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10月度の講座を終え、土用を控えて本日は水曜 会

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10月度の気の講座と第1法則講座を終えましたが、いやはや少数のご参加でした。^^;
その分、細やかな解説と実習もできたので、良しとしましょう。w

「ネオ関節活法」で、関節を動かすことによって筋硬結を解く方法を復習し、こ
の方法の応用で、自律神経を調節する技法を展開しました。
関節・筋肉→自律神経の別解ですが、腸脳相関という観点からは内臓→自律神経
のアプローチである「水の技法、三の型」から胃、そして盲腸部やS字結腸部か
ら自律神経を整える技法もお伝えできました。

今年は猛暑が続いたので、自律神経を整えることは特に大事です。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、交感神経は「アクセル」、
副交感神経は「ブレーキ」の役割を果たしています。

この互いに相反する2種類の自律神経が協力して働き、全体のバランスを取ることで、心身の健康が保たれているのです。
このブレーキとアクセルのバランスが狂うと、意志や意識では全くコントロールできずに様々な不調が生じます。

自律神経の乱れから起こる身体的症状は、頭痛(頭重)、めまい(ふらつき)、立ちくらみ、
胸の息苦しさ、咳、動悸、血圧変動、吐き気、腹痛、下痢などさまざまです。

自律神経の乱れから起こる精神的症状は、不安、うつ、不眠、だるさ(倦怠感)、
集中力の欠如、イライラする、神経質になるなどです。

人体では、脳内の間脳に視床下部という組織(中枢神経)があり、ここで自律神経系、内分泌系、免疫系など、生命維持に必要な機能を調節しています。
この3つのシステムは互いに影響し合い、私たちの体調をコントロールしています。

視床下部自体は、脳重量のわずか0.3%、4g程度の小さな組織なのですが、体温調整、血圧、心拍、
食べる・飲む、性行動、睡眠 など生体のリズムや、怒りや不安などの情動行動を調整しています。
また、尿量の調整、乳汁の分泌や子宮の収縮、副腎皮質や甲状腺、成長ホルモンなどのホルモン分泌をも調整しています。

要するに、視床下部は交感神経・副交感神経機能や内分泌を統合的に調節することで、生体の恒常性維持に重要な役割を果たしているのです。
不定愁訴や心身症など、自律神経の失調が疑われるなら、また慢性症状で自己治癒力が万全に機能していないなら、ここを狙っての整体法が役立
ちます。

講座では、迷走神経に直接アプローチする法と、視交叉上核を操作する技法をお伝えしましたが、
次回はこの復習から自律神経、呼吸、脳の機能、人体運動の要を整える別解を展
開しましょう。

11月は月例の第二土曜日の体験講座の他に、23日に特別集中研修を予定しています。
特別講座は基本的に会員さん達限定になりますが、案内の発表や送付はありません。w

10:00スタートで、人体縦横の隔膜を活用した「水の技法」の全てをお伝えします。
また、余命3日を宣告された父を通常状態に蘇らせ、6,7年睡眠薬頼りだった
方を一度の施術で睡眠薬不要となった技法など、効果抜群の自律神経調整法をお
持ち帰りください。w

11月といえば中旬からは紅葉の季節ですね。
この観測史上初の暑さのせいで、京都のモミジやカエデは茶色くなって落ちる葉が多く、紅葉は例
年よりは美しくないことでしょう。^^;

それでも秋を迎える京都では、市内各所で、夜間特別拝観と紅葉ライトアップが行われます。
古都を彩る美しく幻想的な秋の夜を楽しみ、遊行するのもいいですね。w

現在は丙戌の月ですが、丑・辰・未・戌のいずれかの月には誰もが墓運が働き、
神仏の加護が得られます。
寺社を訪ねて、神仏と対座してみるのも良いことでしょう。w

家の宗旨本尊、自身の生年月日縁の神仏、それらが結びつく十二支調和神仏は特
にお勧めです。
特別開帳のある、普段お目に掛かれぬ神仏とご対面するのもロマンがあります。w

今年は乙巳年ですが、10月18日はそれと干合・支合する庚申日で、祗園の八坂庚申堂参り。
22日は甲子の日で大黒天、27日は己巳の日で弁才天の供養日ですから、参拝
祈念するのもご利益有りげです。w

露店や市を楽しむなら、21日は東寺の弘法さん、25日は北野天満宮の天神さんがお勧めです。
骨董品はもちろん、食料品や衣料品、食べ歩きグルメまで何でも売っている楽しい縁日です。

来週の月曜、20日からは秋の土用に入ります。
五行の「土」は、安定と調整を意味し、万物を育み、変化を促すエネルギーを持っており、
生命の基盤を支える存在として五行思想の根幹を成しています。

中央に位置することで、他の要素の過不足を調整し、調和を保つ役割を果たしますが、
時節的に秋の土用は立冬の前日までの18日間あります。

自然への配慮で、この時期は昔から土を動かす作業(土いじり、増改築など)を
避ける風習がありますが、健康面では、体調管理や養生を促すための風習だと考
えられています。

秋から冬への季節の変わり目に当たって、体調の変わりやすい時期ですので、消
化機能を中心として心身を休め、体調を良く整えることを大事としましょう。w

東洋思想では、天地人の調和を大事としています。
天は時であり、地は環境であり、人は適応と進化を命題とするものです。w

明日は、客間の畳替えで、環境も調えることにしましょう。
そのためには、蔵書や資料、家具などをどけとかねばならず、いささか面倒ですが。^^;

昨日はまたキカイなトラブルでインターネットが繋がらなくなり、レスキューの
壽円さんに電話して何とか復旧しましたが、コードを外すのが恐い怖い。w
願わくば支障なくタタリなく、恙無く新調した畳が入れられますように。(念)w

常連さんにも手伝ってもらって、今日の水曜会を迎えるとしましょう。(ワラ)
今日のメニューは、以下の12品です。
1.千切りキャベツの玉ねぎドレッシングサラダ、ミニトマトを乗せて。
2.いづみ式柿とレタス、水菜のサラダ、手作りヨーグルトマヨネーズドレッシングで。
3.白だし仕立ての生姜入り揚げだしナス。
4.湯がきブロッコリーの手作り黒胡麻ドレッシング掛け。
5.いづみ式紅ショウガ入りだし巻き。
6.鶏胸肉片栗粉コーティングと小松菜のバリ風アヤム・サユールヒジュー・ゴレン。
7.豚ロースの幽庵生姜焼き。
8,豚バラ肉と玉ネギのタイ風炒めパッ・ムゥ・ホォーム・ヤイ。
9.大根、白菜、鶏胸肉、豆腐入り焼き飛魚だし仕立て寄せ鍋。
10.舞茸とエリンギの天ぷら。
11.塩糖水(ブライン液別名ソミュール液)漬けハマチのカマ焼き、レモンを添えて。
12.柚子大根の漬物。

気の科学通信~ストレス社会を生き抜くために🌿~

皆さんこんにちは

気の科学研究所の更新担当の中西です

 

~ストレス社会を生き抜くために🌿~

 

忙しさ、情報過多、人間関係のプレッシャー…。
私たちは常に“何かに追われるような毎日”を過ごしています💨

そんなストレス社会の中で、心と体のバランスを崩してしまう人が増えています。
頭では「休まなきゃ」とわかっていても、心が落ち着かない。
眠れない、集中できない、疲れが取れない――。

そこで今、注目されているのが「気功」🌿
気功は、現代人が忘れかけている“心身の調和”を取り戻すカギなのです✨


🧘‍♀️ ストレスとは「気の乱れ」

ストレスを感じるとき、私たちの体の中では「気」の流れが乱れます⚡
緊張すると呼吸が浅くなり、肩や首が硬くなる。
イライラしたり不安になったりすると、お腹が冷えたり胃が重くなったり。

