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清明前日、4月最初の水曜会

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4月に入って、いきなり夏日が出たりして、一気に春が爛漫になるようですね。w
嵐山の桜も咲き出して、来週には満開を迎えることでしょう。^^

あいにく今日は雨で、また日照量が少ないことです。^^;
が、気温は低くなることもなく、冷え込みのないのが痛みにはありがたいですね。w

明4日は二十四節気の「清明」で、戊辰の月に入ります。
辰年・辰月と十二支の運気リズムが重なるうえに、気学九星でも年月共に三碧木
星が中宮に入ります。

いわば、課題律と運気リズムが重なってリンクする今年の焦点月になることです。w
私ら寅卯空亡の人にとっては、4月4日に辰が立ってやっと寅卯の空亡月間も明
けるので、これからが本領発揮。w

空回りすることなく、地に足付けて、空亡中に学んだことを活かして行きましょう。
古希になった今年の空亡期中には、心不全で苦しみましたが、それも学びの一つです。w

心臓関連のことが我が身で学べたことも大きな学びですが、1月16日からの全
く眠れない日々に思惟し足掻いてきたことも糧になっています。w
何せ、呼吸もままならない状態が毎日続いていましたので、やれチャクラだ、や
れエネルギーラインだと、あれこれと我が身に量子力学的アプローチをひたすら
やり続けてましたわ。^^;

そしてできたのが、新しい如意輪法ですが、武術にも治療にもリハビリやアスリー
トパフォーマンスにも役立ちそうです。w
まだレシピ的にまとめてはいませんが、誰でも皮膚に触れるだけ、慣れれば触れ
なくともできる技法になります。

皮膚というのは発生学的には脳と同じであり、
皮膚が単なる「肌」ではなく、「露出した脳」と言われるぐらいに重要な役割をしています。

そして、皮膚は感覚受容器として脳と密接に連携し、
私たちが今まっすぐに立てているのも、皮膚からのセンサーによって
コントロールできているのは言うまでもありません。

経絡や神経系など、体にはいろんなラインが存在しますが、近年は特に筋膜のラ
インとして知られる「アナトミートレイン・ライン」が、画期的に有名になりましたね。w
「アナトミートレイン」とは、2009年、トーマス・マイヤースが発表し世界中に広まったものです。

身体全体にわたる筋膜と筋筋膜の”コネクションの解剖学”であり、人体を走る「筋筋膜経路線」を鉄道路線に見立て、
姿勢・運動機能の制御、ひずみによる機能障害のしくみを解説したファシアを含
む筋膜のラインのことで、体中にネットワークとして張り巡らされています。

アナトミートレインシステムの筋筋膜経路は、12のルートに分類されますが、
気の経絡である正経12経とも、奇経8脈とも観点や機能の違うものです。
思うに、違う観点からの手立て効果は、今までの観点からは効を奏さない事態からの離脱には不可欠です。w

然るに、筋・筋膜ではなく、皮膚にも情報を神経伝達して筋力のオン・オフを司るラインが存在しているようです。
情報という観点からは、人体が卵から分裂して発生した軌跡は、ランゲルラインに刻まれているといいます。

ランゲル・ラインとは日本語では「皮膚割線」のことで、
外科医は手術時に、傷をなるべく残さないため、この線にそって切開するそうです。
が、盲腸でも帝王切開でも、手術を受けるとかなりの傷跡が残ってる方があるの
ですがその効果ははてさて?^^;

ランゲルラインは、実は筋の繊維方向と逆方向に並んでいる部分もあって、とてもややこしいモノです。
怪我や手術の傷跡は、皮膚の引き攣れのようになって残ることが多いのですが、
これが筋膜などを引っ張っているので、関連する別の部分に痛みや不具合を生じ
させてることも多いものです。^^;

怪我や手術などの外傷ではなく、内的要因の不調もまたランゲルラインに記録さ
れているという学説もあります。
潜在脳に残る過去の痛みの記憶が、現在は不具合がなくなってるはずの身体の部
位に現れてることもよくあります。
が、皮膚と脳の関連からは、ひょっとするとこのランゲルラインの記録をフォー
マットすると解決できるかもしれませんね。w

人間の体は皮膚でおおわれていますが、その下に「浅筋膜」があり、それより深部に「深筋膜」があります。
脂肪や、繊維、血管や神経は「浅筋膜」に含まれていて、
この部分が、ランゲル・ラインを生成しています。

このランゲルラインにも、入力するにはベクトルの法則性があります。
例えば、特に顔のマッサージなどでは、このラインの法則を知らないで、マッサー
ジを行うと、余計に浮腫んでしまう原因になったりします。^^;

表皮ではなく、真皮にあるランゲルラインは、凝固から再起動という事象を捉え
ると、伸びてから縮ませるのではなく、縮んで凝結したポイントから伸ばすこと
が筋肉を伸び伸びとしなやかに動かせるようです。w
人体というモノ自体が、四肢を伸ばして緊張させ丸まってリラックスできるもの
ではなく、四肢を縮めて緊張し身体を伸ばしてリラックスする方が快いものです
からね。w

