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7月度の気の講座を終えて、本日は水曜会

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7月度の講座では、治療ベクトルと退化痕の再起動の2観点によるもので、骨から正しい情報を原始脳にインプットして、身体を治す方法を展開しました。
人体は電気信号で動いていますが、気を電子と捉えると、電子量は骨:皮膚=10:1になります。
骨に正常な位置や可動の情報を与えると、原始脳に働いて、神経・間接・筋肉が正常に再起動してくれるのです。

治療ベクトルは余すところなくお伝え出来ましたが、頸骨からの技法が残ってしまいました。^^;
休憩なしのあっという間の2時間半で、内容の濃いものにはなったかと思います。w

次回も、人体の退化痕に刺激を入れて、可動域を限界からさらに動かせる方法の復習から入りましょう。
椅子から立ち上がるだけで、体軸が整う方法も復習しましょうか。w

武術的に体軸が整った状態というのは、真っ直ぐ立ってどう押されても崩れないだけではありません。
身体を前後屈しても、体を回旋しても、スイングやボール投げなどの動作を途中で止めても、
びくともしない姿勢が体軸の整った姿勢と言えます。

10日の月曜日に、熊本での学会を終えた愛弟子、スイスの重治朗が家に再来しました。
6月末に武術の気光道の奥伝を授けましたが、それの確認と試行の際に、この姿勢作りを伝えました。

体後屈させて胸を押したり、90度にお辞儀させて仙骨を頭方向に押すと、彼も姿勢が維持できませんでした。w
そこで、椅子から立つ際の秘訣を伝えたところ、見事に体軸が整いました。

チューリッヒ大学での副学部長の仕事で大変だろうけど、母国ドイツの武術道場
主ベッカー(別家)さんにも伝授を分け与えてくれるよう伝えました。
次はいつ会えるか分らんけど、進化を目指して精進してくれることでしょう。w

整体やヒーリングでは、改善するのは当たり前で、解決・解消を目指すべきです。
次の講座では、退化痕の再起動と活法から生まれた腱引き師の4つの筋絡の技法を統合的観点から展開しましょう。

また、痛む原因は斜めに走行する名もなき斜筋が硬結を起こすことから、人体各部の斜筋硬結を解く方法をお伝えせねばと思います。
これには、人体各10部位を対象とする方法があります。

さらなる新たな展開では、痛みのメカニズムは筋繊維のスパズムと筋細胞のカル
シウムイオン滞留であることから、絶対的な治療システムを考察し展開して行きましょう。

全ての動作時痛には、感覚センサーを再起動する関節センサーアクティベーションが即効があります。
それには、上位・下位の肋椎関節、胸肋関節、胸鎖関節、仙腸関節だけを捉えれば事足りるものです。w
上肢の肘、手首、指の動作痛には、まだ橈舟関節、橈月関節のセンサー解除が必要ですが。

然るに、残った痛みは筋肉の問題で、筋繊維のスパズムが原因ですから、筋細胞深部リリースを施します。
この対象は、小・中殿筋や深層外旋六筋、大・小菱形筋など7か所になります。

そして最後に、神経と筋肉を再起動する神経・筋ファシリテーションを施すのです。
この対象も、広筋(大腿四頭筋)や多裂筋、棘下筋・肩甲下筋などの7か所になります。

歩き始めや荷重すると痛む変形性膝関節・股関節症タイプでは、この上でまだ距
骨下関節、距舟関節、第2足根中足関節のセンサー解除が追加されます。

以上が、現在予定している今年の後半の展開になります。
書いてみるとややこしく難しそうに見えますが、実技はいたって簡単で、誰でも出来て即座に効果の分かるものです。w

今や、整体など人体科学の領域でも、今までのレベルを超える理論と技法が発表されています。
今までの知識や技法に安住してるのは怠りですが、新しい技法を枝葉を増やすように取り入れても進化は難しいでしょう。^^;

違う幾つかの観点からの交わりから、如何なる螺旋を描けば統合でき、より効果のあるものになるのか。
人こそが人を癒し治すのですから、進化するコンピューターに負けることなく、
人として進化して行きたいものですね。w