これはすべて、「気の滞り」なんです。

気功では、体の中を流れる“気の通り道(経絡)”をスムーズにし、
乱れた気の流れを「呼吸」と「意識」で整えます🌬️✨

つまり気功は、
💡 ストレスを“体の中から”解消していく方法
とも言えるのです。


🌈 呼吸を変えると心が変わる

気功の世界では、「呼吸は心の鏡」と言われます。
浅い呼吸=浅い思考。
深い呼吸=落ち着いた心。

ストレスがたまると、自然と呼吸が速く浅くなります。
交感神経が働き続け、体はずっと“戦闘モード”💥

でも気功では、意識して 「ゆっくり吐く」 ことを大切にします🌬️
息を長く吐くと、副交感神経が優位になり、心が静まります🕊️

1分間、目を閉じてゆっくり呼吸してみてください。
鼻から吸って、3秒止めて、口から7秒かけて吐く。
たったそれだけでも、頭がクリアになり、
「今ここ」に意識が戻ってきます✨

呼吸を整えることは、ストレスをリセットする最も簡単な方法。
しかも、どこでも・いつでも・誰でもできる。
それが気功の素晴らしいところなんです🌸


🧠 脳も「気」で動いている

気功の研究では、興味深いことがわかっています。
気功を行うと、脳波が「アルファ波」や「シータ波」に変化するんです🧬

これらの脳波は、“リラックス状態”や“集中状態”を示すもので、
瞑想や深い睡眠のときにも現れます🌙

つまり気功を行うことで、
脳のストレス反応を落ち着け、穏やかな思考が戻ってくる。
頭の中でグルグルしていた悩みも、
少し距離を取って見られるようになるんです👁️✨


🌿 体がゆるめば、心もほどける

ストレスは「体の緊張」として現れます。
肩・背中・腰・お腹――どこかが常に硬くなっていませんか?

気功では、そんな“こわばり”をゆっくりとほぐしていきます🧘‍♂️
たとえば「立禅(りつぜん)」と呼ばれる基本姿勢。
足を肩幅に開き、軽く膝を曲げ、背筋を伸ばす。
手は胸の前で丸く構え、呼吸に合わせて立つだけ。

一見シンプルですが、
この姿勢を続けていると、筋肉の緊張が抜け、
体が内側から温まり、血の巡りが良くなります🔥

不思議なことに、体がゆるむと、心も柔らかくなっていくのです😊


🌞 気功が導く“ゆるやかな集中”

気功を続けていると、不思議な感覚が訪れます。
ぼんやりしているのではなく、心は静かで、でも意識ははっきり。
“ゆるやかな集中状態”――これが気功の醍醐味なんです🌺

たとえば、風の音や自分の鼓動がふと聞こえる。
呼吸と動きが一体化して、時間がゆっくり流れる感覚。
この状態では、体も心も“いま”を感じています。

ストレス社会では、常に「過去を後悔し」「未来を心配」して生きています。
でも気功の時間だけは、
💫「今、この瞬間に生きる」ことができる。
この“現在意識”こそが、心を癒す最大のエネルギーです。


🌷 日常でできる簡単気功法

忙しい人でも、ちょっとした時間で気功はできます⏰

🌅朝:目覚めの深呼吸
起きたらベッドの上で、3回深呼吸。
体の中に“朝の気”を取り込むように吸い、
前日の疲れを吐き出すようにゆっくり息を吐く🍃

💻仕事の合間:肩回し気功
イスに座ったまま、肩をゆっくり前後に回す。
息を吸いながら肩を上げ、吐きながら下ろす。
肩の緊張が抜け、頭がスッキリ✨

🌙夜:寝る前の手の気功
両手を胸の前で軽く合わせ、目を閉じる。
ゆっくり呼吸しながら、手のひらの温かさに意識を向ける。
不思議と心が静まり、眠りにつきやすくなります😴

こうした小さな習慣が、「ストレスに負けない体」を作ります💪🌸


🕊️ まとめ:気功は“現代社会のメンタルデトックス”✨

気功は、古代の知恵でありながら、
現代人の「心の疲れ」を癒す最もシンプルな方法です🌿

💫 呼吸で心を整え
💫 姿勢で体を整え
💫 意識で気を整える

それは、ストレスに翻弄される毎日に「静けさ」と「芯の強さ」を取り戻す道。

外の世界を変えることは難しくても、
自分の内側の“気の流れ”を整えることは、今この瞬間からできるのです🌈

 

本日は、欠席多きも^^;10月度の気の科学体 験講座

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8日に二十四節気の「寒露」を迎え、丙戌月に入っていますが、最高気温は27,8℃が続いています。
25℃以上が夏日ですので、日中はまだ暑いですね。^^;

暑さが続いても、急に冷え込んでも、自律神経にはかなりの負担が掛かっています。
自律神経は、呼吸や体温、血圧、心拍、消化、代謝、排尿・排便など、
生きていく上で欠かせない生命活動を維持するために24時間365日、休むことなく働き続けています。

自律神経は、交感神経と副交感神経に2分されますが、意思でコントロールできず自動的に働いているものです。
このバランスが乱れると、様々な不定愁訴が起こります。

全身の倦怠感、頭痛、血行不良による肩こり・冷え、しびれ、多汗、動悸・不整脈、めまい、胃腸障害、不眠
などが主な症状になります。
身体の不調を感じて病院で検査をしても「異常なし」と言われるときは、自律神経が乱れている可能性が大です。

前回は、「ネオ関節活法」で関節内のレールを法則に沿って動かし、滑走をスムー
ズにして脳にインプットすることで、筋肉に触れずともたちどころに筋肉を緩め
関節の可動を良くする方法をお伝えしました。

今回は、その延長で、この方法をベースとして使っての自律神経調整の別解を展開しましょう。
自律神経を整える別解のアプローチは、腹直筋、腹斜筋、頸骨を関節を動かす誘導操作によって整える方法になります。

腹直筋と腹斜筋は、腹部の深層筋肉ですが、これらが緊縮すると胃や腸を圧迫し
て蠕動運動を阻害し、自律神経を乱します。
頸椎周囲の筋肉に関節性筋スパズムがあると、脳へ行く血管が圧迫されて脳の機能が悪くなり、自律神経が
乱れます。

腹直筋は、仰臥で合気(呼吸を合わせて)下部肋骨の動きを誘導することで、関
節性筋スパズムが解けます。
腹斜筋は、横臥で肩甲骨を持って肩をすくめるように動かすことで、肋骨の動き
が付いてきて筋スパズムが解除できます。

頸椎は、横を向き斜め上を見る動きが頸椎関節のレールの法則に沿った動きになります。
仰臥で先ずは7本の骨一本ずつの動きを滑らかにしてから、関節の動きを誘導するのです。

首のアジャストは危険を伴いますが、この方法は極めて安全です。w
「ネオ関節活法」は、関節溝のレール法則に沿って関節本来の動きを誘導するもので、
全く無理なく、痛みなく、拘縮した筋肉を緩めることができます。

解剖学的な整体の優先順位は、神経→内臓→関節→筋肉であり、これまでその統
合的・融合的な技法をお伝えしてきました。
今回の技法は、関節→筋肉→自律神経の融合・統合的な3技法となります。

「ネオ関節活法」には、腰仙関節、肋椎関節、椎間関節、胸鎖関節、脛腓関節、距腿関節の6技法があります。
参加者のご希望によって、前回の復習から始めるのも良いでしょう。w

別途、腸脳相関という観点からは内臓→自律神経のアプローチである「水の技法三の型」があります。
胃そして盲腸部とS字結腸部から自律神経を整える技法をお伝えしましょう。

自律神経、呼吸、脳の機能、人体運動の要を整える別解としては、効果抜群の直接触れる秘伝の整体法
が6技法あります。
学びには一技数万円掛ったものですが^^;お時間の許す限り、惜しむことなく
お伝えしましょう。w

と、ここまで書いたところで、2名の会員さんから欠席の通知。^^;
復習に重きを置きつつ、ボチボチと微に入り細を穿つように進めるのが良いようです。w

講座を終えたら、例によって会場をこちらに移しての無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の10品になります。
1.キャベツのコールスロー、ミニトマトを乗せて。
2.いづみ式ブロッコリーの黒胡麻和え。
3.いづみ式京うらら揚げと小松菜の炊いたん。
4.自家製厚揚げ、三島の青唐辛子味噌で。
5.いづみ式マロンカボチャの揚げびたし黒胡麻散らし。
6.豚のヒレカツ。
7.鶏胸肉のニンニク生姜から揚げ。
8.豚バラ肉とトマトのオリエンタル炒め。
9.生姜入り揚げだしナス。
10.冬瓜のカツオ昆布だし煮込み。

