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月別アーカイブ: 2023年10月

秋の土用中、十三夜を控えて、本日は水曜会。

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顧問先への翌月の傾向と対策の指示書、会員さんへの11月度の気の講座の郵送を終えて、ちょっと一息。w
秋晴れの日が続き、行楽の秋が楽しめそうですね。^^

先週木曜は、近江舞子に出かけ、琵琶湖を眺めてきました。
唯一のレストランが臨時休業だったので、焼きおにぎりや酒のアテを持ってったのが良かった。w

水際で40分ほど瞑想しましたが、快い体験でした。
たまには非日常を味わうことは、日常生活の弾みや糧にもなりますね。w

程よい気温で、人が少ない静かな湖畔でゆっくりと過ごすのも気持ち良いものです。
あまり寒くならないうちに、もっぺん行こうかしら。w

いづみは富山辺りで美味しい魚が食べたいと言うので、それも叶えてあげなきゃデス。w
もう5年も海外には行けてないのですが、円安の今、押して行くのも気が重い。。

アンコールワットにも行きたいのですが、カンボジアの子がとんと来てくれないので、クメール語の勉強もストップしてます。^^;
せいぜい一泊辺りで、日本の美味と温泉を楽しめると良いかと。w

明後日の27日は、旧暦の9月13日なので「十三夜」になります。
中秋(旧暦8月15日)の十五夜にお月見をする風習は、中国唐代の観月の宴が起源とされています。
これが平安時代頃に日本に伝わり、貴族が十五夜を鑑賞するようになりました。

一方、日本では独自に旧暦9月13日の月(十三夜)も美しいとされ、十三夜もお月見をするようになりました。
この風習が庶民に広まったのは江戸時代だとされています。

陰の象徴である月は「お陰さま」に通じると考えられ、生きる糧である作物に感謝する旧暦9月の「収穫祭」の意味も込めてお月見をするようになったそうです。
十三夜は日本固有の行事ですが、今でも十三夜は「後の月(のちのつき)」と呼ばれ、十五夜に次いで美しいとされています。

十三夜の頃は栗や豆の収穫期なので、「栗名月」「豆名月」という異名もあります。
お月見に欠かせないのがお供えで、焼き栗や栗おこわ、豆餅や月見団子、ススキの穂などをお供えするのが多いですね。

収穫に感謝する行事なので、この時期の収穫物をいろいろお供えしても良いでしょう。
十三夜の月見団子は13個(または3個)供えるのが作法といいますが、現代の陰陽師、そうした作法には拘りませぬ。w
ただ、月に献杯して、お供えを肴に飲むのみです。(ワラ)

古来、十五夜は台風シーズンなので月が見られないことも多いのですが、十三夜
の頃には天候が安定するため「十三夜に曇りなし」という言葉もあります。
昔は、十五夜だけを祝うのは「片月見(または片見月)」として縁起が悪いという言い伝えもありました。w

今年の中秋の名月は9月29日でしたが、めずらしく真の満月で晴れでしたね。
天候は分かりませんが、今年以降、中秋の十五夜が満月になるのは2030年だそうです。^^;
もしも今年、お月見をされたなら、明後日の27日の十三夜もお忘れなく。w

感謝を忘れないようにとか、満月になる前なので少し欠けている月も美しいと称えるところに、昔の日本人の豊かな感性を感じられるものです。
今年は、29日の十五夜も満月になりますので、再び月見て飲むのもよろしいかと。w

27日はカレンダーによると「読書週間」になってますね。
読書は良いこと、プラスになることですが、私の場合は中毒になってます。^^;
本を読まない日は、酒を飲まないとか、排便がないとかの日が全くないように、
毎日の習慣になってます。w

来年13年目になる結婚生活で、毎日の読書時間は相当減りましたが^^;
その分、別の楽しみや喜びも増えたので、感謝と共に・・・毎日、いづみと飲むことにしましょう。(ワラ)

さて、本日は秋の土用の最中、水曜会です。
買い物に行くと、「秋の土用」の張り紙と共に、夏の土用と同じくウナギを売ってましたが。w

夏の土用は未月で、その対冲に当たる支の丑の日に、冬の枯渇して玄気を補うべく、黒いものを食べるのが漢方の食養生でした。
丑の日にちなんで、「う」の付くものを食べるのが縁起食です。w

その理の伝なら、秋の土用期間には春の枯渇した青気を補うべく、青いモノを食べるのが正しいかと。w
秋の土用期間は戌の月ですから、対冲の辰の日が変化が生じる縁起日であり、
辰にちなんで「た」の付くモノを食べるのが縁起食になります。

