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3日後に3月度の気の科学体験講座を控え、本日 は3月初めの水曜会

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一昨日から京都は雨で、うっとうしい天候ではありますこと。w
散歩はできず、飲み歩きも家を出るのが億劫になりますから、外に心が開き難くなりますね。^^;

「天空はいつも晴れ」とイメージし、思い定めて、敢えてこれからの明るい展開について考えてきました。
おかげで、次の展開のレシピは2部完成しました。

気の科学体験講座では現在、気血水の水の観点からの展開を広げています。
「水の技法」を5つの型にまとめ、それぞれの応用を復習を兼ねながら進めてい
ます。

拮抗圧による周波数共鳴とウォーターブリッジ現象で気血の循環を良くし、神経
伝達と臓器などの内部組織の活性化を図る技法が「水の技法」。
最初は、体内の約70%を占める水は振動を伝達する性質のあることから、「揺
らぎ法」や「振動法」で、筋肉の硬結や関節の強張りを解くことをメインにして
いました。

現在展開中の技法は、内臓由来による様々な不調や身体を元から修復する機能の
妨げを解消すべく、幸福ホルモンであるオキシトシンの分泌やオキシトシン受容
体を活性化しつつ、血液循環・神経伝達・内臓機能を高めることを主眼として展
開しています。

波動や振動の伝達という観点からは、最も安全かつ効果的な「波動伝達整体法」
を完全手順としてまとめてみました。
一あるいは四指当て揺らぎ法、重ね掌如意輪法、陰圧微震法による手技で、人体
の12カ所を順に「手当」して行く技法になります。
同じ観点から、特に陰圧微震法については、肩から上肢の不調には4つの追加の技法があります。

如意輪法については、気光エネルギー療法として、触れてもいいけど身体に触れ
ずとも効果を如実に発揮できる法が完成しているので、セルフケヤーや遠隔ヒー
リングへの応用も含めて、これからのお披露目を楽しみにしていますが。w

手技施術としては、神経→内臓→関節→筋肉の手順が優先順位としていますが、
関節から筋肉の痛みや不具合については、今までは関節包内にある感覚受容器セ
ンサーの再起動に重きを置いてきました。
ここに来て、運動療法や操体法を見直し、最新の理論を学ぶにつけて、関節が本
来の溝のレールをズレることなく動くことが戻りや取り残しなく最後に残る筋肉
の痛みや可動障害を解決できる方法になることと考えています。

要するに関節由来の筋スパズムを解除する方法ですが、アジャストやマニュピレー
ションではなく、本来の関節の動きを簡単かつソフトに復元して、残った痛みや
動きの不具合を解消しようとする技法になります。
いわば「ネオ関節活法」で、痛みを与えず安全かつ即座に痛みや可動域制限を解
除する技法です。

今のところ、腰仙関節、肋椎関節、椎間関節、胸鎖関節、脛腓関節、距腿関節の
6点に絞って、それぞれの検査法と施術法が出来上がっています。
さらに人体の復調・復元には自律神経の問題は避けて通れませんので、腸の動き
を阻害する腹直筋、腹斜筋を緩める肋骨、並びに神経伝達の中枢に当たる頸椎の
関節レールによる技法をまとめています。

人体の横の法則として横隔膜や骨盤底膜、小脳テントにアプローチしているのが
「水の技法」にありますが、縦の法則である経絡と筋絡をゾーンとして捉えアナトミートレインの法則と融合させる
ことが次の課題で、これができると経穴のさらに有効な活用が図れます。w
まだまだ、これにて完成と甘んじては居られぬことです。^^;

現在の「水の技法五の型」で、後頭部と胸骨に触れて、小脳テントと心臓椎骨靱
帯から横隔膜への拮抗圧を作ることで、呼吸と血液循環やオキシトシンの分泌が
良くなることが実証できていますが、よく自動不随意運動が引き起こされること
です。
これは今まででも頭蓋のクラニアル操作でよく起こる現象で、潜在脳が神経回路
を修復、再起動させることによるものですが、脊椎反射や伸張反射を活用すると、
さらに良い人体修復機能が働くのでは?と考えています。

中医学の推・拿・按・摩・擦法や日本の伝統療術であった腱引きや活法を神経・
関節・筋肉に血流などの観点から見直して、反射活用という視点からの技法もで
きることでしょう。w
今までの観点や方法では解決できなかった問題は、違う観点から違う方法でアプ
ローチすることが解決の道ですから、今までのことに胡坐をかいて進化を目指さ
ないのは怠慢になります。^^;

人間、イメージすることが現実を生み出してきたのですから、明るいイメージは大事です。w
「Act As If」で、良いイメージを持って、もう、そうであるように生
き生きと味わって前に進んで行きましょう。w

3月の講座では、「水の技法」一の型から五の型までを復習かつ応用する方法を展開します。
特に内臓由来の不調や不具合、内臓機能や血流循環を良くする簡単で効果的な技
法になります。
「水の技法」は3,4,5月のいずれかに、会員さん達の要望あれば、遠方の方
の都合を優先して、特別集中研修を企画しましょう。w

さて、本日は3月最初の水曜会です。
常連さんは今日は来ないようなので、縁ある方は何時でもどうぞ。w

今日のメニューは、以下の11品です。
1.春キャベツのコールスロー、ミニロケットトマトを乗せて。
2.いづみ式湯がきブロッコリーの和風玉ねぎドレッシング掛け。
3.自家製絹揚げ、山椒いりこ味噌を添えて。
4.鶏胸肉の片栗粉コーティング、セロリ、ミックスナッツの鶏ガラだし炒め。
5.鶏胸肉ミンチ、エノキダケ、セロリ葉のつくねバーグ。
6.豚ロースのガーリックステーキ。
7.牛バラ肉、豆腐、京水菜の麺つゆ煮付け。
8.近江蕪の味噌煮。
9.小カブラのとろみ餡。
10.サバの味噌煮。
11.ししゃもの焼いたん、レモンを添えて。

3日後に己巳の日を控えて、本日は2月最後の水 曜会

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愛宕山の雪は残ってるものの、昨日から天気は回復して暖かくなったようです。
如月の二月は、厳しい寒さで更に衣を重ね着するという意味、「衣更着(きさらぎ)」が語源。w

寒いと血流が悪くなり、さらに寒暖差ある気温に適応するために自律神経に負担が掛かるためか、いわゆる原因不明の不調
に悩まされる人が多いものです。^^;
「自律神経失調症」は、中年女性ならば「更年期障害」といわれて、病気じゃないといわれますが。w
投薬などでは漢方以外、対処療法しかないのが現実でしょう。^^;

