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月別アーカイブ: 2019年6月

月末に夏越の祓を控えて、本日は6月最終水曜会

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6月も最終週になりましたが、こちらの梅雨入りはまだで、今日も青空。w
常夏の国に旅行に行けずにいますが、タイにもバリ島にも引けを取らない暑さが
続いております。w
いよいよ6月も後4日ですが、最終日の30日は何処も「夏越の祓」ですね。

夏越の祓(なごしのはらえ)は、年越の祓と対となり、1,000年以上も昔から続
けられてきた厄払いの神事です。
祝日として定められていないことや、梅雨明け前となることもあり、夏越の祓は
年越の祓に比べ、神社に詣でる人は少ないようですね。^^;

年に二つある神事「大祓(おおはらえ)」のうちの一つが夏越の祓ですが、「大祓」
は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらい)を起源とする神事で
あり、701年には宮中の年中行事として定められていたようです。

心身の穢れや厄災を祓い清める儀式であった大祓は、毎年12月31日と、それま
での一年を半分にした6月30日に執り行われていました。
このうち、6月30日までの半年間の厄災を祓い清める儀式が、夏越の祓です。

応仁の乱で京都市街が荒廃してからは、神仏習合の影響もあり、宮中の年間行事
として夏越の祓は執り行われなくなってしまいました。
しかし、1871年の太政官布告で復活し、新暦となった現在でも6月30日に各地の
神社で執り行われています。

心身を清めてお盆を迎えるための夏越の祓では、厄災を祓い清めるために大祓詞
を合計100回唱える「百度祓い」のほかにも、いくつかの特徴的な行事が行わ
れます。
夏越の祓で最も知られている行事は、茅の輪(ちのわ)くぐりでしょう。

茅の輪くぐりとは、参道の鳥居などの結界内に、茅(ちがや)という草で編んだ直径数メートルの輪を作り、これをくぐることで厄災を祓い清めるというものです。
茅の輪くぐりは、日本神話のスサノオノミコトに由来するといわれ「水無月の夏越の祓するひとは、千歳の命延ぶというなり」と唱えながら、8の字に3度、
くぐり抜ける度に一礼してくぐるのが作法とされています。

「千歳(ちとせ)のいのち」って、そんなに生きるはずもなし。w
神社によっても作法は違うようですが、私にとって夏越の祓の唱え言葉は、次の
和歌の方がしっくりきます。w

「思ふこと みな尽きねとて 麻の葉を 切りに切りても 祓ひつるかな」
思い悩む事が全て無くなってしまうように祈りながら、麻の葉を切りに切って大祓をするのだ。w

祓えには、人の形をした紙の形代(かたしろ)、人形(ひとかた)を使うことも多いですね。
この人形に名前などを書き、自身の調子の悪い箇所を撫でて穢れや厄災を人形に移し、身代わりとして神社に奉納して厄払いするのが人形代です。

「形あるモノには魂が宿る」などと古の陰陽師たちは、ヒトカタなどをイロイロ
と活用してきたものです。(怖ワラ)
奉納された人形代は、川に流す、かがり火で燃やすなどで厄払いされ、地域によっては藁の人形を使う場合、人が直接、川や海で清めるなども行われているようです
ね。

夏越の祓の頃、京都では「水無月」という、白いういろう生地の上に小豆(あずき)を乗せた、三角形の和菓子が食されることが多く、夏越の祓での行事食として愛されています。
京都で水無月が食されるようになった由来は、宮中で行われていた「氷の節句」だといわれています。

6月1日に行われていた氷の節句では、取寄せた氷を口に含み、暑気を払って夏を無事に乗り切れるよう祈願されました。
しかし、庶民にとって氷は高嶺の花であったため、氷をイメージした三角のうい
ろうに、邪気を払う小豆を乗せた水無月が作られたといわれています。

甘みは控えめですが、レッキとしたでんぷん・糖質の和菓子。^^;
血糖値はいつも正常なのですが、初期糖尿病などという呪を受けてしまってるの
で、私は避けておきましょう。w

