オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2018年1月

1月最終日、満月の夜、旅直前の水曜会

DSC00281_R.JPG DSC00286_R.JPG

今日は1月最終日にして、八専終りの日ですね。
八専期間は雨雪が降るといいますが、やっと昨日今日は良い天気。^^
1.まだ愛宕の山は雪が残っていますので、吹き下ろしの来る嵐山は寒いことです。^^;

朝9時半の松尾橋の気温は2℃、一つ下流の上野橋は4℃でした。
風が吹かないと小春日和に暖かく感じるのですが、風が吹いたらQP頭がスースーします。w

明日は息子達新夫婦をバリ島へ招待しますので、一転しての真夏の陽気を浴びます。w
冬に常夏の国に出かけるのは、服装に考慮が要りますね。^^;

ご予約やお問い合わせは、7日から承りますが、2月1日から6日まではお休みさせていただきます。
と、書いておいても、HPを見られずに、連日返事を催促されるのは困るんですけどね。^^;

年に1,2度海外に飛ぶのは、私にとっては脳のクリーニングとストレスの解消。w
一人の時は日本語も話さず、いわんやネットチェックや携帯での仕事の連絡なぞ。(ワラ)

バリ島の時差は1時間なので、日本もバリも今夜は満月ですね。
向こうではあちこちの寺院で、ウパチャラ(お祭り)が行われてることでしょう。
今日は、1月末の水曜日ですので、夜はこちらもめでたくウパチャラしましょう。w

去年の節分は朝に天龍寺の節分会、夜に吉田神社の追儺式に出かけましたが、今年は追儺(ついな)の儀式は出来ません。
鬼やらいと家の守りは、私の式神に任せておきます。(謎笑)

日本全国、節分にはあちこちの寺社で節分会や追儺式が行われますね。
京都でも、最大規模の吉田神社の節分祭や北野天満宮の節分祭、千本釈迦堂のおかめ節分や壬生寺の鬼払い狂言などが有名です。

が、ホントは今年は、蘆山寺(ろざんじ)の「鬼法楽」を拝見したかったんですよ。
蘆山寺は府立医大病院のすぐ近くにありますが、比叡山延暦寺の中興の祖である良源(元三大師、慈恵大師)が天慶元年(938年)に創建したお寺です。

節分の日に行われる追儺式鬼法楽は、千年の歴史を持っています。
人間の三毒、貪(むさぼり)瞋(いかり)痴(おろか)を表す赤・青・黒の3鬼が踊りまわった後、護摩の秘法と法弓蓬莱師福娘による福餅と蓬莱豆によって追い出す趣向のお祭りです。

追儺とは、通称、「鬼やらい」とか「鬼追い」といいますが、元来日本では文武天皇時代より、毎年大晦日に、宮中、社寺、民間で行なわれてきた大祓の年中行事です。
現在は、風習として各家庭で行なわれている豆まき行事のことですね。

一般に、鬼は不吉なもの、種々の不幸・災をもたらすものと嫌われますので、この鬼を追い払って、一陽来復の立春のめでたい新年の家内安全、無病息災を願うのがこの行事の目的です。
元来は大晦日に行なわれたものですが、今日では大陽暦採用の関係上、春の節分に行ない、翌日の立春(旧暦では新年を意味する)を祝い迎える行事となりました。
今や豆撒きをする家庭も少なくなってきたようですが、季節の移ろいを各節の風習で味わい、今在ることを感謝するのは良いことですね。

さて、明日から旅行ですので、料理が余ると困ります。^^;
鬼の如く大食いするご来客を歓迎しますが(笑)、もしも余ればお持ち帰りしてもらいましょう。w

オニ忙しかった1月も今日が最終日、一陽来復を念じて、飲みかつ食べましょう。^0^
今日のメニューは、以下の8品です。
1.白菜、エノキダケ、春雨、豆腐の豚骨白湯スープ。
2.牛ロースステーキ、モヤシ炒め、キャベツソテーの盛り合わせ。
3.豚バラ肉、豆苗、タケノコの千切りの中華炒め。
4.豚バラ肉、ニンジン、エリンギ、タケノコの炒めとろみ餡。
5.赤カブラの昆布漬け。
6.鶏胸肉の生ハム、長崎かけポン酢で。
7.卵とニンジンの沖縄風シリシリ。
8.合挽きミンチ、サラダ豆、蒸し大豆のキーマカレー。