冷えは万病の元といわれ、痛みある方には冷えは厳禁です。w
気血水の血の観点からは、身体を温めて血流を良くし、気や水の循環を良くすることが大事です。

ショウガ、シナモン、ニンニク、玉ネギなどの内から身体を温める食物や、人参、
レンコン、ゴボウなどの気を上げる根菜、冬が旬の食物をよく摂るようにしましょう。

また、ビタミンE、ビタミンB1は、手足の細い血管まで広げ、血行を良くする働きがあります。
ビタミンEは、アーモンドなどナッツ類やカボチャ、調整豆乳、子持ちカレイなどに多く含まれています。
ビタミンBは、豚肉、大豆、シイタケなどに多く含まれていますよ。

冬は乾燥の季節ですが、汗をかく夏ほど水分を補給しないので、水の循環も悪くなりがちです。
咽喉の渇きは水不足の身体の訴え・悲鳴ですので、小まめな水の補給は大切です。

冷たい水は寒く感じるなら、白湯が良いでしょうが、工夫が一点。w
溶存酸素のない沸かした水は、入れても即に排出されますので、沸かしたなら水
を足して適温にした白湯を補給するのが良いかと。

さらには、ほんの僅かの天然塩を入れるだけで、塩辛くはなく、水は電解質になります。
人体の水は約70%あり、全ての細胞や神経は電子で動いていますので、電解質
の水分を入れると、気の伝達が良くなります。

痛みや不調・不具合、病気や症状を治すには、気血水の循環を良くすることが根
本だと思います。
食は身体を造るものなので、食事は大事、食餌に非ずですね。w

人には、個々の五行の傾きがあるものですから、有り余るは控え、足らずは補っ
て、バランスの良い食事を心がけましょう。
火気に当たる心臓や循環機能が弱るならば、水剋火で火を剋さぬよう、水気に当
たる五味の塩辛味、塩分は控えねばデス。w

水の気を司る腎が弱いなら、土剋水の理で、土気に当たるでんぷん・糖質や脂な
どは控えるべきです。
土を制する木気の青物や酸味、水気に当たる海の物や五穀では大豆製品、土から
生まれ水気を生み助ける金気の根菜、五菜ではネギなどを、でんぷん物より多く
摂ることが食養になります。

これからは段々と春めいてはくるでしょうが、このまま暖かくなって行くはずはなく、w
また寒気が厳しくぶり返す日もあることでしょう。^^;
自律神経が失調しないよう、身体を温め、適度に動いて血行を良くすることに努
めましょう。

如月の二月は、あと2日で弥生の三月になりますが、日数が一番少ない月で、月
末は特に慌ただしく感じます。^^;
指示書の作成に追われながらも、明るく暖かい春を目指していきたいものです。w

もの・ことには、予兆というものが、ままあるのですが、この頃は、髪の毛の伸びが活発になったようです。w
良い縁起(因縁生起の略)と捉えて、才・能を伸ばそうとするのが良いかしらん。w

3月1日は、己巳(つちのとみ)の日で、5種ある巳の日の中でも特に60日に一度の弁才天の供養日に当たります。
今年は巳年ですので、予約がなければ、参拝祈念に行こうかな?w

十二支の巳(み)は、動物の「蛇(へび)」を指し、インドや中国では古くから、金運開運、豊穣をもたらす縁起の良い生き物として神聖視されています。
蛇は脱皮を繰り返し成長することから、再生や復活のシンボルとされ、生命力、不老不死、無限、繁栄を象徴する動物とされてきました。
また「巳」は「実」や「身」の発音と同じ「み」であることから、実(巳)入りがある、身(巳)につくなどと、縁起を担いだ掛け言葉にもなっています。w

日本では、蛇は仏教の守護神である「弁財天」の使者とされており、白蛇は弁財天の化身と言われています。
弁財天は、弁才天・弁天様とも呼ばれる七福神の一柱で、金運開運、商売繁盛のご利益をもたらす神様として信仰されています。

仏教の天部(仏の守護神)である弁財天は、神仏習合により神格化され「日本書紀」や「古事記」に登場する、宗像(むなかた)三女神の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)と同一視されていました。
明治政府の愚策、神仏分離令で分離されましたが、市杵島姫命をお祀りする神社は、今も親しみをこめて「弁天社」や「弁天様」と呼ばれています。

また、古くから人間に福徳をもたらす神として信仰されていた蛇の体に人間の顔を持つ神様で、財福の神、食物神・農業神ともされている宇賀神(うがじん)が弁財天(弁才天)と習合あるいは合体したとされ、宇賀神が弁財天の頭頂部に小さく乗る弁財天は「宇賀弁財天」と
呼ばれています。
京都では、神泉苑の宇賀弁財天、山科の毘沙門堂門跡の弁天堂にある宇賀弁財天
と弁財十五童子、人に知られぬところでは樫原にある「まちやカフェ Cafe Charmy Chat(ちゃーみーちゃっと)」
の裏庭から参る樫原(かたぎはら)弁財天などがあります。

今年の「巳」の漢字は、胎児の形を表す象形文字が由来であり、十二支では「草木の成長が極限に達し、次の生命が宿され始める時期」の意味を持ちます。
新生や未来を想像させる文字ですが、今年は乙巳で「乙」は、十干の「乙(きのと)」には、植物がしなやかに広がり伸び成長していくの意味があります。

これらのことから、乙巳年は「成長や変革の年」といわれ、努力を重ねていることが実を結ぶ年になると良いですね。w

永らく行ってない比叡山無動寺弁天堂や、祗園の六波羅蜜寺福寿弁財天も巳の日参りは
特に値打ちがあります。w
家の近くなら、家の墓のある天龍寺の境内塔頭慈済院(じさいいん)福寿大弁財
天、二尊院の九頭龍大弁財天、
人に知られぬところなら五山送りで鳥居形を点す嵯峨・曼荼羅山の南東麓の護法堂弁財天」などがあります。

「才」が「財」を成すことと「ザイ」の音が同じことからの縁起で、弁才天が弁財天になったのでしょうが、弁才天はもとより水の女神です。
ゆえに、池や水のあるところ弁才天ありで、祀っている寺社は幾多数多あることですよ。w

今年の巳の日は皆さんもぜひ、お近くでも弁才天(弁財天)様にお参りされては如何でしょう。?w
ただし、馬券や宝くじが当たりますようにと念じて、金と時間と労力を胴元に寄付することになっても、私は一切関知しませんが。(ワラ)

さて、本日は2月最後の水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.法蓮草のお浸し、だし醤油絞り。
2.鶏胸肉ミンチのポーチドミニトマト、ブロッコリースプラウトサラダ添え。
3.パンガシウスのバタームニエ、アンジェレトマト乗せ。
4.聖護院大根の味噌煮、要望あれば小餅を入れてお雑煮に。w
5.カボチャの素揚げ、パルメザンチーズ・ライムペッパーソルト掛け。
6.エリンギのバターガーリック焼き。
7.いづみ式蛯名高原ソーセージとじゃが芋のグラタン。
8.鶏胸肉片栗粉コーティングのセロリ炒め、食養菊の花びらを散らして。
9.大根、人参、白菜、エノキダケ、シメジ、豆腐入り焼きアゴだし鍋。
10.自家製絹揚げ、山椒いりこ味噌乗せ。
11.少し日光を浴びせたどんこ椎茸、焼きたてを手作りポン酢で。