食事は大事、食餌に非ずで、健康長寿や治療、回復のためにも食生活は最重要課
題です。
夏の家庭内薬膳としては、カレーは大変効果的ですね。

ルーに頼らず、カレー粉をはじめとして各種スパイスを使って、他所にはないカ
レーを作ってみましょう。w
ベースはいつも1,2日前から仕込んでおくのですが、味が馴染んでコクが深く
なります。

ライスやパンは添えずに、湿気や暑さに対応できるよう工夫しましょう。
カレー単品だと飽きるし、華もないので、色々とやってみました。w
6月最後の水曜会、今日のメニューは以下の品です。
1.新玉ネギのスライス、カニカマ、プチトマトのサラダ、手作りポン酢で。
2.刻みオクラとナメタケの麺つゆ和え。
3.牛ロースとエリンギのガーリックステーキ。
4.豚足・鶏がら出汁ベースの丸ごと玉ネギなど野菜たっぷりスパイシーカレー。
5.煮込み豚足の炙り焼き、エビチリソルトで。
6.大根葉とジャコの和風炒め。
7.ちりめんじゃこの実山椒炊き。
8.京絹揚げのバター焼き九条ネギ散らし、クルミ甘味噌か大根おろしポン酢で。
9.蒸し鶏のカレーソース掛け、エゴマの葉で巻いて。
10.一夜干しきびなごの素揚げ、レモンを添えて。
11.赤身卵「どん玉」の温泉玉子、たまご料理用だし醤油で。

指示書作成と送付は全て終えましたが、研究課題がまた色々と出てきました。^^;
アトラス(第1頸椎)操作法の新しい技法と硬膜の自動調整について。
骨盤のずれを肋骨の作用で即座に治す立位抜長法について。
風神、螺旋掌などの武技の治療への応用、ネオ活法について。
etc,etc.w。

急遽の予約のない限り、午後から夕刻までは、お勉強に集中しましょう。w
明日は木曜ゆえに、何処で飲むのか、歌うのか?(笑)

夏至が近づき、梅雨入りもせず、本日は水曜会

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今年は6月22日が夏至ですが、朝の日の出も早く、夕の日の入りも遅くなって、
明るい候になりましたね。
寝室のカーテンを遮光にしてから、目覚めが早朝過ぎることがなくなり、良い睡眠が取れてるようです。w

夏は、冬より睡眠時間が減るものですが、要は質の良い睡眠をとることが大事です。
携帯電話を枕元に置いたり、寝室ライトを点けたまま寝るのは良くないですね。w

近畿はまだ梅雨入り宣言されてないので、晴れが続いていますが、京都は特に雲
に覆われると盆地特有の蒸し暑さに閉口しますので、今の気象は良い塩梅です。w

土曜日には広く雨が降る予想なので、その頃に近畿も梅雨入り宣言されるのでしょう。
かつて、1963年には四国地方と近畿地方が梅雨入り宣言せず、梅雨明けだけ
宣言された年があったそうです。w

梅雨入りが発表されなかったからといって、極端な晴れ間が続いたわけではなかったとか。
夏至辺りは一年で最も昼間が長い時期ながら、陽がささないと実感は薄いですね。
梅雨時は湿気がうっとおしく、蒸し暑さが不快なものです。

が、本格的な猛暑の夏を迎えるまでに、梅雨は避けて通れませんね。
この時節には、体外の湿気に応じて、体内の「湿」に注意が必要です。

夏は暑いのが当たり前で、季節の運行に身体は自然と対応して行くものですが、
現代の生活では快適な余りその自然適応力を削いでしまって、却って身体を損な
うことが多いものです。^^;
基本的には、身体を内外から冷やさぬことが大事です。