初地蔵、臘日(ろうじつ)の本日、水曜会。

DSC00279_R.JPG

1月24日の今日は初地蔵。
愛宕(おたぎ)念仏寺からもお誘いをいただいてるのですが、いつも20日から25日までは顧問先への指示書の作成があり、なかなか時間が取れません。^^;

冬の愛宕念仏寺は、閑散として静寂で、時折吹く愛宕颪の音を聞きつつ、十一面観音さんや火除け地蔵さんと対座して瞑想するのは、とても良い時間が過ごせます。
ちと寒いのが難ですが^^;頭は澄み渡りますよ。w

参拝といえば、丑の月ゆえに牛にちなんで、明日の初天神にも行きたいところですが、明日は息子夫婦が来る予定。
龍彌は13日に骨折した顎のプレートを抜きましたが、もうちゃんと噛めるのかしらん?w
会食の用意も然ることながら、2月1日から6日のバリ島旅行に向けて、色々と計画を練らねばです。

投函用の指示書は祈念して送付を終わり、メール指示書は推敲段階に入りました。
13:00のカウンセリングと、気の講座の案内を送付すれば、後は手渡しの指示書作成。
時間に追われる日々が続きますが、優先順位に従って、片づけて行きましょう。

営業の電話やメール、その他、縁無き徒労の依頼は無視して、縁に応じて分を尽くさねばです。w
あと1週間で1月も終わり、ホントに日々の過ぎ去るのが加速してるよーな?^^;

暦を見るに、今日は「臘日(ろうじつ)とあります。
現代の陰陽師たりとも、臘日は今まで縁がなかったなあ。w

時間もないのに、迂回してちょいと調べてみました。^^;
字書の大辞林には、「一年の最終の日、おおみそか」とありましたが、んなアホな。w
今日は1月24日で、旧暦でも12月8日やん。^^;

役に立たんので、暦書を調べると、日本最古の暦「具注暦」にも記載されていた暦注のひとつとか。
「臘」とは「つなぎあわせる」という意味で、新年と旧年の境目となる旧暦12月のことを「臘月」ともいうとあります。

元々は「臘祭」という中国の習慣で、年末に神と祖先の祭祀を一緒に(つなぎあわせて)行うというものであったとか。
また、この日を年の暮れとして大祓を行うこともあり、そこから大晦日のことを臘日と呼ぶこともある。

古来は、「臘」は「猟」に通じ、猟をして捕えた獣を祭壇に供えたとか。
日本にはこの習慣は伝わらず、臘日は単なる暦注の一つとなっているようで、日取りも変わってきたようです。

今の暦では、二十四節気の「大寒」近くの辰の日が臘日になっていますね。
この日は他の神事、嫁取りなどは避けるとされるが、その吉凶には諸説あり、採用していない暦も多いとか。

「循環暦」の記述には、こんなことが書いてあります。
乃至今の臘は辰日を以て臘日に取る。
夫れ季冬は水之終る時也。辰日は土之位也。
乃ち水土を以て本と為る故に大寒に近き辰日を臘として獣を取って先祖を祭り、鬼神に報する也、是の故に季冬を臘月と曰ひ大寒に近き辰日を臘日と云ふ」。

要するに、水が司る冬の終りを、土気の辰が剋する日、今年と来年を繋ぎ、先祖の霊に狩をして貢ぎ捧げる祭りだったようですね。w
肉がなかなか手に入らない時代に、先祖や神に肉を供えて、その御下がりをいただくという風習があったのでしょう。