誕生日を明日に控え、本日は水曜会

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昨日からちらちらと雪が降り、積もらぬまでも寒いことです。^^;
痛みに寒さは厳禁ですが、関節メンテのせいか、あまり膝などが痛まないのが助
かってます。w

どうも関節にも治療ベクトルがあるようで、関節の動きのレールがズレてると、
靱帯から筋肉が痛むようですね。^^;
筋肉の硬結や痛みには、原因や関連ある筋膜の繋がりを同定して、遠位から緩めることは効果的でした。

筋骨格系の痛みや動作痛には、内臓由来や脳の記憶バグでない限り、
神経→関節→筋肉の手順が一般的に効果的です。
皮膚や関節包内の感覚受容器に働きかけるか、伸張反射を利用して脊椎神経に働
きかけるかが、即時的に神経の再起動に良い効果がありました。

さらに、人体の退化痕やダメージ残留痕にアプローチしたり、フラクタル反射で
遠位から問題を解決する方法もあります。
それでも、絶対的に即効効果があって、戻りもない方法というのは、臨床的には
難しいですね。^^;

人体はミクロコスモスで究めきれない複雑さがあり、個々の症例も千差万別で、
これだけと決めつけられませんから。。
拠って、全体からのバランスを整えたり、各部の技法をより精妙にして行くことが必要かと。w
各部関節についても、治療ベクトルの観点でまとめて行こうと思います。

月例の気の科学体験講座では、気血水の水の観点からの技法を展開していますが、
拮抗圧による周波数共鳴にとどまらず、波動の伝達の観点からも新たな展開を考
えています。
また、伸張反射の別法、関節の治療ベクトルに着目した技法について、検証を進めています。

なんで、この齢になってから、次々と課題や追求したいことが増えてくるのだろう?^^;
20年前には、今ほど人体科学が進んでなかったこともあるでしょうが、思考の
ゆとりや足りなさがあったせいか?^^;
明日で私、還暦超えて11歳になりますが、追々、老い老いながらも歩んで行か
ねばデス。w

今年は運転免許の更新ということで、高齢者講習と免許更新を済ませましたが、
いずれの会場でも、「高齢者の方」と案内されるのは、何だか抵抗がありますことよ。^^;
そのくせ、バスや電車の優先座席を占拠してる若者や外国人にも、不快の感はあ
りますが。w

講習では、自転車の事故が増えてることも指摘されていました。
スマホ見ながら前も見ずに走ってたり、イヤホンで音楽などを聴きながら道の真
ん中寄りに走ってたりしてるのは、よく見かけることです。^^;

思うに、運転免許の取得に関係なく、日本人として日本の道路標識が分かるようになるべく、
小学校課程から義務教育に採り入れるべきかと。w
一旦停止や歩行者・自転車通行禁止標識などなど、運転免許保持者のみ対象の標識ではありませんからね。

マナーや作法、事故防止のための教育については、家庭教育の問題ではなく、公
教育がもっと取り組むべき課題だと思っています。
ハラスメントや個性の尊重の問題が多く叫ばれてる昨今ですが、それ以前に大事
なことが欠けて来てるように思えてなりませぬ。^^;

ネットでは沈黙は金ではないようですが、愚痴老人や老害と言われないよう、口
は慎みも大事です。w
言い方ひとつで角が立ち、聞き方ひとつで腹が立つ、とかく感性・感情の問題で
すが、いやはや人とはいうモノは難しきこと。(ワラ)

諸行無常で、全ては移ろって行くものですが、適応と進化は生物の命題ですので、
人たるもの、老いにも適応して進化を目指して参りましょう。w

明日からは、顧問先への指示書作成集中期ですが、遮二無二急がずw
散髪と買い物を済ませたら、この日は特別と昼飲みに出るとしましょう。w

さて、本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.水菜、刻み揚げの醤油焼き、2種のチーズの玉ねぎドレッシングサラダ。
2,いづみ式オクラの天ぷら、天つゆを添えて。
3.小松菜のお浸し、醤油絞り。
4.大根、白菜、エノキダケ、豆腐入りピリ辛天下一品スープ。
5.豚ヒレ肉のピカタ、ケチャップ掛け。
6.鶏胸肉、セロリ、アーモンド、カシューナッツ、クルミの鶏ガラだし炒め。
7.豚ローストンカツ。
8.聖護院大根、小餅の麦若味噌雑煮。
9.チーズインはんぺんのステーキ。
10.玉ねぎ入り牛肉じゃが。
11.キンメダイのアラ煮つけw。

2月度の気の講座を終えて、本日は十六夜の水曜 会

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8日の京都は大雪で、月例講座に来れなかった人が多かったこと。^^;
その翌日も雪でしたが、法則講座は初のボーズでした。w

気の科学体験講座は、わずか2名のご参加でしたが、予定通り水の技法を展開しました。
一の型から五の型までの復習とその応用をしましたが、わずかの人数でしたので
密に入った手ほどきができたかと。w

後頭部から小脳テント、胸骨から心臓椎骨靱帯、横隔膜にアプローチする五の型
は適用範囲が広く、オキシトシンの分泌も促せます。
今までは、経絡や筋絡、アナトミートレイン(筋膜の繋がり)といった縦の法則
を活用してきましたが、昨年からは人体の隔膜を使った横の法則も採り入れてき
ました。

横隔膜や骨盤底膜、頭蓋の小脳テントなど横の隔膜を緩めると、先ず血流が良く
なることがメリットです。
自律神経の伝達異常と血流の悪さこそ、気血の循環障害であり、不調や痛みの根
本的な問題だと思います。

横の隔膜同士を周波数共鳴させると、その間の水が動き、臓器や神経伝達の調子
も良くなります。
脳の内圧を調整すると、さらに効き目が上がりますので、側頭骨からの調整法を
お伝えしました。

二の型の挟み掌拮抗圧法を用いて3分待つのが基本形ですが、仰臥した人の頭上に座し、
耳の上の側頭骨に手の4指で触れて、皮膚の遊びを頭頂へ引いて待つだけです。
決して強く圧さず、呼吸を誘導するのが良い効果があります。

「二の型・改」では3分待たず、両母指で額を横に開くように軽く20回ほど撫でます。
側頭骨は骨盤とフラクタル反射しますが、額を開くことによって、ハムストリン
グスが緩み、SLR(脚上げテスト)が格段に良くなって脚が軽くなります。

「二の型・改」では、同じポジションから片手を後頭部下のC1(第1頸骨)横
突起に当て、もう一方の掌を反対側の顎骨に触れて回転振動を与えることで、首
の回旋が即座に良くなることをお伝えしました。
「C1・額骨リンク法は、拮抗させて保持して待つのみでなく、限界付近まで曲
げた姿勢で「臨界微震法」の観点から振動を加えることで成り立っています。