陰陽五行の理からは、法蓮草や小松菜などの青野菜や、サンマ・イワシ・サバなどの青魚を食べるのがお勧めです。w
「目に青葉」というように、緑色を青と表現するのは、昔の言葉の成り立ちの名残りですが、今でも信号機は緑色なのに青信号といってますね。
今や、法蓮草もサンマもサバも高くなったことですが。^^;

「た」のつく縁起食や辰の日を選ぶことには、現代の陰陽師、全く拘りませぬが。w
然るに、白身魚であるウナギは、実は10〜12月が天然物の旬で、脂がのって美味しいときです。

養殖物は、夏の需要に合わせて6〜9月に、痩せずに美味しく食べられるよう管理されています。
よって、年がら年中ウナギは一定品質で売られているのですが、日本産の高いこと。^^;

まして、旬を迎えた天然ものなら、絶滅危惧種でもあり、もっともっと高い。−−
現代の陰陽師、縁に応じて分を尽くすのみでリッチじゃないから、秋の土用は青菜を補うようにしましょう。^^;

人によっては、「補う」っていうのに、主に食べる方がいますが、過ぎたるは猶及ばざるが如し。w
現代では、栄養不足よりも過食の方にタタリが生じてるケースが多いものです。^^;

足りぬは「補法」で、整体ならば身体の痛みの原因となっているサボり筋を再起動することが大事です。
痛みのある過剰に緊張している筋肉や人体は異常に電子が発ししていますので、
「寫法」で過剰な電子を散じることが、中医学整体の基本となっています。

日本の「あん摩・マッサージ」は、中医学の「按摩法」や「推拿(すいな)法」と違い、補寫の観点がありません。^^;
病院などで処方される漢方薬でも、病名で出されてることが多く、補寫の観点がないことが多いものです。−−

土用は、土の気が旺じる期間ですが、五行の土は五味では甘味のでんぷん・糖質です。
土剋水で腎気を損ねないよう、木剋土で旺じる土を制するべく、木気の青物を摂るのが良いですね。w

ということで、青物もテキトーに補って、土用期間を過ごしましょう。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.大高さんからの加賀土産「焼きのどぐろだし」を使った小松菜と今日うらら揚げの炊いたん。
2.豚ロースのブラックソルトペッパーステーキ、サニーレタスを添えて。
3.土佐甘長唐辛子とちりめんじゃこ、白ゴマの幽庵炒め。
4.切り干し大根と京うらら揚げのシャキシャキ炒め。
5.天然ブリの照り焼き。
6.いづみ式オクラの天ぷら、手作り天つゆで。
7.いづみ式舞茸の天ぷら、同じく。
8.大根、白菜、豆腐入り鶏白湯醤油鍋。
9.ヒジキ、茶エノキダケ、蒸しサラダ豆、黒胡麻の麺つゆ炒め。
10.葉唐辛子の炊いたん。
11.葉唐辛子の煮汁での海老芋煮込み。

10月度の気の講座を終えて、またも夏日の本日 は水曜会

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今日の京都は、今のところ雲一つない快晴ですが、再び25℃以上の夏日になりそうです。^^;
最低気温は12℃ということで、寒暖差による自律神経の失調には注意せねばデス。w

第二土曜日の10月度の気の講座は、コロナ禍の時のような少人数になりました。^^;
が、その分、展開が早く進められ、「二重螺旋入力牽引法」などによる斜筋の解除法は7部位全てがお伝えできました。w

私のヒーリング施術では、先ず神経に着目して、経絡・経穴や皮膚・関節包内の感覚受容器からアプローチし、
クライアントの「治療スイッチ」を入れます。
気を電子伝達と捉えて、神経をみてみましょう。

中枢神経は脳と、背骨の中に収まっている脊髄から成り立っています。
中枢神経から手足や内臓、皮膚へと、身体の各方面に網の目のように張り巡らされた電線のようなものが末梢神経です。

末梢神経には、血圧・体温の調節や臓器の働きを調整する自律神経、全身の筋肉を動かす運動神経、
そして痛みや触れた感触などを伝える感覚(知覚)神経があります。

末梢神経は中枢神経に情報を送ったり、中枢神経から情報を受け取ったりする役割があります。
その情報は、電気信号でやりとりしています。
ゆえに、痛みや可動不全のある場合、先ず抹消神経の電子伝達を正常化することが解決の術で、即効の効果があります。

その不具合はほとんどの場合、身体のアシンメトリーな歪みによって生じていますので、
次に、骨格・関節を整え原因を解消し、立位や歩いても崩れないように歪みを正しく整えてあげることが戻りをなくす効果もあります。