ならば、本日の水曜会、種々の肉を供えてみましょうか。w
1時前には料理の完成を期して・・・パタパタとキッチンとPCの前を行き来しつつ。。

冬は腎の水気を強化するため、大豆製品をよく摂りましょう。
胡麻で日本人には欠けがちな亜鉛を補い、血管強化と寒さで不如意になりがちな日本刀も元気になぁれと。w
1.水菜とツナと3種豆の手作りポン酢サラダ。
2.すり胡麻、辛子、昆布だし、豆腐と菊菜の白和え。
3.ヒジキと蒸し大豆の胡麻油炒め煮、煎り胡麻まぶし。
4.干しゼンマイと刻み揚げの炒り煮、煎り胡麻まぶし。

疲労回復には鶏胸肉が効果があり、低カロリー高タンパクで美容にも良いかと。w
5.鶏胸肉の手作り生ハム、長崎ポン酢を添えて。

冬には根菜が陽気を養いますが、土用期間でもあり、土の気を補い繊維質もよく摂りましょう。w
6.里芋のカツオ・昆布だし煮。

豚バラ肉があるので、これを使ってかつ繊維質と腸の掃除になるようなものをと。w
7.豚バラ肉とエリンギ、マイタケ、ホワイトブナピーの郡上味噌・味醂・酒煎り煮。
8.豚バラ肉と豆苗の中華炒め。

関西では、肉と言ったら牛肉なので、牛もお供えしましょうね。w
9.牛バラ肉と丸ごと玉ネギの煮込み。

合挽きミンチと南京カボチャの運気盛りも、冬の土用に良いでしょう。w
10.ナンキン、合挽きミンチ、タイプリック唐辛子、羅漢果粉、バジル粉の炒め煮。

魚がないとヤマノカミがタタルかもと畏れみ、冬の旬白菜も添えて。w
11.揚げた黄金カレイの中華とろみ餡かけ、九条ネギ散らし。
12.白菜の昆布・塩たれ漬け。

以上、今夕の水曜会メニューは12品になりました。
とりあえずアップして、カウンセリングを始めます。^^v

本日は、冬の土用の入りにて水曜会

DSC00278_R.JPG

1月17日は冬の土用の入りで、今日から2月3日の節分までが土用の期間ですね。
土用期間は、土を犯すのを忌み、土木工事や地鎮祭などを避ける風習があります。
スケジュール上、この期間に動土するなら、気になる方は間日を用いましょう。

冬の土用は、寅・卯・巳の日が間日となりますので、1月22、23、25日、2月3日が間日となります。
尤も寅卯空亡の人は、1月25日以外は空亡日になりますが。^^;

土用は土を休め、安んじることが大事とされますが、自然の摂理から人体もまた同様です。
土気が旺するこの時期は、五行の土に当たる脾・胃の消化機能を休めることが大事です。

特に正月からは、酒やら餅やら何かと飲食過多になりましたから^^;ここらでスローダウン。w
我が家では鏡餅を開いてかき餅にしましたが、ツマミ程度にちびちびと楽しむことにしましょう。

冬の土用には、夏の気が枯渇しますので、五行の火に当たる赤い物や苦みある物を補うと良いですよ。
縁起食では、夏の土用は欠けた冬の玄気を補うのに、黒い物が良く、ウナギがその代表格でしたが。

夏の土用は、縁起食として、丑の日に「う」のつく物や黒い物を摂るのが風習でした。
そうした縁起食なら、冬の土用は未の日に「ひ」のつく物や赤い物という伝になります。

現代の陰陽師、別に縁起食には拘りませんがw、冬の土用期間に火気を補うのは道理があります。
土用の入りや未の日には拘らず、土用の期間は胃腸を休めたり、火気を補うことを心掛けましょう。