さて、本日は水曜会です。
京都のお盆は8月ですが、7月盆の地方では明日が迎え火になります。

手元の暦には、12日の今日は草市とあります。
草の市とは、盆の行事に用いる蓮の葉、真菰筵、茄子、鬼灯、燈籠、土器などを売る市のこと。
昔は十二日の夜から翌朝にかけて立ったそうですね。

京都は祇園祭の最中ですから、お盆はまだという感じでいます。w
然るに、さるクウボウ君が講座後の懇親会で、「また葛の葉の天ぷらが食いたい」
と宣ったので、朝の散歩では草摘みしました。w

一首、献上。w「いつまでも あると思うな 葛若葉 葛枯れる頃 我も枯るやも」

梅雨明け宣言はされず、今日も京都は暑いことです。^^;
ひんやりとしたものも用意しておきましょう。w
今日のメニューは以下の13品です。
1.サニーレタスとスィートコーンのシーザードレッシングサラダ。
2.刺身湯葉コンニャクの麺つゆ和え、ワサビを添えて。
3.冷やした冬瓜の餡とじ。
4.鶏のレバー・ニラ、オイスターソース炒め。
5.豚ロースの生姜幽庵焼き。
6.エビ・イカなど海鮮とニンジン・青梗菜の中華炒め。
7.いづみ式葛の葉の天ぷら。
8.カボチャのソテー、パルメザンチーズ掛け。
9.新じゃが、人参、玉ねぎ入りポークカレー。
10.一日干しどんこ椎茸のチーズ焼き。
11.椎茸と京うらら揚げの卓袱煮。
12.三重の干しニギスの焼いたん。
13.鯛アラの煮込み、山椒を振って。

本日は、7月度の気の科学体験講座

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6月30日に夏越(なごし)の祓を終えて、家の玄関ノブには、茅の輪のお守りが飾られています。
1年を折り返して、湿と猛暑に負けずに、実りの秋を目指して後半を展開して行きましょう。w

今年の前半は、皮膚の感覚受容器の働きにメインを置いたものでした。
関節の動作時痛には、APA(関節センサーアクティベーション)が最も時短で即効のある手段です。

Articular Proprioceptor Activationなどの専門用語などはほとんど使わず、
陰圧法による皮膚・関節の感覚センサーの再起動法といった言葉にしてますが。w

皮膚の感覚センサーの観点からは、皮膚に流れるエネルギーラインの法則があります。
資料として「皮流図」をお渡ししましたが、皮膚を法則に沿って撫でるだけで、
痛みや可動域が改善するものです。

例えば、座位でも立位でも、片手を伸ばして掌を上にして、身体は真っ直ぐにして
その腕がどこまで後方に回旋できるかをやってみましょう。
腕を前に戻して、肘をもう一方の掌の上に置きます。

そして4指で肘を、外から内にサッサッサと3回軽く撫でてみます。
これだけのことで、同様に腕を後方回旋してみると、すごく可動域が良くなります。w

即効で痛みや可動域制限が解除する方法の一つですが、戻りなき完治を目指しては、それだけでは不十分かと。^^;
臨床では、足元からのアライメントを整えたり、筋硬結ある筋繊維を解いたり、
内臓の具合を良くしたり、クラニアル操作で脳から治す技法などを加味しています。

5月からの展開は、今まで以上に治癒・修復力を根本から引き上げる効果を狙ったものです。
人体の骨格には歪みの法則があり、螺旋を描いて働いています。

骨格が歪んでいるのに、普通の人の姿勢が歪んでないのは、すべからく筋肉が骨の歪みの反対方向へ常時働いて、歪みを補正しようと頑張ってるからです。w
人体の生命力とは時計回りの螺旋上昇だと考えていますが、反時計回りの地球の自転+引力の螺旋の重力に耐え、先天的システムエラーによる骨格の歪みに耐え、
ヒトの筋肉は常時働いてるわけです。

したがって、骨格に歪みの方向を治療ベクトルとして、骨から筋肉を戻してやると、筋肉の緊張が緩むだけでなく、骨も8割方が補正されます。
仕上げは骨を捉えて、歪みの逆方向へほんの少し正すだけで、神経が働き歪みが修正されます。
いずれも、その手技は中医学整体の推拿(すいな)の手法を用いることが、最も簡単で効果的です。