クーラーの当たりすぎを避け、衣服や毛布で、冷え過ぎに注意して下さい。
蒸すときには除湿をして、部屋の湿気を極力減らし、外湿の邪を防ぎましょう。

特に、脾・胃を弱める食材は、意識して摂り過ぎに注意して下さいね。
湿気が多い時期に、摂り過ぎると脾・胃を弱めるものは、これらの食材です。

?刺身、寿司、生野菜などの生もの
?濃い味つけのもの
?甘いもの
?冷たい食べ物、飲み物(カニ、ジュース類、ビール、水割りなど)
?脂っこいもの(焼肉、フライ、ポテトチップなど)

今日は予約が入ってないので^^;「湿」について復習をしておきましょう。w
それを終えたら、頭蓋クリニアルと、硬膜を操作して脳脊髄液の循環を良くする法について学習することにします。

中医学の定義では、私達の体は、気・血・水によって運営されています。
この身体を潤している水分、体液のことを「津液(しんえき)」と呼びます。
「津液」 が不足すると、口や唇が渇き、皮膚がカサカサしてきます。

さらに、この 「津液不足」が進行すると「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる状態となり、手足のほてりやのぼせなどの症状が発生します。
体を冷やす力を持つ「陰」の力がが足りないために、熱を抑えることが出来なくなったので、ほてりやのぼせが起きるわけです。

足がほてって眠れないといって、クーラー利かして寝たら、寝汗がかけずに、湿邪はますます溜まったり、冷えによって内臓や関節を痛めることも。^^;
逆に、津液が停滞し過剰になると、体が重くなり、むくみなどの症状も出てきます。

これが「水湿」と呼ばれる状態で、体に余分な体液があふれてしまったことにより起こるのが、この症状です。
「水湿」、略して「湿」とは、簡単に言えば、体の水分が溜まっている状態です。
この「水湿の邪」によってもたらされる症状は、その性質から、雨の日など湿気の多い日に悪化する傾向があります。

また、胃腸に影響を及ぼすことも多く、食欲や胃もたれなども引き起こしやすくなります。
それで、「水湿」になると、体が重い、顔や手足がむくむ、尿が少ない、悪心などの症状が出るのです。

あ。悪心は「おしん」と呼んで、胸のむかつき、吐き気がする症状のことです。
「あくしん」と読んでしまうと、悪い心で、人に害意を持つことになっちゃいますから。^^;

中医学には「補」う前に、まずは「瀉」すことにより邪の除去を優先させるという考え方があります。
余分な「水湿」を取り去ってからでないと、せっかくの体に良い成分が体に入っていかないですから。

また、「水湿」体質は余分な水分が溜まった状態ですが、体に必要な水分は積極的に摂らなければいけません。
代謝を良くすれば、古い水が溜まってしまうこともないのです。

代謝を良くするには、運動で、体全体の巡りを良くすることが不可欠です。
そして、適度に汗をかけば、体中の余分な湿が出ていくことになります。

ただし、運動が苦手な方や、クーラー漬けの生活の方、運動する気や時間のない方にとっては、その継続はなかなか難しく、だからこそ「水湿」体質になってしまったとも言えますね。^^;
そんな方には、長めのぬるめのお風呂で、たっぷりと汗をかくことをお勧めします。

しかし、汗をかいたから水分の補給が大事といっても、水分の摂取方法には、気を配ってくださいね。
冷たい水をガブガブ飲むと、これが「水湿」を生み出す原因となります。

特に日本の習慣では、レストランやラーメン店などでも、氷を入れた水やジュースを飲む傾向がありますが、好ましいことではありません。
暖かいほうじ茶や紅茶、麦茶やはと麦茶を飲むことをお勧めします。
水出しのお茶や沸かさぬ良い水を、がぶ飲みではなく、日中にこマメに飲むのが、最も良い水分補給法です。

風呂上りのビールやチューハイ、うまいんだけどなぁ。。あまり良くありません。^^;
アルコールで却って水分不足になりますので、ちゃんと水は補給しましょうね。

また、なまもの(お刺身や果物)や脂の多い食事は、胃腸に負担をかけてしまうため、代謝しきれずに「水湿」として溜まってしまいます。
「湿」傾向のある方は、くれぐれも、食べ過ぎに注意しましょう。w