水の観点は最初、結合組織であるファシアは振動が伝わるため、一部から全身に
効果的な振動を伝播して、血流と神経伝達を良くしようとするものでした。
振動の観点からの技法を見直してみると、また新しい展開が見えてきますので、
これからが楽しみです。w

隔膜の縦横活用という観点からは、横隔膜と膵臓のリンク法もお伝えしました。
これは一の型の応用で、膝下に枕を敷いた仰臥姿勢の人の右側に座し、左手の母
指球側で左肋骨の下を捉え、右手はヘソの右横の固いところ(十二指腸曲部D2・D3
間)を中3指で捉えて、二点一字に拮抗圧を加えて待つ方法です。

術前・術後の検査では、前・後屈、体の回旋など体幹の可動域が良くなりました。
内臓は全て、背骨と神経で繋がっていますから、当然といえば当然ですが。w

糖尿病や十二指腸潰瘍が及ぼす腰痛や肩こりに著効があるのですが、隔膜にアプ
ローチすることで血液の循環が良くなるので、臓器の機能改善にも優れた効果が
あります。
糖尿病なら、ヘモグロビンA1cの値改善に役立つことでしょう。

今までの臓器整体では、人体の修復機能を利して下っている臓器を呼吸に合わせ
て引き上げたり、治療ベクトルに合わせて動かしたり、ポンピングで血流を良く
したり、頭蓋からのフラクタル反射で神経に働きかける方法を採ってきました。
膵臓のオキシトシン受容体を活性化できるこの技法は、時間にして2,3分で済
みますから取り入れる価値は高いものです。w

臓器のオキシトシン受容体を活性化し、隔膜から循環機能を良くして、臓器の機
能と内臓由来の慢性不調を改善できる技法は、まだまだあります。
横隔膜からは胃や肝臓とのリンク法、骨盤隔膜からは腎臓、生殖器、腸とのリン
ク法があり、次回から順次展開して行きましょう。

書くと煩雑で、難しそうに思えますが、実感して実際に手ほどき体験してみると簡単です。w
「家庭医」として、縁ある方々の苦痛や不調に役立ててもらえれば幸甚です。^^

さて二月、如月は令月とも呼びますが、本日は十六夜の水曜会です。
15時からの2件のカウンセリングを終えたら、「いざよい」なので、さあ飲もう。w

あいにく今日の天候では月は見えないでしょうが、なぁにイメージで良いのです。w
雨が降ろうが、赤字が続こうが、天空はいつも晴れですから。(ワラ)

今日のメニューは、以下の12品です。
1.シイタケ、ふっくら揚げ、京壬生菜の卓袱煮。
2.春キャベツのコールスロー、アイコトマトを乗せて。
3.黒キクラゲのホイル焼き、手作りポン酢掛け。
4.白菜、エノキダケ、豆腐、豚ロースの塩麹鍋。
5.カレーポテトのパルメザンチーズ掛け。
6.豚ロースの生姜焼き。
7.鶏胸肉片栗粉コーティング、キャベツ、ミックスナッツの鶏ガラだし炒め。
8.いづみ式鶏肩肉のから揚げ。
9.聖護院蕪の味噌煮、ご希望なら小餅を入れてお雑煮に。
10.自家製ふわとろ揚げ出し豆腐。
11.大根葉、ちりめんじゃこ、白胡麻の胡麻油だし醤油炒め。
12.カボチャの素揚げ、ライムペッパーソルトか、エビチリソルトで。

大雪ですが^^;本日は如月の気の科学体験講座

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寒波到来!京都も大雪で、寒いことです。^^;
この積雪では、買い物もままなりませんが、問題は本日の気の科学体験講座。w

果たして、参加できる人は居るのだろうか?^^;
開催時刻からは天気予報は晴れですが、雪の影響が危ぶまれます。。

PCのある客間に居ても、雪見障子を閉めないと、ストーブ点けても冷えますね。^^;
寒いと筋肉がこわばり、全身の血流が悪くなって、痛みや不調が生じやすくなります。

血流の悪さと自律神経の伝達不具合は、不調や痛みの根本的な要因です。
東洋医学では、気血の循環不順ということになります。

昨年から、気血水の水の観点から、様々な展開をしてきました。
人体の約70%を占める水を動かし、活性化させると、気血もまた活性化してくれます。

夏は暑いのでよく水分を補給しますが、冬になると水分補給を怠りがちになります。
それが原因で、こむら返りなどの筋肉の痛み、血が濁り滞っての内臓の不調や脳梗塞なども生じやすくなります。^^;

拠って、冬でも水は小まめに補給すべし、ですね。w
喉が渇いたと感じたら、それは既に水が不足していて、身体が悲鳴を上げてるよ
うなもんだといいます。w

この季節、冷たい水を飲むと身体を冷やしますので、白湯を飲むのが良いでしょうが、
水を沸かすと溶存酸素が飛んで、飲んでもその水がすぐに排出されます。
沸かさぬ水なら、10日ほど体内に留まって古い水が排出されます。

新しい水を摂り入れてもすぐに排出されて、古い水がそのまま体内に留まってい
れば、池ならヘドロも湧こうし、ヒトなら癌にもなりかねません。^^;
漢方では「湿」と称して、慢性的な不順の因となります。

そこで、水を沸かしたら常温の水を注いで、適温にした白湯を飲むことがお勧めです。
さらに、ごくわずかの天然塩を混ぜてあげれば、水が電解質になるので、気の伝
達(神経連絡)も良くなります。

ヒーリングに来られた方には、施術前に飲み物をお出ししていますが、気血の流
れを良くするには、水分補給が効果的です。
そういやチェンマイのお寺のタイマッサージに行っても、必ずお茶を出してくれ
てたなあ。w

飛行運賃も高くなり、円安の今、タイにもバリにも行けないけど、言葉を忘れてしまわないかしらん。^^;
使わないと技能も劣化しますので、語学も施術も、せめてイメトレでなぞっておくのがよろしいかと。w

イメージの効果は、ヒトには素晴らしい効き目があるので、良い活用を図ってもらいたいものです。w
逆に、不安や心配、恐怖など負のイメージは、自己破壊の因となります。

疑心暗鬼は鬼を呼び、恐怖のイメージはそれを現実化する惧れがあります。w
例えば、統計上、二人に一人は癌になるとか、心不全の入院患者は5年生存率が27%だとか、
負の呪縛には囚われず、健康(健体康心の略)にあることを目指していきましょう。w

さて、本日の気の講座では、「水の技法」がメインとなります。
メタフラクタルな視点からウォーターブリッジ現象、神経伝達を再起動する拮抗圧法、
周波数共鳴、合気呼吸誘導が「水の技法」の骨子となります。

