しみや喜びを阻害し、負の感情や想いが生じやすいので、痛苦あるときはあまり我慢せず、早めに再来してください。
遠隔ヒーリングも可能ですが、直接触れての方がより効果的ですから。w

学びと研究にはキリがなく、新しい経絡の通し方、筋膜を含むファシアを操作すること、動作痛には関節包内のT1,T2受容器センサーを解除することと別途に、脳をより良く操作することが、戻りなき完治を目指しての今の私の研究課題です。
脳は内圧が高まったり、血流が悪くなるとうまく働いてくれません。

暑くてボ〜ッとしたり、やる気が凝縮せず霧散して、脳の働きが劣化してるとき、以前はチャクラを自己操作してたものです。
この頃は、前頭前野や側頭葉を操作して、もっと簡単に時短できるようになったようです。w

閑話休題(話を元に戻して)w
熱中症を予防するにも、脳血栓や心筋梗塞を予防するにも、就寝前には、コップ1杯の水を飲み、朝起きたら、また1杯の水を飲むことが良いでしょう。
酒を飲んだら、その分解に水分を要しますので、私は通年の習慣にしてますが。w

夏場は誰でもよく水を飲むのでしょうが、小まめに少しずつ摂ることが良く、がぶ飲みは胃腸も弱めてしまいます。
また、電解質が含まれていない真水ばかりを摂ると身体の中のナトリウムの濃度が薄まるため、塩分濃度を維持するために尿量や便への水分量を増やして体外に排出させようとします。
このため、下痢も熱中症の初期段階症状として挙げられているようです。w

ヒトは70%ほどは水でできていますので、新しい水で身体を満たし、よく循環させることが大事ですね。
沸かした水は溶存酸素がないため、即行身体から出て行き、古い水が身体に残りますので、沸かさぬ水を飲む方が良いですよ。w

また、市販のミネラルウォーターには、酒の蒸留に使った蒸留水をコークスで濾過したモノがありますのでご注意のほどを。^^;
日本人には弱軟水が一番合い、ミネラル分が高い硬水を飲み続けると、血管や関節などに良くない結果を招く因となります。

通常、一日1.5リットルから2リットルの水を飲むことが良いと言われていますが、食もまた大事中の大事です。
猛暑のせいか、このところずっと野菜の値が高くて、困ったもんですが、工夫して食のバランスを良くしましょう。w

今日も猛暑日なので、ひんやりした料理とともに、あまり身体が冷えすぎないように配慮しますね。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.京豆腐「特濃とろけるけんちゃん」の冷奴、和風モロヘイヤソースを添えて。
2.湯がきブロッコリー、辛子マヨネーズを添えて。
3.白菜とコンソメだし湯がき鶏胸肉の裂いたん、いづみ式胡麻ドレッシングで。
4.しろ菜とうらら揚げの炊いたん。(冷やしておきます)
5.豚ロース、エリンギ、白キクラゲ、青梗菜の中華炒め。
6.山ホウレン草、長ネギ、ちりめんじゃこの和風炒め。
7.丸茄子の田楽、ひねり煎り胡麻散らし。
8.豚ロースの生姜焼き風(生姜・酒・醤油・味醂)ステーキ。
9.人参、玉ネギ、男爵芋入りスープカレー。(隠し味はコーヒー)
10.ホタテ貝の小麦粉コーティング、バター・醤油・味醂ソテー。
11.鮎の串田楽焼き。

猛暑の盆中、本日は水曜会

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連日、猛暑日が続いていますが、いやはや暑いことですね。^^;
この暑さで、頭のキレが聊か悪くなってるような?w
京都は盆地なので、不快指数が高いのが困りものです。。

盆休に入った会社も多いことでしょうが、我関せずゑん。w
墓参りラッシュのある京都ですが、お盆行事はずいぶん縮小されています。

16日の五山送りは点火を減らして縮小され、お精霊(しょらい)さんの迎え送りの行事も縮小されてるところが多いようです。
京の七夕や花背の松上げ、長岡天神などの夏祭りも中止になり、嵐山でも渡月橋や広沢の池の精霊流しも中止、化野念仏寺の万灯会や奥嵯峨の愛宕古道街道灯しなども車折神社の万灯祭と同じく中止になりました。^^;