夏には欠かせぬものですが、アイスクリームも「水湿」を生み出しやすい代表的な食べ物です。
チョコレート・パフェなんて、「水湿」には、最強最凶最悪のモノですよ。(ワラ)

冷たい甘いものは、分量や頻度を控えめにして、良い水分補給をお忘れなく。
除湿の必要な季節、体内の除湿も、考えてみてくださいね。

これらの「湿」に対して、これからの時期、利水作用のあるハトムギやインゲン豆、
水はけの源である腎を強化する大豆製品、
発散効果があり脾胃の機能を高める山椒・ウイキョウ・生姜・シソの葉などを食べることが、身体の湿気に対する予防と回復に効果的です。

特に湿気の多い京都では、これからの時節、山椒を摂ることが多いものです。
京都では、6月30日の夏越の祓には、和菓子の「水無月」が付き物ですが、特に夏至の風習食はないようです。
冬至には全国的に、ゆず湯に入ったり、小豆かぼちゃを食べたりという風習や行事食がありますが、夏至には、そこまで浸透している風習はないようですね。

四季折々の行事食には、季節に適応するための理があるものが多いものです。
夏至の行事食はないようですが、これからの湿に対抗して、身体の水はけを良くするような食事や習慣を心がけましょう。
夏場は、三毒を断つといわれる梅干しや、抗菌・抗ガン・血栓予防・食欲増進・
下痢止めなどに効能のあるワサビなどを良く摂ることもお勧めします。

さて、キッチンとPC前を幾度も行き来して、料理の方は仕上がりました。w
今日の水曜会のメニューは、以下の15品です。
1.刻みオクラとナメタケのワサビ入り麺つゆ和え。
2.もずく納豆。
3.ミョウガとナス、九条ネギの昆布だし醤油・胡麻油和え。
4.ホウレン草の摺り胡麻・豆腐・塩コショウ白和え。
5.アボカドのチーズ焼き、削りカツオ掛け。
6.アナゴとキュウリの中華ポン酢和え。
7.焼きナス、摺り生姜、削りカツオにエゴマの葉を添えて、ちょっぴり醤油で。
8.イカと白身魚のカラフル野菜南蛮。
9.ヤマブキの実山椒煮。
10.豚ひれ肉、ズッキーニ、新玉ネギ、シメジの黒酢酢豚。
11.京絹揚げの田楽味噌焼き、九条ネギを散らして。
12.生姜たっぷりの新玉ネギ、人参入り肉じゃが。
13.豚バラ肉と空心菜のナンプラー炒め。
14.鯛のお頭の酒蒸し、ワサビを添えて。
15.南紀の梅干し。w

昨日から宿曜陵逼期間に入り、本日は水曜会

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6月6日の芒種から庚午の月に入りましたが、昨日11日からは
今年の第1次宿曜陵逼(すくようりょうじ)期間に入りました。

宿曜学は、農業暦二十八宿ではなく、三九の因果律なる二十七宿を用いるもので
す。
弘法大師の空海が翻訳し、もたらした宿曜経(「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」)を密教徒
などが研究した占星術と言われています。
織田信長や、武田信玄の軍師も宿曜道を戦や調略に用いたとか、徳川幕府はこれ
を教えることを禁じ、政略に活用したとも伝えられています。

武田家が滅んだとき、家康は「足軽一兵たりとも浪人を出すな。」と言い、井伊
家が武田の軍法をそっくり採り入れたと伝えられていますね。
信玄の軍師、山本勘助は将軍ではなく、足軽大将の身分でしたからとか。w

宿縁性相性を観るとき使うものですが、宿曜経には宿曜運用秘伝があって、七曜
陵逼口伝に、この宿曜陵逼期間のことが述べられています。
序文には、曜日が宿を圧迫し犯す期間で、自分にとっての命宿、胎宿には厄難に
遭いやすく、期間中の二十七宿は吉凶が逆転するとあります。

なお、期間中は六害宿と呼ぶ凶日があり、例えば聚宿に当たる日に、夫婦や親子
などの口論・諍い、見合いやデートの申し込み、異性交遊、恋愛の告白、知人の
紹介、趣味の集い、計画の変更などを行うと、財を失い別離を招くと伝えられて
います。