それでもまだ痛みが残っている場合が、筋肉の炎症か、筋繊維の拘縮(スパズム)となります。
炎症の場合は、3日程あれば自然に治まります。w
骨膜に付着した筋膜癒着や深部の筋肉繊維の拘縮を解く方法には、六層連動操法やAKS療法のMCR(筋繊維細胞ディープリリース)法などが
良い効果があります。

然るに、筋肉の中や間に斜めに走行している細かな斜筋こそが、痛みを引き起こしているものです。
また、斜筋も筋膜で全身に繋がっているので、斜筋を操作することで感覚受容器が働き、広範囲に効果を及ぼしたり、身体の歪みを整える効果もあります。

例えば、腕の斜筋解除法は、腰から首上までの痛みや不調にも効果を及ぼします。
90度X3と軸圧ベクトルを合わせたポジション設定さえ覚えれば、後は雑巾を捻じるように二重螺旋を描いて軽度牽引するだけで、筋肉の痛みが消え可動域が
良くなります。

この方法は、次回も復習を兼ねて再展開する予定です。w
講座では、別途、後頭骨のスクラッチテクニックもお伝えしました。

後頭骨は、フラクタル反射で、前頭骨、仙骨、腰仙関節、仙腸関節、眼球、尾骨などに対応しています。
身体の歪みは必ず頭骨に凹凸の歪みが表れるので、分かりやすいものです。w

生体は死体と違って、実は骨が柔らかく、短時間でも整形ができるのです。w
1分長くて3分以内の後頭骨スクラッチだけでも、全身に良い効果が与えられます。

講座では、伏臥姿勢で骨盤を軽く押さえ、伸ばした脚を上げる背面SLR検査をしましたが、全員大きく可動域がアップできました。w
次回は、これに加えて前頭骨のクラニアルテクニックもお伝えしましょう。

頭蓋骨も、「治療ベクトル」でお伝えしたように、歪みの法則があります。
頭蓋の歪みの法則に従って検査し、骨膜を操作するだけなので、誰でも簡単に頭蓋の施術はできることです。w

人体は二足歩行で、反時計回りの地球の自転と引力に立ち向かわねば、成長できません。
ゆえに、体内の時計回りの上昇螺旋力が生命力ともいえるでしょうが、その螺旋が人体の歪みや老化にも作用しているようです。^^;

斜筋の拘縮も、身体を捻じることによって生じていますが、人体は構造も動きも螺旋を描いているものです。
螺旋を意識して追及することで、また色々な可能性が見えてくることでしょう。w

次回は、人体の法則性から、2つの展開を考えています。
モルフォセラピー理論による人体の歪み調整テクニックで、筋膜・骨膜を操作して、内から身体を復元する法。
ニューロナビゲーション理論による伸張反射を応用する全身調整テクニックで、
法則ベクトルに沿って手足の末端から脳の電子伝達を良くし、全身を整える法。

身体の部位に特化した施術法は、幾百と存在しています。w
が、例えば五十肩でも膝痛や腰痛でも、結果として最終的にその部位が痛んでいることがほとんどで、
本人が自覚してない原因となっている箇所を正常化しておかないと、仮にその場では良くなったとしても、またぶり返すことになるでしょう。^^;

幾つもの不調や痛みがあったり、日によって変わる不定愁訴だったりは、箇所を追いかけて行っても解決・解消にはならないものです。
例えば、肩や首、腰や膝・足などが全て左側に痛みが出る場合、内臓では肝臓由来、心理では女性由来の深部原因があることでしょう。w

こうした場合は、中枢神経に働きかけたり、間脳や視床下部などの原始脳を目覚めさせる手立てが効果的です。
内臓・体性反射⇔体性・内臓反射、内臓・体壁反射、TL(セラピー・ローカリゼーション)クラニアル法を活用することが良い効果があります。

整体という観点では、T1(胸椎1番)からL3(腰椎3番)までが自律神経を司ってるので、
その歪みを正常化し、副交感神経を優位にすることが手立てとなりましょう。
中医学の整体法では、腹部などへの按・摩法や推・拿法にも、良い効果があります。

武術とヒーリング施術の似ているところは、千もの技を持っていても、実戦で使用するのは3つほどということでしょう。w
最も効果的な施術法とその組み立ては、如何にすれば最高の効果を発揮するのか?
たとえ、AIを使っても、その答えはないでしょうね。w

「人間は考える葦である」とはパスカルの言葉ですが、これからも考えて行きましょう。w
今よりも良いと思える手立てがあるなら、できることからできる範囲でできるだけ前に進むのみです。^^;

思い起こせば、還暦の時、先天性の股関節の障害で、毎年3か月から最長6か月
もの手術入院を繰り返している双子の年長幼児が来ました。
経絡・経穴はこの機能障害に通用せず、私の持つ整体技法では全く良くならず、
3か月ほど毎日悩みに悩んだことでした。^^;