ランゲルラインを観点にした整体法は、今までに2派、2技法を学習してきました。
もっと分かりやすい技法というか法則では、「縦巻き・横巻き、伸縮の法則」が
あるのですが、改善ではなく解決・解消という私の「家庭医」としての目標から
いうと、なぁんか足りない感がするのですよ。^^;

入力という観点からいうと、皮膚に触れる時、さらに何に触れるかをイメージすることは極めて重要になります。
どなたでもそうなのですが、指腹や手というものは実に精妙なモノで、意識以上
にそれを働かせることができます。w

それこそ「気」の秘訣でもあるわけですが、皮膚をもうちょっと深追いしてくと、
筋膜には骨膜から始まる6層の筋膜が連動して機能しているように、不調や不具
合の情報も連動して伝わり、現象として凝固してあるポイントに表れるようです。

骨膜からの筋膜のみならず、血管・リンパ管、神経分節などが、ある不調で一点
に凝集してる場合、その焦点たる一点の凝固を解除することは、とてつもない効
果を全身に及ぼす可能性があります。w

各派活法秘伝、秘孔・秘穴用法、反射反応凝結点?何と呼べばよいのか?w
人体の退化痕に触れて、今まで繋がってなかった神経を伝達させるとき、妙に作
動するポイントがありますが、それに近いかも?w

そのポイントを「反射反応凝固点」と仮称してみて、触れて固まってるところが
解けた様に解除されると、そこの圧痛が消えるだけでなく、今までの痛みや不調
も解決してるものです。

東洋医学では、気血水の循環を根源の大事としています。
現代科学の観点から、気血水という要素を見直し捉えなおしてみて、色んなこと
が可能になりました。w

気を電子として捉えてみれば、神経の伝達を正常化すれば、痛みも不調・不具合も脳・神経から治せることになります。
ゼロG・T・P法で重力など身体に負荷のかからないポジションにして動作を誘導し、圧痛を消す法。
皮膚から関節包内感覚センサーに刺激を与えつつ、動作を補助誘導して、神経回路を再起動する法。
皮膚から人体のエネルギーベクトルに沿って感覚を誘導することによって、筋出力やバランス、全身の調子が整う法。

水をファシア(結合組織)の繋がりと捉えると、波動を伝えることで、部分から全身に良い効果を及ぼすことができます。
DRTから進化した種々の波動伝達法や揺らぎ法、波動叩打法など。

全て人体の不調というものは、オ血、血流の悪さ・滞りとなっているので、血流
を良くすることこそが治療や回復には大事中の大事であること。
大沼式人体科学や小沢流武術整体などにある全身や各部分の血行路の開放。
揺らぎ法、紙縒り解き法、推拿按摩法などによる血流・リンパ液の循環を良くする法。

こうした観点からの技法を組み合わせてみると、今まで以上に効果を発揮できる施術展開が可能になります。
武術などもそうですが、千もの技が使えても、実戦では3つあれば万全であり、万全たらしめるべきかと。w

まだまだ知っとくべき、取り入れるべき知識技能はあるわけですが、部分を補完
するのではなく、美しくまとめ上げるべく精進して行きましょう。w
あれはあれ、これはこれと分別するのも大事でしょうが、効果をより拡大し効率
をより良くすることもまとめ上げには不可欠です。

明日の清明からは、服用中の薬の質・量の是非もまた、考えて行かねばデス。w
アップはしませんが、内腕が打ち身もしてないのに手首から肘まで酷い内出血。^^;
血液サラサラを謳う薬の副作用です。w

薬を飲む続ける限り、それは「健康人」ではないでしょう。^^;
身体は食でできるものですから、医食同源を旨に、副作用のある薬を使わないで
も生活できるようになると良いですね。

さて、卯の月最終日、辰の節入り前日、4月最初の水曜会です。
今日のメニューは、以下の12品です。
1.刻みオクラ、ヤマナメタケ、ワカメの麺つゆ風スープ。
2.ワサビ菜と京揚げの炊いたん。
3.小松菜と京揚げの炊いたん。
4,万願寺唐辛子、ちりめんじゃ己、白ゴマの煎り焼き。
5.アジの素焼き。
6.子持ちシシャモの焼いたん、レモンを添えて。
7.桜ブリの刺身。
8.いづみ式オクラ、エリンギ・チーズの豚バラ肉巻きの焼いたん。
9.牛・豚肉、豆腐、3種のキノコ、玉ねぎなどの木こり鍋。
10.ヒジキ、ブナシメジ、エノキダケ、黒胡麻の麺つゆ炒め。
11.大原の上田の手揚げの雪虎(焼いて九条ネギ散らし)。
12.いづみ式キクイモのカレー風味天ぷら。