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月別アーカイブ: 2018年12月

納の寺参り行事を終えて、本日は今年最終水曜会

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23日は年の納め、神仏との対座と瞑想の寺院巡りに行って参りました。
総勢9名で、先ずは東福寺山門近くにある同聚院での十万不動尊との対座です。
観光客の多い東福寺ですが、すぐ近くにあるというのに、ここにお参りして祈念
してると、結界を切ってあるかのように、人が来ないのが良いです。w

本尊は、木造彩色、像高265cmの日本最大の木像不動明王像で、膝前や光背は後世のものですが、憤怒の相の巨大な姿の中にも優美さをたたえています。
このお不動さんは、古来「十万不動(じゅうまんは、正しくは「十」の下に「万」を組み合わせた一字)」と称されて崇敬を集めてきました。

この「じゅうまん」という文字は、「土力(どりき)」または「十万」という二字を一字にした文字といわれています。
「土力(どりき)」とは即ち、土の力=産土を表し、土地を守護する仏という意味、「十万」とは、この不動明王は他と違って常に十万の一族・従者を従えているという意味ということで、古来、霊験あらたかな仏様として信仰を集めたために現在まで大切に守られてきたのです。

このお不動さん、1006年に藤原道長が旧法性寺に建立した五大堂の中尊だったのですが、他の4明王は散逸したのに、この像だけが現在まで残っているのですから凄いもんです。w
今にも雨かという空模様の中、窓から光が差し込んだり、お供えした線香の煙が雲海のように私たちにたなびき、得も言われぬ不思議な光景と十万不動から満ちてくるパワーに感動しま
した。

小周天を用いた対座瞑想の後、今年の気の講座の納めに、CTスキャン風気功治療、オーワングテストからの脊柱調整、合気仙骨操作法などをパートナーを組んで実践しましたが、
実効効果抜群でした。w
ふと気づくと、1時間半も過ごしてしまいましたが^^;濃密で楽しい時間を過
ごせました。

東福寺からは、徒歩で月輪山の麓に建つ泉涌寺の門前にある即成院へ。
即成院は、本尊阿弥陀如来が二十五菩薩を従えた内陣を持ち、観音・勢至をはじめ歌舞音曲の全てを揃え、阿弥陀来迎の歓喜を伝えるもので、他に現存例のないものです。

戍亥を司るのは阿弥陀如来ですので、今年の納めと来年の迎えに当たり、安泰を願って参拝しました。
特別開帳で、内陣に入り、阿弥陀如来と二十五菩薩勢揃いを間近に参拝できたのは良かったです。
連休にもかかわらず、ここでも内陣参拝客はありませんでしたので、ゆっくりできました。

境内で持参した焼きおにぎりとミカンをランチにしましたが、落ち着いた野外の食事も趣がありますよ。w
以前は気づきませんでしたが^^;那須与一ゆかりのこの寺の境内には、亥を司る摩利支天の石像も立っていました。

かつてはほとんどの武家は、摩利支天を篤く信仰していたと伝えられています。
禅宗や日蓮宗でも護法善神として重視されていますが、明治に武士が無くなってからは、お姿を祀っているところが減ったようです。^^;
亥の守り本尊が摩利支天ですので、来年の護身、蓄財のご利益がありますように。w

東山沿いを北上して行き、最後は智積院にお参りです。
総本山智積院は、真言宗智山派三千ヵ寺の総菩提所・総祈願所です。

1.境内の奥にある、お寺の中心・金堂へ。
金堂の本尊は2体の大日如来で、地上は「金剛界」、地下は「胎蔵界」と曼荼羅の二つの世界をそれぞれ表現しています。
今回は地上の金剛界大日如来と対座瞑想して、頭上にある仏頂尊に加護をいただくものでした。

金堂の隣の明王殿には、智積院のルーツ、根来から持ってきたという不動明王像が祀られています。
対座の後、仰臥で行う抜長法気功でリラックスして、仙骨と全身を整えてからバスで祇園へと移動しました。
いずれの堂でも、観光客は居らず、貸し切り状態のようでした。w

ここで一旦お開きにして、パラついてきた雨に濡れないよう、古川町商店街にある美癒亭キッチンで直会(おならい)の忘年会としました。
予め持ち込んであるのは、野菜を詰めて敷き詰めた丸ごとローストチキンと牛肉・キクラゲ・細切りタケノコのソテーに、スペイン産赤ワインですが、いづみも
色々と手作り料理を出してくれたので、皆さんご満足したかと?w