ギャラクシーエージェンシー社から今までのまとめとなる著作を出す予定でしたが、それは頓挫したまま、
色々な観点からのヒーリングを考え、実践してきました。
編集者からの連絡は絶えてありませんが、この子たち家族は、今も時々通ってくれてるのが嬉しいことです。^^

それが、この9年間の進化・成長の起爆スイッチであり、礎でもあります。w
富や地位・名声を得る欲はあまりないのですが、縁に応じて分を尽くすべく、仕事である役立ちのグレードとスケールは成長させたいものです。w

成長もまた、螺旋曲線を描きます。
同じような苦や困難のある事態や状況に遭った時、進化への曲線に乗り、同じ轍を踏んで同じ苦を味わうことのないように。^^;

ヒーリングと料理も、似たところがあります。
前にうまくいったからそれでよしと漫然と構えず、より良くなぁれと念じつつ、
さらに工夫できまいかと考えることですね。w

日常生活の意識も第二なことですが、たまには非日常を味わうことも、脳には良い効果があります。
20日からは指示書作成の集中期に入るので、明日はいづみと琵琶湖探訪の非日常。w

「近江舞子に父を亡くした母親を連れて行ってあげたい」というので、その下見です。
シーズンオフなのでランチに良いところがあるかどうかですが、焼きおにぎりなど用意して、JRに乗って焼酎でも飲んでようかと?w

さて、本日は講座よりさらに少ない参加者の水曜会です。w
今日のメニューは、以下の12品になります。
1.京水菜、赤パプリカのコールスローサラダ。
2.サニーレタス、サラダ菜、レタス、ロースハムの胡麻ドレッシングサラダ。
3.豚ヒレ肉のトンカツ。
4.赤都地鶏、白菜、赤パプリカの幽庵・リンゴ酢中華風炒め。
5.伏見ぽた小揚げのチーズ焼き。
6.茶エノキダケの中華炒め。
7.豚肉とシメジのオイスターソース炒め。
8.いづみ式蛯名高原ソーセージ入りジャーマンフライドポテト。
9.牛肉、男爵芋、ニンジン、玉ねぎ入り肉じゃが。
10.海老芋のから揚げ。
11.さやいんげんの黒胡麻だし醤油和え。
12.アブラカレイの煮付け。

金木犀香りだし、本日は10月度の気の科学体験 講座

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明け方が冷えるようになり、嵐山の紅葉は未だしですが、朝の散歩では、キンモクセイが香ってました。
半袖では肌寒く感じ、長袖を着ましたが、それでも歩くと暑いことです。w

第二土曜日の今日は、10月度の気の科学体験講座を開きます。
巷では秋の行事が多そうで、今日の参加者は少なくなりそうです。^^;

ま、11月には24・25日の特別集中研修もあることですので、予定通りの展開をしましょう。w
今回のメインは、「二重螺旋入力牽引法」で、痛みの根源、筋硬結を解く斜筋のリリース法を展開します。

気を電子や素粒子と捉えて、神経の電子伝達を良くし正常化することで、即座に痛みや可動域制限などの不調が消えることです。
皮膚・関節包内の感覚受容器を再起動したり、骨膜連鎖や退化痕の再起動で原始脳から神経伝達を良くする方法を展開してきました。

さらに、人体には歪みの法則があり、元よりアシンメトリーな身体を法則に則って健常な状態に復元することも展開してきました。
ヒトは脊椎動物なので、脊椎を整えることは最も重要です。
二足歩行の人体では、要に当たる仙骨の傾き、踵骨や立方骨など重心を支える足部の調整も、戻りをなくすには忘れてはならないことです。

神経を整え、関節や骨格を整えて、残る痛みは筋肉内の筋繊維の拘縮あるいは筋膜と骨膜の癒着を解除することが手順になります。
今回の観点は、筋肉内や筋肉間に斜めに走行している名もなき「斜筋」が引き起こしている筋繊維の拘縮を解除するものです。

痛みを発してる筋肉に注目しても、大きな筋肉は打撲以外で傷めることはないものです。
関節の動きが悪いのも、大きな筋肉の異常ではなく、細かな斜筋が引き起こしています。

例えば、手首や肘の痛みや可動難があるとき、尺骨・橈骨から起始する斜筋が拘縮していることが痛みの原因になっています。
これは、手首を捻じる動きで生じたもので、斜筋が伸びてないので尺骨と橈骨が元来に位置に戻れず、痛みを訴えることになります。

例えば、四十肩で、ガッツポーズで上腕を肩ラインまで上げ、腕を後ろに引いたら痛むケースもそうです。
痛む部分をいくら揉んでも一向に良くなりませんが、効果的に捻じることによって、振動を加えたり、圧縮牽引を掛けると即座に解除できます。w

