オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2025年9月

猛暑が終わり、自律神経の失調に注意して、本日 は9月最後の水曜会

IMG_0522.jpg

今週に入って、やっと最高気温が30℃を割り、最低気温が22,3℃と涼しくなってきました。
ようやく夏過ぎて、秋めいてきたようですね。w

然るに、今後冷えは急速に進みそうです。
誰もが自律神経に負担が掛かっていますので、注意が必要ですね。

身体を温め、血行を良くすることと、十分な睡眠をとることが大事となります。
血行でいえば、左鎖骨下が特に大事です。

左鎖骨下のリンパ管は、全身のリンパ液の85%が還ってくるところです。
鎖骨をめくるように上に誘導し、鎖骨下をよくマッサージするセルフケヤーが有効ですよ。w

私の整体では血行を良くし、自己治癒力を高めるのに必ず行なう箇所ですが、こ
れだけでパフォーマンスしても、全身の可動域が良くなることです。w

血流とリンパ・腸脳相関の観点からは、整体では骨盤のASIS(上前腸骨棘)
の内側、盲腸部も大変大事な箇所です。
盲腸はリンパの集中するところで、腸内細菌のタンクでもあり、免疫と関連し、腸全体の活動に影響して
います。

昔は退化痕といわれ、アメリカなどでは虫垂炎ではないのに除去してきたものです。^^;
が、最近は、癌や免疫疾患を防ぐため、なるべく除去しないことが勧められています。
事実、盲腸を除去した人は、癌や免疫性疾患の発症率が高いことが知られていますからね。

私の整体では、右を下にした横臥姿勢で、指をひっかけて持ち上げゼロGで拮抗
させてから、3段階で緩め解放する「水の技法・三の型」をよく用いています。
健康な人でも、これをすると、骨盤の旋回テストが格段に良くなります。

「水の技法・三の型」は牽引の型ですが、今まで肩や脚などの筋肉の強張りや硬
結を解くのをメインにしていました。
最近では、内臓の操作でも、この型を応用するようにしています。

神経→内臓→関節→筋肉が、解剖学的な整体優先順位だと捉え、その融合・統合
を目指してきましたが、脳のストレスはよくよく胃に表れやすいことです。
内臓体性反射で下部肋骨の反応点に触れると、てきめん筋力がダウンするので、
TL検査でも同定できます。

内臓は自律神経支配ですが、胃の機能に不調があれば、左肩の痛みや不調、脚の前側の張り、膝の曲げ伸ばし、
背中の張りなどに筋骨格系の症状となって表れやすいものです。
何をしても戻ってしまったり、取りきれない不調が、例えば左肩にあったり、膝
にあったりする場合、原因となってる内臓をアプローチせずに、関節や筋肉を操
作しても解決できないのは当然でしょう。w

頭蓋から自律神経を調整する方法はありますが、臓器が同定できてるなら直接臓
器を操作して、脳からの技法は仕上げに用いることにしています。w
胃の整体には、仰臥姿勢での「水の技法・三の型重ね掌」を用います。

胃は左肋骨の中から右の肋骨弓の真ん中ぐらいまで位置しています。
仰臥位で右手4指を左肋骨の5?下に置き、左肋骨を左手でたわめてから右手で胃を捉え、
左手を右手に重ねてから一呼吸で胃を十二指腸位置までストレッチし、拮抗させ
てからリリースするのがこの技法です。

3呼吸待ってから、この技法を3回繰り返すのが通常例です。
体験し実感しないと分かり難いでしょうが、健康な人でも、立位で手を体側に沿って降ろして行く側屈検査をすると、可動域
が格段に良くなることが分かります。w

最近は、風邪でなくても、咳をしている人をよく見かけますね。
これも自律神経の失調から来ることが多いのですが、ほっといて慢性気管支炎などになると大変です。^^;

私の場合は、麻杏甘石湯と清肺湯で鎮めましたが、痰を切りきるのに日にちが掛かりました。^^;
予防が一番ですが、苦のある時は早めの手当てが大事ですよ。w

21日で終わった宿曜陵逼期間ですが、客間の電話子機がイカれ、風呂の給湯器
がおかしくなり、インターフォン付きポストの表札が外れるわのイレギュラーな事態がありました。^^;
全部直すのには、また物入りですが、どーせ今年は赤字やもんねと、ついでに畳
とふすまの改修もやってしまおうかと。w