24日には最後の第2法則講座を終えて、指示書も完成して後は2名の手渡しのみ。
カウンセリングやヒーリングの日常業務は、あと5日、年末まで行いますが、正月は4日からの業務再開になります。
2日に水曜会はありませんが、3日は初詣がてらに会員様の年始のお越しをお待ちしています。

そんな運びで、本日は今年納めの水曜会です。
2.今日のメニューは、以下の11品になりました。
1.ジャコと畑菜のごま油だし醤油炒め。
2.千切りキャベツとの温野菜と蒸し鶏の青紫蘇・昆布ポン酢掛け。
3.水菜のサラダとラムの冷しゃぶ、タイ式ドレッシング掛け。
4.京揚げとうまい菜(フラン菜)の焼き飛魚・昆布だし煮びたし。
5.豚バラ肉、シメジ、白菜、大根の酒粕と赤味噌の小鍋、菊菜を添えて。
6.いづみ式欠き餅揚げ。
7.絹揚げのバターソテー、ニラ・スルメ漬けだし醤油掛け。
8.合挽ミンチ、エリンギ、エノキダケ、シメジの味醂・肉キノコ味噌、刻み葱
を添えて。
9.牛もも肉、マイタケ、エリンギ、青梗菜のオリエンタルソース炒め。
10.2種の卵の温泉玉子比べ。w
11.皮付きピーナッツのレモン黒酢甘味ピクルス。

納め厄神日、4日後に納めの特別行事を控えて、 水曜会

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昨日18日は納め観音、2日後の21日は納め大師と納めの仏事が目白押しですが、
暦では今日は納め厄神の日だそうです。
厄神神社というのは、確か府下の綾部市にあるようですが、京都市では見当たり
ませんね。

日本の仏教では、厄神明王というのがあります。
嵯峨帝の41歳の厄年にあたる829年に、空海により厄除祈願が行われたのだそうです。
嵯峨帝は、愛染明王と不動明王が一体となり厄神明王となるという霊告を受け、空海に祈願を命じました。

空海は最大の庇護者である嵯峨帝のこの命を受けて、空海は愛染明王と不動明王
が一体となった厄神明王像(両頭愛染明王像)を三体も刻み、高野山天野大社、山
城石清水八幡宮、当東光寺へと納めますが、門戸厄神東光寺の厄神明王だけが現
存しています。

兵庫県にある「厄神さん」と呼ばれるこのお寺の『厄神堂』にお祀りされているのは、弘法大師空海により白檀の木に彫られた「厄神明王」です。(行ったことないけど。^^;)
愛染明王は、煩悩(愛欲・欲望・執着)を打ち砕き、悟りへと変えてくれる仏様で、
不動明王は、憤怒の形相をもって、悪と煩悩を知恵の火で焼き尽くす仏様ですね。

厄神は祀ってなくとも、厄除けにご利益のある神社なら、どこでもいっぱいありますね。
市内なら、上賀茂神社、下鴨神社、吉田神社、八坂神社、松尾大社、今宮神社、城南宮など枚挙にいとまがありません。w

そもそも厄というのは、災厄,苦しみ,特に病苦の意味です。
古くは人間に災厄,特に疫病をもたらすのは神のなせる業であると信じられ,
その神を厄病神,疫病神,厄神,行疫神などと呼んだものです。

日常生活を続けていくうち、日常厄と呼ばれるマイナス要因が、知らずと溜まっていくもので、
ホントは小まめに祓うのが良いのですが、厄年に祓うのは一般的通過儀礼ですね。
古くは平安時代の頃より、この考え方は存在していて、未だに根強く残っている
風習の一つです。

普通は厄年は、数え年で男性ならば25歳、42歳、61歳。
女性ならば19歳、33歳、37歳、61歳の前後1年を合わせた3年間が厄年と呼ばれています。
特に数え年で、男性の42歳、女性の33歳は大厄と呼ばれ、特に大事とされてきました。

細かく言うなら、男女共通の厄年というのは、数えで1,4,7,10、13,
16、19,22,25,28,31,33,37,40,42,46,49,52,55,59,61,64,67,
70歳ですが、多過ぎですね。^^;

