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11月入り、頭蓋について考えつつ、本日は水曜 会

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11月に入りましたね。
松尾から嵐山にかけての楓も先端部分が赤くなり始めました。

今年の夏(6〜8月)は、全国の平均気温が平年より1.76℃高く、気象庁が統計を取り始めた1898年から125年の間で、最も暑い夏となりました。
京都でも、最高気温35℃以上の猛暑日になったのは、38日間で1942年の記録を抜きました。

11月8日が暦の上では立冬ですが、日中は夏日に近く暑くなる日があるようです。
京都の紅葉は、昨年より遅めの11月中旬から12月上旬が見頃になるでしょう。w

そもそも紅葉は、最低気温が8度以下の日が続くことで、葉っぱが緑色から赤色や黄色に変化することを言います。
また、紅葉は最低気温が、5〜6度になることで一気に進むと言われています。
ゆえに、京の紅葉が目当ての観光は、11月の遅掛けからが良いでしょう。w

紅葉の名所、永観堂では、境内に約3000本ものモミジがあり、秋のライトアップがあります。
11月3日(金) 〜 12月3日(日)で、午後5時半からの特別拝観ですが、観光客は多いことですよ。^^;

祗園の高台寺では、10月21日から特別拝観をしていて、17:00〜22:00までライトアップされてます。
東寺の紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観は、11月1日(水)〜12月10日(日)までで、午後6時からになります。

京都の紅葉の名所は、挙げたらキリがないですね。w
嵐山に住んでると、花見と紅葉狩りのシーズンは、車で買い物に出ると混雑で帰りが苦になります。^^;

行楽の秋ですが、来週あたりにでも富山に一泊旅行ができると良いなあ。。
明日はいづみが彼女の母親と近江舞子に行くので、私は自由!^0^
はてさて、何を満喫しようか?と考え中です。w

考え中といえば、このところ頭蓋骨の歪みの法則と、人体の歪みの相関関係について毎日取り組んでいます。
頭蓋骨の内は「硬膜」という膜が脳を包み、背骨の中の脊髄を包むように通って仙骨、尾骨にまで繋がっています。

またこの膜は内臓を覆っている「腹膜」や筋肉を覆っている「筋膜」とも連動します。
何らかの原因で頭蓋骨の歪みが起こると、この膜が緊張するので、連動して骨盤の動きを悪くしてしまったり、歪みを作ります。

フラクタル反射で、頭蓋骨と骨盤の関係性を一部挙げておきましょう。
後頭骨⇔仙骨
上顎骨⇔恥骨
側頭骨⇔寛骨

このように骨盤と頭蓋骨の歪みは連動していて、骨盤問題を改善していくのに当たり、
頭蓋骨の歪みが取れていないと、骨盤問題が改善してこないということがあります。
あるいは、骨盤を整え、着地し歩行する足を整えても、いずれ戻りが生じることにもなります。

骨盤や骨格の歪みだけでなく、自律神経の問題も頭蓋骨を抜きにしては語れません。^^;
身体の歪みや心身の不調は、頭蓋骨に表れるといっても過言ではないでしょう。w

私のヒーリング施術は、頭に触っての施術を仕上げとしています。
脳に正常となる情報をインストールし、快く脳を回復させてあげることで、ご本人の自己治癒力が格段に高まる所以です。

然るに、私も含めて、人は頭蓋骨がある法則性に沿ってズレ歪んでるものです。^^;
そもそも、頭蓋骨はヘルメットの様な一枚岩の骨ではなく、15種類、23個もの骨がパズルのように組み合わさっています。

骨どうしには「縫合」(ほうごう)という隙間があり、ごくわずかな「靱帯」によって連結しています。
こうした隙間があいているのは、外からの衝撃に対してクッションのような役割を果たして、脳を保護するためです。

逆に言えば、多くの骨が連結してできているために、頭蓋骨はズレやすいのです。^^;
頭蓋骨がズレるきっかけは日常のささいな場面でも起こります。

長い時間、下を向いているだけでも、額にある前頭骨に上から大きな圧がかかってしまいます。
前頭骨がずり下がると、目の周りの骨がずり落ちてきた前頭骨の下に潜り込んで、目がくぼんだり、視力低下などの不調の原因となってしまうのです。

人間の頭の重さは成人で体重の10%と言われています。
体重50kgの人では、頭の重さは5kgくらいの重さを絶えず支えていなければなりません。

まっすぐ前を向いた姿勢で、5kgの頭から頸椎にかかる負担は4−6kgぐらいですが、
首が前方に30度傾くだけで、頸椎にかかる負担は18kgに増えてしまうのです。

単にうつむくだけで、まっすぐ前を向いているより約3倍もの重さが頸椎にかかってしまいます。
さらに、角度が30度から60度になると、27kgもの重さが頸椎にかかってしまうのです。