故障や壊れが身体に出なかったことを喜びましょう。(ワラ)
肉体は魂の乗り物なので、メンテは大事ですが、はてさて後何年無事に乗れるのか?w

愛車のランエボ7よりは長持ちするはずですが、メビウス法や退化痕の再起動法
など、セルフケヤーもちゃんとしなくちゃデスね。^^;
食事が身体を造りますので、食も大事で、食餌に非ずですよ。w

自律神経を良く整える食材には、次のものが効果的です。
ご家庭でも工夫して、美味しく楽しく食事なさってください。^^

ギャバ(GABA):トマト・ナス・カボチャ・じゃが芋・玄米・キムチなど
トリプトファン:乳製品・大豆製品・卵・バナナなど、他にも和食では、
かつお、しいたけ、こんぶ、いりこ、ナッツ類など、誰が言ったか「かしこいな」w
たんぱく質・ビタミンB6:魚類・脂身の少ない肉類など
ビタミンC:パプリカ・ピーマン・ブロッコリー・カリフラワー・果物類・芋類など(夏野菜は身体を冷やすので温野菜が良し)
食物繊維:さつま芋・きのこ類など(野菜の食物繊維は腸内をいわば竹ぼうきで掃除するようなもんですが、
のこ類は濡れモップで掃除するようなもので、腸のお掃除にはより効果的で、免疫力も高めますよ。w)

ローマならずとも、身体は一日にしては成らずで、陰陽五行・補寫の鉄則に従っ
て、過剰は減らし、足りぬを補って、季節の変化に対応して行きましょう。
化学的薬品に頼っていると、副作用並びに自身の自然治癒力を阻害することも多いですから。^^;

ヒーリングや健康に関するカウンセリングでは、必ずご自身の五行の傾きをお伝
えして、食などの健康の秘訣を提示しています。
運気律と因果律を解析しての人生の幸福成就はカウンセリングやコンサルタント
の大事ですが、習慣は業となって蓄積し、事象になって現れるものですからね。w

さて、本日は秋分翌日にて、9月最後の水曜会です。
買い物に行くところがほぼ決まっていますので、食事もマンネリにならないよう工夫せねば。w

脂身の少ない肉は、パサパサになりやすいですが、加熱によって肉が固くなるのはたんぱく質の変性のせいです。
一昨日買った鮭の切り身がパサパサだったので、工夫したところ、しっとりとし
て旨味を増した焼き鮭を昨日の朝は食べることができました。

フランスではソミュール液、アメリカではブライン液と呼ばれるもので、日本で
は塩糖水と呼ばれるそうです。
塩糖水に漬けると塩と砂糖が肉の内部に浸透し、塩、砂糖それぞれの働きで肉に
変化が起きます。

塩が浸透すると筋線維がほぐれて筋線維間のスペースが広がります。
ここに水分を蓄えることができます。

砂糖の分子と肉のたんぱく質の分子が結合し、加熱による縮みや凝固を抑制します。
また砂糖は保水性が高いので、肉の中で水分をしっかり保つことができます。

作り方は簡単で、水100mlに対して塩5g・砂糖(家ではキビ糖か三温糖)5gを溶かすだけです。
ポリ袋に入れて、切り身の魚でも鶏胸肉やささ身でもそれに漬け、一晩冷蔵庫に入れとくだけ。
料理するとき、水気を拭き取って使いますが、こうしとくと実は長持ちもするのです。w

昨夜から、ブリの切れ身を漬けときましたので、今日はこれを出しましょう。w
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.キャベツのコールスロー。
2.焼きナスの白だし浸し。
3.鶏もも肉、赤パプリカ、ミックスナッツ(クルミ、カシューナッツ、アーモンド)のオリエンタル炒め。
4.鶏胸肉ミンチと刻みエノキダケのつくねバーグ、スライストマトとレモンを添えて。
5.ズッキーニのミックスチーズ焼きガレット。
6.豚ローストンカツ、塩レモンかトンカツソースで。
7.豚バラ肉とトマトのバビ・トマト・ゴレン。
8.小松菜と京うらら揚げの炊いたん。
9.ブリハラミの照り焼き。
10.カボチャの素揚げ、手作りつゆ掛け、黒胡麻散らし。
11.いづみ式葛の葉のてんぷら、ブラックソルトか天つゆで。