厄年というのは、人生の一種の節目に当たり(人によって異なりますがw)季節
の変わり目に健康を害さないようにするのと同様、溜まったマイナス要因が苦や
災難とならないよう、慎重かつ謙虚に過ごしましょうということですね。
そのため、神社や祈祷寺院で、厄除け、厄払いをするのは、うがったことでもあ
りましょう。

一般に厄払いは、1月1日から節分までの期間に行くのが普通ですが、別段、い
つ行っても問題はないでしょう。w
ただし、神社によっては忌中を嫌いますので、その点だけは配慮を要します。

大厄は特にですが、気学でいう坎宮に同会する年は一種の厄年に当たり、課題律
では過去の清算が要となります。
前年の離宮同会で不要なものやマイナス要因を離し、次年の坤宮同会でこれから
の基盤を固めることが課題で、この3年間は習慣の改良、体質の改善がテーマと
なります。

よく厄年には、町内会の役や同窓会の幹事、節分の鬼役を務めると厄除けになるといわれています。w
が、役立ちが「厄絶ち」になりますので、厄という災難を絶つには、意識して人
に役立つように振舞いましょう。
別段、ことさらなボランティア活動や町内・公園などの清掃活動をしなくても、身辺をよく整理し、笑顔や笑い声、明るい声掛けを
周囲の人に振舞って、自他の気を良くすることが効果的です。^^

厄年に限らず、ちょっと運気が悪いな、物事の調子が良くないなと感じるときは、
神社で気をチューニングすることも効果的ですが、厄絶ち=役立ちの振舞い行動
もより効果的かと思います。w
そういう意味からも、日常生活の中で知らずと溜まる厄も、小まめに祓って行き
ましょう。

男女ともに数え61歳(満60歳)になる年が還暦ですが、生まれた年の干支が60通
り巡り還ってくる年のことです。
推命学では、転祉殺と呼びますが、因縁・因果が再起・再生するといわれていま
す。

「ツァラツストラは斯く語りき」にあるニーチェの言葉、「この人生、二度目として生きよ。」が至言になりますね。
どんなことも過去に経験してることなので、良いことは再開し、良き縁とは再会
して、同じ苦や失敗を繰り返さないよう、過去の経験と照合して正しきを選ぼう
ということです。

3日後の22日は冬至で、最も日中が短く夜が長く、陰極まる日となりますが、こ
の日からが一陽来復。
徐々にですが、少しずつ明るい陽気へ向かって行きます。
諸々の事を納めて、良き年が明けますように。(念)

日常業務は31日まで行いますが、顧問先への翌年・翌月の傾向と対策指示書の作
成も佳境に入り、23日は今年納めの行事があります。
東山の寺院などを巡って、神仏と対座して、瞑想を楽しみましょう。
日常からちょっと離れて、納めの神仏事は、心の整理と新たな一年を迎える良い
準備になりましょう。

参加者の確定人数がまだつかめてないので、参加される会員の方は、ご連絡くだ
さいね。
夕方からの美癒亭キッチンで行う直会(なおらい)忘年会の準備がありますので。w

はてさて、新しいPCの扱いに四苦八苦しながらも、アール・エムさんのサポート
を受けて、何とか写真もアップできそう。
水曜会の準備を整え、指示書作成に集中します。

今日のメニューは、以下の13品です。
1.小松菜のナムル、捻り煎りゴマ散らし。
2.ほうれん草のおひたし、醤油絞り削りカツオ掛け。
3.刻みオクラの麺つゆ和え。
4.いづみ式鶏天。
5.ニンニク生姜を利かせた、いづみ式鶏モモ肉のから揚げ。
6.鶏モモ肉とエリンギのブラックソースソテー。
7.赤身卵どん玉の温泉卵、たまご用だし醤油で。
8.小かぶらの赤味噌煮。
9.昆布だしの風呂吹き大根、ネギ味噌を乗せて。
10.鮭の甘塩焼き、巣立ちを添えて。
11.鶏ミンチのつくね団子、焼き長ネギ、白菜の寄せ鍋、菊菜を添えて。
12.豚バラ肉、キクラゲ、セロリ葉、玉ネギのタイ・タクミソース炒め。
13.合挽ミンチ、エノキダケ、シメジのバルサミコ酢・味醂・赤味噌炒め煮。