気の科学通信~心と体を整える古来の叡智✨🕊️~

皆さんこんにちは

気の科学研究所の更新担当の中西です

 

~心と体を整える古来の叡智✨🕊️~

「なんとなく聞いたことはあるけど、実際どんなことをするの?」
「気って本当にあるの?」

そんな疑問を持つ人は少なくありません。
けれど、気功(きこう)は決して不思議な“超能力”ではなく、
**「心・体・呼吸を整え、自分の自然治癒力を引き出す」**ための古来からの知恵なんです🍃


🧘‍♀️ 気功とは? 〜中国に伝わる“生命の学問”〜

気功のルーツは古代中国にさかのぼります🇨🇳
2000年以上の歴史を持ち、「気(エネルギー)」を意識的に整えることで健康を保つ方法として発展しました。

“気”とは、私たちの体の中を流れる生命エネルギーのこと。
血液が体をめぐるように、気もまた「気の通り道(経絡・けいらく)」を通って全身に流れています。

しかし、ストレス・不安・生活リズムの乱れなどで気の流れが滞ると、
心身のバランスが崩れ、疲労・不眠・イライラ・冷えなどの不調につながると考えられています😔

気功は、呼吸法・動作・意識法を通じて、この“気の流れ”を整える健康法です🌬️✨


🌸 呼吸で整える ― 「吐く」ことで心を鎮める

気功の基本は「呼吸」🌬️
特別な道具も筋力もいりません。
深く、静かに、丁寧に“息を吐く”ことが最大のポイントです。

現代人の多くは、知らず知らずのうちに「浅い呼吸」になっています。
スマホやパソコンに向かう時間が長いと、呼吸は胸のあたりで止まり、
酸素の取り込みが浅くなり、脳や体がリラックスしにくくなるのです💻💦

気功では、
🫁 ゆっくりと鼻から吸い、
🕊️ 長く口から吐く。
この繰り返しで、交感神経(緊張)から副交感神経(リラックス)へと切り替えます。

呼吸を整えるだけで、
・イライラが消える
・体の力が抜ける
・気持ちが穏やかになる
そんな小さな変化が起き始めるのです😊✨


🧍‍♂️ 姿勢で整える ― “気”は背骨を通る

気功におけるもう一つの要は「姿勢」🏗️
気の流れは、まっすぐ立った背骨を通して全身に広がります。

気功の基本姿勢では、
1️⃣ 足を肩幅に開き、
2️⃣ 背筋をすっと伸ばし、
3️⃣ 肩の力を抜き、
4️⃣ 顎を軽く引く。

まるで糸で頭のてっぺんを吊られているような意識で立ちます。
これにより、体の中にある「気の通り道(経絡)」が自然に開き、エネルギーが流れやすくなります🌊

正しい姿勢で呼吸をするだけで、
血流もリンパの流れも良くなり、体の中からポカポカと温かさを感じられるようになります🔥


🧠 意識で整える ― 「気を感じる」ということ

「気を感じる」と聞くと難しそうですが、実はとてもシンプル。
“自分の体の内側に意識を向ける”ことがその第一歩です👁️✨

たとえば、手のひらをゆっくり合わせて、1〜2cmほど離してみましょう。
そのまま呼吸を続けながら、手のひらの間に意識を向けると――
温かさ、圧力、ピリピリした感覚を感じるかもしれません。

それが「気(エネルギー)」の流れなんです🌟

このように、気功では「体の中にある生命のリズム」を意識的に感じ取り、
呼吸と動作で整えていくことで、心身が調和していきます。


🌈 現代人にこそ気功が必要な理由

今の社会は“情報とスピード”にあふれています📱💨
頭は常に考え事でいっぱい、体は疲れているのに休まらない…。
そんな状態では、「気」はどんどん乱れてしまいます💦

気功の時間は、“心と体の再起動”のようなもの。
静かに呼吸し、体の感覚に意識を戻すことで、
ストレスで乱れたリズムを取り戻すことができます🕊️

医療の世界でも、ストレス緩和・自律神経調整・免疫力向上など、
気功の効果が科学的にも注目され始めています🧬✨

つまり、気功は古くて新しい「セルフケアの最前線」なんです🌿


🪷 「ゆるめる」ことが「整える」こと

気功で最も大切なのは、“力を抜く”こと。
現代人はつい「頑張らなきゃ」「もっと動かなきゃ」と力を入れすぎています💨

けれど、本当の健康は“ゆるむこと”から始まります。
呼吸を深くし、体の緊張を解き、
「今この瞬間に意識を戻す」――それが気功の本質です🍃

ゆるんだ体には血と気がスムーズに流れ、心も穏やかに✨
まるで澄んだ池のように、静けさの中に力強さが生まれます。


🌞 まとめ:気功は“自分を整える技術”🌿✨

気功は、特別な人のためのものではありません。
年齢・体力・経験を問わず、誰でも、どこでも始められる“心のトレーニング”です🧘‍♂️💫

・疲れやすいとき
・イライラするとき
・集中できないとき

そんなときこそ、一度立ち止まって深呼吸をしてみてください🍀
「気」が整えば、「心」も「体」も自然に調和していきます。

 

3日後に10月度の講座を控えて、本日は戌月戌 日の水曜会

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秋めいては来ましたが、日中気温は夏日のままの京都です。^^;
今日の最高気温は30.4℃で、夕刻7時でも25.1℃らしく、まるで真夏に戻ったかのような。w

それでも流石に猛暑は去って、人出も増えてきたようです。
相変わらず、外国人が多いけど。^^;

行楽の秋といいますので、海外までは行けずとも遊行や旅行も楽しみたいものですね。w
今年は北東・南西各60度が、五黄殺・暗剣殺の凶方で、10月8日からはさら
に東西各30度が月間凶方になるので行く先設定に配慮を要しますが。^^;

先週、2日に寝室のふすまと畳替えをして、納入が5日になるというので、一泊旅行に
行こうということになりました。
「富士山が見たい」と言ういづみの要求を叶えるべく、東方の静岡三島駅から山梨の山中湖に行ってきました。w

静岡や山梨は遠方と思ってましたが、時間的にはそうでもなく、便の良いことですね。
富士急高速バスで山中湖に着くと、JTBの情報でなくバスの運転手さんから、ホ
テルに連絡して迎えに来てもらった方がと言われました。

早速そうすると、「この電話はお客様の都合により、お繋ぎできません」と。^^;
一瞬慄きましたが、結果として何とか無事に送迎も夜の飲食の送迎も、無料で済んだことです。w

山中湖では、足漕ぎボートで遊び、富士山も眺めることができました。
青富士でしたが、11月中旬以降から12月になると、白く冠雪した富士が見えるとのこと。

ホテルの近くは、人より鹿の数が多いそうで、いづみは早朝2頭の鹿を目撃したとか。w
夜は地元のほうとうと馬刺し、朝は地野菜主体のオーガニック洋食で、昼には三
島でうな重とざるそばを食べましたが、美味しかったことです。^^

ひかりよりも1時間以上掛かるこだまにて、車内でも焼酎などを飲んでましたが、京都駅では転倒の恥。^^;
いやはや、老化を感じることです。(自爆)

帰宅後は連日の予約をこなしてますが、週末は第2土曜にして、10月度の気の講座があります。
先週のブログで、自律神経について述べましたが、整体の解剖学的施術優先順位:
神経→内臓→関節→筋肉に基いて、融合的・統合的な観点から展開して行きます。

前回は、「ネオ関節活法」で関節内のレールを法則に沿って動かし、滑走をスムー
ズにして脳にインプットすることで、筋肉に触れずともたちどころに筋肉を緩め
関節の可動を良くする方法をお伝えしました。

例えば、腰仙関節を骨盤と仙骨を動かすことで整え、膝痛あって正座できないなど踵が尻に付かない人を即座に解決する法などです。
もちろん、これらは検査法と共に復習して、より習熟してもらおうと思っています。

