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3日後に11月度の講座を控えて、あれこれと考 えつつ、本日は水曜会

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今年も7日が立冬で、己亥月に入りました。
昨日までまだ寒さはどうってことはないのですが、これから急速に冷えは進んで行くでしょうね。^^;

痛みに冷えは厳禁で、血流を良くすることが大事になります。
風呂上がりから赤の腹巻を着用し、朝の散歩まではそのままでいますが、続けていると体温と基礎代謝が上がります。

体温が1℃上がると、基礎代謝量は13%も増加すると言われています。
消費カロリーが多くなり、生活習慣病の予防・改善になるだけでなく、体温が上がると免疫力も上がります。

体温が上がることで血液の流れが良くなりますが、血液の流れが良くなると白血球の動きも活性化されるため、免疫力が高まります。
ちなみに、免疫システムが正常に働く体温は、36.5℃〜37.1℃だと言われています。

一方で、現代人は、平熱が36℃以下という低体温の人も増えているようです。^^;
1954年初版の「医学大辞典」によると、日本の成人の平均体温は36度89分±0.34と記されています。

現代の基礎体温の平均は36.14℃と発表されてるので、当時と0,75℃も下がってたんですね。^^;
実は、体温が1度下がると、免疫を司る白血球の働きが30%以上もダウンし、同じく免疫に関わる腸の働きも低下します。

幸せを感じるホルモンのセロトニンは小腸で製造され、ナチュラルキラー細胞は回盲弁付近で製造されています。
幸せは本当はほんのちょっとしたことで感じられるものですが、幸福を感じ、病気知らずで生きるのは、腸活が大事ですね。w

ガン細胞は、35度で最も増殖する性質があるとされています。
基礎体温が高い人は、癌にもなりにくいという事になりますね。w

体温を1度上げると、免疫力は一時的に5〜6倍もアップします。
現代人が風邪を引きやすいのは、体温が低くなったこともその一因かと思われますね。w

血流を良くするのは、腹部大動脈を含めて身体をよく温めることが大事で、これからの季節、腹巻がお勧めです。w
また、深い呼吸ができて、息を吸うと、腹部も胸郭も動くことが、血流を良くすることになります。
この腹胸式呼吸ができると、細胞内のミトコンドリアが活性化する第3次呼吸ができて、生体エネルギーが高まり、細胞修復力がアップします。

腹式呼吸ができてない人や、息を吸っても胸郭があまり広がらない人が増えています。
マスクの長時間着用や巻き肩、猫背、ストレートネックなどが大きな要因で、注意が必要ですね。^^;

マスク着用の永いせいで、表情筋や胸鎖乳突筋が固定されて、肩の不調や表情が沈んで心の不調になりませんように。
また、呼吸の酸素不足で脳や身体の機能が低下したり、口周りの肌荒れや吹き出物、口臭などが生じませんように。

3日後の気の科学体験講座では、内臓からの全身調整をメインとしますが、合気横隔膜調整法と螺旋ライン入力についても復習しましょう。
横隔膜調整では肋間筋も緩むので、胸郭が広がって呼吸がしやすくなり、即座にバストアップ、ウェストダウンの変化が見られます。

腕でも脚でも、この螺旋力を発生させると、たちどころに筋力がアップするのが分かります。
螺旋ラインの理は、皮膚に触れて軽く操作するだけで、深層筋や内臓にまでその効果を及ぼすことができる優れものです。w

その応用は、色んな不具合に活用できます。
日曜は四条大宮へ飲み歌いに出かけましたが、たまに「ちょこっと」立ち寄る処のママが小指が伸ばせないと困ってました。

病院へ行っても良くならないとのことで、小指の痛みは腱鞘炎や突き指ではなく、「更年期による何やら結節」とのこと。^^;
ま、第一関節の変形と痛みなら「ヘバーデン結節」、第二関節なら「ブシャール結節」と診断されたのでしょう。w

テーピングと服薬で、1週間以上経つのに痛みが消えないのではお気の毒。^^;
ちょっと診たら、さほど腫れなどの変形はなく、内旋はスムーズなのに、外旋が固く痛みも出るので、軽度牽引・内旋の螺旋入力を10秒加えたら、外旋の痛みが消えました。
念のため2度入力しましたが、指を曲げ伸ばししても痛みもなく、動きの不具合も消えてました。w

戻りなき全快と原因からの解決には、有料にはなりますが、来ていただくのが一番ですが。^^;
「家庭医」の勧め、「食医」の勧めで、縁ある人の誰もが簡単な方法で、こうした解決ができるようになると便利でしょう。w

最近は、よくよくパーキンソン病に縁があり、ご本人以外にも身内縁者にこの患者さんがいる方とのご縁が生じています。
パーキンソン病は、10 万人に 100〜150 人の割合(日本では約 15 万人)でみられる指定難病の一 つです。
が、60 歳以上では、100 人に 1 人の高い発症率で、高齢化に伴い増加傾向にあります。

パーキンソン病は、中脳の黒質にあるドーパミン神経細胞が壊れて、作られるドーパミンが減ることによって発症します。
私たちの体は、大脳皮質からの指令が筋肉に伝わることによって動いていますが、この大脳皮質の指令を調節し、体の動きをスムーズにしているのがドーパミンです。