夏の心は祭り心と、陽気を発散したいものの、なかなか思うに任せられぬご時勢ですね。^^;
明日の13日、日曜の16日と、いつもの飲み歌いの店は休みですので、違うことで発散せねばと?w

お盆ということで、亡き縁者を偲んで供養するのも心落ち着くことですが、それに明け暮れしても心は弾まんし。w
お盆は仏事の風習ですが、もとから私の場合、仏事に縁がありました。
母方祖母は本能寺で得度を受けた阿闍梨でお加持もやってたのですが、父方祖母は熱心な門徒でした。

生家では、棟続きに母方祖父母が住んでいて、何年も信正寺のご本尊を預かってたせいか、お加持の来客も多かったようです。
その祖母を看取ったのも私でしたが、それから2,30年も経って、桂や樫原に住むクライアントから「お血筋ですね」と言われたのは驚きでした。

法華経のご縁としか言いようがないのですが、そうしたことは永年、失念してましたからねえ。^^;
私の家は何せ真宗ですから、比叡山や高野山、大峯山などの修験者の方たちとの縁がなければ、門徒もの知らずのままでしたから。w

幼少の頃から毎日父方婆ちゃんの勤行に付き合い、正信偈や阿弥陀経などは諳んじてたものです。
その後で訓文を唱えるのですが、家の経文には載ってなくて、頼まれて書いてあげた紙が今も残っています。

「それ一切衆生、三悪道をのがれて人間に生まるること、大きなるよろこびなり。
身はいやしくとも、畜生には劣らんや。
家は貧しくとも、餓鬼にはまさるべし。
心に思う事かなわずとも、地獄の苦しみにはくらぶべからず。
世のすみゆきは、厭うたよりなり。
ひとかずならぬ身のいやしさは、菩提を願うしるべなり。
この故に、人間に生まるることをよろこぶべし。
以下略」

「また、妄念は凡夫の身体なり。
妄念の他に、別の心もなきなり。
臨終の時までは、一向に妄念の凡夫にてあるべきぞと心得て」
生きてることを感謝とともに充足して、楽しみと喜びをつくっていきましょう。w

亡き人を偲ぶにつけても、人生とは意識時間であり、思い出創りですね。
佳きことを思い出し、未来創造を邪魔する思い出は、意識から削除するのが一番です。w
自他共に喜びや楽しみとなるよう、役立つ営みをして行きましょう。

今日はいささか忙しく、13;00からは2件のカウンセリングがあり、ちゃっちゃと夕刻からの準備を仕上げねば。w
夏バテを防ぐべく、今日のメニューは以下の品です。
1.胡瓜とクラゲのナムル。
2.刻みオクラ、ワカメ、ミョウガ、擂りおろし生姜の麺つゆ和え。
3.モロヘイヤと海老名高原ソーセージのオリーブオイルソテー。
4.豚ロースカツと蒸し白菜、ミニトマトを添えて。
5.長ネギ、ヒラタケ、シメジの味醂味噌バター炒め。
6.鶏胸肉、白菜、モロヘイヤのコショウを利かせた水晶餡。(冷やしておきます)
7.京豆腐「とろけるけんちゃん」の冷奴、刻んだキクラゲ昆布を乗せて。
8.ヒジキ、4種の蒸し豆、刻んだお揚げ、シメジ、黒ゴマの炒め煮。
9.牛肉、白と黒のキクラゲ、ヒラタケ、京麩、緑豆春雨の木こり鍋。
10.鮎の塩焼き。
11.豚バラ肉の角煮、九条ネギと辛子を添えて。

本日は、ごく少人数にて^^;8月度気の科学体 験講座

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本日は猛暑日の中、8月度の気の講座を開催しますが、いやはや来れない方の多いこと。^^;
収入減も続いてますので^^;一昨日は、ついにいづみと持続化給付金を申請に行って参りました。w

同じ説明を何度も聞きつつ、家族に反社会的勢力に属する方はないかと繰り返し聞かれつつ。^^;
お金もらうのだから仕事と思うと、面倒くさいとしても時間給とすればとても良いものです。w

講座や特別研修は仕事というより祭り心でやってますがw、祭りと違って少人数になるほど掘り下げて、個々のニーズに応えられることがメリットです。
新しい観点から、次のステップへと展開して行きましょう。