人体は電気信号で動いていますが、気を電子と捉えると、電子量は骨:皮膚=10:1になります。
骨に正常な位置や可動の情報を与えると、原始脳に働いて、神経・間接・筋肉が正常に再起動してくれます。

3か月前の「神経連動反射弓形成法」では、関節に3Dのベクトルを加えて、自動不随意運動を誘発するものでした。
今回の展開では、骨に情報を与えることで、脳と神経の関係で、自然に身体が正常化するものです。

人体のあちこちにある退化痕を再起動することで、人体が修復する機能を発揮したり、
身体の可動や筋出力などのパフォーマンス効果を高めることができます。

平坦で凹凸のない環境で立ち居振る舞いし、身をよじって動かすことのない日常生活では、退化痕は増えるのが当然でしょう。
脳力もそうですが、眠っていた機能が甦り発揮されるとき、今までの限界をブレークスルーするような現象が表れることがあるものです。w

犬猫でも鳥でも、身づくろいして身体をケヤーしていますが、ヒトはそれを無意識でしてるだろうか?
然るに、痛いところに手を当てるのは、無意識の文字通りの手当です。w

そこに、意識的に、より効果のある「手当」をすることが、ヒトとして最高の「癒し」になるのではと思います。
今回の講座は、治療ベクトルと退化痕の再起動の2観点によるもので、骨から正
しい情報を原始脳にインプットして、身体を治す方法の仕上げです。

レシピはまとめてありますので、ご希望があれば、集中研修で会得してもらえることです。w
私的には、次のステージ展開がありますので、さらなる新たな展開を楽しみにしています。

講座を終えたら、会場をこちらに移しての無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の12品です。
1.モロヘイヤの叩き、ヤマナメコ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.サニーレタス、赤パプリカ、スィートコーンの和風玉ねぎドレッシングサラダ。
3.青瓜と塩昆布の一夜漬け。
4.冬瓜の冷やし餡。
5.セロリとニンジンの中華スープ。
6.豚バラ肉、エリンギ、シメジの和風炒め。
7.牛バラ肉のバーべキューソース炒め、山盛りのサラダ菜を添えて。
8.セロリなど夏野菜のチキンスープカレー。
9.山椒香る九条ネギと薄揚げの衣笠煮。
10.三重からのサンマの味醂干しの焼いたん。
11.いづみ式モロヘイヤの天ぷら、ブラックソルトか紅塩で。
12.トースターの中にある^^;ズッキーニのパルメザンチーズ焼き。

3日後に7月度の気の講座を控えて、本日は7月 最初の水曜会

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7月に入り、早や猛暑日が出来してますが、京都も蒸し暑いことどす。^^;
朝、散歩する嵐山東公園では、もうセミが鳴きだしましたよ。w

5月以降、散歩は草履を愛用してますが、足が締め付けられず、指が動かせるのが良いですね。^^
足指の間にある退化痕に刺激を入れるべく、鷲が岩を掴むがごとく、地をグリップしながら歩いています。w

前回の講座でお披露目した「足指前進」は、わずか1m進んだだけで、体幹の前屈などが楽にできるようになります。
下を見ず、姿勢を真っ直ぐにして、踵を浮かさずに足指をワーム(尺取虫)のように動かして前進するだけのことです。

ですが、足の退化の進んでる人は、なかなか上手く進めないようです。^^;
多汗をかくような運動ではなく、痛苦も伴いませんので、一日一度だけでもトレーニングを続けてください。w

退化痕を刺激して動かすことによって、今までの身体の可動域限界が解除されます。
また、切れてたり、うまく繋がっていなかった神経が繋がることで、神経連動反
射弓が形成されたり、使ってなかった身体の復元力がアップしてきます。

人体の退化痕はあちこちにありますが、長掌筋もそのひとつです。
手の親指と小指をくっつけて、手首を底屈(内に曲げる)すると前腕の中央に浮き出る筋が長掌筋です。

日本人では、5%程度の人は浮き出ないそうですが。w
この筋肉を切り取っても、握力にも手首の可動にも、何の影響もないので、整形
外科手術では、腰の靱帯損傷なんかに使われています。