9月度の気の講座を終えて、次の展開に向けて本 日は水曜会

IMG_0521.jpg

15日は敬老の日でしたが、京都市では、今年の猛暑日と熱帯夜の日数がともに
60日に到達し、日本国内で観測史上初めて暑さの「60ー60」に到達しました。
その後も暑さが続き記録更新してますが、自律神経がおかしくなりそう。^^;

猛暑日が60日に達したのは、京都市と大分県日田市(60ー21)の2観測点だけとなっているとか。
この時点で、大阪市では「44−77」ですから、日中の京都は「京の油照り」で暑いこってす。w

昔は、五山の送り火を過ぎれば、秋の気配を感じたものですが、いやはや。^^;
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますから、過ごしやすさはこれからを期待しましょう。w

ただし、春の「木の芽どき」も然ることながら、秋の「枯れ葉どき」もまた、うつ病など
精神・神経疾患を発病しやすいのでお気を付けください。
季節性感情障害と睡眠、覚醒リズム障害は、共に生態リズムの異常が関係していると云われています。
自律神経にアプローチできる整体なり、健康法が大事となります。

13日に9月度の気の科学体験講座を開催しましたが、この日も暑いことでした。
お久しぶりの三重からの会員さんの参加もありましたので、解剖学的整体の優先順位、
神経→内臓→関節→筋肉の手順とその融合技法を体感してもらいました。

問診から身体の可動域テストをすると、前屈やや固く、後屈に難があり、体や首
の回旋、首の後屈に右側の違和感あり。
立位のまま「治療スイッチを入れる」べく、脊柱棘突起をC2から尾骨まで一指擦
法をすると、前・後屈の難がほぼ解除されました。

右側の違和感が内臓由来ならば、肝・胆か右腎かもと内臓体性反射TLで検査。
すると右腎のポイントで筋出力のダウンあり。

「水の技法、一の型・重ね十字掌」で骨盤隔膜からの腎臓調整、「二の型」で背中側と腹部を挟んで
拮抗圧を掛け、「二の型・変」で振動を全身に伝えました。
拮抗圧、縦横の隔膜連絡により体内の水を動かす「水の技法」は、気血を活性化
させ、内臓機能を高める効果があります。

後頭骨内の小脳テントと、胸骨から心臓椎骨靱帯と横隔膜を連絡する「水の技法、
五の型」を施した後、TL検査も可動域検査も正常になり、右の違和感も消えてい
ました。

日頃のヒーリングなら、ここでダメージ残留痕など筋の圧痛箇所があれば、「瞬
間拮抗圧擦法」や「波動伝達腕弓射虎法」などで解除し、最後に頭蓋に触れてク
ラニアル技法を掛けます。

講座ですので、本日のメインとなる「ネオ関節活法」を展開し、参加者の皆さん
も相手と組んでの実習をしました。
あっという間の2時間半を5分ほど超過してしまいましたが、関節をスムーズに
動かすことで筋硬結や筋・関節の痛みが解消する「ネオ関節活法」6技を全てお
伝え出来ました。

神経→内臓→関節→筋肉の展開を統合的・融合的な技法でお伝えしてきましたが、
次回からは新たな展開を考えています。
自律神経を整える筋肉からの別解アプローチで、腹直筋.腹斜筋.頸骨から3法
の技法になります。

最後に残る筋肉の問題ですが、逆説的に別解を考えると、筋肉にアプローチして
自律神経や内臓反射で臓器を調整する方法もあることです。
例えば、大腰筋がそれです。

大腰筋は腹部深くに人の字に張っているインナーマッスルです。
人体の姿勢の保持と運動の要になっていますが、自律神経を維持する働きもあります。
「水の技法」では横隔膜と骨盤隔膜からの技法で大腰筋にもアプローチできます
が、直接触れる手技ならばその効き目は相当期待できますからね。w