東洋医学では、気・血・水の循環を説きますが、水にFascia(ファシア)を該当させると、面白い施術ができます。
例えば、肩こりなどでガチガチに固まった僧帽筋なども、陰圧重ね掌・撫で流し法を用いれば、10秒程度でふにゃふにゃに柔らかくなります。

この方法を用いると、腹腔内圧を調整して腹部内の硬結を解き、腸や内臓の調子を良くして、ウェストもダウンする効果があります。
ネオ活法に属する陰圧重ね掌・はじき返し法も一瞬で腹部の硬結や内臓筋膜の癒着が取れますが、ファシアの観点からの手法は全く痛みが無いのが利点です。^^

「Fascia」(ファシア)は「筋膜」と誤訳されていますが、筋膜はファシアのほんの一部に過ぎず、結合組織と訳す方が正しいでしょう。w
筋硬結に対する陰圧の効果は色々実証してきましたが、ファシアを動かすと、血流も一気に良くなり、痛みが減少するのが分かります。

臀部から下腿、側臥位からの脊柱起立筋も、陰圧重ね掌・撫で流し法を使うと、見る間に筋肉が柔らかくなります。
ゼロT・Pポジションに操作することによって、陰圧法もファシアを動かすことも、さらに良い効果があります。

手を当てて痛みを消す方法も、この観点から陰圧4D法を用いてファシアを動かし、モンロー効果で温かいエネルギーを患部に集中させるとより良い効果があります。
人体のエネルギー構成と量子力学的性質の観点からは、人体の縦横伸縮の法則を知っておくと、施術法にもセルフケヤーにも重宝するものです。

人は右が横巻ならば必然的に左が縦巻きになり、体内のエネルギーはその方法に螺旋を描いています。
整えるにはその方向に沿って撫でたり、四肢や首を誘導し、呼吸をするだけで自然と整ってしまうのが簡単で面白いですね。w

例えば縮み族に属する人は、足を伸ばした仰臥では骨盤がズレていますが、足を立て膝にすると、骨盤の位置が揃います。
こうした人は、足を伸ばした仰臥では、足首を底屈させるだけで、背骨も揃い、首や肩の可動域も良くなるのです。

人体の気とはつまるところ電子運動だと捉えると、神経に流れるエネルギーも電子であり、この司令塔は脳内の視床下部にあります。
頭に触れずに、この電子の流れを丹田から整えれば、人体のあらゆる不調にも良い効果があります。

講座や実践のヒーリングではよく「魔法のような」とか言われることが多いですが、実は誰にでもできることです。w
物理的に頸椎が歪んでいて首肩の異常があるケースでも、ゼロG法とモーションロック解除法を併用すると、即座に不調が消え、ガチガチの首が柔らかくなるのが人体の面白さですね。

人体のフラクタル(自己相似)反射を知ると、痛んで触れない部分も頭や手足の先から不調を解決することができます。
膝倒し検査で腰椎の可動を診て、良くない側の頭部を支え、フラクタル・クラニアル法で3度ほど動かすだけで、腰の可動が楽になります。

新しい方が来られるようなので、原理原則や法則性の理論を重視するよりも、簡単で即座に効果が分かり、可動域や支障ある部分が戻りなく改善する実体験を優先して楽しい時間になればと思います。w
展開は、参加者の方々の状態で、臨機応変にやっていきます。w

仏頂尊一体呼吸法で、重心や出力を良く整え、心身を良い状態にキープして、ウィルス感染も防御できる方法で、講座を締めくくりましょう。
講座が終われば、会場をこちらに移しての無料懇親会です。w