これを所作という型にしてまとめると、5つの型になります。
一の型:二点一字拮抗圧法。
二の型:挟み掌拮抗圧法。
三の型:牽引拮抗圧法。
四の型:自重掌受け陰圧拮抗法。
五の型:十字挟み掌拮抗圧法。

基本形としてのこれらの型を復習してから、さらなる応用を展開しましょう。
例えば、二の型の一例で、側頭骨を挟んで皮膚の遊びを頭頂方向へ取って待つと、
脳圧の調整やフラクタル反射から骨盤の調整に良い効果があります。

仰向きに寝たクライアントにこの型のまま両母指で額を開くようにする「二の型・改」を掛けると、
SLR(脚上げテスト)が格段に良くなります。
額を開くように、わずか20回ほど撫でるだけで、ハムストリングスも緩んで脚
が軽くなるのが実感できます。

五の型では、後頭骨と胸骨からアプローチする小脳テントと心臓椎骨靱帯のリンク法を復習しましょう。
これは私の最もお気に入りの技の一つで、今までの方法では効き目の少ない方には、ぜひとも試してもらいたい技法です。

今までの縦のラインの法則にはなかった横のライン、隔膜の機能を使うことで、
神経と血流の問題が解除されることが多いことです。w
具体的には、間脳や脳幹の調整、心臓や横隔膜の血液循環と呼吸の機能向上、自動不随意運動
の誘発による神経回路再起動の他にも、幸福ホルモンであるオキシトシンの分泌促進に優れた効果があります。

これらの効果をさらに高めるため、脳の内圧を調整する方法があります。
脳については、小脳テントと脳下垂体をリンクする法、前頭骨・側頭骨・頭頂骨
の3カ所からの調整法がありますので、二の型を応用して、効果を更に高めてみ
ましょう。

幸せホルモン、オキシトシンに注目するなら、体内の臓器にあるオキシトシン受
容体も活性化したいところです。w
「水の技法」は、それぞれの臓器の機能を良くするだけではなく、臓器のオキシ
トシン受容体を活性化することもできます。

縦の隔膜である心臓椎骨靱帯からは横隔膜ともリンクしていますが、横隔膜からは、膵臓、胃、肝臓十二指腸間膜にアプローチできます。
人体の縦横にある隔膜を周波数共鳴することで、隔膜間にある気血水の動きや内
臓の調子が良くなることが分かっていますが、それをさらに追及すると、狙った内臓とその機能を良くすることもできます。

臓器の気血の流れを良くすることはもちろんですが、臓器は全て背骨と神経が繋がっています。
取り切れない痛みや消しても戻ってしまう痛み、それらの関節・筋肉痛は内臓由来であることも多いため、問題の解決・解消には内臓調整も欠かせない
ことです。

私と同じく初期糖尿病と昔に診断され、慢性の腰痛がなにをやっても取れない方
が、横隔膜と膵臓・十二指腸D3部位のリンクで、水の技法一の型を行なったとこ
ろ、いつの間にか腰痛が自然と消えてたという実例もあります。

血液検査などの数値検査とは関係なく、例えば内臓体性反射の反射ポイントに圧痛があったり、
そのポイントに触れると筋出力がダウンするTL検査で、内臓の問題を同定することができます。
先ほど、水の不足の問題を書きましたが、TL検査では、髪の毛をつまむと筋主力
が落ちると水が不足していると判定できますよ。w

可動域検査や圧痛検査、TL検査なども織り込みながら、術前術後の体調の変化を
楽しみつつ、「水の技法」を展開して行きましょう。
「水の技法」では3分ほど待つことも大事なので、展開は急がずに、体感・習得
に重点を置いて、復習しながら進めて行こうと思います。

交通やその他の事情で本日来れない方は、遅れを気にせず、前回までの技法をイ
メトレしておいてください。
水の観点からの技法は、様々な応用が可能なので、ゆっくりじっくり展開して行
く予定ですから。w

講座を終えたら、会場をこちらに移しての懇親会です。
会員の方は、ご都合がつくなら懇親会だけでもどうぞ、どうぞ。w

今日のメニューは、以下の11品です。
1.セロリとキャベツのコールスロー、ミニトマトを乗せて。
2.赤蕪のお葉漬け。
3.法蓮草のお浸し、だし醤油絞り。
4.近江蕪、敷き昆布の味噌煮、小餅を入れたら福田家のお雑煮。w
5.ふわとろ揚げ豆腐。
6.いづみ式赤蕪の甘酢漬け。
7.サラダほうれん草とチャーシュー。
8.豚骨ベースのジャガイモ入りコラーゲンカレー。
9.小かぶらのとろみ餡。
10.煮込み豚足の炙り焼き、いりこ味噌かブラックソルトで。
11.鶏胸肉、セロリ葉、ミックスナッツのアヤムゴレン。

3日簿に2月度の気の講座を控え、乙巳初めの水 曜会

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今年は、2月3日に立春を迎え、乙巳(きのとみ・いっし)年に入りました。
同時に戊寅月に入ったわけですが、5日の今日は乙巳の日です。

乙巳年に入って、初めての乙巳の日。
今日の一日が、一年の調子や動きの予兆となるかも?w

そう思うと、大事に慎重に意識行動して、起こる事象や物事の運びを観察しておく方が良さげです。w
今日は予約が入ってないので、溜まった研究資料をあれこれと比較しながら検証しています。

3日後には、2月度の気の科学体験講座がありますから、その展開も考えなくちゃ。w
人体の約70%を占める水を動かし、気血を活性化する「水の技法」が今回のメイン。

技法を所作という型にまとめたので、復習を兼ねて一の型から五の型までを実践しましょう。
「水の技法」は応用がかなり広く展開できるのと、症状から原因点を特定せずと
も、不調が自ずから修正されて行く妙味があります。w

周波数の共鳴・同調、メタフラクタルな観点からのウォーターブリッジ現象、拮
抗圧による神経反射と内圧の調整などの考察から「水の技法」は成り立っています。
どことどこをリンクして、型を応用するかで、様々な症例に対応できるのが利点です。w

五の型では、小脳テントと心臓椎骨靱帯のリンク法を復習しましょう。
間脳や脳幹の調整、心臓や横隔膜の血液循環と呼吸の機能向上、自動不随意運動
の誘発による神経回路再起動の他にも、幸福ホルモンであるオキシトシンの分泌
促進に優れた効果があります。

これらの効果をさらに高めるため、脳の内圧を調整する方法があります。
脳については、小脳テントと脳下垂体をリンクする法、前頭骨・側頭骨・頭頂骨
の3カ所からの調整法がありますので、二の型を応用して、効果を更に高めてみ
ましょう。

幸せホルモン、オキシトシンに注目するなら、体内の臓器にあるオキシトシン受
容体も活性化したいところですね。w
「水の技法」は、それぞれの臓器の機能を良くするだけではなく、臓器のオキシ
トシン受容体を活性化することもできます。