筋肉繊維の拘縮は、筋肉内や筋肉間に斜めに走行している細かな「斜筋」のスパズムにあります。
だから筋繊維に沿って撫でても、まして痛みのある拘縮部を圧しても、効果が薄いのです。

筋膜の繋がりやフラクタル反射を用いるか、血流をとにかく良くしてあげ、
自己修復力を引き出すのが今までの筋肉への手立てでしたが、
「二重螺旋入力牽引法」を用いると、直接、斜筋がリリースされます。

イメージとして言うなら、濡れぞうきんを絞った形のまま放置して固まったものを綺麗に解除するには如何するかですね。w
二重螺旋を描いて引くと、ねじれた雑巾が最もスムーズに解けるでしょう。

90度x3の3Dポジション、螺旋の捻じりと陰圧振動法がこの技法の骨子となります。
具体的に、微に入り細に穿って書いたとしても、体験・体感なくしては伝わらないのが、この生業のツライところ。^^;
ですが、すべては縁のもの。w

この方法は、7部位をレシピにしてお渡しし、会得していただきます。
腕、大腿部〜肩口(股関節を含む)、下肢(大転子〜足首)、腹部・腰、肩甲骨、足首、首と順に展開していきます。

セルフケヤーでは、気のテキスト§6:練気功の第一法「二極陰陽天地」、第四法「大鵬展翅」、第八法「提月沙水」が効果的です。
武術の太極拳では、足部から始まる関節の動きが逐一連続して行くことを自覚できることが大事ですが、
斜筋を意識してこの3法を行うと大変良い効果があります。

今月参加できなかった方々へ配慮するなら、次回と2回に分けて展開する方が良いかもですね。。
その場合は、頭蓋と人体のフラクタル反射の観点から、人体の歪みが頭蓋に表れること、
頭蓋の歪みにも法則があること、頭蓋の凹凸の歪みは生体では簡単な方法で整形出来ることを挿入しましょうか。w

頭蓋に触れて操作するだけで、全身の可動域がどう変わるかを実感してもらうのも良い体験になるかと思います。
これについては、良いセルフケヤーの方法ができましたので、役立つことになるでしょう。w

講座を終えれば、例によって、会場をこちらに映しての無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の13品です。
1.レタス、ズッキーニ、スィートコーンのシーザードレッシングサラダ。
2.ヤマナメタケとベーコンのバター・牡蠣醤油焼き。
3.茶エノキダケのホイル焼き、手作りポン酢賭け。
4.蛯名高原ソーセージ、コーン入り野菜とキノコのドミグラスカレー。
5.ヒジキ、シメジ、蒸しサラダ豆の胡麻油炒め。
6.切り干し大根、蒸し黒豆、蒸し小豆の炒め煮。
7.カボチャのソテー、パルメザンチーズ・エビチリソルト掛け。
8.いづみ式舞茸の天ぷら、手作り天つゆで。
9.日の菜の昆布・塩一夜漬け。
10.揚げだし茄子、すりおろし生姜を入れて。
11.湯葉たまコンニャクの煮込み。
12.ブリアラの照り煮。
13.外カリ中トロ揚げ豆腐、醤油だしと花カツオを掛けて。

3日後に10月度の気の講座を控え、本日は水曜 会

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10月8日は二十四節気で「寒露」でしたが、これより壬戌(みずのえいぬ)月になります。
暦書には、この頃になると「陰気増長し、降る露は寒冷なり、それで寒露という」とあります。

このところ、急に秋めきってか、8日の夜は16℃でした。^^;
この日は、美癒亭酒房いづみの近くにある粟田神社の最大のお祭り
「粟田大祭」の「夜渡り神事(れいけん祭)」が行われる日なので、見物してきました。w

1000年もの歴史あるお祭りですが、コロナ禍の3年は中止、昨年は雨のため行われませんでした。^^
今年も小雨しょぼ降る天候でしたが、5年ぶりの復活です。
粟田神社から神宮道を巡行して、知恩院前に集まる粟田大燈呂(あわただいとうろ)。

大燈呂とは、その名の通り大きな灯篭の山車です。
今日の「ねぶた」の原型とも言われており、1567年(永禄10年)に行われた「夜渡り神事」の記録に記載されているほど歴史が深いものです。

写真の大燈呂は、「粟田ねぶた」とも呼ばれ、2008年から百八十年ぶりにアートの力で復活させたもので、毎年、京都芸術大学の学生達が制作しています。
写真は撮ってないけど、出御祭や神幸祭の鉾差しで見物する剣鉾は、「祇園祭」で見られる山鉾の原形といわれます。