ざっくばらんに談笑し、リラックスして飲食を楽しんでください。
今日の懇親会メニューは、以下の11品です。
1.水菜、ツナ、赤黄パプリカ、ミニトマトのアマニオイルリンゴ酢醤油ドレッシングサラダ。
2.鶏胸肉の生ハムとアボカドのヨーグルトマヨネーズ辛子味噌ドレッシング掛け。
3.京豆腐「とろける特濃けんちゃん」の冷奴、モロヘイヤ・キクラゲ柴漬けの叩きを添えて。
4.湯がきブロッコリーの黒胡麻リンゴ酢味醂味噌和え。
5.山ホウレン草とちりめんジャコの炒め。
めずらしい山ホウレン草は、フダン草の仲間で鉄分、植物繊維がほうれん草より豊富です。
6.豚バラ肉、白キクラゲ、シメジ、赤パプリカの鶏ガラだし上海風炒め。
7.豚バラ肉、黒キクラゲ、シメジ、ホワイトブナピー、黄パプリカのオイスターソース炒め。
8.ヒラタケ、黒ヒラタケ、椎茸、白キクラゲの卓袱。
9.冬瓜、鶏胸肉ミンチの冷製とろみ餡。
10.信ちゃんがんもの焼き飛魚・昆布だしで炊いたん。
11.いづみ式モロヘイヤの天ぷら、麺つゆかエビチリソルトで。

三日後に8月度の気の講座を控えて、本日は水曜 会

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連日、猛暑日が続いていますが、今日は38℃にもなりそうで、夏バテとコロナ感染には注意しましょう。
感染の第2波発生中ということで、京都は依然と多くないのですが、観光客は減ってます。^^;

前の土日は特別研修で、日曜日は愛宕(おたぎ)念仏寺に出かけましたが、渡月橋を渡る人も少ないものでした。
特別に開けてもらった本堂にも、3時間で4,5人覗いたどうか?w

おかげで、ゆっくりと、じっくりと千手観世音の空間で時間が取れて、充実した研修にはなったようです。^^
コロナ禍が治まり、来たい人が自由に来れるようなったら、再度会得の研修ができるよう図らいましょう。
1.簡易目録を作っておきました。w

一日目は、硬結圧痛を一瞬で消すゼロG・T・P法と、陰圧法の今までのまとめです。
二日目は、気光エネルギー療法の新技を含む今までのまとめでした。

これで一段落を終えて、8月度からは新しい展開に向かえます。w
人体の縦横伸縮の法則を用いた治療法やセルフケヤーの方法を知っておくと便利なものです。
理学整体の人体のねじれ法則から操作するのも有効な手段ですが、この方が分かりやすいでしょう。

視力の回復や、テーピングによる身体のパフォーマンス効果を良くするには、最適の方法で、施術も撫でるだけなので簡単で疲れません。w
この撫でるという陰圧の方法は、筋膜ではなくファシア(結合組織)を動かして筋硬結を見る間にフニャフニャに緩める方法へとシフトアップして行きます。

新しい展開はもう一つ、頭蓋に指を触れて放すだけで、腰椎や脚部など狙った所の可動域や筋硬結などを解消する方法です。
この新しいクラニアル法は、別の観点からの方法で、トラウマやストレス、痛みの原初の記憶を消して戻りを無くする方法へシフトアップします。

その他、ネオ活法に属する一瞬整体やセルフケヤーの方法も順次導入して行く予定です。
が、まだまだ学習・研究し、まとめねばならないことが多すぎて、部屋の片づけがままなりませぬ。^^;

私的には、因果律では数理数命学上、翌年が結果決定の命数ポイントに当たりますので、ひたすら結果を出して行くことに専念しましょう。
それが基盤となりますので、不調・不具合は翌年に全解消し、プラスになるものを短期ビジョンで組み上げていくのみです。w

8月8日はその第一歩で、基本を踏まえつつ、新しいことを導入します。
まだまだ続くコロナ自粛で、参加人数は少なくても、来て良かったと思われる内容にしたいものです。w

そういえば、本日5日は醍醐寺の万灯会ですね。
醍醐寺は不動堂、五大堂、観音堂にご縁があって、昔はよく訪れたものです。

西国三十三箇所の観音巡りも、准胝観音(じゅんていかんのん)は、ここだけにあります。
真言宗系では「六観音」の一尊となされていますが、天台系では観音ではなく仏母とされます。

元来、インドでは観音は男性名詞のため男尊とされますが、准胝は女性名詞であり、女尊として表現されます。w
准胝は、五守護女尊や摩利支天と同様に、特定の陀羅尼と結びついた女尊で、密教においては七倶胝仏母(しちくていぶつも)とも呼ばれる存在です。

密号は最勝金剛、降伏金剛ですから、女尊とはいえ強い存在で、これは人の世でもそうであろうかと?(ワラ)
真言を唱えるに、薬師如来の真言と同じく、陰陽逆転の意味の呪(しゅ)があって興味深いところですが、閑話休題。w

