オフィシャルブログ

天ノ川瞑想ツアー2日目大峯から吉野へ

Share on Facebook
LINEで送る

DSCF1974_R.JPG DSCF1975_R.JPG DSCF1976_R.JPG DSCF1977_R.JPG DSCF1978_R.JPG DSCF1979_R.JPG

1月2日は、山道を抜け、大峯山洞川(どろがわ)へ。
1.道中、見事に紅葉が真っ赤に色づいていました。
流石に、大峯の紅葉は今日とより早いですね。

修験峰駆けの総本山である龍泉寺に参詣するのが常例です。
本尊は弥勒菩薩ですが、近畿三十六不動の第三十一番、一願不動が本殿右におわ
します。
三礼、護身法を切っての般若心経、真言を奏上し、祈念しました。

境内の紅葉も見事な赤と黄色に映えていました。
2.弁天様を祀る池の畔の紅葉を背にする同行三人。
現代笈摺(おいずる)を肩掛けするHさんは巨大な鉄下駄の前に。
杖を突くUさんは巨大な錫杖を背に。
眼鏡をかけて杖畳むIさんはこの紅葉が見えているのが曲者かも。(笑)

3.私も弁天池の紅葉を背に、撮ってもらいました。
数珠を首掛けしたお地蔵さん、それともQP?(自爆)

4.駐車場から見るイチョウも、すっかり黄色くなってました。
秋の気配が満喫できます。

龍泉寺には、我が守護神、八大龍王が祀られています。
5.これがその八大龍王堂です。
ここに参籠して、三礼、護身法を切って、経文、真言、竜神祝詞などを奏上。
6.堂内には倶利伽羅龍の絡んだ宝剣が祀られており、天井には雲竜が巨大な目
を光らせて、柏手に共鳴してくれます。

この後、大峯から吉野へ抜けるのですが、山道はトンネルが通行禁止。^^;
仕方がないので、天川へ引き返し、309号線を飛ばして吉野へ向かいました。

吉野では何といっても、金峯山(きんぷせん)寺に行かなくては。
金峯山寺は、役行者が吉野山を開き、金剛蔵王大権現を祈り出して以来、修験道
の中心的な道場となっています。
蔵王堂が特別本尊開帳をおこなっており、久しぶりに三体の巨大な蔵王大権現を
目の前にできました。

11月1日から30日まで開帳しているこの秘仏本尊は、釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩の三尊の合体したものとされ
祀られているのです。
激しい青き忿怒相で、黄金の怒髪天を衝き、右手と右脚を高く上げ、左手は腰に当て
ていますが、右手には三鈷杵を持ち、左手は刀印を結び、左足は力強く
踏みつけ、右足は大地を高く蹴り上げるその背後には激しく火炎が燃え盛ってい
ます。
堂内、撮影禁止なので、写しはできませんが。^^;

この後、吉野山を下りた頃から雨が降り出し、奈良は一時豪雨でしたが、奈良を
過ぎれば雨は上がり、西日が照って来ました。

やはり、私の往くところ、傘は要らない?(ワラ)
帰宅しての直会(なおらい)、楽しく語り合って、今回のツアーは終了。
直後から、仕事が入りましたが、日常に非日常の体験を活かし、役立とうと思い
ます。

今度は、12月28日に、納めの行事。
嵐山、嵯峨野の寺院散策を予定しています。