今回は、その延長で、この方法をベースとして使っての自律神経調整の別解を展開しましょう。
自律神経を整える別解のアプローチは、腹直筋、腹斜筋、頸骨を関節を動かす誘
導操作によって整える方法になります。

関節・筋肉→自律神経の関連ですが、腸脳相関という観点からは内臓→自律神経
のアプローチである「水の技法」で、「三の型」から盲腸部やS字結腸部から自
律神経を整える技法もお伝えしましょう。

気の講座や特別集中研修では、原理原則の専門的な座学ではなく、「家庭医」としての整体技法として、
誰でも出来て必ず効果のある技法をお持ち帰りしてもらうことが大事と心得ています。w
来たる11月23日には、一日集中研修にて「水の技法」を余すところなくお伝
えできればと思っています。

効果抜群の直接触れる秘伝の整体法としては自律神経、呼吸、脳の機能、人体運
動の要を整える別解が6つ用意してあります。
1.大腰筋に直接アプローチする法
2.迷走神経に直接アプローチする法
3.肩甲下筋に直接アプローチする法
4.肩甲棘からのアプローチ
5.肋骨裏の胸横筋からのアプローチ
6.外側翼突筋からのアプローチ

お時間の許す限り、着々と実感・実習・復元でき、自分のものとしてお持ち帰り
してもらえるよう、楽しい展開を考えています。w
旅行も然ることながら、気の講座と翌日の法則講座は私にとっては云わば月例祭
に当たり、ワクワク楽しみのある行事と感じています。w

本日8日は二十四節気の「寒露」にして、今日から丙戌(ひのえいぬ)月に入ります。
戌月初日の今日は庚戌(かのえいぬ)の日にして、水曜会です。

何の因縁か、戌年生まれの弟、典雅(つねまさ)が、うどんを打って来るというので、それも楽しみ。^^
父の亡き後、こうしてよく会って飲食するようになりましたが、彼も言う通り父の遺志とも思えることです。w

中国の「文選(もんぜん)」に収録されている作者不詳の詩「古詩十九首」の一節に、
「去る者は日に以て疎く、来る者は日に以て親しむ」とありますが、仲良きことは善哉です。
親子・兄弟ともに血の通った他人であり、それぞれの人生は別々ですが、協力や
扶助できる関係は望ましく、有り難いことですね。w

合掌、感謝して、今日の宴を待つことにしましょう。w
今日のメニューは、以下の14品になります。
1.ぶっちぎりレタス、三島の青唐辛子味噌か肉料理と共に。
2.焼きナスの白だし浸し。
3.焼き伏見唐辛子の削りカツオ掛け、醤油で。
4.いづみ式半熟味玉子。
5.ラム肉とトマトのオリエンタル炒め。
6.牛バラカルビの焼き肉。
7.豚ロースのガーリックステーキとエリンギのバター醤油焼き。
8.いづみ式カボチャの揚げびたし、黒胡麻散らし。
9.いづみ式レンコンの鶏ミンチ・椎茸・摺り蓮根挟み焼。
10.鶏胸肉、白菜、大根、人参入りホタテとハマグリの貝だし鍋。
11.里芋の煮っころがし。
12.自家製厚揚げ、山椒いりこ味噌を乗せて。
13.ブリ腹身の照り焼き。
14.メバチマグロの刺身。

行楽の秋となりつつ、本日は10月最初の水曜会

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10月に入りましたね。
このところ、京都の最高気温は29℃なのですが、それまで35℃を超える猛暑日が61日連続、熱帯夜も60日連続でした。^^;

毎年、観測史上初の暑さと発表されてますが、沖縄の方が涼しいって何だかな。w
さすがに10月になると、30℃を超える真夏日はないはずですが、今度は急速
に冷えが進むことが懸念されますね。^^;

自律神経が乱れないよう、注意せねばデスね。w
自律神経は、循環、呼吸、体温調節、消化、分泌、排泄など、基本的な生命活動(生体恒常性=ホメオスタシス)を維持する機能を担っていますが、
特徴的なことは、それが意志に基づくものではなく、無意識(自律的)に働くという点です。

また自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、交感神経は「アクセル」、
副交感神経は「ブレーキ」の役割を果たしています。
この互いに相反する2種類の自律神経が協力して働き、全体のバランスを取ることで、心身の健康が保たれているのです。

このブレーキとアクセルのバランスが狂うと、意志や意識では全くコントロール
できずに様々な不調が生じます。

自律神経の乱れから起こる身体的症状は、頭痛(頭重)、めまい(ふらつき)、立ちくらみ、
胸の息苦しさ、動悸、血圧変動、吐き気、腹痛、下痢などさまざまです。

自律神経の乱れから起こる精神的症状は、不安、うつ、不眠、だるさ(倦怠感)、
集中力の欠如、イライラする、神経質になるなどです。

自律神経の失調はたいてい、副交感神経がスイッチオンにならず、交感神経が常
に働いてることが多いものです。
交感神経は、戦ったり、痛みや関節などを守り筋肉を緊張させ、筋肉に血流が増しますが、
副交感神経は、リラックスして筋骨格系の緊張をほどき、内臓への血流を増す働きがあります。

先週のブログでは、自律神経を整える食材について書きましたが、生活習慣がモノを言います。w
自律神経は無意識脳の支配下にあるので意志でコントロールはできませんので、
意識して生活習慣を律することが大事ですね。

睡眠時間を確保する 、夜は リラックスする、シャワーでなくぬる湯のバスタブに10分は浸かる、朝日を浴びる 、 朝ごはんは食べる 、日中は意識して体を
動かすことが、その要となるでしょう。w

人体では、脳内の間脳に視床下部という組織(中枢神経)があり、ここで自律神経系、内分泌系、免疫系など、生命維持に必要な機能を調節しています。
この3つのシステムは互いに影響し合い、私たちの体調をコントロールしています。

視床下部自体は、脳重量のわずか0.3%、4g程度の小さな組織なのですが、体温調整、血圧、心拍、
食べる・飲む、性行動、睡眠 など生体のリズムや、怒りや不安などの情動行動を調整しています。
また、尿量の調整、乳汁の分泌や子宮の収縮、副腎皮質や甲状腺、成長ホルモンなどのホルモン分泌をも調整しています。

要するに、視床下部は交感神経・副交感神経機能や内分泌を統合的に調節することで、生体の恒常性維持に重要な役割を果たしているのです。
不定愁訴や心身症など、自律神経の失調が疑われるなら、また慢性症状で自己治癒力が万全に機能していないなら、ここを狙っての整体法が役立つはずです。

気の科学研究所で始めた気光経絡技法では、奇経・公会穴・特効経穴を立体交差させて、人体の気の流れを整えるものです。
経絡を用いて自律神経を整える経穴(ツボ)を10点挙げるなら、次の箇所が一般的でしょう。
百会(ひゃくえ)
完骨(かんこつ)
合谷(ごうこく)
内関(ないかん)
労宮(ろうきゅう)
太衝(たいしょう)
天柱(てんちゅう)
神門(しんもん)
足三里(あしさんり)
神門(しんもん)

最近の私の整体法で視床下部を直接アプローチするには、百会からの骨膜振動伝達法や如意輪法、完骨と上顎骨の間から
の一指当て如意輪掌法があります。
視床下部の底部前方には視交叉上核があり、哺乳類の概日リズムを統率する時計中枢としての役割
を果たしていますので、不眠の症状があれば、こめかみに指を当てる「水の技法、二の型」で直接アプローチしています。

これらの技法は大変有効なもので、6,7年間一日たりとも睡眠薬なしでは眠れなかった人が、
一度の施術で、それ以降は睡眠薬を飲まなくても眠れるようになっています。w
余命3日と宣告された父を通常の状態に蘇られることができたのも、これらの技法のおかげです。

別解を求めるならば、自律神経は内臓に広く分布していることが知られていますので、内臓整体が有効でしょう。
それぞれの臓器をストレッチする技法もあることですが、人体縦横の隔膜活用、拮抗圧による神経伝達の再起動、
人体の周波数共鳴、水を動かすことで気血の流れを良くする複合観点からの「水の技法、一の型から五の型、その変」は、
今年完成した優れた技法と確信しております。(自画自賛、いや爺さん?爆!)