正月事始め前日、月日に12が重なりますがめで たくもなく、PC乗り換えて水曜会。w

ここ3日ほど冷え込む日が続いてますが、今日は降ったり、照ったりとややこしい天気の京都です。w
このところの気温の寒暖差は大きく、生き物には応えますねえ。^^;
ヒートショックにも風邪にも注意を要しますが、筋膜の硬結や関節痛も生じやすくなってます。

左の膝が壊れないよう、セルフの手技でケヤーしてますが、ついにPCがあかんことに。^^;
入れたDVDが取り出せず、再生もできない状況です。。

専門家にも訊いたのですが、本体をメーカーに持ってくしか方法はないようです。
そうすると仕事にならないので、勢い、PCを新しく乗り換えることになりました。w

それが本日12時過ぎからですので、それまでにメールは送り、ブログ原稿並びに料理を調えアップしなくちゃ。
折しも空亡日で、亡失や失念には注意を要しますが、半分方解除されてその分劫財が生じますので、金銭の出て行くことです。^^;

数理上は今年は2〜11年の限界点ですので、不調や不具合あることは現状維持せず、解決や解消することが命題。w
翌年、非生産的な心労に悩まされないよう、捨てるべきは捨て、改められるものは改めて年の納めとしましょう。

明日13日は、正月事始めですね。
近所のスーパーなんて、11月後半から鏡餅やらお節料理の予約なんぞを始めてましたが、クリスマスより早目の正月準備はどーも気が急くというか、世知辛いというか?w

ただでさえ忙しく慌ただしい師走ですので、もうちょいほっこりできないものかと?^^;
冬至の縁起食にはレンコンや南京かぼちゃなどのように「ん」のつく食べ物を食べるものですが、成功や成就には、「運・鈍・根」が大事といわれます。

運とは、幸運の意味ですが、運命の意味でもあり、「運命とは人格の中にあり。」とは夏目漱石の言葉で、生きる姿勢に起因するものですね。
根とは、根気のことですが、同時にしっかりした根を育てることでもあり、基盤造りが大事となります。

然るに、鈍を辞書で引くとロクな意味はなく、にぶいこと、のろいこと、意気地がないこと、腕が未熟なこと、頭の回転が遅いこと、愚かなことなどを指しますね。
されど、鈍いくらいの辛抱強さ、打たれ強さ、忍耐力があってこそ、運を掴め、根を張ることができるのでしょう。
武田信玄の語録にも、「人は少し鈍なるが良し」という言葉があります。

人をリコウとアホウに二分すると、見かけと実際の組み合わせでは、4種に分類できますね。w
リコウ・リコウなら、利口に見えてやらせても利口ですから期待値は高いのですが、次々とハードルが上げられ、遂には挫折や限界が生じますので損です。w
リコウ・アホウは困ったもんで、利口に見えてやらせたら阿保な結果を見るのは迷惑になり、一番困るのは本人が利口と信じててやることが阿呆なケース。^^;
アホウ・アホウなら、誰も期待や抜擢もしないから迷惑は掛からない。w

その点、アホウ・リコウならば、頭抜けて見えずとも、やらせて立派な結果が出せたら、拍手喝さいものですね。w
30歳で市の教員を辞めたとき、当時の弟子から「先生、ボケも覚えてください」と突っ込まれましたが、それから意識して時折ボケをかましてアホーマンスに努力しました。(笑)
それから倍以上の年が過ぎ、加齢とともに、どーも脳力が劣化してるよーな?^^;

著作の作成も4年が過ぎてなお纏まらず、運気論の陰陽五行螺旋理論も、ヒーリング施術の進化も未だ発展途上にして完成に至らず、未熟よなあ、鈍なことよと自覚することが多々ありますが。^^;
さりとて、自己嫌悪や自己否定には落ち込まず、人と比較することなく、鈍牛の反芻の如く、亀の歩みの如く、陋巷に隠形して往きましょう。w

