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本日は立冬、癸亥月入りにて水曜会

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今日は暦では立冬ですが、暖かいですね〜。w
季節外れの暑さが続く中、京都市の最高気温が6日、25度に達し、5日連続で夏日
(最高気温25度以上)を記録しました。
11月の夏日は計5日となり、観測史上最多を更新したそうです。w

何着たら良いやら、悩みますよね。^^;
朝から日中は、半袖シャツに黒の作務衣を着て歩いても、汗が出ます。
然るに、陽が落ちて風が吹くと寒いし。^^;

立冬の今日から、癸亥(みずのと・い)月に入りますが、干支に水気が重なる月になります。
時空の水気に呼応して、腎・泌尿器等の不調から、水剋火で循環器系を損なわないようにしましょう。w

五柱推命の五行分析では、こうした水気の時期が来ると、水が旺じてる人は過剰になって発症しやすくなります。
腎盂腎炎・膀胱炎や前立腺の肥大などが症状としてよく見受けられます。

が、水気が欠けてる人もまた不調が生じやすくなります。
腰痛・膝痛や頻尿など下半身の不調とか、身体が重だるく、元気が失調する人が多いものです。

人体で五行の水は腎ですが、腎臓は冷えを最も嫌います。w
立冬未だ暑しの今年ですが、夜間から早朝の冷えは、これからその分急速に進むでしょう。^^;

冷える候になったなら、寝具も然ることながら、腹巻の着用がお勧めです。w
冷えは万病の元ですが、特に腹部を温めて血行を良くすることが良い効果がありますよ。

立冬は年によって、11月7日か8日になるのですが、毎年京都では11月8日
に伏見稲荷大社で「火炊祭(ひたきさい)」が行われます。
境内には、縦横3メートル、高さ1メートルほどの大きさに組まれた火床3基が設けられ、火焚串(ひたきぐし)という木の板と
今年収穫された稲わらがくべられます。

稲荷大神の神恩に感謝する収穫祭ですが、同時に参拝者たちの願いを叶える神事でもあります。
全国から奉納された十数万本の火炊串が焚き上げられる市内最大の火焚神事ですが、
次々と日焚串が火床に投じられてゆく中、宮司以下祭員・参列者たちが大祓詞を奉唱して、罪障消滅、万福招来を祈るものです。

御火焚神事(おひたきさん)は、14:00から行われる予定です。
お下がりにいただくお火焚饅頭、おこし、みかんを食べると、無病息災のご利益があるといいます。w

御火焚饅頭は、火炎宝珠の焼き印が押された紅白まんじゅうで、「おたま」と呼ばれ、火の用心と厄除け招福の願いが込められています。
お下がりの「おこし」は火の意味を持つ三角形で、新米で作られた米菓子で、ほんのり柚子の風味がします。

お下がりのミカンを食べると、1年間は風邪をひかないとされます。w
平安時代、火を焚いてミカンを供え、魑魅魍魎(ちみもうりょう)を祓った「道饗祭(みちあえのまつり)」の名残といわれています。

私は初午に伏見稲荷に詣でることはありましたが、御火焚きさんは未経験。w
十一月は士(さむらい)月と称して、祗園建仁寺塔頭、禪居庵の摩利支天堂にはよく訪れてました。

京都最古の禅寺、建仁寺の塔頭寺院、禅居庵は非公開ですが、隣接する日本三大
摩利支天の一つ、「摩利支天堂」は常時参拝可能です。

摩利支天とは、神格化された陽炎(かげろう)のことで、変幻自在にして実体な
く、進路を障害されずに光の速さで突き進むとされています。
ここ一番というときに運を開き、その人の本来持っている能力を発揮させてくれる
とされ、開運戦勝の守り(女)神とされてきました。w

禅居庵をはじめ、日本で祀られている摩利支天像の多くが猪を眷属(けんぞく)として従えています。
そのため、亥歳生まれの方の守り神として、今も信仰されています。

陽炎は実体が無いので、捕らえられて傷つけられることも無い。
そのため、わが国では忍者は無論のこと、戦場の守護神として、戦国武将の間に
摩利支天信仰が広がりました。w

十二支守護本尊で、戌亥を司るのは阿弥陀如来ですが、立春からの年は分かっても、一般には生まれ月や生まれ日の干支(えと)を知る人は少ないものです。
そういう十二支守護の意味で、立冬から大雪前日までの亥の月生まれの人は、摩利支天が守護神仏でもあることです。w

3日後は11月度の気の科学体験講座がありますが、11重なる縁起の良い日?w
今回の講座のメインは、人体の歪みの法則・感覚受容器と治療ベクトルの観点から、撫でるだけで身体を深部から整える法を展開します。
詳しくは、当日のブログで書こうかと?w

これに加えて、前回の後頭骨操作の復習から、前頭骨のクラニアルテクニックもお伝えしましょう。
頭蓋骨も、「治療ベクトル」でお伝えしたように、歪みの法則があります。

頭蓋の歪みの法則に従って検査し、骨膜を操作するだけなので、誰でも簡単に頭蓋の施術はできることです。
また、その効果を術前・術後の可動域検査で実感してください。w

さて、立冬の本日は水曜会です。
二十四節気の起源である中国では特定の風習があり、南の地方では肉や魚、北の地方では餃子を食べるそうです。
日本では、立冬にちなんで特に風習や縁起食はないので、そこはテキトーに。w

今日のメニューは、以下の11品です。
1.おぼろ昆布だし湯豆腐。
2.法蓮草のお浸し、旨味醤油絞り。
3.小松菜と京うらら揚げの炊いたん。
4.水菜と湯引きうらら揚げの胡麻ドレッシングサラダ。
5.大根、白菜、青梗菜の鶏白湯鍋。
6.豚バラ肉と青梗菜の中華炒め。
7.豚ロースのガーリック塩胡椒ステーキ、キャベツサラダを添えて。
8.いづみ式鶏胸肉の生姜ニンニク醤油風味から揚げ。
9.ニンジン、玉ねぎ入り牛肉じゃが。
10.いづみ式ベーコンとズッキーニのトマトチーズグラタン。
11.ビンチョウマグロの山かけ、海苔を添えて。