会員さんたちの要望あって、11月23日にはこの特別集中研修を予定しています。
ワクワクすることがあると、日々を過ごすのが楽しいですね。w

10月に入った京都では、今日から5日までが、北野天満宮のずいき祭り。
今日は午前中に鳳輦(ほうれん)に神霊・天神さま(菅原道真公)を移す出御祭が行われ、
午後から3基の鳳輦・鉾(梅鉾・松鉾)・神職などが氏子地区を巡行して、西ノ京の御旅所(おたびしょ)に向かいます。

御旅所到着後に着御祭が行われ、八乙女舞(やおとめまい)が奉納されます。
なお野菜・乾物などで飾り付けしたずいき御輿は鳳輦とともに4日まで奉安・駐輦(ちゅうれん)されます。

4日目(10月4日)は午前に御旅所で出御祭が行われ、牛が曳く御羽車・鳳輦・鉾・神職などが氏子地区を巡行して、北野天満宮に戻ります。
天満宮到着後には着御祭(還幸祭)が行われますが、行列に先立ってずいき神輿が巡行します。

鳳輦と神輿の違いですが、鳳輦(ほうれん)は、「屋根に鳳凰の飾りのある天子の車」を意味する言葉です。
日本においては、古くから、天皇の正式な乗り物を意味するほか、現代では神社の祭りなどに使われていますね。

神輿は、日本の神社の社殿を小型化したかたちであるのに対し、鳳輦は台の上に4本の柱と屋根があるかたちになっており、
「人が乗って移動する車」という、もともとの用途に適した形態をとっています。

1868年(明治元年)7月、明治新政府は江戸という地名を東京に変えて東京府を開設しましたが、
その翌年、1869年3月の東京行幸において、明治天皇は鳳輦に乗って東京に移動していったそうですね。w

3月7日京都を出発された明治天皇は、28日に東京城に到着されたとのことですが、今は昔。
現在では、京都から東京 までの最短所要時間は新幹線でわずか 2時間0分、平均所要時間は 2時間49分ですね。w

やっと涼しくなってきたので、永らく行なってなかった遊行や旅行も楽しみたいところです。w
「海が見たい」とか「富士山が見たい」とか、「地方の美味しいものが食べたい」とか、妻のいづみが色々と宣ってるので、
どこぞ御旅所へ連れてってあげぬと、タタリあるかも?(末っ子か。ワラ)

地元の嵐山では、京都の冬の風物詩として知られたライトアップ事業「嵐山花灯路(は
なとうろ)」が、約4年ぶりに「嵐山月灯路」としてよみがえります。
京都市の財政難などで2021年度に幕を下ろしましたが、地元住民らの手で復活することになりました。

10月1日から1カ月間、竹筒や竹細工のほのかな明かりが観光名所「竹林の小径(こみち)」を照らします。
点灯は午後6〜9時、入場料は中学生以上1500円で、チケットは野宮神社前で販売しますよ。
特別拝観のない限り、夜はインバウンドも何もない嵐山ですが、よかったらぜひ幽玄の美を味わいに来てください。w

さて、10月初日の今宵は、水曜会です。
おついたちゆえ、松尾大社に参拝して祝詞を奏上し、境内の「もり」の漬物もゲットしてきました。w

ご常連は来ないので、ボーズだった時のことも考えて料理せねばです。w
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.キャベツのコールスロー。
2.アボカドの刺身、ワサビ醤油で。
3.焼きナスの白だし浸し。
4.カリトロッとした自家製揚げ豆腐。
5.京赤地鶏の胸肉と玉ネギの白だし煮込み。
6.豚肉、ロケットトマト、玉ネギのオリエンタル炒め、炒り卵散らし。
7.エリンギのバター醤油焼き。
8.いづみ式葛の葉の天ぷら。
9.亀岡牛、キクラゲ、舞茸、ブナシメジ、豆腐のきこり鍋。
10.いづみ式レンコンのキンピラ。
11.パルメザンチーズ入り豚ロースのトンカツ。

猛暑が終わり、自律神経の失調に注意して、本日 は9月最後の水曜会

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今週に入って、やっと最高気温が30℃を割り、最低気温が22,3℃と涼しくなってきました。
ようやく夏過ぎて、秋めいてきたようですね。w

然るに、今後冷えは急速に進みそうです。
誰もが自律神経に負担が掛かっていますので、注意が必要ですね。

身体を温め、血行を良くすることと、十分な睡眠をとることが大事となります。
血行でいえば、左鎖骨下が特に大事です。

左鎖骨下のリンパ管は、全身のリンパ液の85%が還ってくるところです。
鎖骨をめくるように上に誘導し、鎖骨下をよくマッサージするセルフケヤーが有効ですよ。w

私の整体では血行を良くし、自己治癒力を高めるのに必ず行なう箇所ですが、こ
れだけでパフォーマンスしても、全身の可動域が良くなることです。w

血流とリンパ・腸脳相関の観点からは、整体では骨盤のASIS(上前腸骨棘)
の内側、盲腸部も大変大事な箇所です。
盲腸はリンパの集中するところで、腸内細菌のタンクでもあり、免疫と関連し、腸全体の活動に影響して
います。

昔は退化痕といわれ、アメリカなどでは虫垂炎ではないのに除去してきたものです。^^;
が、最近は、癌や免疫疾患を防ぐため、なるべく除去しないことが勧められています。
事実、盲腸を除去した人は、癌や免疫性疾患の発症率が高いことが知られていますからね。

私の整体では、右を下にした横臥姿勢で、指をひっかけて持ち上げゼロGで拮抗
させてから、3段階で緩め解放する「水の技法・三の型」をよく用いています。
健康な人でも、これをすると、骨盤の旋回テストが格段に良くなります。

「水の技法・三の型」は牽引の型ですが、今まで肩や脚などの筋肉の強張りや硬
結を解くのをメインにしていました。
最近では、内臓の操作でも、この型を応用するようにしています。

神経→内臓→関節→筋肉が、解剖学的な整体優先順位だと捉え、その融合・統合
を目指してきましたが、脳のストレスはよくよく胃に表れやすいことです。
内臓体性反射で下部肋骨の反応点に触れると、てきめん筋力がダウンするので、
TL検査でも同定できます。

内臓は自律神経支配ですが、胃の機能に不調があれば、左肩の痛みや不調、脚の前側の張り、膝の曲げ伸ばし、
背中の張りなどに筋骨格系の症状となって表れやすいものです。
何をしても戻ってしまったり、取りきれない不調が、例えば左肩にあったり、膝
にあったりする場合、原因となってる内臓をアプローチせずに、関節や筋肉を操
作しても解決できないのは当然でしょう。w

頭蓋から自律神経を調整する方法はありますが、臓器が同定できてるなら直接臓
器を操作して、脳からの技法は仕上げに用いることにしています。w
胃の整体には、仰臥姿勢での「水の技法・三の型重ね掌」を用います。

胃は左肋骨の中から右の肋骨弓の真ん中ぐらいまで位置しています。
仰臥位で右手4指を左肋骨の5?下に置き、左肋骨を左手でたわめてから右手で胃を捉え、
左手を右手に重ねてから一呼吸で胃を十二指腸位置までストレッチし、拮抗させ
てからリリースするのがこの技法です。

3呼吸待ってから、この技法を3回繰り返すのが通常例です。
体験し実感しないと分かり難いでしょうが、健康な人でも、立位で手を体側に沿って降ろして行く側屈検査をすると、可動域
が格段に良くなることが分かります。w

最近は、風邪でなくても、咳をしている人をよく見かけますね。
これも自律神経の失調から来ることが多いのですが、ほっといて慢性気管支炎などになると大変です。^^;

私の場合は、麻杏甘石湯と清肺湯で鎮めましたが、痰を切りきるのに日にちが掛かりました。^^;
予防が一番ですが、苦のある時は早めの手当てが大事ですよ。w

21日で終わった宿曜陵逼期間ですが、客間の電話子機がイカれ、風呂の給湯器
がおかしくなり、インターフォン付きポストの表札が外れるわのイレギュラーな事態がありました。^^;
全部直すのには、また物入りですが、どーせ今年は赤字やもんねと、ついでに畳
とふすまの改修もやってしまおうかと。w