こうした傾いた状態でいれば、当然、首や肩、背中や腰の筋肉が緊張して固まってしまいます。
さらに、頭蓋骨と首の後ろをつなぐ後頭下筋群とよばれる筋肉が緊張して頭蓋骨を下方向へ引っ張ってしまい、
後頭部の後頭骨や頭蓋骨の中心にある蝶形骨の歪みへとつながるのです。^^;

頭を傾ける悪い姿勢が原因の歪みだけではなく、骨盤をはじめとする全身の骨格の歪みも頭蓋骨に影響を及ぼします。
また、頭蓋骨はズレや歪みがあるだけでなく、実は動いているモノです。w

頭蓋骨がきわめて小さな動きをするのは、カイロプラクティックやオステオパシーという手技療法の業界においては世界的に常識な知識で、
科学的な実験でも証明もされています。

頭蓋骨は意志に関係なく動くのですが、その動き方はまるで肺が呼吸をするかのように膨らんだり元に戻ったりする動きをします。
胎児のときの呼吸と同じですが、そのため頭蓋骨の動きを「第1次呼吸メカニズム(システム)」と呼びます。

うつ病や自律神経失調症の方のほとんどは頭蓋骨が歪んで、この第1次呼吸メカニズムの動きが悪くなっています。
実例を一つ上げてみましょう。w

先週のクライアントさんは喜寿で、2年半ほど朝から声が震え、声が出にくいのが全く治らないとのことでした。
身体の可動域は20代並みで、五行解析では土次旺・金弱でしたが内臓由来はTL検査でも異常なし。w

然るに、原因は必ずあるもので、右後頭部に触れると極端に筋力が低下しました。
後頭部の歪みに伴って、前頭部でも歪みが見られたので、それらをできる限りフラットに整えると、
その場でちゃんと声が出せるようになりました。^^

骨は固いものという印象があるでしょうが、実は生体の骨は柔らかいものです。w
あまり痛くない程度の圧で骨膜をスクラッチすると、凸ってる部分が平坦になって行きます。

矢状縫合や鱗状縫合など縫合部の凹凸や、後頭部や側頭部のいびつな凹凸はよく見かけられます。
頭蓋の施術も、痛みを強く与えると脳が拒否するのでリラックスして力を抜き、
心地よいリズムで行うことが大事です。
片手で頭を支えて脳を揺らさないことと、凹んでる部分は決して圧したりこすったりしないことも心得ですね。w

頭蓋骨の動きが悪くなっていると、当然ながら脳の機能が低下してしまいます。
以下の自覚症状があるならば、頭蓋骨の歪みを調整することが優れた効果があります。

不眠症・目の奥が痛い・めまい・耳鳴り・頭痛・頭が重い感じ・のぼせ・ホルモン異常・自律神経失調症・やる気や意欲が出てこない・
楽しめない・集中力がない・決断できない・頭にもやがかかった感じがする・記憶力・計算力・理解力などが落ちたetc。

頭蓋骨の調整は、セルフでも相当な効果があるものです。
「後頭骨スクラッチ法」、「各縫合部スクラッチ法」、「両側頭骨リフトアップ法」、「前頭・後頭骨リフトアップ法」などが誰でも簡単にできるセルフケヤーになります。w

11月度の気の科学体験講座は、人体の歪みの法則・感覚受容器と治療ベクトルの観点から、撫でるだけで身体を深部から整える法を展開します。
前回に後頭骨の調整法をお伝えしたので、今回は前頭骨の歪み法則と調整法をお伝えしましょう。

11月は、24・25日に10:30から特別集中研修があります。
今年展開してきた内容を、完全施術手順としてまとめたもので、自分のものとしていただけますように。(念)

さて、本日も快晴にて、11月初めの水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.法蓮草のお浸し、旨味醤油絞り、削りカツオ掛け。
2.もやしの中華炒め。
3.いづみ式ズッキーニとアーモンドチーズの豚肉巻き。
4.秋鮭とエノキダケのグリル焼き、ナメタケ時雨掛け。
5.セロリと蛯名高原ソーセージのタイコンソメスープ。
6.甘エビのから揚げ、レモンを添えて。
7.いづみ式鶏胸肉のニンニク生姜醤油風味から揚げ。
8.いづみ式オクラの天ぷら、手作り天つゆで。
9.シメジ、キクラゲ、湯葉風うどんすきコンニャク入り牛すき。
10.ハマチのカマ塩焼き、大根おろしポン酢で。
11.サバの生姜照り焼き。