人間が生きていくためには、目的達成や危険回避のために「やる気」を出さなくてはいけません。
ドーパミンは生きるために必要な「やる気」を促し、幸福感をアップさせるホルモンです。

また、仕事や学習などに必要な情報を一時的に記憶・処理する能力である「ワーキングメモリー」にもドーパミンは影響を与えるといわれています。
つまり、ドーパミンの分泌が活性化されると、学習能力や仕事能率のアップも期待できます。

他にも、ドーパミンは達成感、快感、喜び、感動などももたらす「快楽ホルモン」です。
そのため、ドーパミンが不足すると「やる気が起きない」「記憶力や作業能率の低下」「無関心・無感動」などを引き起こし、幸福感の低下につながってしまいます。

ヒーリング施術としては、螺旋入力や陰圧2点1字法などで神経の電子伝達と血流を良くし、脊椎関節包の電子伝達の再起動、気光クラニアルでの脳機能の再起動を図るなどが有効です。
が、ここでも身体の歪みや重心バランスを整え、呼吸を万全にすることが欠かせません。

日常生活の指導では、イメージ療法を加えることが大事ですが、ドーパミンそのものは食事によって増やすことができます。
ドーパミンの原料となるのは「チロシン」というアミノ酸で、最も多く含んでいる食品は乳製品です。

正確にいうと、乳製品に含まれている「カゼイン」と呼ばれるタンパク質からチロシンは多く摂取できます。
そのため、乳製品の中でもチーズは特にお勧めで、チーズは生乳の水分を抜いて、残ったタンパク質を固めたものです。

そのため、もっとも効率よくカゼインを摂取できる食品といえます。
その他の食材として、蒸し大豆、豆腐、納豆、枝豆、おから、きな粉など、大豆食品にも多く含まれます。

現代の陰陽師、資格は要さぬ「家庭医」でもあり、明の時代にはあった「食医」でもあります。(笑)
快さや楽しさ、喜びを感じるドーパミンを増やすために、チーズなどの乳製品と大豆食品を積極的に食べることをお薦めします。w

暦の上からは冬が立ちましたが、季節感では晩秋ですよね。w
五行では秋の情は悲ですが、古来、秋はもの悲しく感じる季節ですね。

和歌の「千載集」には、藤原季通が「ことごとに悲しかりけりむべしこそ秋の心をうれへといひけれ」と詠んでいます。
「玉葉集」にも今出川院近衛が、「時わかず憂きに愁へは添ふものを秋の心とたれかさだめし」と詠んでいます。

世が世なれば、梅雨時と、もの哀しく寂しくもの思う晩秋には、バリ島かチェンマイに飛んで陽気を養ってたんですがねえ。。
陰気に思えば、楽しみや喜び、倖せも減りますので、大豆食品や乳製品で増えるドーパミンやセロトニン、触れ合いで増えるオキシトシンなどの幸福ホルモンを分泌させましょう。w

オキシトシンは「思いやりホルモン」とも呼ばれます。
それは、相手を思い遣って何かを分け与えたり、助けたりすることでも、オキシトシンが分泌されるためです。

配偶者や恋人でなくても、好意を持った人とのスキンシップ、家族との団欒や心を許せる友人との食事や歓談、またペットとの触れ合いなどでも、オキシトシンを効果的に分泌させることができます。
スキンシップのひとつであるソフトなマッサージやエステには、身体以上に心に良い効果がありそうですね。w

実は、マッサージは受けている側よりも、施術している側の方が多くのオキシトシンが分泌されるといわれています。
これは「相手を癒やしたい」という思い遣りの心を持ってスキンシップをすることで、よりオキシトシンが増加するためと考えられています。

「家庭医」の勧めで、施術してオキシトシンを増やし、喜びや感謝が返って来るとドーパミンまで増えるのは良いことでしょう。w
インドネシア語で、「ありがとう」を「Terima Kasih(トゥリマ・カシー)」と言いますが、直訳すると「もらう、あげる」。
言われた方は、「どういたしまして」を「Sama sama(サマ・サマ)と返しますが、意味は「同じ、同じ」です。

ご縁ある人間関係には、感謝し合いたいものですね。
どうもこの頃幸福感が足りないと感じたら、人に優しくすること、できることで人に施すことが良い効果がありますよ。w

今日も予約はなく^^;思索三昧ですが、本日は水曜会。
良き脳内ホルモンを増やすべく、今夕の料理を楽しみつつ歓談しましょう。^^v

今日のメニューは、以下の11品です。
1.水菜、鮭のフレーク、ミニトマトの胡麻マヨポンサラダ。
2.とろける揚げ出し豆腐。
3.鶏胸肉、ロメインレタスのチェンマイの屋台風炒め。
4.黒豆もやしの鶏ガラだし・料理酒炒め。
5.皮ごとジャガイモとベーコンの甘辛照り焼き、パルメザンチーズ掛け。
6.牛肉と4種キノコのすき焼き玉子とじ。
7.手作り干しシイタケと京揚げのしっぽく煮、山椒散らし。
8.しろ菜とホワイトブナピーの炊いたん。
9.セロリ、キャベツ、海老名高原ソーセージのカレー。
10.カボチャと蒸し黒豆の炊き合わせ。
11.九条ネギと京らら揚げの衣笠煮。