故障や壊れが身体に出なかったことを喜びましょう。(ワラ)
肉体は魂の乗り物なので、メンテは大事ですが、はてさて後何年無事に乗れるのか?w

愛車のランエボ7よりは長持ちするはずですが、メビウス法や退化痕の再起動法
など、セルフケヤーもちゃんとしなくちゃデスね。^^;
食事が身体を造りますので、食も大事で、食餌に非ずですよ。w

自律神経を良く整える食材には、次のものが効果的です。
ご家庭でも工夫して、美味しく楽しく食事なさってください。^^

ギャバ(GABA):トマト・ナス・カボチャ・じゃが芋・玄米・キムチなど
トリプトファン:乳製品・大豆製品・卵・バナナなど、他にも和食では、
かつお、しいたけ、こんぶ、いりこ、ナッツ類など、誰が言ったか「かしこいな」w
たんぱく質・ビタミンB6:魚類・脂身の少ない肉類など
ビタミンC:パプリカ・ピーマン・ブロッコリー・カリフラワー・果物類・芋類など(夏野菜は身体を冷やすので温野菜が良し)
食物繊維:さつま芋・きのこ類など(野菜の食物繊維は腸内をいわば竹ぼうきで掃除するようなもんですが、
のこ類は濡れモップで掃除するようなもので、腸のお掃除にはより効果的で、免疫力も高めますよ。w)

ローマならずとも、身体は一日にしては成らずで、陰陽五行・補寫の鉄則に従っ
て、過剰は減らし、足りぬを補って、季節の変化に対応して行きましょう。
化学的薬品に頼っていると、副作用並びに自身の自然治癒力を阻害することも多いですから。^^;

ヒーリングや健康に関するカウンセリングでは、必ずご自身の五行の傾きをお伝
えして、食などの健康の秘訣を提示しています。
運気律と因果律を解析しての人生の幸福成就はカウンセリングやコンサルタント
の大事ですが、習慣は業となって蓄積し、事象になって現れるものですからね。w

さて、本日は秋分翌日にて、9月最後の水曜会です。
買い物に行くところがほぼ決まっていますので、食事もマンネリにならないよう工夫せねば。w

脂身の少ない肉は、パサパサになりやすいですが、加熱によって肉が固くなるのはたんぱく質の変性のせいです。
一昨日買った鮭の切り身がパサパサだったので、工夫したところ、しっとりとし
て旨味を増した焼き鮭を昨日の朝は食べることができました。

フランスではソミュール液、アメリカではブライン液と呼ばれるもので、日本で
は塩糖水と呼ばれるそうです。
塩糖水に漬けると塩と砂糖が肉の内部に浸透し、塩、砂糖それぞれの働きで肉に
変化が起きます。

塩が浸透すると筋線維がほぐれて筋線維間のスペースが広がります。
ここに水分を蓄えることができます。

砂糖の分子と肉のたんぱく質の分子が結合し、加熱による縮みや凝固を抑制します。
また砂糖は保水性が高いので、肉の中で水分をしっかり保つことができます。

作り方は簡単で、水100mlに対して塩5g・砂糖(家ではキビ糖か三温糖)5gを溶かすだけです。
ポリ袋に入れて、切り身の魚でも鶏胸肉やささ身でもそれに漬け、一晩冷蔵庫に入れとくだけ。
料理するとき、水気を拭き取って使いますが、こうしとくと実は長持ちもするのです。w

昨夜から、ブリの切れ身を漬けときましたので、今日はこれを出しましょう。w
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.キャベツのコールスロー。
2.焼きナスの白だし浸し。
3.鶏もも肉、赤パプリカ、ミックスナッツ(クルミ、カシューナッツ、アーモンド)のオリエンタル炒め。
4.鶏胸肉ミンチと刻みエノキダケのつくねバーグ、スライストマトとレモンを添えて。
5.ズッキーニのミックスチーズ焼きガレット。
6.豚ローストンカツ、塩レモンかトンカツソースで。
7.豚バラ肉とトマトのバビ・トマト・ゴレン。
8.小松菜と京うらら揚げの炊いたん。
9.ブリハラミの照り焼き。
10.カボチャの素揚げ、手作りつゆ掛け、黒胡麻散らし。
11.いづみ式葛の葉のてんぷら、ブラックソルトか天つゆで。

9月度の気の講座を終えて、次の展開に向けて本 日は水曜会

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15日は敬老の日でしたが、京都市では、今年の猛暑日と熱帯夜の日数がともに
60日に到達し、日本国内で観測史上初めて暑さの「60ー60」に到達しました。
その後も暑さが続き記録更新してますが、自律神経がおかしくなりそう。^^;

猛暑日が60日に達したのは、京都市と大分県日田市(60ー21)の2観測点だけとなっているとか。
この時点で、大阪市では「44−77」ですから、日中の京都は「京の油照り」で暑いこってす。w

昔は、五山の送り火を過ぎれば、秋の気配を感じたものですが、いやはや。^^;
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますから、過ごしやすさはこれからを期待しましょう。w

ただし、春の「木の芽どき」も然ることながら、秋の「枯れ葉どき」もまた、うつ病など
精神・神経疾患を発病しやすいのでお気を付けください。
季節性感情障害と睡眠、覚醒リズム障害は、共に生態リズムの異常が関係していると云われています。
自律神経にアプローチできる整体なり、健康法が大事となります。

13日に9月度の気の科学体験講座を開催しましたが、この日も暑いことでした。
お久しぶりの三重からの会員さんの参加もありましたので、解剖学的整体の優先順位、
神経→内臓→関節→筋肉の手順とその融合技法を体感してもらいました。

問診から身体の可動域テストをすると、前屈やや固く、後屈に難があり、体や首
の回旋、首の後屈に右側の違和感あり。
立位のまま「治療スイッチを入れる」べく、脊柱棘突起をC2から尾骨まで一指擦
法をすると、前・後屈の難がほぼ解除されました。

右側の違和感が内臓由来ならば、肝・胆か右腎かもと内臓体性反射TLで検査。
すると右腎のポイントで筋出力のダウンあり。

「水の技法、一の型・重ね十字掌」で骨盤隔膜からの腎臓調整、「二の型」で背中側と腹部を挟んで
拮抗圧を掛け、「二の型・変」で振動を全身に伝えました。
拮抗圧、縦横の隔膜連絡により体内の水を動かす「水の技法」は、気血を活性化
させ、内臓機能を高める効果があります。

後頭骨内の小脳テントと、胸骨から心臓椎骨靱帯と横隔膜を連絡する「水の技法、
五の型」を施した後、TL検査も可動域検査も正常になり、右の違和感も消えてい
ました。

日頃のヒーリングなら、ここでダメージ残留痕など筋の圧痛箇所があれば、「瞬
間拮抗圧擦法」や「波動伝達腕弓射虎法」などで解除し、最後に頭蓋に触れてク
ラニアル技法を掛けます。

講座ですので、本日のメインとなる「ネオ関節活法」を展開し、参加者の皆さん
も相手と組んでの実習をしました。
あっという間の2時間半を5分ほど超過してしまいましたが、関節をスムーズに
動かすことで筋硬結や筋・関節の痛みが解消する「ネオ関節活法」6技を全てお
伝え出来ました。

神経→内臓→関節→筋肉の展開を統合的・融合的な技法でお伝えしてきましたが、
次回からは新たな展開を考えています。
自律神経を整える筋肉からの別解アプローチで、腹直筋.腹斜筋.頸骨から3法
の技法になります。

最後に残る筋肉の問題ですが、逆説的に別解を考えると、筋肉にアプローチして
自律神経や内臓反射で臓器を調整する方法もあることです。
例えば、大腰筋がそれです。

大腰筋は腹部深くに人の字に張っているインナーマッスルです。
人体の姿勢の保持と運動の要になっていますが、自律神経を維持する働きもあります。
「水の技法」では横隔膜と骨盤隔膜からの技法で大腰筋にもアプローチできます
が、直接触れる手技ならばその効き目は相当期待できますからね。w