私も昔々、交通事故に遭ったのは2回とも宿曜の業宿日で、暗黒の1週間の初日でした。^^;
それ以来、用心して、特にこの期間は確認に念を入れるよう意識づけています。w

明日の木曜日はテイ宿で、一般に災禍を招きやすい羅刹日ですが、陵逼の期間、
羅刹日の扱いはどうなのか、原典には記載がないので不明です。^^;

陵逼期間が長いと、よく政変や政治的な事件が起こることが多いのですが、イレギュラーな事態や運びの発生、良くない因縁生起
も起こりやすいので、この期間は、物事や人に当たって確認には念を入れること
が賢明かと。w

第1次宿曜陵逼期間は、6月11日から7月2日ですが、7月は9日から31日
までが第2次宿曜陵逼期間になります。
第3次は、12月17日から翌年1月18日までです。

東方、観世音菩薩は六害宿の凶難を避けしむ。
普賢菩薩、文殊菩薩は、羅刹日の凶難を避けしむ。
そう、空海和上の伝えがありますので、遙拝するのもいいかも?w

「祈り」というのは、記紀の時代には神を「罵(ののし)る」と書いていました
が、神道では「意宣る」で、意識を込めて宣言するという意味です。
塚原卜伝の起請文には、「我これより三七日間、寝食を絶ちて、この神殿に参篭
するものなり。仰ぎ願わくば、我に神伝を授けたまえ。」とあり、
「もし神伝を得ずば、我、この地に於いて祟りを為し、一木一草も生やさぬもの
なり。」と結んであります。

現在、多くの参拝に見られるお祈りは、お願いだけのようですね。^^;
何事も、盲信も妄信もダメですが、ただ願うよりも、意識を込めてできることか
ら実行して行きましょう。
神仏というものをエネルギーの存在やその働きと捉えると、なかなか活用の奥が
深いものです。w

さて、本日は水曜会。
蒸し暑くもなってきましたので、冷たくして美味しいものも作っておきましょう。
^^v
今日のメニューは、以下の11品です。
1.刻みオクラとメカブの麺つゆ和え。
2.新玉ネギのスライス、プチトマト添え。いづみ式手作りレモンポン酢で。
3.湯がき菊菜の醤油絞り、摺り胡麻・辛子・ワサビ胡椒・豆腐の白和え。
4.高野豆腐の和風だし牛乳煮びたし。
5.鶏胸肉のガーリック片栗粉まぶし、セロリ葉、赤パプリカのソテー。
6.鶏胸肉の生ハム、プチトマトのフレンチドレッシング掛け。サラダ菜を添え
て。
7.絹揚げのタコ焼き風、ケチャップ・トンカツソース・青のり・紅ショウガ・
削りカツオを添えて。
8.豚バラ肉、キクラゲ、マイタケ、炒り卵のオイスターソース炒め。
9.昨日の新じゃがのチーズ焼きで、牛肉、新玉ネギを入れた肉じゃが。
10.カボチャの煮つけ、パルメザンチーズ散らし。
11.昨日仕込んだメバルと人参の煮つけ。

梅雨入りを控えて、本日は6月度気の科学体験講 座。

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今日は6月度の気の科学体験講座を開きます。
3日後、11日が暦では入梅となり、太陽が春分点より、東に80度離れたときに
当たります。
実際は多少ズレ、関東や東海は昨日梅雨入り宣言されましたが、近畿はまだで
すね。

講座や神仏巡りでは、雨には遠慮してもらってますが、降らないというのも蒸し
暑いものです。^^;
別段異常な変事なくとも、梅雨時はじめじめと蒸し暑く、何事もうっとうしくなる季節です。^^;

人体は、低気圧の接近などで頭痛、めまい、血圧の変動などの変調が生じやすく
なります。
梅雨時や雨降りは心身が不調になるのは、気のせいではなく、事実ですのでご安
心を。w