「七仏倶胝仏母心大准提陀羅尼法」にいわく。
「もし、在家の行人がいて飲酒や肉食を断つことなく、たとえ妻子があったとしても、ただ、この准胝仏母を本尊とすることで、あらゆる仏法・密法を成就することができる。」

「仏説七倶胝仏母心大准提陀羅尼経」にいわく。
「もし、在家の善男善女らが『准胝真言』を唱え、これを日々に保つことがあれば、その人の家には災難や事故、病気等による苦しみが無く、あらゆる行いには行き違いや望みが果たせないということも無く、その人の言葉は皆が信用して、よく聞いてくれるようになる。」

ああ。それで准胝観音は、禅宗や浄土宗、道教等でも広く祀られているところが多いわけですね。
日本では「七倶胝仏母所説准提陀羅尼経」(唐・不空 訳)が広まり、そこで詳述された像容の一面三目十八臂とするものが最も多いようです。

時に千手観音と混同されていますが、正面の左右の二手が「説法印」を結んでいるのが准胝観音で、「合掌」をしているのが千手観音です。
2.醍醐寺の准胝観音坐像のように、蓮華座の下に難陀・跋難陀の眷属二大龍王がいる造例が多いものです。

ご縁があって対座ができれば、ぜひそのお姿をご覧になってください。
「オン・シャレイ・シュレイ・ジュンテイ・ソワカ」。

今日は午後 6 時から 万灯会精霊供養法要(金堂)、7 時から 万灯会施餓鬼供養法要(金堂前)が8 時 30 分まで行われます。
今年は、縁日は出ず、素麺接待はないようですが、伽藍拝観料は無料ですから行きたかったな。w

嵐山では、今年の盆行事、渡月橋の精霊流しは中止で、五山送りも規模縮小。^^;
亡き縁者にはコロナ禍も関係のないことなので、供養の手向けは忘れないようにしましょう。w

京都は順次、お盆行事に入って行きますが、感染予防に色々と苦慮してるようです。
東山区の六道珍皇寺では、昨日、室町時代から続く盆行事、「御霊遷しの儀」が法要されました。

コウヤマキに先祖の霊を遷す儀式で、通常は先祖の霊を迎える行事「六道まいり」として、7〜10日に行われるのですが、今年は寺への参拝は新盆を迎える人に限定されました。
代わりに「代参」として、亡くなった人の法名や戒名をお寺が聞き取り、水塔婆に書き写して本堂で供養し、法要を終えたコウヤマキを寺から送ってもらうそうです。

7月下旬までに、千人以上の代参申し込みがあったそうですが、京都ではお盆行事は今も大事にされています。
三千院の万灯会や花背の松上げなどは中止になりましたが、千本ゑんま堂や釈迦堂のお精霊迎えは、7,8日から行われます。

私の場合、盆には墓参りか無人となった実家の仏壇に阿弥陀経をあげるのと、家では迎え火を点けるのみですが。w
施設の父には盆前に、好きな鮎の田楽焼きと水羊羹を届ける予定が、再度面会自粛のお達しが来ています。^^;

通知が来たのが鮎を買った日の夕刻だったので、アユは翌日塩焼きと田楽焼きにして食っちまいましたわ。w
ゆえに今日の水曜会は、別の趣向で料理ることにしました。

38℃になるというので、冷たいものも用意し、また身体が冷えすぎないように配慮しましょう。
3.今日のメニューは、以下の10品です。
1.レタス、水菜、玉ネギ、ボロニアソーセージのサラダ、いづみ式レモン・オリーブオイルドレッシングで。
2.刻みオクラ、メカブ、ナメタケ、ワカメの麺つゆ和え。
3.イカゲソのガーリック炒め。
熱いの部:
4.レタス、玉ネギ、海老名高原ソーセージと卵の煎り合わせ。
5.ネギと絹豆腐の四川風麻婆豆腐。
6.牛肩ロースとヒラタケののブランデーフランベステーキ。
7.玉ネギ入り肉じゃが。
冷たいの部:
8.シイタケと霜降りひらたけの冷やし卓袱。
9.モロヘイヤと絹豆腐の和風冷製スープ。
10.青梗菜と京揚げの冷やし汁。