迷走神経は、消化器系の働きや睡眠に影響を与えていますが、耳介から直接アプ
ローチすると、全身の柔軟性を良くし、炎症を抑える効果もあります。
これは父のために大いに役立った方法ですが、普通触れないところから直接アプ
ローチすると、今までよりも一段と効き目が高くなる裏技をお伝えしようと思い
ます。w

慢性症状や病気から身体を自己治癒するためには、第三次呼吸で生命を維持する
以上の酸素を血液に取り込み、血流と血液の質を良くすること、自律神経を整え
ることが必須となります。
そのためには呼吸を良くする整体法が大事ですが、フォーム的に猫背・巻き肩や
肋骨の可動域制限を直す方法、血流を良くする方法を採ってきました。

この別解を、普通は触れないところから直接アプローチという観点で導くなら、
肩甲下筋、肩甲棘、肋骨の裏の胸横筋に求めることができます。
脳の働きを良くするクラニアル操作も色々展開してきましたが、睡眠や体内時計
を司る視交叉上核を狙っての技法は効き目が抜群なことを実証できています。

脳の働きを良くする技法を筋肉という部位の観点から求めると、普段は触れることのなかった外側翼突筋があります。
顔の歪みや口の開閉に難のある場合は、特に優れた効き目があります。

これらは普通の整体法や理学療法にはない云わば裏の技法になるでしょうが、
今までの技法では効果が薄かったり、改善はできても解決・解消できないのならば、
観点を変えて別解から展開することが有効でしょう。

温故知新で、中医学整体法の古技法や日本の古(いにしえ)の活法や腱引き師の技法を見直し、
現代の人体科学や神経・生理学などの観点から捕え直してみると、様々な役立ち使える技法があることです。

経絡と筋絡、アナトミートレイン(筋膜の繋がり)を見直してみると、365穴
の経穴(ツボ)もまた今までの効能とは違う活用もできることです。
11円療法を開創した刑部忠和先生から直伝された経穴療法を3方向から交差さ
せる私の方法も、見直して復活というより、より進化し簡単に役立つ「家庭医」
の方法としてお伝えしたいと思っています。

全ては複合要因で現実になってるのが、世の常の実態です。w
これが絶対にして完璧などというモノは、臨床でも実象でもあり得ないのが真実で難しいのが現実ですが、
それでも苦や不調、問題の解決を目指して、進化を目指して行かねばデスね。w

その探究と実践は、人体の不思議や面白さ、解法の楽しさを伴って、縁ある人と共有したいものです。
縁起縁生、色即是空、諸行無常の世の中ですが、人生楽しんでいきたいものものですね。w

21日までは宿曜陵逼(すくようりょうじ)期間が続きます。
客間の電話の子機が再びイカれ、リビングの親機の鳴ってる音が届かず、ままイ
レギュラーな事態が発生しやすいことですが、確認・点検に念を入れて参りましょ
う。w

さて、本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の12品になります。
1.叩きモロヘイヤとすりおろし山芋の麺つゆ和え。
2.イカと貝と白菜の中華炒めとろみ餡。
3.いづみ式エビ入りレンコン饅頭。
4.豚バラ肉とトマトのオリエンタル炒め。
5.ナスと亀岡牛の焼き肉ソース炒め。
6.エリンギのバター醤油焼き。
7.豚のヒレカツ。
8.いづみ式マイタケの天ぷら。
9.いづみ式モロヘイヤの天ぷら。
10.生姜入り揚げだしナス。
11.イワシの生姜・蜂蜜梅煮。
12.サバの素焼き、大根おろし醤油かポン酢で。

本日は、9月度の気の科学体験講座

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今日の京都も、最高気温は34℃になりそうですが、この3,4日ほどは朝の気
温が下って来てます。
これからの時期は、汗の内攻が起こりやすい時期です。

汗の内攻とは、自分でかいた汗が冷えることで、自分の内を攻めるという意味です。

秋という季節は実は、真冬よりも人体にとって「冷える」季節なのです。
この時期、体はまだ夏の傾向が残っていて、感覚の面ではあまり「冷える」という実感がありません。
しかし、本格的に寒くなる真冬より、暖かいことに慣れていた体が急に冷たくなる時期の方が、「冷え」の影響を大きく受けます。

この時期、特に注意しなければいけないのは、「寝冷え」です。
汗をかくほど暑くない温度でも、人間は眠るとみんな汗をかきます。
身体は、眠ってから汗をかくことで、邪気を排し、疲労が抜けるようになっています。

この時期、床に入るときは、まだ寒くはないのですが、明け方は急に涼しくなり、気温が下がります。
このときに、急激に汗が冷えて、身体を内攻することになるのです。
秋の寝冷えによる汗の内攻は、泌尿器(腎臓など)にダメージを与えます。そのため、小便が近くなったり、体が重くだるくなり、のどや耳が痛くなることもあります。

いびきをかくとか、いびきが大きくなるというのも、腎の気に属する泌尿器の働きと関係しています。
その他にも、下痢をしたり、しゃっくりが出たり、鼻血・鼻水・鼻づまりなど、 冷えによる影響は、いろいろな症状として現れます。
夜寝ていて、こむら返りや足が攣るのも、9月後半から、急に多くなります。

夏の終わりから初秋にかけては、冷え症の人が多くなってきます。
冷えは万病の元で、身体が冷えると、血管が収縮して血のめぐりが悪くなり、全身に酸素や栄養素を運ぶことができにくくなります。
新陳代謝も悪くなり、水分を排出する力も弱くなり、身体に余分な水分が溜まって、それがますます身体を冷やすという悪循環になります。

その結果 さまざまな症状を招き、そのまま放っておけば重大な病気を引き起こす原因にもなりかねません。
中医学でいう「オケツ」、汚れた血が原因で、脳血栓や心筋梗塞、ガンなども発病しやすくなるのです。
確かに、口内炎などは、秋に起こりやすい症状ですね。

胃腸を冷やすと、内臓機能が衰えて、下痢とか便秘になって、水の代謝と血液の循環を悪くします。
身体を冷やさないよう、血を汚さないように、食にも、生活習慣にも注意して下さい。
痛みのある人には、特に冷えは大敵ですからね。

痛みや不調のある方、その兆しがある方は、気の科学による簡単なテクニックで、この日に即座に楽になることを実感してください。^^v
私のお勧めは、「家庭医」になることで、実習し身に付けた技法で、縁ある方に役立ってあげてください。

百聞は一見に如かず、といいますが、百見は一体験に如かずで、実際に体感し、
手ほどきを受けて実習することで、技能は自分のものになりますからね。w

本日のメインは、「ネオ関節活法」になります。
整体の解剖学的優先施術順位は、神経→内臓→関節→筋肉の順位とお伝えしてきました。
技法はそれに則り、融合的・統合的に展開してきました。

「ネオ関節活法」は、関節溝運動レールの原則に基づくものです。
関節包内で骨がスムーズに動いてると痛みも可動制限もないのですが、
それが歪んでガタついてると関節がスムーズに動かず、筋肉は関節を守るために固まってしまいます。

これを「関節性筋スパズム」と名付けられていますが、筋硬結は関節を守るために起きているので、
関節の動きを正さないと痛みや可動制限は治らず、筋の痛みを除いてもまた元に戻ってしまいます。

固まっている筋肉に圧を掛けたり、あまり直接刺激を与えると、炎症を起こしたり、翌日の揉み返しでより痛んだりすることになります。^^;
筋肉や関節の痛みや可動域の制限は、関節を法則に従って動かすだけで良くなることを実感してください。

今のところ、この技法は6つあります。
腰仙関節、肋椎関節、椎間関節、胸鎖関節、脛腓関節、距腿関節の6部位になります。

腰仙関節、肋椎関節、椎間関節は、横臥姿勢で連続して行えます。
胸鎖関節は仰臥位で、脛腓関節、距腿関節は座位で行います。

それぞれの技法で、身体がどう変わるかを実感してください。
たとえば腰仙関節を動かすと、体の前後屈、SLR(脚上げテスト)、踵の尻付け
が即座に良くなります。
さらに、ガンバリ過ぎてた筋肉のスパズムも、触れてないのに解除できています。