特に、中医学でいう「湿」の状態にあると、湿気の多いときや低気圧の接近時に、
むくみ、水太り、あんまり食べないのに痩せない、下半身や身体が重くだるい、
肩凝り、頭重感がする、吐き気、めまいなどの症状が出たり、体調が悪化する傾
向が働きます。

湿邪は、陰の邪気に当たるため、陽気の動きを鈍らせます。
湿邪の特徴は、重くて粘り気があり、停滞しやすいことです。

そのため、身体のだるさや鈍い痛み、水分の停滞によるむくみ、胃の不調といった症状が現れると、その症状は治りにくく、ずるずると長引きやすいので予防が大事です。
舌を見て、白い苔がついてたら湿のある証明で、それが厚く黄色を帯びてたらも
う未病ではなく、病気がある証明になります。w

部屋の湿気対策で環境を整え、身体の水はけを良くするよう食事を工夫するのが
大事ですが、自身の自己治癒力や自己復元力をアップすることも大事ですね。
さほど苦や不調を感じてなくても、身体の可動域や出力、圧痛などを簡単に検査
してみると、色んな異常や不具合があることが多いものです。^^;

体幹の前・後屈や側屈、回旋、肩の挙上や脚の挙上、股関節の可動など、動きが
制限されてたり、動かすと痛む場合でも、即座に可動域が広がり、腰痛や股関節
痛などの痛みもこの場で解消する方法を体験してみましょう。^^

動きの制限や支障がある場合、内臓の機能が低下している場合も、必ず身体に圧
痛部位があり、筋硬結があります。
例えば、肩甲骨の上や淵の圧痛は、そこを揉んでも痛いだけでなかなか緩んでく
れません。^^;
痛む部分は作用点であって原因ではないので、連動している痛みのない場所から
の操作で、即座に痛みを解消できますので実感してください。

身体に触れずとも、瞬時に重心を整え、身体の可動域を広げ、痛みを消す気光法
をベースとして、身体を軽く快くし、体調をより良くしましょう。
説明も暗示も与えず、何をされたか分からないのに、一瞬で身体が整うことによ
く驚かれますが、実は教われば誰でもできる方法です。w

私たちの居る空間には、ラジオやテレビ、携帯電話の電波などそれこそあらゆる
モノが跋扈しているわけですが、目や耳や感触で自覚できてないことも、脳は捉
えているのですね。
そんな脳の働きが、無意識の領域から心身を整えることに、私は感銘を受けてま
す。w

概念であったり、イメージである神仏も、あるエネルギーの存在や働きと捉える
と、気のせいではなく、気の働きとして活用ができるありがたいモノです。w
愛染明王、千手観音菩薩、虚空蔵菩薩、薬師如来サマサマに感謝しなくちゃ。w

エネルギー療法と徒手技法を組み合わせると、格段に効果が良くなり、時短にも
なって、施術者にもクライアントにも負担が減るのが良いですね。^^
例えば、奇経を通してディープフロントラインの不調や任脈・督脈の経絡に属す
る不調を治す場合、愛染明王法を掛けながら、右足の公孫と左手の内関を圧して、
千手観音法で不調部に触れると、全身の調子も良くなります。
副腎系に右合谷、膀胱系に左合谷を用いて、陰陽の経絡に気を通す法も、このや
り方でやってみましょう。

不調の原因が何処かを特定できなくとも、脳の機能に働きかけて、どこに痛みや
不調があっても、それを解消できるのは自己復元力や自己治癒力を即時にアップ
する方法です。
身体の一部に柔らかな刺激を与え、60秒から90秒で全身に効果を及ぼす方法
は、小学生でもできる簡単な方法なので、誰にでもできます。
一家に一人は、家庭食医や家庭整体師が居てくれると、無駄な金銭、労力、心配
も減って、その分、幸せ創りが出来ようかと?w