漢方のバイブル、黄帝内経によると今年の一傾向として、人々は飲んだ水が体内に蓄積され、消化機能が落ちて食欲が失せたり、身体の浮腫み、膀胱や生殖器の不調が出やすくなります。
また、水の滞りによって、筋脈がよく働かず、筋肉の動きが悪くなったり、四肢の痺れや背部の痛みが生じやすくなるといいます。

気・血・水の循環、特に水の循環が悪くなって、寒気の影響で筋肉や関節が動きにくくなったり、痛みが生じるのを注意しましょう。
もう、予兆は始まっていて、1月20日の大寒からはまともにその傾向が働きますので、兆しのある人は火気を補い、水の代謝を良くするよう心がけてください。

体内の水の代謝を良くするには、先ず、飲み物を一気に大量に飲まないこと、塩分・糖分など味の濃いものを摂り過ぎないことが肝要です。
立ちっぱなしや座りっぱなしの時間が長いと、体液の巡りが悪くなりますので、随時適度に身体を動かしてください。

食養では、ニンジン、タマネギ、大根、カブラ、ゴボウ、レンコン、ショウガなどの根菜が身体を温め、陽気を養い、水の代謝を良くします。
腎を強化し、働きを助けるのに、豆腐、納豆、湯葉、味噌などの大豆由来の食品が効果的です。

水分を輩出して、水の代謝を良くするツボは足の委中(いちゅう)と豊隆(ほうりゅう)です。
委中は膝の裏側、豊隆は下腿の中間の脛骨から2横指外側にあり、浮腫みなど水の代謝が良くない人は圧したら痛むので分かります。

風呂に入ったり、寝る前などにここを良くマッサージすると良いですね。
先月からは特にカウンセリング以外にヒーリングの依頼が多かったですが、苦は喜びや楽しみを阻害しますので、不調や痛みのある方は早目に治療に取り掛かることが回復を早めます。
痛みや不調は自分持ちですが、負は連鎖し拡大しますので、治しや癒しの時間は自ら作り出すことですね。w

さて、本日は、土用の入りの水曜会。
雨も上がって、料理の方も仕上がりました。
今日のメニューは、以下の10品です。
1.コラーゲンたっぷり、橙香る鶏手羽元とセロリ馬のスープ。
2.豆苗とツナ、プチトマトのサラダ。
3.湯がきブロッコリー、辛子マヨネーズを添えて。
4.チャーシューの角切りとセロリの胡椒炒め。
5.いづみ式メークインと辛子ソーセージのジャーマンポテト。
6.蕪葉とちりめんじゃこの胡麻油炒め、煎り胡麻まぶし。
7.ナンキンと粗挽き合挽きミンチのプリック唐辛子・ナムプラー・羅漢果炒め煮。
8.ニンジン、セロリ、じゃが芋、丸ごと小玉ネギ・ベーコンのカレー。
9.紫玉ネギ、赤パプリカ、豚角切りの豆板醤入り酢豚。
10.鏡餅開きの揚げかき餅。

快晴の第2土曜日、寒さにめげず年初1月度気の 科学体験講座

DSC00275_R.JPG

5日の小寒を過ぎて、20日の大寒をめがけ、寒気はますます盛んになってきましたね。^^;
今日は午後2時から、1月度の気の科学体験講座を開催します。
あまり時間がないので、アップの方も急がねば。w

「黄帝内経」を紐解くと、戊戌の年は、太陽寒水が天を司ると記載されています。
その中の「五常政大論」の記載に依ると、太陽寒水が司天の年は、寒気が地に臨み、心火の気が天に従って、肺の金気が害を受けるとあります。

寒冷の気が時となく起こり、火気がむりやり天気に従えられているので、人々は心熱煩悶、喉の渇き、鼻づまり、くしゃみ、すぐに悲しくなる、絶えずあくびが出るなどの症状が出やすくなります。
熱気がみだりに上昇するため、寒気が下に報復して、時ならぬ霜が降ったりすると、人々は物忘れがひどくなったり、時に心痛が生じたりします。