肩が触れても痛む人の場合でも、胸鎖関節を調整するだけで、肩には触れずに痛
みや可動域制限が解除できます。w
それぞれの関節技法は、レール法則に則り動かしやすくなる方向へ動かすもので、
無理もなく痛みもなく、短時間で即座に効果を及ぼし戻りもない技法になります。

いつも、あっという間の2時間半ですが、充実した楽しい時間を共有しましょう。
講座を終えたら、例によって会場をこちらに移しての無料懇親会です。

今日の懇親会メニューは、以下の10品です。
1.キャベツのコールスロー、ミニトマト乗せ。
2.冷やした素麺瓜の炊いたん。
3.いづみ式カボチャの揚げだし黒胡麻散らし。
4.小松菜と京うらら揚げの焼き飛魚だしで炊いたん。
5.カリトロ自家製厚揚げ。
6.豚バラ肉とトマトのタイ風炒め、パセリ散らし。
7.豚ロースのニンニク生姜焼き。
8.鶏胸肉片栗粉コーティングと玉ねぎの和風煮込み。
9.生姜入り揚げだしナス。
10.いづみ式葛の葉の天ぷら、手作り天つゆで。
食べたい人には白蒸しおこわもありますよ。w

3日後に9月度の気の科学体験講座を控えて、本 日は水曜会

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9月第2週に入りましたが、今日も京都は35℃を超え、暑いことです。^^;
7日の日曜日は、父の納骨と百箇日法要をしましたが、墓地ではひたすら暑かったことです。

法要なので黒装束でしたが、陽だまりでの黒は暑すぎます。w
日傘を差してても、汗だくになりました。^^;

8月26日から始まった宿曜陵逼迫(すくようりょうじ)期間は、9月21日まで続きます。
政治的異変や事件の発生はどうでもいいけどw、イレギュラーな事態や物事の運びには注意して、
確認を強化すべきとお伝えしました。

が、人に言うより、我がふり直せですね。^^;
家から天龍寺へ行く際、渡月橋が警察官たちに止められてて、20分近く渡れませんでした。

その日は松尾大社の八朔祭で、神輿が渡月橋を渡って来るので一時交通規制。
1時の納骨の20分前に三衆院の本殿でお参りがあるのですが、このままでは遅刻するかも?

と思って、弟といづみに歩いて先に行くことを指示しようとしたのですが・・
ふと、助手席の弟を見ると、膝の上に骨壺がないし。^^;

納骨するのに骨壺がないと何にもできません。w
渡月橋が渡れるようになってすぐ二人を降ろし、大周りに桂川を罧原堤から松尾橋を渡って家に戻ろうとしました。

松尾橋でも混雑してて、幾信号も待たされましたが、1時3,4分にはやっと天龍寺に到着。w
待ってた二人から告げられたことは、墓地の管理費が13年間滞納してるということ。^^;

翌日、歯医者に行く途中にお届けしましたが、汗顔の至りです。w
天龍寺三秀院では管理費は自動振り込みとかはなく、参ってお届けするのが決まりです。

拠って、最低一年に一度はお参りするのが習いとなるのですが、いやはや。(恥っ)^^;
歯科医院ではインプラントの改修工事で、上顎骨に新たに3本の打ち込みがありましたが、
オペ後3時間以上経っても血が止まりません。。

昔から、麻酔や痛み止めがあまり効かない体質なのですが、考えてみたら血をサラサラにするという薬を飲用してるので、その作用ですわね。^^;
いつもの調子で、朝飲んだのがタタリの元です。w

疼きは昨日ほぼ止まりましたが、ほんに痛みがあると喜びや楽しみは阻害されることです。
本分を尽くして、人の痛みや苦を解決・解消して差し上げるべく精進しなくちゃデスね。w

13日の第二2土曜日は、9月度の気の科学体験講座を開催します。
メインになるのが「ネオ関節活法」です。

整体の解剖学的優先施術順位は、神経→内臓→関節→筋肉とお伝えしてきました。
技法はそれに則り、融合的・統合的に展開してきましたが、「ネオ関節活法」で
は関節溝運動レールの原則に基づくものです。

今のところ、この技法は6つあります。
腰仙関節、肋椎関節、椎間関節は体幹や全身の運動の不具合に著効があります。

例えば肩こりのある人や呼吸系に難のある人は、肋椎関節が必ずうまく動いていません。
脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアのある人には、椎間関節の動き自体をスムーズにしてあげることは必須です。

胸鎖関節は肩や上肢の動きの不具合に著効があり、脛腓関節、距腿関節は膝や下
肢の動きの不具合に著効があります。

雨戸やサッシなどは、レールの上をスムーズに動いて開け閉めできますね。
関節も同じで、関節包内でスムーズに動いてると痛みも可動制限もないのですが、
それが歪んでガタついてると関節がスムーズに動かず、筋肉は関節を守るために固まってしまいます。

これを「関節性筋スパズム」と名付けられていますが、筋硬結は関節を守るために起きているので、
関節の動きを正さないと痛みや可動制限は治らず、筋の痛みを除いてもまた元に戻ってしまいます。
固まっている筋肉に圧を掛けたり、あまり直接刺激を与えると、炎症を起こしたり、翌日の揉み返しでより痛んだりすることになります。^^;

筋肉の問題は、固まってる筋硬結を解くことがメインになってるようですが、抗
重力筋などのガンバリ筋を緩めすぎると支障が生じます。
サボり筋を動かして復活させることで、ガチガチに固まったガンバリ筋は緩むのですが、
「ネオ関節活法」では、筋肉に触れず関節を動かすことで、筋硬結が解けるのです。

例えば、巻き肩になってると、鎖骨が胸鎖関節から奥に入って、鎖骨が上に揚がりにくくなってます。
肩の動きは鎖骨と連動してるので、四十肩や五十肩を治療する際、鎖骨が動かない人の肩は決して上まで上がらないのです。^^;

逆にいうと、肩が触れても痛む人の場合、胸鎖関節を調整するだけで、肩には触れずに痛みや可動域制限が解除できます。w
それぞれの関節技法は、レール法則に則り動かしやすくなる方向へ動かすもので、
無理もなく痛みもなく、短時間で即座に効果を及ぼし戻りもない技法になります。

事実、筋肉や関節の痛みや可動域の制限は、関節を法則に従って動かすだけで良くなることを実感してください。
最後に残るダメージ残留痕などの筋肉の痛みは、「瞬間拮抗圧擦法」や「波動伝達法・腕弓射虎法」などで解消できます。w

人体は自律神経を含む神経支配ですから、治療スイッチを入れるべく、軽く触れて撫でたり、
あるいは触れずとも痛みや不調をなくせることは多々あることです。w
然るに、戻りや取り残しなく痛みや不調を解決・解消するには、神経→内臓→関
節→筋肉の手順展開は大事な要諦だと思います。

それでも、例外なき法則は無く、完璧なるものもこの世には無きものでしょう。w
願わくば、苦や痛みなどの不調、問題の改善ではなく解決・解消を目指し、進化を目指して行きたいものです。

それには、遊び心や喜び・楽しみを味わうことも大事ですね。w
痛みはそれを阻害するので、私の膝と股関節の痛み、改善ではなく誰か解決解消してくれんものかと?(媚笑)

さて、本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.キャベツのコールスロー。
2.京水菜の玉ねぎドレッシングサラダ。
3.いづみ式叩きモロヘイヤと山芋の梅肉和え。
4.いづみ式揚げカボチャの黒胡麻散らし。
5,エリンギのバター醤油焼きと焼きヒラタケ。
6.鶏砂ズリのライムペッパーソルト焼き。
7.豚肉とピーマンの青椒肉絲。
8.キクラゲ入りニンジンシリシリ。
9.鶏胸肉と玉ねぎの煮込み。
10.生姜入り揚げだしナス。
11.いづみ式鶏ミンチとレンコンのつくねバーグ。
あ。もち米を蒸した白(しら)蒸しもあるので、よかったらどうぞ。w