迷走神経は、消化器系の働きや睡眠に影響を与えていますが、耳介から直接アプ
ローチすると、全身の柔軟性を良くし、炎症を抑える効果もあります。
これは父のために大いに役立った方法ですが、普通触れないところから直接アプ
ローチすると、今までよりも一段と効き目が高くなる裏技をお伝えしようと思い
ます。w

慢性症状や病気から身体を自己治癒するためには、第三次呼吸で生命を維持する
以上の酸素を血液に取り込み、血流と血液の質を良くすること、自律神経を整え
ることが必須となります。
そのためには呼吸を良くする整体法が大事ですが、フォーム的に猫背・巻き肩や
肋骨の可動域制限を直す方法、血流を良くする方法を採ってきました。

この別解を、普通は触れないところから直接アプローチという観点で導くなら、
肩甲下筋、肩甲棘、肋骨の裏の胸横筋に求めることができます。
脳の働きを良くするクラニアル操作も色々展開してきましたが、睡眠や体内時計
を司る視交叉上核を狙っての技法は効き目が抜群なことを実証できています。

脳の働きを良くする技法を筋肉という部位の観点から求めると、普段は触れることのなかった外側翼突筋があります。
顔の歪みや口の開閉に難のある場合は、特に優れた効き目があります。

これらは普通の整体法や理学療法にはない云わば裏の技法になるでしょうが、
今までの技法では効果が薄かったり、改善はできても解決・解消できないのならば、
観点を変えて別解から展開することが有効でしょう。

温故知新で、中医学整体法の古技法や日本の古(いにしえ)の活法や腱引き師の技法を見直し、
現代の人体科学や神経・生理学などの観点から捕え直してみると、様々な役立ち使える技法があることです。

経絡と筋絡、アナトミートレイン(筋膜の繋がり)を見直してみると、365穴
の経穴(ツボ)もまた今までの効能とは違う活用もできることです。
11円療法を開創した刑部忠和先生から直伝された経穴療法を3方向から交差さ
せる私の方法も、見直して復活というより、より進化し簡単に役立つ「家庭医」
の方法としてお伝えしたいと思っています。

全ては複合要因で現実になってるのが、世の常の実態です。w
これが絶対にして完璧などというモノは、臨床でも実象でもあり得ないのが真実で難しいのが現実ですが、
それでも苦や不調、問題の解決を目指して、進化を目指して行かねばデスね。w

その探究と実践は、人体の不思議や面白さ、解法の楽しさを伴って、縁ある人と共有したいものです。
縁起縁生、色即是空、諸行無常の世の中ですが、人生楽しんでいきたいものものですね。w

21日までは宿曜陵逼(すくようりょうじ)期間が続きます。
客間の電話の子機が再びイカれ、リビングの親機の鳴ってる音が届かず、ままイ
レギュラーな事態が発生しやすいことですが、確認・点検に念を入れて参りましょ
う。w

さて、本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の12品になります。
1.叩きモロヘイヤとすりおろし山芋の麺つゆ和え。
2.イカと貝と白菜の中華炒めとろみ餡。
3.いづみ式エビ入りレンコン饅頭。
4.豚バラ肉とトマトのオリエンタル炒め。
5.ナスと亀岡牛の焼き肉ソース炒め。
6.エリンギのバター醤油焼き。
7.豚のヒレカツ。
8.いづみ式マイタケの天ぷら。
9.いづみ式モロヘイヤの天ぷら。
10.生姜入り揚げだしナス。
11.イワシの生姜・蜂蜜梅煮。
12.サバの素焼き、大根おろし醤油かポン酢で。

本日は、9月度の気の科学体験講座

IMG_0520.jpg

今日の京都も、最高気温は34℃になりそうですが、この3,4日ほどは朝の気
温が下って来てます。
これからの時期は、汗の内攻が起こりやすい時期です。

汗の内攻とは、自分でかいた汗が冷えることで、自分の内を攻めるという意味です。

秋という季節は実は、真冬よりも人体にとって「冷える」季節なのです。
この時期、体はまだ夏の傾向が残っていて、感覚の面ではあまり「冷える」という実感がありません。
しかし、本格的に寒くなる真冬より、暖かいことに慣れていた体が急に冷たくなる時期の方が、「冷え」の影響を大きく受けます。