心臓椎骨靱帯からは横隔膜ともリンクしていますが、横隔膜からは、膵臓、胃、肝臓十二指腸間膜にそれぞれアプローチできます。
横の隔膜である骨盤間膜からは、腎臓、生殖器、腸のそれぞれにアプローチできます。
時間の関係で、全てをお伝えすることはできませんので、復習し習熟しながら新しい応用をして行きましょう。

内圧という観点からは、頭蓋内の脳圧だけでなく、人体内の内圧を調整することも大事なことです。
筋硬結や痛みがあるのならば、電子電位の観点からは過剰電子の発生と電圧の高
まりがあり、水の観点からは内圧が高まっているからです。

今までの技法ならば、「あん摩」ではなく中医学整体の「按摩」で「按」法から
「摩」法したり、「推拿で「推」してから「拿」法で治めるやり方がありました。
日本の伝統整体法なら、活法を起源とする「腱引き師」の筋絡割き法もあります
が、痛いのが難です。^^;

その点、伸張反射が活用できれば、痛みなく神経と筋肉の再起動から内圧がコン
トロールできるようです。
この方法は、AKS療法のNMF技法とも、小波津式無痛療法とも違う方法ですが、全
身効果に優れ、自動不随意運動を誘発して脊椎神経を再起動することもできます。

私自身が学習して習熟し、さらに落とし込んでお伝えしたい方法ではあります。
別途、経絡と合気呼吸法の新しい活用、関節の崩れと治療の法則についても仕上
がりつつあります。w

資料が満載してるので、あれこれ対比検証してると、整理がままなりませんが。^^;
いやはや、人体とは面白く、興味の尽きないことですね。w

今夜は冷えて、上弦の月ですが、12日の満月目指して、月はますます満ちて行きます。
希望や楽しみもまた、膨らんで行くと良いですね。w

さて、本日は立春して初の水曜会になります。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.小松菜のお浸し、白胡麻継散らし。
2.法蓮草のお浸し、黒胡麻散らし。
3.京壬生菜とうらら揚げの炊いたん。
4.近江蕪、敷昆布、小餅の味噌雑煮。
5.自家製絹揚げ、山椒香るいりこ味噌を添えて。
6.いづみ式豚ローストンカツ。
7.いづみ式小アジの大葉・梅肉包み天ぷら。
8.いづみ式刺身竹輪の磯部揚げ。
9.5種野菜、豚肉、豆腐入り札幌ラーメン「すみれ」味噌鍋、仕上げに黒豆モ
ヤシを入れて。
10.エノキダケのホイル焼き、手作りポン酢で。
11.鮭ハラスの焼いたん、レモンを添えて。

福田 龍博

本日は新月にて、1月最終水曜会

大寒過ぎても暖かく、本日は水曜会

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20日は大寒でしたが、京都は日中12℃と暖かく、21日の昨日も13℃で良い日差しのある一日でした。
今朝も暖かく、二十四節気では「一年で最も寒さが厳しい頃」とされてきました
が、暖冬のせいか、地球温暖化のせいか?w

然るに、古くからのことわざに、「小寒の氷、大寒に解く」というのがあります。
「小寒(しょうかん、1月5日頃)にできた氷が、大寒に解けてしまった」という意味ですね。

本来は一番寒いはずの大寒の方が暖かくなってしまっている状態です。
つまりは昔から、大寒の方が寒いはずなのに暦通りにならない…ということがあったようで、
このことわざは「物事がうまくいかないたとえ」として使われてきました。

今年2025年は、うまく行かない年になりませんように。(念)w

毎月19日から23日は特に顧問先への翌月の傾向と対策の指示書作成の集中期です。
ところが、マーフィーの法則が働くのか、この期間には予約が生じることです。^^;

予約あっての生計ですから、ありがたいことではあるのですが、多忙で質を落としてはならず、
意識しても、ヒーリングがあると、直後は指が筆を思うように運ぶこと難く、行書に近くなっちまうのが難ですね。^^;

歳のせいか、精力や字もだんだん枯れてきてる気がします。。^^;
が、身体も物事の運びも、思うまま自在とはならなくても、うまくは行って欲しいもの。
良い縁起(因縁生起の略)に乗るべく、精力を養うべく、縁起食を摂ることにしましょう。w

大寒の縁起食といえば、「大寒卵」ですね。
大寒にニワトリが産んだ卵のことで、昔から縁起物とされてきました。

寒さの厳しい時期はニワトリが卵を産む個数が減るため卵は貴重なものとなり、しかも数が少ないぶん栄養が凝縮されて滋養に
良い、と考えられていたためです。
さらに卵の黄身は金色に通じるということで、ただ縁起が良いだけでなく、金運のご利益があるとも。w

折りしも、昨日は火曜日でしたので、スーパーマツモトでは卵の特売日。w
いつもの黄身が赤みがかった「どん玉」はなかったのですが、11年行で通った三岳山のある福知山、
三和鶏園からの大寒卵があったので買ってきました。

寒ブリも今が旬ですから入手して、昨日は刺身でいづみと一杯。w
ブリ大根を仕込んで、大寒卵のだし巻きか半熟煮玉は、慣れてるいづみに作ってもらいましょう。(ワラ)

2025年の大寒は1月20日から始まり、2月2日(日)の節分までの約2週間が「大寒も候」ですが、
暖冬でも、地球温暖化でも、二月は「如月(きさらぎ)で、着物を更に重ねる寒さの月です。w
これからも冷えには対抗、適応して、内から身体を温めて、血行を良くして行きましょう。

毎日、赤の腹巻は着用してますが、これを続けると基礎体温も1℃ほど上がります。
手足末端の冷えよりも、腹部が冷えることは百害あって一利なし。^^;
懐(ふところ)は寒くとも、腹はポカポカ温かくして、物価高騰にも対抗、適応して行きましょう。w

体温が1℃上がると基礎代謝は12〜13%もアップすると言われており、
基礎代謝が活発になることで痩せやすく太りにくい身体になります。
それ以上に、感冒などに犯されることのないよう、免疫力も基礎体温との関連が
あります。

免疫細胞が正常に働ける体温は、36.5℃とされています。
36.5℃から体温が1℃上がると最大5倍〜6倍も免疫力が上がり、逆に1℃下がると免疫力が30%下がると言われています。

現代人は、平熱が36℃以下という低体温の人も増えており、筋肉量の低下から基礎代謝が落ちていることが低体温の主な原因となっています。
でんぷん質の主食に頼らず、タンパク質もしっかり摂って、筋肉動かさなくちゃデスね。w
いづみも30代の頃は35.1度程度の低体温でしたが、今じゃ36度を下回ることはないかと。w

免疫細胞の約7割は腸内に生息していると言われいることから、腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスを整えることも重要です。
また、免疫力を高めるために、身近な食材であるショウガはお勧めの食材です。