ああ、もう、こんな時間。^^;
アップを急がなきゃ、派遣のPC業者さんに迷惑が掛かりますね。

身体を冷やさず、温めて、談笑しつつ、心も身体もポカポカ陽気になりましょう。
今日の水曜会のメニューは、以下の12品です。
1.刻みオクラの麺つゆ和え。
2.ホウレンソウのお浸し、醤油絞り、刻みカツオ掛け。
3.マグロのヅケ、長芋山掛け。
4.さっと湯がいたエビと紫玉ネギ、手作りナームソムプリックを添えて。
5.ターサイと鶏胸肉のオイスターソース炒め。
6.小切り鶏胸肉、カクテル野菜、ニラ、玉子のカメリナオイル炒めケチャップソース。
7.合挽ミンチ、紫玉ネギ、エノキダケ、シメジ、マイタケのキノコ肉味噌。
8.いづみ式豚バラ肉と野菜・キノコの中華スープ。
9.ヒラタケのバルサミコ酢・バターソテー。
10.鮭の腹身の焼いたん、スダチを添えて。
11.絹揚げのバター焼き、九条ネギ、醤油を掛けて。
12.焼き伊勢海老をだしの主体にした、えびの高原ソーセージ、セロリ、ニンジン、玉ネギ入りスープカレー。

納め薬師に事納めの本日、12月度気の科学体験 講座開催

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今日、12月8日は、納め薬師の日です。
8日は薬師如来のご縁日ですが、「納めの薬師」とは、その年の最後の薬師の縁日のことで、この1年間のご加護を感謝するとともに、新しい1年に向けての祈願をする行事です。
 
「薬師如来」は「東方浄瑠璃世界」の教主で、正式名は「薬師瑠璃光如来、別名を大医王仏とも呼ばれます。
広く人々の病気を治し延命するだけでなく、精神的な苦痛までも取り除くといわれる仏様です。

薬師如来のご加護を受けて、この日祈念し手当てすることが、全ての病や痛苦を無くし、心身共に良い状態で年の暮れと新年を迎えられると良いですね。
オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ。(十念)

陰極まって陽となるという陰陽論理がありますが、この薬師如来の真言にもそうした意味合いがありそうです。w
サンスクリット音でこの真言を発音すると、オーム・フルフル・チャンダーリー・マータンギー・スヴァーハー。
和訳は、帰命したてまつる、速疾に除きたまえ、チャンダーリーよ、マータンギーよ、祥福あれ。となります。

チャンダーリーもマータンギーも、狩猟や漁業種族で屠殺、獄卒、屎尿処理などをする最下層の民の女性名でした。
法華経の陀羅尼品にも観音懺法にも出てくる名前ですが、もとはアーリア民族以外の未開種族が信仰した農業豊穣女神で、危険な汚穢の種族を摂受して仏法の守護者としたものであろうよと考えられています。

天台宗の摩多羅神の真言なんて、もっとえげつないものがありますが、秘中の秘とされてるので口に出せませんけどね。^^;
穢れも煩悩も、苦悩も挫折も、陰極まって陽として、濁った池の底から根を張って蓮の花が咲くように、人生を幸せに開こうというのが仏教ですね。

癌治療や脳梗塞の予後に苦しむ方も、統合失調症や強迫神経症などで未来を危惧する方も、今この時を大事にして、これからの人生を開いて行きましょう。
戌、丑、辰、未のいずれかの年・月・日には働く仏縁を活用して、目には見えない力をプラスに用いたいものですね。

気も心も、目には見えないものですが、その活用は大きな作用をもたらします。
中国武術では、勁と呼ぶ呼吸を伴う技法を用いて、一見触れただけの相手にガードを通り越して甚大なダメージを与えたりする技がありますが、活法にはその逆に即座に相手の不調を解消する技法があります。

肩が上がらない、腰が痛くて動けない、膝が痛くて曲がらない伸ばせないなどといった苦痛も、経絡や筋膜のつながり、特効点となる経穴、脳脊髄神経の反射などを用いれば、不調は改善できるものです。
今日は第2土曜日に当たり、今年最後の月例講座になりますので、こうした技法を今年の納めにしましょう。

最後の特別行事は、23日の東山寺院巡りと忘年会ですので、まだまだ8日に事納めはできませんが、精進して行きましょう。
そもそも「事納め」は農事などの仕事納めですが、同時に年神様を迎える「事始め」でもありますので、むしろ運気論的には事始めの儀が大事かも。w

昨日の7日は二十四節気の「大雪」で、甲子の「月に入りました。
甲子は60干支の始まりとなりますので、これから始まる60か月にとっても、良き始まりとなりますように。