この時期、特に注意しなければいけないのは、「寝冷え」です。
汗をかくほど暑くない温度でも、人間は眠るとみんな汗をかきます。
身体は、眠ってから汗をかくことで、邪気を排し、疲労が抜けるようになっています。

この時期、床に入るときは、まだ寒くはないのですが、明け方は急に涼しくなり、気温が下がります。
このときに、急激に汗が冷えて、身体を内攻することになるのです。
秋の寝冷えによる汗の内攻は、泌尿器(腎臓など)にダメージを与えます。そのため、小便が近くなったり、体が重くだるくなり、のどや耳が痛くなることもあります。

いびきをかくとか、いびきが大きくなるというのも、腎の気に属する泌尿器の働きと関係しています。
その他にも、下痢をしたり、しゃっくりが出たり、鼻血・鼻水・鼻づまりなど、 冷えによる影響は、いろいろな症状として現れます。
夜寝ていて、こむら返りや足が攣るのも、9月後半から、急に多くなります。

夏の終わりから初秋にかけては、冷え症の人が多くなってきます。
冷えは万病の元で、身体が冷えると、血管が収縮して血のめぐりが悪くなり、全身に酸素や栄養素を運ぶことができにくくなります。
新陳代謝も悪くなり、水分を排出する力も弱くなり、身体に余分な水分が溜まって、それがますます身体を冷やすという悪循環になります。

その結果 さまざまな症状を招き、そのまま放っておけば重大な病気を引き起こす原因にもなりかねません。
中医学でいう「オケツ」、汚れた血が原因で、脳血栓や心筋梗塞、ガンなども発病しやすくなるのです。
確かに、口内炎などは、秋に起こりやすい症状ですね。

胃腸を冷やすと、内臓機能が衰えて、下痢とか便秘になって、水の代謝と血液の循環を悪くします。
身体を冷やさないよう、血を汚さないように、食にも、生活習慣にも注意して下さい。
痛みのある人には、特に冷えは大敵ですからね。

痛みや不調のある方、その兆しがある方は、気の科学による簡単なテクニックで、この日に即座に楽になることを実感してください。^^v
私のお勧めは、「家庭医」になることで、実習し身に付けた技法で、縁ある方に役立ってあげてください。

百聞は一見に如かず、といいますが、百見は一体験に如かずで、実際に体感し、
手ほどきを受けて実習することで、技能は自分のものになりますからね。w

本日のメインは、「ネオ関節活法」になります。
整体の解剖学的優先施術順位は、神経→内臓→関節→筋肉の順位とお伝えしてきました。
技法はそれに則り、融合的・統合的に展開してきました。

「ネオ関節活法」は、関節溝運動レールの原則に基づくものです。
関節包内で骨がスムーズに動いてると痛みも可動制限もないのですが、
それが歪んでガタついてると関節がスムーズに動かず、筋肉は関節を守るために固まってしまいます。

これを「関節性筋スパズム」と名付けられていますが、筋硬結は関節を守るために起きているので、
関節の動きを正さないと痛みや可動制限は治らず、筋の痛みを除いてもまた元に戻ってしまいます。

固まっている筋肉に圧を掛けたり、あまり直接刺激を与えると、炎症を起こしたり、翌日の揉み返しでより痛んだりすることになります。^^;
筋肉や関節の痛みや可動域の制限は、関節を法則に従って動かすだけで良くなることを実感してください。

今のところ、この技法は6つあります。
腰仙関節、肋椎関節、椎間関節、胸鎖関節、脛腓関節、距腿関節の6部位になります。

腰仙関節、肋椎関節、椎間関節は、横臥姿勢で連続して行えます。
胸鎖関節は仰臥位で、脛腓関節、距腿関節は座位で行います。

それぞれの技法で、身体がどう変わるかを実感してください。
たとえば腰仙関節を動かすと、体の前後屈、SLR(脚上げテスト)、踵の尻付け
が即座に良くなります。
さらに、ガンバリ過ぎてた筋肉のスパズムも、触れてないのに解除できています。

肩が触れても痛む人の場合でも、胸鎖関節を調整するだけで、肩には触れずに痛
みや可動域制限が解除できます。w
それぞれの関節技法は、レール法則に則り動かしやすくなる方向へ動かすもので、
無理もなく痛みもなく、短時間で即座に効果を及ぼし戻りもない技法になります。