ショウガに含まれる辛味成分(ジンゲロール、ショウガオール)には、身体の新
陳代謝を活発化し、血行を良くする働きがあります。
ショウガの香りや栄養は、皮の近くにもっとも多く含まれており、鮮度の良いショ
ウガであれば皮付きのまま使用するのが良いでしょう。

この頃、野菜も米も、キノコ類まで!高くなりましたが、ショウガとモヤシの値段は上がってませんね。w
モヤシは見た目、栄養がないように見えますが、優れた効能があるモノです。

モヤシには、水に溶けるものと溶けない食物繊維が共に含まれ、便秘や糖尿病、
大腸ガンといった生活習慣病を予防・改善する働きがあります。
モヤシのビタミンCは水に溶けるビタミンで、血管を強化したり鉄分の吸収を促進する働きがあります。

また、このビタミンCは、コレステロールの低下やガン、動脈硬化を予防する効果があり、 風邪の予防にも最適です。
美容面では、肌のハリや弾力を保ち、シミやシワの予防、くすみやニキビの改善にも効果的です。

疲労回復に役立つアスパラギン酸も豊富にあるのがモヤシです。
アスパラガスに比べて、緑豆もやしはほぼ同量ですが、大豆もやしでは2倍以上あります。
ホウレンソウと比べると、緑豆もやしはほぼ2倍、大豆もやしになると4倍多く含まれていますよ。

もやしは低カロリー&低糖質な上、最も安価で手に入り、日々の食事に取り入れやすい野菜です。
毎日じゃ飽きるかも、ですが、物価高騰の折、もっともっと活躍してもらいたいモノです。w

さて、多忙なりとも忙中の閑で、本夕は水曜会。
今日のメニューは、以下の10品です。
1.クリームチーズとラディッシュの玉ねぎドレッシングサラダ。
2.アボカドのスライス、海苔に巻いてワサビ醤油で。
3.壬生菜と京うらら揚げの炊いたん。
4.牛駒肉とモヤシの炒め。
5.聖護院蕪、敷昆布、小餅の味噌雑煮。
6.いづみ式レンコン饅頭、シメジとニンジンのとろみ餡を掛けて。
7.豚のヒレカツ、下味は付けてるけどトンカツソースかポン酢で。
8.生姜入り寒ブリ大根、祗園はた源の山椒を振って。
9.いづみ式寒卵の半熟煮玉。
10.2時間煮込んだ豚足の炙り焼き、ブラックソルトで。

1月の気の講座を終え、本日は小正月にて水曜会

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1月15日の本日は、小正月ですね。
お正月を締めくくるいくつかの節目のひとつになります。

正月飾りを片付けるタイミングで、こちらでは「どんど焼き」で、正月のお飾り
をお焚き上げしてもらいます。
忘れじと、私も朝、松尾大社に出かけましたよ。w

かつては、元服の儀を小正月に行っていたということから、1月15日は成人の日
という国民の祝日となってたものです。
然るに、その名前から小正月との関連が分かりづらく、かつ、高度経済成長期以
降の都市化などの影響で小正月自体がなじみが薄いものとなったこともあり、
2000年から成人の日は1月第2月曜日に変更されていますね。w

今は、18歳が成人となりましたが、選挙権や納税の義務があるも、酒や煙草は
ご法度なのは、成人なのに何だかな?w

正月を締めくくる行事ですので、当然ながら縁起食があります。
古く、平安時代の延長5年(西暦927年)の書物「延喜式(えんぎしき)」には、
小正月にいただく七種粥について記載があります。
七種とは、米・粟(あわ)・黍(きび)・稗(ひえ)・蓑米(みのごめ)・胡麻・小豆だったとか。

現代では、粟・黍・稗なんて雑穀は、小鳥のエサに売ってるくらいで、却って入手は難しく、値も張るかも?^^;
ましてや、蓑米なんて、食べたことないし。w

図鑑で調べると、別名カズノコグサやムツオレグサというそうですが、これもいい加減な記述。^^;
植物学者牧野富太郎博士によると・・
「カズノコグサは食用にならないため、ミノゴメではない。
ミノゴメは、平安時代の七草のうちの一つ「蓑(みの)」のことで食用になる。
食用になるムツオレグサをミノゴメとするべきところを、江戸時代は間違えてカズノコグサにミノゴメと名付けてしまった」と指摘し、カズノコグサと改めたそ
うです。w。

現代では、七種の穀物を各家庭で用意することは大変で、ご飯に小豆を炊いていただく「小豆粥」を行事食としていただく
ことが主流になってるようです。
といっても、だんだん日本の伝統である行事食の風習も廃れてきた感がありますね。^^;

行事食は、縁起食でもありますが、縁起は「因縁生起」の略。w
無理やり縁起を担がなくても良いけれど、移ろって行く時節の節目を祝い、感謝
と共に楽しむ風習は、日本の良き伝統だと思いますよ。w

ハロウィンやらバレンタインデーそのお返しのホワイトデーとか、西洋の風習は
どんどん入って来てますが、いやはや世の中、諸行無常で移ろって行くことですね。^^;
適応と進化は、生物の命題ですから、それをも利して活用し、生き生き活きる生
活を目指して行きましょう。w

第二土曜、11日は鏡開きの日にして、今年最初の気の科学体験講座でした。
巳年は、弁才天と縁のある年ですが、弁才天は水の女神。
縁起よろしく水の観点からの展開を始め、懇親会では鏡餅のお飾りを開いて、出
てきた小餅で雑煮を振舞いました。w

水の観点からのウォーターブリッジ現象を起こす周波数共鳴圧法、拮抗圧を用い
て、体内の水を動かし、気血水を活性化する方法です。
所作を型としてまとめ、水の技法、一から五の型を実習したことです。

これらの型を用いて、次回は人体の縦横の隔膜を共鳴させる法、隔膜と内臓をリ
ンクする法を展開しましょう。
気を電子電位と捉えると、電位は人体の内圧とも関連しているので、体内の電位
=内圧の調整法がさらなる展開になろうかと思います。

温故知新で、失伝されている日本古来の整体・操体法や活法、中医学整体や武術
整体の技法にも、優れた技法がありますので、それらも現代の視点から掘り起こ
すことができると良いですね。w

さて、小正月の本日は水曜会になります。
正月を締めくくり、新たな展開を目指して、夕刻からは宴を楽しみましょう。w

今日のメニューは、以下の11品です。
1.キャベツのコールスロー、ミニトマト乗せ。
2.三つ葉のお浸し、白胡麻散らし。
3.揚げカボチャの黒ゴマ塩散らし、ほの甘小豆掛け。
4.京うらら揚げと小松菜の炊いたん。
5.自家製絹揚げ、金山寺味噌を添えて。
6.鶏胸肉の片栗粉コーティング、セロリ、ミックスナッツの炒め。
7.いづみ式鶏肩肉のから揚げ。
8.敷き昆布、聖護院蕪、小餅の味噌雑煮。
9.松尾大社境内の「もり」の漬物、青しそ大根。
10.聖護院蕪のシメジとろみ餡。
11.サバの溜まり醤油・味醂煮付け。