何せ、室町時代には祇園祭が齋行できなかった時には、当社の祭りを以て代わりとしてたのですから。w
「体育の日」の神幸祭では二百数十名の舁き手により氏子町内を渡御し、青蓮院の四脚門から入御しました。

青蓮院では宮司が当社の本地仏(本地垂迹説による神様の本来のお姿である仏様)とされてて、
明治まで神社でお祀りされていた薬師如来に献幣し、青蓮院御門主が御加持をお授けするものです。
粟田大祭は、10月7日(土)〜15日(日)まで行われてますので、ご興味あればぜひ。w

15日の日曜は、秋祭りが多いことです。w
ざっと挙げてみると、嵯峨野野々宮神社の斎宮行列、下賀茂神社のえと祈願祭、
上賀茂神社の笠懸神事、大将軍八神社の天門祭、城南宮の城南祭(餅祭り)など
など。w

この日は、私の月例祭?である気の科学体験講座の翌日で、これも月例の第一法則講座があります。
拠って、絶えて行けることがないのですが、それも縁のものですわね。w

14日の気の講座では、痛みの原因である筋肉内に斜めに走る「斜筋」のスパズムを解く方法をメインとして展開します。
これだけでも痛む部位や全身からの調整に有効なのですが、今までの復習を織り交ぜながら、楽しく面白い展開を目指しましょう。w

コロナ禍よりこの方、中医学の気・血・水を現代の観点から見直してみて、温故知新で伝統療法も見直してきました。
水を結合組織Faciaと捉えての波動伝達による全身調整
血流を良くし新鮮な酸素を含む三次呼吸を導く全身の血行路の解放
気を電子・電位を捉えての神経伝達の再起動

これらは大変役に立つものができました。w
また、人体科学からは皮膚、関節、骨膜、筋・筋膜、神経・内臓反射、フラクタル反射反応、脳機能からの観点の見直しも行ってきたことです。

そして痛みや不調の解除には、施術の優先順位としては、神経→骨格関節→筋肉の流れが今のところ最適であろうこと。
その際、クライアント本人の自己治癒力・復元力を惹起させる「治療スイッチ」を入れること。
最終的には、脳からのアウトプットを引き出すことを指標としてきました。

このところの展開を振り返ってみると・・・
皮膚・関節包の感覚受容器の再起動と治療スイッチを入れる法
骨膜連鎖による原始脳の再起動法
関節3Dベクトルや退化痕の再起動、伸張反射による神経反射弓の形成法
骨格と筋肉の歪みや皮膚・神経の伝達経路による治療ベクトル
筋肉内の斜筋、骨膜を含む筋膜の滑走不全・スパズムを解除する法

こうした展開を辿ってきましたが、まだ見えている先があり、その到達を図るには段階的な展開の挿入も必要かと?w
フォーカスを見えているところだけに絞ると、それを網羅する大事な部分の効力が薄れるので、如何に統合・融合させるかが課題ではあります。^^;

気温が、脳に最適になる秋ですから、よく働かせなきゃです。w
11月には、月例講座のほか、24・25日に特別集中研修がありますので、それもまた楽しみにして。w

セルフケヤでも、後頭骨のフラクタル反射から脊椎を調整する良い一法ができました。
先週のブログで書いたように、指を組んで主根部で後頭骨をしっかりとホールドし、右は上に左は下にと骨膜を動かすものです。

美容室で顔剃りやシャンプーをしてもらうとき、椅子を寝かせた姿勢になると、
左の肩甲骨から腕がいつも痛んでました。^^;
散髪に行く朝、調整すると、左の上部胸椎が鳴りましたが、この痛みは表れませんでした。w

1秒調整で、これは良い、好いとほぼ毎日続けてたら、毎度、パキッと鳴るわけではないのですが、
鳴るのは左上部胸椎だけとは限らないことが分かりました。
左の下部頸椎が鳴るとき、右の上部胸椎が鳴るときもあって、意図せずに自動的に脊椎調整が成されるようです。w

頭蓋骨にも、歪みの法則がありますから、これをヒントにまた新しい技法ができそうです。w
頭蓋骨の歪みは、人体の歪みが表れるので、頭骨から全身の調整ができることです。

生きてる身体、生体とは不思議なことだらけで、いやはや面白いものです。w
なぜそうなるのかは不明でも、法則性観点からは、こうすればこうなるのが分かることが良いですね。^^

経絡然り、筋絡やアナトミートレイン然り、内臓体性反射や伸長反射然り、治療ベクトル然りです。w
勉学の秋を楽しみつつ、食欲の秋も満たすとしましょう。(ワラ)