いつも、あっという間の2時間半ですが、充実した楽しい時間を共有しましょう。
講座を終えたら、例によって会場をこちらに移しての無料懇親会です。

今日の懇親会メニューは、以下の10品です。
1.キャベツのコールスロー、ミニトマト乗せ。
2.冷やした素麺瓜の炊いたん。
3.いづみ式カボチャの揚げだし黒胡麻散らし。
4.小松菜と京うらら揚げの焼き飛魚だしで炊いたん。
5.カリトロ自家製厚揚げ。
6.豚バラ肉とトマトのタイ風炒め、パセリ散らし。
7.豚ロースのニンニク生姜焼き。
8.鶏胸肉片栗粉コーティングと玉ねぎの和風煮込み。
9.生姜入り揚げだしナス。
10.いづみ式葛の葉の天ぷら、手作り天つゆで。
食べたい人には白蒸しおこわもありますよ。w

3日後に9月度の気の科学体験講座を控えて、本 日は水曜会

IMG_0518.jpg

9月第2週に入りましたが、今日も京都は35℃を超え、暑いことです。^^;
7日の日曜日は、父の納骨と百箇日法要をしましたが、墓地ではひたすら暑かったことです。

法要なので黒装束でしたが、陽だまりでの黒は暑すぎます。w
日傘を差してても、汗だくになりました。^^;

8月26日から始まった宿曜陵逼迫(すくようりょうじ)期間は、9月21日まで続きます。
政治的異変や事件の発生はどうでもいいけどw、イレギュラーな事態や物事の運びには注意して、
確認を強化すべきとお伝えしました。

が、人に言うより、我がふり直せですね。^^;
家から天龍寺へ行く際、渡月橋が警察官たちに止められてて、20分近く渡れませんでした。

その日は松尾大社の八朔祭で、神輿が渡月橋を渡って来るので一時交通規制。
1時の納骨の20分前に三衆院の本殿でお参りがあるのですが、このままでは遅刻するかも?

と思って、弟といづみに歩いて先に行くことを指示しようとしたのですが・・
ふと、助手席の弟を見ると、膝の上に骨壺がないし。^^;

納骨するのに骨壺がないと何にもできません。w
渡月橋が渡れるようになってすぐ二人を降ろし、大周りに桂川を罧原堤から松尾橋を渡って家に戻ろうとしました。

松尾橋でも混雑してて、幾信号も待たされましたが、1時3,4分にはやっと天龍寺に到着。w
待ってた二人から告げられたことは、墓地の管理費が13年間滞納してるということ。^^;

翌日、歯医者に行く途中にお届けしましたが、汗顔の至りです。w
天龍寺三秀院では管理費は自動振り込みとかはなく、参ってお届けするのが決まりです。

拠って、最低一年に一度はお参りするのが習いとなるのですが、いやはや。(恥っ)^^;
歯科医院ではインプラントの改修工事で、上顎骨に新たに3本の打ち込みがありましたが、
オペ後3時間以上経っても血が止まりません。。

昔から、麻酔や痛み止めがあまり効かない体質なのですが、考えてみたら血をサラサラにするという薬を飲用してるので、その作用ですわね。^^;
いつもの調子で、朝飲んだのがタタリの元です。w

疼きは昨日ほぼ止まりましたが、ほんに痛みがあると喜びや楽しみは阻害されることです。
本分を尽くして、人の痛みや苦を解決・解消して差し上げるべく精進しなくちゃデスね。w

13日の第二2土曜日は、9月度の気の科学体験講座を開催します。
メインになるのが「ネオ関節活法」です。

整体の解剖学的優先施術順位は、神経→内臓→関節→筋肉とお伝えしてきました。
技法はそれに則り、融合的・統合的に展開してきましたが、「ネオ関節活法」で
は関節溝運動レールの原則に基づくものです。

今のところ、この技法は6つあります。
腰仙関節、肋椎関節、椎間関節は体幹や全身の運動の不具合に著効があります。

例えば肩こりのある人や呼吸系に難のある人は、肋椎関節が必ずうまく動いていません。
脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアのある人には、椎間関節の動き自体をスムーズにしてあげることは必須です。