神は、人体のためにスペアを与えてくれたのか?w
そんなはずはないでしょう。^^;

この退化痕も、活用が図れることです。w
気を付け!の姿勢で立って、真っ直ぐに垂らした片腕を、体の後方へどこまで挙上できるか試してみましょう。

次に、親指と小指の指紋をくっつけるようにして、やや手首を内に曲げ、長掌筋が浮き出た腕でもう一度腕の後方挙上をやってみましょう。
すると、俄然、可動域が良くなることが分かります。

2度ほどやれば、神経が繋がって、脳が覚えているので、指を真っ直ぐに垂らしてやってみても可動域は良くなっています。
逆に、長掌筋を浮き出しての腕の後方挙上が、指を揃えた時よりも可動域が悪くなる人は、肩甲骨に問題があることが分かります。w

人は、ネコ科の動物のように自在に肩甲骨が動かせないので、肩甲骨下筋などにも退化痕があることです。
中国拳法の少林拳や形意拳には、肩甲骨を動かすトレーニングがあります。

私は二十歳前の時、形意拳の修行で五行拳の後、十二形を老師から授かる際、初めに虎形を教わりました。
自身が虎になったかのようにイメージして、四つん這いで肩甲骨を高く持ち上げたりするのです。w

最初は、動くかい!猫じゃあるまいし、などと思いましたが、ちゃんと動くようになるものです。
すると、なんと少林拳の突きに弾勁が用いられるようになったものです。w

少林拳と形意拳では、勁の発動の仕方や歩法も異なるものですが、進化というのはその直線上にあるのではなく、螺旋の交わりから生じるものかと。w
武術だけでなく、施術もまた同じで、陰圧法、ゼロGPTPアクション、反射点、
拮抗圧法、感覚センサー解除法などの違う観点からの交わりから進化が生じることが多いものです。

肩甲骨下筋の退化痕や肋椎関節、後部横隔膜を動かすには、単なる深呼吸ではできないことです。
「全身4D呼吸法」は、それらを左右2呼吸ずつで再起動することができます。

痛みの原因、細胞内のカルシウム滞留を解いたり、DNAレベルで細胞を修復するには、細胞内のミトコンドリアを活性化する第3次呼吸が必要です。
それには通常以上に自然に酸素を摂り入れる十全な呼吸と、全ての神経が通っている脊椎を良く可動稼働させることが大事になります。

これも、やり方は簡単なものです。w
肩幅に立って、腕を前に伸ばして手を揃え、左右の体回旋がどれくらい可動するかを調べてみましょう。

それでは、この呼吸法をやってみましょう。w
肩幅に立ち、両腕を下45度に広げ、腕を外旋し(外に捻じって)肩甲骨を背中でくっつくようにします。

息を吸いながら、その形のまま体を右もしくは左に回旋していきます。
止まったところで息を止め、両踵を浮かしてトンと床に踵を打ち付けます。

そうしたら息を吐きながら、さらに体を回旋させます。
すると、最初に制限のあったところよりも、さらに体が回旋できてることでしょう。

次に、その位置のまま、腕を肩の高さに挙げて、木の幹を抱えるように、腕で輪っかを作ります。
そして深く息を吸って、止めたら踵を浮かして床をトン!息を吐きながら、さらに体を回旋させましょう。

左右、このように2呼吸するだけなので、手間も労力も要りません。w
終わって、術前検査と同じやり方で体幹の回旋をしてみると、その効果が実感できますよ。^^

先週、今やスイス人になった重治朗は、20数年前に右手を骨折しましたが、手首が60度しか底屈できない状態でした。^^;
武術研修の合間に、人体の治療ベクトルで前腕の法則通りに先ず筋肉を、そして逆方向へ骨を動かしたところ、即座に手首が90度痛みなく可動できました。

また、先週の水曜会では、動脈解離後透析患者になった重度一級障碍者の免許を持つボウ君から、
手の反射区を用いたセルフケヤーをしたところ、血圧が20下がったとの報告も受けました。^^
薬を飲み続けるのは病人であるので、できるならば普通に飲食して身体を造り、健体康心でいたいものですね。w