100年ぶりの異常な暖冬現象で、12月というのに20℃を越える暖かな日が続きましたが、これで季節は逆行するのはずもなく、また冷え込む日がやって来ます。
人体にとってこの気温差は大変応えますので、代謝や筋関節が異常をきたさないよう、特に腹部は温めておきたいところです。

人体の要は脊椎にあり、仙骨がその基底にあります。
仰向きに寝た姿勢で、呼吸を合わせて脚を操作するだけで、仙骨は整い、身体の可動も良くなります。

脊椎に歪みがあって身体の可動にロックが掛かっている場合は、経絡に関連している筋膜の硬結を解けば、ロックが解除されます。
気というエネルギーの流れが悪くなってる場合は、弱体化している筋肉に力が入りませんが、任脈の気を操作することで簡単に解決することができます。

どの脊椎が異常をきたして気の流れが阻害してるのかは、督脈の気を操作して、オーワングテストやWオーリングテストで身体が教えてくれます。
その部分に気を当てたり、CTスキャナーのように手を触れずに気を操作することによって、自然にその場で身体が整い、可動が良くなるのは面白いものですね。

脳は身体の痛みをいつまでも忘れず覚えているもので、無意識に体の動きをかばったりして、姿勢も動作も悪い習慣が付いてる場合が多くあります。
痛みが取れて、可動が良くなったら、必ずそれを脳に伝えて、脳から痛みをリセットすることも大事となります。

アルファ10誘導法は前頭骨を軽〜くマッサージすることで眠りも良くなるものですが、額を両手の指先でくるくる柔らかにマッサージするだけで、例えば腰の後方伸展なども可動域が広がるものです。
初めての方はよく魔法のようなと驚かれますが、誰でも簡単にその場でマスターできるのが、講座の技法の良いところかと?w

気のワークと瞑想の講座の後は、例によって会場をこちらに移して懇親会です。
鍋の美味しいシーズンですので、温かくなる鍋を中心に、冬の気に備える料理を用意しました。

今日の懇親会のメニューは。以下の11品です。
よもやまの話で、楽しい第一次忘年会をしましょう。w
1.茹でカリフラワー、いづみ式セロリ葉散らしカレーマヨネーズで。
2.刻みオクラの麺つゆ和え。
3.水菜、ツナ、蒸しサラダ豆のサラダ、手作りスダチポン酢掛け。
4.豚バラ肉、ハモのつみれ、豆腐、白菜、大根の寄せ鍋、仕上げに菊菜を入れて。
5.鶏ミンチ、ニンジン、エリンギ、ブナシメジの味醂味噌炒め、大葉を散らして。
6.蒸しオレンジ白菜の温サラダ、青紫蘇ポン酢を掛けて。
7.近江蕪の赤味噌煮。
8.絹揚げのバター焼き、九条ネギを散らして。
9.つまみ菜のバターソテー。
10.皮付きピーナッツのレモン黒酢ピクルス。
11.チェンマイ、ワローロット市場のケームゥ(豚の皮を干して揚げたん)。
本日は限定で、タイウィスキーのセンソ〜ンもありますよ。w

3日後に12月度の気の講座を控えて、本日は1 2月最初の水曜会。

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12月に入りましたが、どーも今年の気候は異常で、昨日なんか日中気温は23℃もありました。
今日は昨日より暖かく、100年ぶりの暖冬とか。w

その分、紅葉の方はまだ終わらず、もう少し楽しめそうです。
清水寺、大覚寺、永観堂、知恩院、青蓮院などの夜間ライトアップは2日で終わりましたが、北野天満宮、東寺、高台寺などでは9日までライトアップされていますよ。

夜間特別拝観は、普段見ることができない夜の寺院の幽玄な光景が楽しめますが、紅葉自体は陽光を浴びてる朝昼の光景が鮮やかに見えます。
寒くない昼日中、弁当拵えて、焼酎と氷を入れた魔法瓶を持って、松尾公園か嵐山東公園、はたまた松尾大社かで紅葉納めをするのも良いかも?w
1.家から松尾大社駅に向かう途中の松尾公園の紅葉。

昨日は夜になって雷雨なんて、12月とはとても思えない気候ですが、時節は冬。w
油断すると、冷えが急激に来て、筋・関節を傷めたり、風邪をひくことのないよう用心しましょう。