読み進めると、太陽寒水が司天のときは、在泉が太陰湿土になるために、土気が潤って水が満ち溢れ、寒水の客気がこれに加わって湿土の気と結合し、万物は水を含んで変化するとあります。
人々は飲んだ水が体内に蓄積され、腹が膨れて食欲が無くなったり、むくみが生じ、筋脈がよく働かず、筋肉の動きが悪くなったり、皮膚のマヒや背部の痛みが生じやすくなるといいます。

気・血・水の循環、特に水の循環が悪くなって、寒気の影響で筋肉や関節が動きにくくなったり、痛みが生じるのを注意しましょう。
今日の講座では、体幹、首、肩などの回旋や側屈などの可動域をチェックしてみて、関連する筋肉の硬結を調べ、立ちどころに治す方法を体感しましょう。

経絡と筋膜のつながりを利用して、筋硬結を解き、痛みなく身体を楽に稼動させましょうね。^^
筋肉の拮抗作用と脳脊髄反射を利用して、即座に身体が動かせやすくなる方法も面白いものですよ。

例えば、肩の横からの挙上など、肘から手首の前腕をちょっと施術するだけで、何の抵抗もなくすっと上まで上がります。
首の側屈や回旋などは、肩甲挙筋を触れずに肩を操作したり、頭骨を挟んで頸椎を動きやすい方へ操作するだけで、楽に動くようになります。

また、今年は戊戌年、九紫火星が中宮に入る年ですが、自身の課題や傾向を知っておくと有利です。
運気論からのある程度のレクチャーも参考になればと思います。

この3日ほど、京都は大変寒いので^^;懇親会では暖かいものを用意しましょう。
新年会ともなるように、楽しく懇談、歓談しましょう。

今日の懇親会メニューは、以下の9品です。
1.いづみ式モヤシの豚バラ肉巻き。
2.丸ごと玉ネギ、ニンジン、メークイン、ベーコン入りクリームシチュー。
3.湯がきブロッコリー。シチューに添えるかマヨネーズで。
4.レンコンとナンキンの炊き合わせ。
5.近江大根、カツオ昆布の福井風福田家の雑煮。
6.牛バラ肉の和風ソテー、ポンカンママレードソース掛け。
7.ベークドオニオンのバター・長崎醤油焼き。
8.生姜たっぷり、鶏もも肉の照り焼き。
9.コラーゲンたっぷり、コンニャクのドテ煮。

三日後に初気の講座を控え、本日は初の水曜会開 き

DSC00274_R.JPG

今日は初寅、毘沙門天のご縁日ですが、十日戎に初金毘羅と重なりましたね。
京都では、特に十日戎が商売繁盛の祈念で多くの参拝客でにぎわいます。

祇園界隈は賑やかでしょうが、古川町商店街や嵐山は静かなもんです。w
御商売には向きませんが、おかげで今年の傾向と対策指示書の作成など、集中しての考え事にはよろしいようで。^^

手持ちの暦では、明日が鏡開きになっていますが、これ関東の風習ですね。w

鏡開きは、一般的に「松の内」の後に行います。
松の内とは、門松を飾っておく期間の事を指し、その間は年神様が家にいると考えられています。

この松の内は、昔は元日から1月15日とされていたため、鏡開きは1月20日に行われていました。
しかし、徳川家光が4月20日に亡くなったのを切っ掛けに、関東近郊では20日という日が忌日として避けるようになり、これに伴って鏡開きの日も1月20日から1月11日に変更されたのです。

ですが、徳川幕府の力が強く影響しない関西地域では以前のまま、1月20日を鏡開きとするところが多く存在するのです。
ちなみに関東では、鏡開きが1月11日に変更されたため、松の内も1月7日までと期間が短縮されていますね。

こちらでは、15日には各地の神社で「どんど焼き」が催されますので、そのときに注連飾りや門松などをお炊き上げしますが、年神様がまだ居て、鏡餅に宿ってるのにそれを割るのは不敬なような?(ワラ)
あ、割るも忌み言葉で、年神様の宿る餅に刃物を当てて切るのも忌みごとで、開くと言わねば。w