3日後の7月度の講座は、こうした復習も含め、2系統からの感覚センサー→骨→原始脳→神経・関節・筋肉となるアプローチの仕上げを予定しています。
今からワクワクしていますが、復習の練り合わせよりも、その次の展開にもっとワクワクしています。w

いやはや、人体の持つ可能性とは面白く、進化を目指すことも楽しいものですね。^^
アラ古希になって、これからどこまで究められるかですが、10年単位で顧みて、今が一番と思えることが倖せでもあります。w

さて、本日は水曜会。
今日のメニューは、以下の13品になります。
1.山なめこ、刻みオクラ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.キャベツ、赤パプリカ、ミニトマトのシーザードレッシングサラダ。
3.ズッキーニのシュレッドチーズ・パン粉焼き。
4.アボカドのパルメザンチーズ・パン粉焼き。
5.牛テールの赤味噌煮込み、新じゃが・木綿豆腐入り、青ネギと辛子を添えて。
(昨日が父の誕生日だったので、差し入れしたものw)
6.トウモロコシの皮ごとレンジ蒸し。
7.豚バラ肉と山なめこのバター醤油焼き。
8.いづみ式モロヘイヤの天ぷら、2種のソルトで。
9.散歩のとき摘んだいづみ式葛の葉の天ぷら、同じく。
10.セロリ、人参、鶏胸肉のチキンスープカレー。
11.鶏胸肉の卵とじ、三つ葉をたっぷり添えて。
12.三重産アジの干物の焼いたん。
13.三重産ブリの味醂干しのソテー。

本日は一粒万倍日にて、6月最終水曜会

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25日までは宿曜陵逼期間でしたが、今週は明け、予約仕事は詰まってますけどホッと一息。w
イレギュラーなことでは、置時計3機が止まり、腕時計も止まっちまいましたわ。^^;

腕時計以外は、電池交換で全て復活。w
思いがけない嬉しいイレギュラーなことも出来しました。^^

ドイツ人の弟子で、現在はスイスで日本学の教授を務めている愛弟子が突然来宅しました。
それも水曜会だったので、楽しい邂逅ができました。w

互いにあまり老けてないのも、彼がちゃんと流暢に日本語を使ってるのも、喜ばしいこと。w
30日まで滞在してるというので、今日は午後一から特別集中研修です。

彼とドイツで我が武術を教えている道場主の手引きで、武術指導に行ったのは11年前だったかな?
あのときは左脚と右肩が絶不調だったので大変でしたが、無事伝授ができました。w

それから一度は奥伝を授けましたが、武術の気光道はさらに進化しています。w
触れることなく筋出力や身体バランスを自在に崩し、触れれば勁がさらに浸透力を増す方法を伝えることにしましょう。

愛弟子ラジ・シュタインネックは、元はクリスチャン・シュタインネックでしたが、
私の和訳名づけで「石角重次朗」の日本名を持ち、彼も電話でも「重次朗です」と名乗ってくれます。w
弟子や会員さんの中では最も紳士な漢だと思っていますが、今まで黒帯を授けた3人のうちの一人です。^^

道元がかつての彼の専攻でしたが、知力・理解力が豊かなもので、教えるのが楽しい。w
私の技法が、ドイツできちんと伝わってるのも、彼のおかげです。

今や、武術は特別な機会以外は教えておらず、弟子も取ってはいませんが。w
特別な機会ができて、喜びでもあります。^^

陰の壊しではなく、癒しと治しである気光道の陽の部分は、月例講座や特別研修で伝えていますが、
「家庭医」の勧めで、不調や痛みが誰でも即座に改善できるので、縁ある方に役立ててもらいたいものです。

7月度の講座は、3か月前からの展開を復習を兼ねて行う予定です。
人体の歪みの法則と治療ベクトルについてと、骨から原始脳そして神経・関節包内の感覚センサーを再起動することがメインテーマとなります。
人体の退化痕に刺激を入れることで、切れてたりうまく繋がってない神経が起動すると、自己治癒力や身体のパフォーマンスがすごく良くなります。w