考えに詰まると、キッチンで料理を考案し作ることも、良い気分転換になります。w
出来上がることだけでなく、食べる楽しみも作れますから。w

さて、本日は秋晴れにて、水曜会です。
今日のメニューは、以下の13品になります。
1.サニーレタス、ズッキーニ、駒切チーズの和風玉ねぎドレッシングサラダ。
2.万願寺唐辛子と京揚げの炊いたん。
3.秋鮭と白菜酒蒸し焼き、ナメタケ時雨掛け。
4.牛肉と舞茸・エリンギ・シメジ・エノキダケ、明石麩、豆腐のすき焼き。
5.豚肉、白菜、豆腐入りラーメン天下一品風鶏白湯鍋。
6.豚ロースの生姜焼き。
7.京絹揚げの摺り胡麻味醂味噌田楽焼き。
8.いづみ式竹輪の磯部揚げ。
9.水ナスの蒸し焼き田楽。
10.小松菜の湯がき、摺り胡麻味醂味噌で。。
11.生姜を利かせた鴫茄子の揚げ出し。
12.切り干し大根と蒸しサラダ豆、白ゴマのだし胡麻油炒め。
13.海老芋の煮っころがし。

秋になり、脳に良い刺激を求めて、本日は水曜会

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10月に入り、さすがに朝晩の気温が下がってきましたね。
昨日は日中でも27℃だったので、冷房も要らず、過ごしやすくなったことです。w

何ゆえにか、冷房を入れてても、外気温が高いと脳が感応するのか、頭がよろしくキリキリと働きません。^^;
ボクだけか、知らんけど。w

勉学の秋とか、読書の秋といいますが、秋こそ脳に良いシーズンかと思います。
脳にとっての最適温度、つまり脳の負荷にならずに機能を発揮しやすい室内環境は22~24℃といわれています。

少し涼しいくらいの温度が理想的なのですね。
然るに、昨今ちょうど過ごしやすい春秋の時期は、どんどん短くなってるような?^^;
冷えが急速にやってくると、室温もまた調整が必要なようです。w

WHO(世界保健機関)は2018年11月、冬の住宅の最低室内温度として「18℃以上」を強く勧告しました。
高齢者や小児はもっと温かい温度が推奨されています。

日本では、慶応技術大学の研究で、「冬場に1度温かい家に住むと、脳神経が2歳若くなる」ことが分かっています。
以下が、伊香賀教授の談ですが、如何(いかが)w

「40代から80代まで150人の脳画像を基に、脳の神経線維の質などを点数化すると、
冬季の居間室温が低い家と比べて、5度暖かくなることで脳年齢が10歳若く保てるのです。
当然認知症の発症も遅くなるでしょう。
寒い家では室温の変化が激しい。
それによって血管の拡張収縮が繰り返されて動脈硬化が進行しやすく、脳が早く劣化してしまうと考えられます。」

ほかにも、寒い家では高血圧症や動脈硬化を発症しやすく、夜間頻尿リスクが高まる。
さらに自律神経や睡眠を乱すなどの研究報告があります。

ところが、国土交通省の調査では、平均年齢57歳の住居2000戸を調査すると、
居間では6割、寝室・脱衣所に至ってはなんと9割もの家が18℃に達していなかったそうです。
廊下・脱衣所の平均値は約12℃、居間でも16℃だったのです。

英国では「家の寒さと死亡率の関係」を数十年にわたり調査し、その結果を「住宅の健康・安全性評価システム」として公表しています。
それによると16℃を下回ると呼吸系疾患に影響が出て、12℃以下になると血圧上昇や心血管リスクが高まるとされています。

日本の国土交通省の調査でも、朝の居間の室温が18℃未満の住宅に住む人の総コレステロール値、
悪玉コレステロール値が有意に高く、また心電図表の異常所見も多くなることが明らかにされています。

長寿は科学・医学の発達の恩恵ですが、正しい所見で正しく活用して、健康長寿は伸ばしたいものですね。
尤も、便利・便宜になり過ぎた現代生活で、甘やかされた身体の退化痕が増え、難病も増えて行く傾向はありますが。^^;

それでも、人体の骨格の歪みやもともと非対称である人体の歪みの法則性や、筋肉細胞の紡錘体にある神経伝達の法則性
などを知っておくと、痛みや不調の解決・解消には役立つものです。

人体はミクロ的には二重螺旋のDNAで作られていますが、人体の動きもまた螺旋を描いて動き、歪みも螺旋を描いて生じているものです。
東洋医学では、全体は部分に表れ、部分は全体に波及すると定義されています。

