15日は敬老の日でしたが、京都市では、今年の猛暑日と熱帯夜の日数がともに
60日に到達し、日本国内で観測史上初めて暑さの「60ー60」に到達しました。
その後も暑さが続き記録更新してますが、自律神経がおかしくなりそう。^^;
猛暑日が60日に達したのは、京都市と大分県日田市(60ー21)の2観測点だけとなっているとか。
この時点で、大阪市では「44−77」ですから、日中の京都は「京の油照り」で暑いこってす。w
昔は、五山の送り火を過ぎれば、秋の気配を感じたものですが、いやはや。^^;
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますから、過ごしやすさはこれからを期待しましょう。w
ただし、春の「木の芽どき」も然ることながら、秋の「枯れ葉どき」もまた、うつ病など
精神・神経疾患を発病しやすいのでお気を付けください。
季節性感情障害と睡眠、覚醒リズム障害は、共に生態リズムの異常が関係していると云われています。
自律神経にアプローチできる整体なり、健康法が大事となります。
13日に9月度の気の科学体験講座を開催しましたが、この日も暑いことでした。
お久しぶりの三重からの会員さんの参加もありましたので、解剖学的整体の優先順位、
神経→内臓→関節→筋肉の手順とその融合技法を体感してもらいました。
問診から身体の可動域テストをすると、前屈やや固く、後屈に難があり、体や首
の回旋、首の後屈に右側の違和感あり。
立位のまま「治療スイッチを入れる」べく、脊柱棘突起をC2から尾骨まで一指擦
法をすると、前・後屈の難がほぼ解除されました。
右側の違和感が内臓由来ならば、肝・胆か右腎かもと内臓体性反射TLで検査。
すると右腎のポイントで筋出力のダウンあり。
「水の技法、一の型・重ね十字掌」で骨盤隔膜からの腎臓調整、「二の型」で背中側と腹部を挟んで
拮抗圧を掛け、「二の型・変」で振動を全身に伝えました。
拮抗圧、縦横の隔膜連絡により体内の水を動かす「水の技法」は、気血を活性化
させ、内臓機能を高める効果があります。
後頭骨内の小脳テントと、胸骨から心臓椎骨靱帯と横隔膜を連絡する「水の技法、
五の型」を施した後、TL検査も可動域検査も正常になり、右の違和感も消えてい
ました。
日頃のヒーリングなら、ここでダメージ残留痕など筋の圧痛箇所があれば、「瞬
間拮抗圧擦法」や「波動伝達腕弓射虎法」などで解除し、最後に頭蓋に触れてク
ラニアル技法を掛けます。
講座ですので、本日のメインとなる「ネオ関節活法」を展開し、参加者の皆さん
も相手と組んでの実習をしました。
あっという間の2時間半を5分ほど超過してしまいましたが、関節をスムーズに
動かすことで筋硬結や筋・関節の痛みが解消する「ネオ関節活法」6技を全てお
伝え出来ました。
神経→内臓→関節→筋肉の展開を統合的・融合的な技法でお伝えしてきましたが、
次回からは新たな展開を考えています。
自律神経を整える筋肉からの別解アプローチで、腹直筋.腹斜筋.頸骨から3法
の技法になります。
最後に残る筋肉の問題ですが、逆説的に別解を考えると、筋肉にアプローチして
自律神経や内臓反射で臓器を調整する方法もあることです。
例えば、大腰筋がそれです。
大腰筋は腹部深くに人の字に張っているインナーマッスルです。
人体の姿勢の保持と運動の要になっていますが、自律神経を維持する働きもあります。
「水の技法」では横隔膜と骨盤隔膜からの技法で大腰筋にもアプローチできます
が、直接触れる手技ならばその効き目は相当期待できますからね。w
迷走神経は、消化器系の働きや睡眠に影響を与えていますが、耳介から直接アプ
ローチすると、全身の柔軟性を良くし、炎症を抑える効果もあります。
これは父のために大いに役立った方法ですが、普通触れないところから直接アプ
ローチすると、今までよりも一段と効き目が高くなる裏技をお伝えしようと思い
ます。w
慢性症状や病気から身体を自己治癒するためには、第三次呼吸で生命を維持する
以上の酸素を血液に取り込み、血流と血液の質を良くすること、自律神経を整え
ることが必須となります。
そのためには呼吸を良くする整体法が大事ですが、フォーム的に猫背・巻き肩や
肋骨の可動域制限を直す方法、血流を良くする方法を採ってきました。
この別解を、普通は触れないところから直接アプローチという観点で導くなら、
肩甲下筋、肩甲棘、肋骨の裏の胸横筋に求めることができます。
脳の働きを良くするクラニアル操作も色々展開してきましたが、睡眠や体内時計
を司る視交叉上核を狙っての技法は効き目が抜群なことを実証できています。
脳の働きを良くする技法を筋肉という部位の観点から求めると、普段は触れることのなかった外側翼突筋があります。
顔の歪みや口の開閉に難のある場合は、特に優れた効き目があります。
これらは普通の整体法や理学療法にはない云わば裏の技法になるでしょうが、
今までの技法では効果が薄かったり、改善はできても解決・解消できないのならば、
観点を変えて別解から展開することが有効でしょう。
温故知新で、中医学整体法の古技法や日本の古(いにしえ)の活法や腱引き師の技法を見直し、
現代の人体科学や神経・生理学などの観点から捕え直してみると、様々な役立ち使える技法があることです。
経絡と筋絡、アナトミートレイン(筋膜の繋がり)を見直してみると、365穴
の経穴(ツボ)もまた今までの効能とは違う活用もできることです。
11円療法を開創した刑部忠和先生から直伝された経穴療法を3方向から交差さ
せる私の方法も、見直して復活というより、より進化し簡単に役立つ「家庭医」
の方法としてお伝えしたいと思っています。
全ては複合要因で現実になってるのが、世の常の実態です。w
これが絶対にして完璧などというモノは、臨床でも実象でもあり得ないのが真実で難しいのが現実ですが、
それでも苦や不調、問題の解決を目指して、進化を目指して行かねばデスね。w
その探究と実践は、人体の不思議や面白さ、解法の楽しさを伴って、縁ある人と共有したいものです。
縁起縁生、色即是空、諸行無常の世の中ですが、人生楽しんでいきたいものものですね。w
21日までは宿曜陵逼(すくようりょうじ)期間が続きます。
客間の電話の子機が再びイカれ、リビングの親機の鳴ってる音が届かず、ままイ
レギュラーな事態が発生しやすいことですが、確認・点検に念を入れて参りましょ
う。w
さて、本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の12品になります。
1.叩きモロヘイヤとすりおろし山芋の麺つゆ和え。
2.イカと貝と白菜の中華炒めとろみ餡。
3.いづみ式エビ入りレンコン饅頭。
4.豚バラ肉とトマトのオリエンタル炒め。
5.ナスと亀岡牛の焼き肉ソース炒め。
6.エリンギのバター醤油焼き。
7.豚のヒレカツ。
8.いづみ式マイタケの天ぷら。
9.いづみ式モロヘイヤの天ぷら。
10.生姜入り揚げだしナス。
11.イワシの生姜・蜂蜜梅煮。
12.サバの素焼き、大根おろし醤油かポン酢で。