3ウェイから揺らぎを与え、波動共鳴で全身を整え、不調を消す法は、受けてみ
ると実に心地良く、身体もポカポカして軽くなります。
痛みの記憶のリセット、最新の脳脊髄神経の調整法、頭蓋クリニアルも最も簡単
な方法で、セルフケヤーもできますので、ぜひ体得してください。

心地良い実体験の後は、自分自身にエネルギーを満たして、ベストの状態になる
気光瞑想を味わいましょう。
愛宕念仏寺の西村住職の仏教音楽をバックミュージックにして、友人の音楽家、
羽野誠司さんのナチュラルも活用して、心地良い時間をご一緒しましょう。^^

講座を終えたら、会場をこちらに移しての懇親会です。
心身の湿を掃って、快くご歓談ください。
今日のメニューは、以下の14品です。
1.壬生菜の摺り胡麻・辛子・豆腐白和え。
2.キャベツのコールスロー、プチトマトを添えて。
3.エリンギのバター・タイタクミソース焼き、サラダ菜を添えて。
4.キュウリとクラゲの中華ポン酢和え。
5.切り干し大根、人参、蒸し大豆の精進炊き、胡麻油を垂らして。
6.夏野菜と鶏モモ肉のゴールデンチキンカレー。
7.山椒香るタケノコの田楽味噌焼き。
8.鶏レバーとニラのオイスターソース炒め。
9.カボチャと蒸し大豆の含め煮。
10.豚スペアリブの漬け炙り焼き。
11.京絹揚げのバター焼き、クルミ味噌を添えて。
12.赤身卵「どん玉」の温泉玉子、好みのだし醤油か紅塩で。
13.皮付きピーナッツのリンゴ酢ピクルス。
14.〆に嬉しい、糖質オフコンニャク素麺のトマト麺つゆ浸し。

明日は芒種で午月入り、3日後に6月度の講座を 控えて、本日は水曜会

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明日、6月6日は太陽黄径が75度に至り、二十四節気の「芒種」になります。
芒(のぎ)のある穀物や稲や麦など穂の出る穀物の種をまく時節ということから、
芒種と言われていますが、実際の種まきはこれよりも少し早い時季から行われる
ようですね。

芒種の候は、カマキリが卵から孵り、蛍が現れ出し、百舌(もず)が鳴き始めて、
梅の実が熟して青から黄色に変わる頃です。
これから次第に梅雨めいて、五月雨(さみだれ)の季節に入りますが、蒸し暑い
日が増えて行きます。

屋内の除湿とともに、身体にも湿邪が溜まらないよう、体内の水はけを良くしま
しょう。
湿度の高い時節は、私たちの体の中にも余分な水分が溜まってしまい、体が重だ
るくなりやすく、そのため気分も何となくどんよりしたり、鬱々しやすいもので
す。

湿邪(しつじゃ)は、体のだるさ以外にも、むくみ、下痢のほか、お肌の面では
分泌物の出る皮膚炎などのトラブルも起こりやすくなります。
また、梅雨時の湿気は胃腸消化器系に負担をかけ、胃のもたれ、食欲不振などの
症状も招きます。

湿邪が溜まらないよう、身体の水はけを良くする要は、尿と汗を出すことにあり
ます。
食事の面では、水分を上手に排出するために、利尿作用と発汗作用のあるものを摂るようにしましょう。

腎を強化し、水分代謝を良くする食材は、小豆、大豆、黒豆、えんどう豆、グリー
ンピースなどの豆類や、それらを使った豆腐、豆乳、春雨などの加工品です。
利尿作用のある食材は、緑茶、コーヒーなどの飲み物のほか、キュウリ、青瓜な
ど瓜類や、トマトなど夏野菜に多く、これらには塩分のナトリウムを排出させ、
水分調節を行う腎臓の働きを助けるカリウムがたっぷり含まれています。

発汗作用のある食材は、ショウガ、ネギ、シソ、ニンジン、カボチャ、ペパーミ
ントなどです。
これらには体をポカポカと温め、食欲を増進させる作用もあります。
夏野菜は身体を冷やす作用がありますから、ショウガなどを組み合わせることが
効果的です。