胸鎖関節は肩や上肢の動きの不具合に著効があり、脛腓関節、距腿関節は膝や下
肢の動きの不具合に著効があります。

雨戸やサッシなどは、レールの上をスムーズに動いて開け閉めできますね。
関節も同じで、関節包内でスムーズに動いてると痛みも可動制限もないのですが、
それが歪んでガタついてると関節がスムーズに動かず、筋肉は関節を守るために固まってしまいます。

これを「関節性筋スパズム」と名付けられていますが、筋硬結は関節を守るために起きているので、
関節の動きを正さないと痛みや可動制限は治らず、筋の痛みを除いてもまた元に戻ってしまいます。
固まっている筋肉に圧を掛けたり、あまり直接刺激を与えると、炎症を起こしたり、翌日の揉み返しでより痛んだりすることになります。^^;

筋肉の問題は、固まってる筋硬結を解くことがメインになってるようですが、抗
重力筋などのガンバリ筋を緩めすぎると支障が生じます。
サボり筋を動かして復活させることで、ガチガチに固まったガンバリ筋は緩むのですが、
「ネオ関節活法」では、筋肉に触れず関節を動かすことで、筋硬結が解けるのです。

例えば、巻き肩になってると、鎖骨が胸鎖関節から奥に入って、鎖骨が上に揚がりにくくなってます。
肩の動きは鎖骨と連動してるので、四十肩や五十肩を治療する際、鎖骨が動かない人の肩は決して上まで上がらないのです。^^;

逆にいうと、肩が触れても痛む人の場合、胸鎖関節を調整するだけで、肩には触れずに痛みや可動域制限が解除できます。w
それぞれの関節技法は、レール法則に則り動かしやすくなる方向へ動かすもので、
無理もなく痛みもなく、短時間で即座に効果を及ぼし戻りもない技法になります。

事実、筋肉や関節の痛みや可動域の制限は、関節を法則に従って動かすだけで良くなることを実感してください。
最後に残るダメージ残留痕などの筋肉の痛みは、「瞬間拮抗圧擦法」や「波動伝達法・腕弓射虎法」などで解消できます。w

人体は自律神経を含む神経支配ですから、治療スイッチを入れるべく、軽く触れて撫でたり、
あるいは触れずとも痛みや不調をなくせることは多々あることです。w
然るに、戻りや取り残しなく痛みや不調を解決・解消するには、神経→内臓→関
節→筋肉の手順展開は大事な要諦だと思います。

それでも、例外なき法則は無く、完璧なるものもこの世には無きものでしょう。w
願わくば、苦や痛みなどの不調、問題の改善ではなく解決・解消を目指し、進化を目指して行きたいものです。

それには、遊び心や喜び・楽しみを味わうことも大事ですね。w
痛みはそれを阻害するので、私の膝と股関節の痛み、改善ではなく誰か解決解消してくれんものかと?(媚笑)

さて、本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.キャベツのコールスロー。
2.京水菜の玉ねぎドレッシングサラダ。
3.いづみ式叩きモロヘイヤと山芋の梅肉和え。
4.いづみ式揚げカボチャの黒胡麻散らし。
5,エリンギのバター醤油焼きと焼きヒラタケ。
6.鶏砂ズリのライムペッパーソルト焼き。
7.豚肉とピーマンの青椒肉絲。
8.キクラゲ入りニンジンシリシリ。
9.鶏胸肉と玉ねぎの煮込み。
10.生姜入り揚げだしナス。
11.いづみ式鶏ミンチとレンコンのつくねバーグ。
あ。もち米を蒸した白(しら)蒸しもあるので、よかったらどうぞ。w

9月に入ってもまだまだ暑く、本日は9月最初の 水曜会

IMG_0517.jpg

9月に入ったというに、連日37℃の暑さが続く京都です。^^;
今日の空も入道雲あって、まるっきり、思いっきり夏の空。w
秋の気配なく、猛暑の夏が続いてるように感じますが、それでも日没が淡々と早くなってるようですね。w

京都の最後の夏祭りは、松尾大社の八朔祭です。
八朔とは元来、旧暦8月1日(朔日)のことです。
このころに台風や害虫の被害が多いことから、風雨順調、五穀豊穣、家内安全を祈願
するのが八朔祭です。