例えば、頭蓋の歪み⇔人体の歪みは相関性があるものですが、人体の歪みの法則は頭蓋にも表れます。
前頭骨に注目すると、右前頭骨が下に下がり、バランスを取るため左側では弱く上に上がってるものです。
左右のスライドでは、全体には左に寄りがちで、その上部で右に寄りやすくなっています。

拠って、もともとは2枚であり、7歳前後に統合して一枚になった前頭骨は、眉の上で左右とも時計回りの螺旋が働いています。
縫合を離開する法や、凸凹を均す擦法やスクラッチ法を用いたりすると、頭蓋の歪みが治り、身体の歪みもほぼ同時に整います。

頭蓋は、特にフラクタル反射反応が表れやすい部位で、頭蓋から遠く離れた部位にアプローチすることができます。
例えば、後頭骨は、腰仙関節、仙腸関節、眼などと密接な反射反応があり、外後頭隆起は尾骨とフラクタル関係にあります。

後頭骨でも歪みの法則性があり、外後頭隆起を中心とした同心円状に表れます。
全体的には、時計回りに歪んでるものですが、バランスを取るため3〜5層の同心円上では反時計回りに表れやすいものです。

このような螺旋が後頭部に働いているのですが、全体的には右が下がってるようです。
私の頭はほぼ絶壁なようで^^;外後頭隆起が自分では捉えにくく、人に触ってもらう方が分かりやすいのですが。w

明日は散髪の日ですが、いつも髭剃りやシャンプーなどで椅子を寝かされると、肩甲骨から腕が痛くなります。
後頭骨の上にある矢状縫合は、脊椎とフラクタル関係にありますので、右に下がってる後頭骨を上に調整すれば、胸椎も直るのでは?

そう考えた私、手の指を組んで両掌の手根部で後頭骨をしっかりとホールドし、右は上・左は下にと後頭骨をぐっと動かしてみました。
すると2回目で、上部胸椎後部がパキッと鳴って、肩甲骨から腕が軽くなりました。w

セルフケヤーでこの効き目があるなら、人への施術にはもっと効果的なはず。w
昨日・今日は鳴りましたが、明日再び鳴るのかは分かりませんけど、やってみて効果を確かめるのが楽しみです。

それでもね、臨床というものは理論通りに反応はあっても、それで著効があるかは分からぬものです。^^;
それを踏まえた上で、より効果的な理法と、改善ではなく、解決・解消を目指して精進して行きましょう。w

遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん。
後白河法皇が編んだ平安末期の梁塵秘抄にある今様(歌謡曲)の文言ですが、解釈の仕様は多様。w

仏は常にいませども 現(うつつ)ならぬぞあはれなる 人の音せぬ暁に ほのかに夢に見えたまふ。
人は誰でも、何かを誰かを慈しむ仏心あって、精神という神を持つ存在だと思います。

時には、神仏ともに我に在りと意識して、イメージ行動することは、色んなメリットがあることです。w
快く楽しめる良いイメージをもって、生活に反映して行けると良いですね。

脳には、新鮮な刺激も必要です。
違う場や、新しい人やモノに触れることは、新鮮な刺激になります。

先週は久しぶりに「新鮮市場コスモ」に行って、珍しい銀ムツを発見。
これの照り焼き、最高なので、少々高いけど買って、施設の父にも照り焼きを届けました。w

あまりに美味かったので、いづみのお母さんにもと思って今日行ったところ、売ってなかった。^^;
その代わり、何と福井では「幻魚(げんげ)」という、鳥取産の水魚という深海魚を発見。w

これの澄まし汁や煮付けは、父の好物ですが、京都では未だ見たことなかったのです。
今日は、白菜との煮付けにして、明日には施設に届けねばです。w

料理も、仕事も、同じことの繰り返しじゃ飽きが来るし、楽しめませんね。
ちったぁ変わったモノも食べて、脳にも良い刺激を与えましょう。w

斯くして、本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の13品です。
1.キャベツとスィートコーンのコールスロー。
2.レタスと海苔の和風玉ねぎドレッシングサラダ。
3.ヒジキ、蒸しサラダ豆、エノキダケの胡麻油麺つゆ炒め。
4.京うらら揚げと小松菜の炊き合せ。
5.丸茄子とズッキーニの揚げだしポン酢漬け。
6.豚足のとろとろ煮、辛子を添えて。
7.カボチャのソテー、ロースハム、パルメザンチーズ。
8.いづみ式鶏肩肉の唐揚げ。
9.いづみ式かりとろ揚げ豆腐、天つゆと大根おろし・削りカツオ・海苔を添えて。
10.焼き茄子の削りカツオ掛け、おろし生姜と生醤油で。
11.ハマチのカマの塩焼き、スダチを添えて。
12.煎りちりめんじゃこのナメタケ時雨和え。
13.幻魚と白菜の煮付け。