余分な水がなくなれば、全身の血液とリンパ液がスムーズに流れます。
結果として、老廃物が溜まりにくくなり、代謝も上がってカロリーをしっかり消
費できる身体を作れます。

老廃物の除去は、疲労回復だけでなく、自己治癒力や自己復元力にも大事中の大
事です。
痛みを起こす筋硬結や、内臓機能の低下、身体の出力の低下などを改善するにも、
全身の血液とリンパ液の流れを良くすることは、要となります。

気功(エネルギー療法)や経絡、筋膜などを使った整体などでも、部分的な施術
よりも一部から全体に効果が及ぶ施術法は、効果と効率の両面からより有効です。
例えば、頭蓋骨は、発生学上全身の各部分と密接な関係があり、実際に影響を及
ぼしています。

頭蓋フラクタル理論や頭蓋調整クリニアルなどを使って、人への施術だけでなく、
セルフケアもできる方法を取ると良いですね。
人では、髪の生え際から頭のてっぺんくらいまでは矢状縫合があり、
耳の上2横指上くらいから耳の後ろまでは鱗状縫合があります。
触ってみてボコボコしてたりブヨブヨしてたり、強く圧して痛みがあるなら、老
廃物が溜まっている証左です。^^;

縫合を開いたり、動かしたりするイメージで操作する簡単な方法で、身体と頭が
すっきりして、腰や股関節などの痛みが消えたり、可動域が良くなったりするの
は面白いですね。
この方法に到るまで実に多くの時間と費用が掛かりましたが^^;この方法は大
変簡単で便利なので、今月の講座でお持ち帰りしてもらいましょう。w

昨日、高3の男の子が来ましたが、国語と社会が今年になって超苦手になって、
授業で心身に不調が出るようになったとのこと。
教科書を持参させたので、それに触れてTL(筋反射)テストをすると、案の定全
く力が入りませんでした。

因果律上、今年は3年間の習慣や環境の限界点だったので、苦手教科の授業と家
庭学習の改良により効果的なやり方を指導した後、この頭蓋クリニアル法を施術
しました。
仕上げにESR(エモーショナル・ストレス・リリース)を気光療法と併用して施術
すると、苦手で嫌な教科書を持っても、筋力は全く落ちませんでした。^^v
この調子で学習法も改良し、見事受験に合格できると良いですね。^^

他にも一部から全体に弛緩効果をもたらすゆらぎの三法など、講座でお伝えし、
実感してもらいたいことが色々あってウズウズしてます。w
3日後に6月度の気の講座を控えて、本日は6月最初の水曜会です。

いづみは昨日から微熱が出ていて、温邪かと思えば風邪でした。^^;
蒸し暑さや湿気を取るのに除湿は有効ですが、そのために身体を必要以上に冷や
さないようにしましょう。w

薬を嫌うので風邪を掃う家庭薬膳を出し、今朝は大分マシになったようですが、
食事は大事で、食餌に非ずです。
中国の明の時代には「食医」が存在してましたが、現代には家族に「家庭食医」
や「家庭整体師」が居るといいですね。w

今日も少し蒸し蒸ししてますが、湿気と暑さに対抗して、料理を調えておきましょ
う。
今日のメニューは、以下の13品です。
1.刻みオクラとメカブの麺つゆ和え。
2.キャベツのコールスロー、プチトマト乗せ。
3.洗いモズクのそばつゆ・二杯酢合わせ。
4.新玉ネギのスライス、削りカツオ散らし、ポン酢をかけて。
5.カボチャと蒸し大豆の含め煮。
6.エリンギのバター醤油焼き、ホタテ貝見立て。w
7.イカのから揚げ、レモンを添えて。
8.牛肉、空心菜、青梗菜のガーリック炒め。
9.壬生菜と京揚げのあっさり炊き。
10.絹揚げのバター焼き、クルミ味噌を添えて。
11.サバの塩焼き、レモンと大根おろしを添えて。
12.アユの田楽串焼き。
13.南紀の梅干し。(風邪ひきさんは焼酎の湯割りに。w)