本日は、今年初気の科学体験講座

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厳密には2月3日の立春からですが、今年は乙巳年。
巳にゆかりある神仏といえば弁才天です。

家には天河大弁財天舎の神札が納まっていますが、弁才天は元来水の神。
縁起(因縁生起の略)よろしく、講座では水の観点からの技法を展開しましょう。w

東洋医学のバイブルである「黄帝内経」には、気血水の循環こそが生命活動、健
康の原義だとされています。

現代的な解釈をして、気を電子電位と捉えてみても、神経は電子を伝えているの
で、そのルートが切れたり繋がりにくくなってると、「気の不通」で意識通りに
動かせなくなります。
逆に痛みや不具合ある時は、電気抵抗によって過剰な電子がその箇所に発生して
るので、その「邪気」を「瀉」して解消することが要となります。

「痛苦あるところ、必ずオ血(汚れた血の意)あり」と説かれていますが、痛み
や不調のあるところは血流悪く古い血が滞っています。
人体科学の実証で、酸素や栄養を十分に含んだ新しい血液は、DNAレベルでも
細胞を蘇らせることが分かっているので、血行・血流を良くすることは万事の大
事です。

「水」は、リンパ液や脳脊髄液のみではなく、全身のファシアの水分のみならず、
細胞内外の体液を含む体内全身の水を差すものだと捉えてみました。
人体の約70%が水ですので、体内の水を動かし活性化させることは、大きな効
果が表れるものです。

筋膜のみならず、結合組織であるファシアを通じて全身は密接につながっていま
すので、先ずは一部の水を動かしてやると、全身の水が動きやすくなります。
また、堰(せき)となっている2カ所、例えば横の隔膜である横隔膜と骨盤底膜
を緩めると、隔膜間の水が動いて活性化し、その間の内臓の働きや血流が良くな
ることも分かっています。

水の観点からの整体技法は、不調部分とその特定関連の原因箇所を同定せずとも、
堰を開放することで不調箇所のみならず全身の状態を良くするメリットがあるわ
けです。

今までの展開と特別集中研修を通じて、「水の技法」を所作という「型」でまと
めてみました。
水の技法には、5つの型があります。

一の型、2点1字三指拮抗圧法。
例えば、肩の僧帽筋が凝り固まってる場合、イメージとしてそこから水を腕に流
すと、その流れに沿って前腕部や手首に硬くなってる箇所があり堰となっていると捉えます。
ゆっくり堰を圧して行くと、ふっと肩が柔らかくなるところで拮抗圧が働き、神
経が繋がるとともにウォーターブリッジ現象が生じて、しばし待つだけで、肩も
圧痛部分もその間の痛みも消える現象が表れます。

二の型、天地挟み掌拮抗圧法。
例えば、内臓体性反射や肋間の石灰化によって背中側の肋骨に圧痛がある場合、
仰臥姿勢で掌にその箇所を乗せ、もう一方の掌を胸側の肋骨に触れて、ゆっくり
と拮抗圧を作ると背中が緩むのが分かります。
この方法は、心臓や肝臓、膵臓などの弱った臓器を活性化する効果もあるもので
す。

三の型、牽引拮抗圧法。
例えば、背面肋骨や肋骨横側に硬結や圧痛がある場合、そこを中3指で捉えたまま、足首
や手首をゆっくりと牽引して、止まったところで待つだけで、硬結や痛みが消え
て行きます。

四の型、十字挟み掌拮抗圧法。
一例を示すと、仰臥したクライアントの頭部上に座して、左掌を横から入れて後
頭部を乗せ、右掌を指先を足方向に向けて胸骨に乗せて、掌の向きを90度にします。
左掌は手前の頭上方向へ、右掌は下方足先方向へ、双方皮膚の遊びを取るように
引くと、拮抗して止まるところで拮抗圧が掛かります。
そのまま待っていると、色んな動きが出てきますが、それを体験、実感してくだ
さい。
私がよく使う技法ですが、オキシトシン分泌も促せるため、精神面の不安や苦、
自律神経の失調、身体の回復に大変効果があります。

五の型、自重掌受け陰圧拮抗法。
一例を示すと、後頭骨と仙骨をそれぞれ掌に乗せて、自重だけで支えることで、
脳脊髄液の循環を始め、自律神経の働きが良くなります。
また、後頭骨を両掌に乗せ4指の腹で支えるようにし、ハの字にゆっくり開いて待つと、
ラムダ縫合を捉えることによってフラクタル反射が起こり、脚の不調に自動不随意運動が生じて、神経が繋がる現象も起きます。
不眠症、内臓疾患、耳や目の不調、首の痛み、肩こり、腰痛、五十肩、脊柱管狭
窄症、椎間板ヘルニア、自律神経の失調などにも良い効果がある方法です。

いずれも目安は3分にしていますが、必ず色んな反応が起きますので、反応が起
こったらそこで止めず、反応が静まるまでしばらく待つことがより深い効果を及ぼします。

合気と称して、呼吸を合わすか、呼吸の不規則な相手には呼吸を誘導して、4秒
呼吸でシンクロすると、早く効果が表れます。
私の場合、臨床では気光エネルギー療法で経絡操作や如意輪法などを意識して、
時短と相乗効果も図っています。w

特別集中研修第3部の内容を「型」としてまとめたものを復習し、内容的には新
たに3つの技法をお伝えしましょう。
尾てい骨と腰椎のリンク、肋間の解放、背骨からの横隔膜の解放となります。

改善するのは当たり前で、人体は正しく導けば、意識よりも健全に治ろうとしてくれるものです。w
観点や方法を間違わず、不調や苦の解決・解消を目指して、「家庭医」の技法を
発達させたいことです。w

折りしも、本日は初辰の日。w
貴船神社や住吉大社の初辰祭には参拝できませんが、発達願って八大龍王さんに祝詞を奏上しておきましょう。w

講座を終えたら、会場をこちらに移しての懇親会兼新年会です。
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.菜の花の辛子だし醤油和え。
2.エノキダケのチーズ焼き。
3.美癒亭酒房いづみ式ふわふわ焼き(山芋つなぎのお好み焼き)。
4.京うらら揚げ、壬生菜、小松菜の炊いたん。
5.オクラの天ぷら、ブラックソルトか天つゆで。
6.マロンカボチャの素揚げ、ゴマ塩散らし。
7.いづみ式半熟煮玉。
8.いづみ式鶏肩肉のから揚げ。
9.福田家の昆布敷聖護院蕪の味噌雑煮。
10.自家製絹揚げ、金山寺味噌を添えて。
11.揚げ豆腐のとろみ餡、九条ネギを散らして。