今では松尾大社の八朔祭は、9月の第一日曜日に開催されます。
9月7日が今年の八朔祭ですが、前日の日没後には境内のちょうちんに灯が入れられ、盆踊り大会が行われます。

当日のスケジュールは、以下の通り。
8:00〜14:00頃 女神輿嵐山巡幸、
8:00頃〜八朔相撲(鎌倉時代から続く)、
12:00〜上桂御霊太鼓、
15:00〜子どもみこしおねり、
16:00〜嵯峨六斎念仏踊(無形文化財)

9月9日は「重陽(ちょうよう)の節句」ですね。
車折(くるまざき)神社では、この日、重陽祭が行なわれます。

平成9年に約130年ぶりに再興した由緒ある神事です。
重陽祭は9月9日の重陽の節句を祝うもので、江戸時代末期まで神仏習合の様式に
より盛大に斎行されていました。

美容・健康向上を祈願して、菊の花をお供えし舞楽が奉納される優雅な神事です。
祭典終了後、参拝者・見学者に菊酒が振る舞われますよ。
無料ですが、なくなり次第終了するので、参られる方はそのつもりで。w

同日、上賀茂神社正しくは[賀茂別雷(かもわけいかづち)神社]で、重陽神事と烏相撲が行なわれます。
紀元前の神代(かみよ)の時代から信仰されてきたと伝わる上賀茂神社も世界遺産に登録されてますね。

御祭神の賀茂別雷大神は厄除、八方除、方除、必勝の神、電気産業の守護神として全国より信仰を集めています。
当神社は京都の三大祭のひとつである葵祭が催されることでも有名ですね。

陰陽思想で、数字は奇数が陽、偶数が陰を表します。
奇数が重なることを重陽といい、9月9日は古来宮中などで行われた五節句のひとつ・重陽の節句にあたります。

上賀茂神社の重陽神事では本殿に菊花を供えて無病息災を祈願した後、境内の立砂前で烏相撲が奉納されます。
烏相撲では、まず白装束姿の刀祢と呼ばれる所役2人が弓矢を持ち、烏の横飛びや「カーカーカー」「コーコーコー」と鳴きまね
をする所作を行い、その後、斎王代が観覧される中、子供相撲が奉納されます。

また、この日に菊酒を飲むと災厄から逃れるといわれていて、当日は菊酒の無料接待があります。
この菊酒の無料接待も、なくなり次第終了なのでそのおつもりで。w

重陽の節会は、嵐山の法輪寺、通称虚空蔵さんでも行なわれます。
菊の節句と呼ばれ、菊の花のしずくから霊薬を得、長寿を保つと伝う長寿祈願が行われます。
謡と舞の奉納も山腹の寺院に趣を与えますよ。w

9月の京都といえば、他にもこんなイベントがあります。
14日に、洛西の大原野神社で御田刈(みたかり)祭。
15日は、鞍馬寺で義経祭、石清水八幡宮で勅祭 石清水祭。
19日は、平安神宮神苑の無料公開。
20日からは東寺の宝物館秋期特別展。
21〜23日は、今熊野観音寺でお砂踏法要。
22,23日は、晴明神社の晴明祭。
29日は、安井金毘羅宮で櫛まつりの神事と時代風俗行列。

他にも色々あるけど、涼しくなってくれんと出歩く気分になれないですね。^^;
これ、歳のせいかしらん。(自爆)

7日に百箇日法要で父の骨入れを済ませたら、行楽も味わってみたいもの。
週一、飲みには出てますが、特別な時に特別な場を味わう非日常は良いもんですから。w

さて、本日は9月最初の水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.ナメタケと刻みオクラの麺つゆ和え冷やし。
2.冷やし葛切り。
3.豚ロースと茄子の焼き肉ソース炒め。
4.エリンギのバター醤油焼き。
5.アボカドとミックスチーズのガレット。
6.豚ロースのピカタ。
7.いづみ式葛の葉の天ぷら、好みの塩か天つゆで。
8.鶏腿肉と玉ねぎの煮込み。
9.いづみ式揚げだしカボチャの黒胡麻散らし。
10.どんこ椎茸、焼きたてを手作りポン酢で。
11.昆布鯖の焼いたん、レモンと大根おろし醤油で。