そもそも鏡餅というモノは、平安時代には確立されてて源氏物語にも登場してますが、お正月に備えられるようになったのは、室町時代以降のことだとか。
江戸時代初期には武家の間で広まっていて、包丁などの刃物で切るのは切腹を連想するので忌みとされたのです。

日本では、古来から神様にお供えした物を食べるのは、神様との繋がりを強め、神様のパワーを頂けると考えられていました。
したがって、鏡開きは鏡餅をお下げするのではなく、食べることにこそ意味があるものです。w

さすがに15日や20日になると餅も固くなり、雑煮もお汁粉も餅の旨みを損ないますね。^^;
尤も、昔からの言い伝えでは、鏡開きで餅が数多く開ければ、縁起が良くてご利益が高いといいますが。w

開いた餅は、「かき餅」にするのが一番で、手や鎚で割ることを「欠き割る」ということから「欠き餅」(かきもち)になった由来があります。
料理法は、一口大の餅を160度くらいの油で揚げて、塩や醤油をまぶすだけ。
これ、おやつにも、酒のつまみにも最適です。w

今は個包装パックの餅が入っている便利な鏡餅が増え、とても便利になりましたね。
いずれ、子どもたちには、鏡開きは餅を開くのではなく、パックを開くという意味と誤解されるのかも?^^;

家では13日に初気の講座の後、懇親会があるため、年神様の宿った鏡開きはこの日に行い、近江蕪と昆布とともに味噌雑煮にして出すことにします。
丑の月は単純計算では二人に一人が墓運働き、神仏との縁が深まる月ですので、加護とご利益をいただきましょう。^^

さて、本日は今年初の水曜会です。
カウンセリングを終え、一応、用意を調えておきましょう。

先ずは、以下の10品が完成しました。
冷え込むようなら、何か鍋ものでも追加しましょう。w
1.菜の花のすり胡麻辛子酢味噌和え。
2.いづみ式鶏胸肉のヅケ焼き。
3.いづみ式モヤシの豚バラ肉巻き、サニーレタスを添えて。
4.牛バラ肉のローストビーフ。
5.ウナギのかば焼き。
6.ナス、ニンジン、紫玉ネギの豆板醤・甜麺醤・味噌・リンゴ酢・味醂炒め。
7.湯がきブロッコリー。
8.キノコとチーズのマルゲリータ・ピザ。
9.豚ロースの生姜焼き。
10.牛スジ肉と大根の白味噌ドテ煮。

御下がり来たりて、水曜日、早速飲むことにしま しょう。w

DSC00269_R.JPG

皆さま、新年、明けましておめでとうございます。
今朝の愛宕の山は白装束で、嵐山は雪が降って来ました。
三が日に降る雪や雨を「御下がり」と呼びますが、豊年の兆しとか。w

元旦は初詣と墓参、施設の父への年賀を済ませ、昨日の2日は龍彌の天地徳合日。w
めでたく郁(あや)と入籍し、新世帯主になったので、祝いの席を設けました。
^^

何とかチケットが取れたので、2月1日から6日間、バリ島へ連れて行きます。w
私は明日から予約が入り、いづみは明日から美癒亭キッチンを開けます。

今日は水曜日ですが、夕刻からではなく、午後からご来客をお待ちしております。
氷と炭酸が足りぐるしいので、業務スーパーへ買いに出ましたが、いやはや物集
女(もずめ)街道の混むことよ。^^;

元旦の午後は、例によって松尾大社で枡酒を飲みましたが、三が日の人出は多いですね。w
私の御神籤は末吉、いづみのは末凶でしたので、節が明けたら引き直しせねばな
りませぬ。^^;

と書いてて、長女の紫乃が身重の身体で来宅しました。^^;
早速、おせち料理で飲むことにしましょう。w

年始に来られる方は、出来上がるまでにお越しください。(笑)