気候の異常は然ることながら、私のPCも異常をきたしたのは困りもの。^^;
学習用のDVDをPCに入れたところ、取り出せず、再生もできないことになりました。。

データをバックアップして、本体をメーカーに送るにも時間が掛かり、仕事にならない。
勢い、PCを新品にして、DVDを別途取り出してもらうしかないかと。^^;
旅行の異常事態の上に、また物入りじゃ。(自爆)

今日は納め水天宮の日ですが、7日の大雪から子の月に入ると、8日は納め薬師に事納め、10日は納め金毘羅と納めの行事が続いて行きます。
8日は第2土曜なので、12月度の気の講座を開催しますが、月例の気の講座はこれが納め。
まだ法則講座や23日の東山寺院巡りなどの納めの行事はありますが、良き納めとなるよう、1年を締めくくって行きたいものです。

ここ2,3か月の気の講座は、特にキネシオロジー理論に基づく筋反射テストに重点を置き、Wオーリングテストやオーワングテストで無意識の反応と人体の精妙な働きを体感してもらいました。
任脈や督脈の気を身体に触れずに操作するだけで、身体のバランスが整ったり、筋肉に力が入りやすくなるのは面白いですね。w
特に人中路の経絡は、人の根幹の気の流れの重点なので、今年の納めにまとめておこうと思います。

特にこれからは、膝や腰、股関節の痛みを訴える方が増えてきます。
それらの方の多くにO脚が見受けられますが、実はO脚がそれらの痛みを引き起こす要因でもあります。

両足の踵を着けて立った時、膝に指2本分以上の隙間が入る状態がO脚です。
年齢とともにこの状態は進みますが、これは日本人の国民病とも言えますね。w

健康グッズで、膝や足底を固定したりする療法は、却って膝や腰を痛めることにもなりがち。^^;
変形性膝関節症や、先天性O脚も含めて、それらは生活習慣が症状を助長しています。

1日5分の手立てで、それらのO脚はほとんど全て、治すことができるのですよ。w
然るに、毎日の取り組みを習慣とするのは多くの人には苦痛なので、講座では即座に変形を治す法をお伝えしましょう。

ほとんど全ての人に身体の歪みがあるのですが、あるポーズをとって四肢を操作するだけで、歪みは数秒足らずでたちどころに治るものです。
変形した膝関節も、あるポジションを取って脚を操作し、骨盤を均等に整えれば、膝痛もそこから発生する腰や股関節などの傷みや不具合も解消できます。

O脚では、足底の小指側に重心が掛かりますので、気の観点からは呼吸とともに仙骨を整え、任脈を整えることと、物理的には足のリスフラン関節とショパール関節を整えることが効果的です。
膝痛に悩んだ6,7年間の研究の末、最も簡単な操作で膝を治す方法も発見できましたので、それもご披露しましょう。w
然るに、古傷や痛みをかばう脳の記憶もリセットして、痛みなく動ける状態を新たに脳に記憶させ、戻りが無くなると良いですね。

平成最後の12月を納めるに当たって、すっきりした美脚と姿勢になって、身体の可動も良くなり、痛み知らずになりますように。^^v
気を整え、身体を整え、心を整えて、気心体相調和して、快適な日常を過ごせますように。(念)

さて、本日は12月最初の水曜会。
鍋もおいしい時節ですので、そこらも加味して用意を調えます。

2.今日のメニューは、以下の12品になりました。
1.小松菜のお浸し、捻り煎り胡麻散らし。
2.京はたけ菜の辛子ゴマ味噌和え。
3.合挽ミンチ、レンコン、シメジの肉味噌、サニーレタスで包んで。
4.鶏手羽元と白菜のパイタン鍋、菊菜を添えて。
5.冷凍した大根(こうすると味がよく染む)、絹揚げ、ウィンナー天のおでん。
6.ツマミ菜とニンニクのバター・カメリナオイルソテー。
7.鶏胸肉の片栗粉まぶし、エリンギ、ニンジンのレモン黒酢・タクミソース・玉子炒り。
8.皮付きピーナッツのピクルス。
9.身欠きにしんの甘辛山椒煮。
10.鮭の水煮缶と水菜の青紫蘇ポン酢マリネ。
11.ホッケの開きの焼いたん、スダチを添えて。
12.塩サバの焼いたん、スダチを添えて。