自動不随意運動を誘発せずとも、神経連続反射弓が形成されること、またセルフケヤーもできるのがメリットです。
この展開は、特別集中研修でも受講できるよう、まとめておきましょう。w

明治時代に西洋医学を大学校で習得しないと医師として国家は認めなくなりました。
中医学を原点とする漢方や鍼灸、按摩なども医学として認められず、衰退や失伝してきたことです。^^;

江戸時代には、按摩師はほとんどの町村に定住して、リピート客で生計が成り立っていました。
然るに、腱引き師という存在があり、武術修行で各地を回り、戦国時代に発祥する活法をもって、即座に痛みや不調・不具合を治してきた歴史があります。

それだけ効く技法なのですが、現在伝わっているものは希少で、「腱引き」という言葉は知っていても、そのやり方はほとんどの人は知らないでしょう。^^;
温故知新で学んでみると、私の観点では、陰圧と退化痕の再起動に最重要ポイントがあると確信しました。w

鍼灸などは経絡という正12ルート奇8ルートの気のルートを最重要としていますが、腱引きでは筋絡という左右各4ルートを重要視しています。
私の学んだ背面の施術はこのルートを捉えて引き弾くものですが、先々週、脊柱
起立筋が異常なほど盛り上がって硬結していたクライアントに試してみたところ、
即座に盛り上がりが取れ、痛みも硬結も解除できたことです。

これって何なん?と考察するに、例えば手の指の間にある虫様筋という退化痕跡のある筋肉と連絡してるのが分かりました。^^
ヒトの足は猿のように枝を掴めないので退化してるわけですが、これも足指の間にある筋肉に退化痕があることが原因です。

手足には、指の間に4本のルートがあり、筋膜も神経もつながっていることです。
ああ、ゆえに筋絡とは、斯く4ルートがあるのだなあと自得したことです。w

こうした技法もさらに練って、より役立つよう、より効果的にまとめねば。
次のステージ展開に、さらなる展望が見出せています。w

28日の今日は不動明王の縁日ですが、今日明日は一粒万倍日ですね。
ちなみに一粒万倍日とは、選日の一つで、今午の月は巳と午の日が一粒万倍日となります。

よく宝くじ売り場で幟が立っていますが、購入した金額の何万倍にも増えるという願いを込めてのことでしょう。w
個人の運気律とは無縁のことなので、期待はしないで自治体に寄付するお気持ちでご購入ください。(ワラ)

そもそも一粒万倍日は何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉であるとされています。
借金をしたり人から物を借りたりすることは苦労の種が万倍になるため凶とされます。w
また同じ意味合いで、借りを作る、失言をする、他人を攻撃する、浪費などもトラブルが倍増するため避けるべきとされていますよ。w

再度言いますが、個人の運気とは何の関係もありませぬ。w
然るに、人へのおもてなしや自分の因縁生起(縁起)を良くするきっかけとして、
プラスに活用できるなら良いことでしょう。^^v

さて、集中研修が終えたら、早い時間から水曜会としましょう。w
今日のメニューは、以下の12品です。
1.叩きモロヘイヤ、刻みオクラ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.サニーレタスとクコの実のサラダ、和風玉ねぎドレッシング掛け。
3.湯がきブロッコリーの手作り胡麻ドレッシング掛け。
4.絹豆腐の冷奴、ミョウガ・青ネギ・削りカツオを添えて、生醤油で。
5.京ネギとうらら揚げの炊いたん。
6.かぼちゃのから揚げ、パルメジャーノチーズ掛け。
7.牛バラ肉、茶エノキダケ、黒舞茸、玉ねぎのステーキソースソテー。
8.豚バラ肉、山なめこのバター醤油焼き。
9.いづみ式モロヘイヤの天ぷら。
10.一日干し椎茸とうらら揚げの卓袱煮、山椒を振って。
11.柔らか絹揚げの冷やし煮びたし。
12.白菜のお漬物。

夏至を迎え、本日は水曜会

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今日は夏至ですね。
一年で最も昼が長い日ですが、特に祭りや祝い事もないようですね。w

冬至の時は、カボチャや小豆粥が行事食ですが、夏至については知りませぬ。^^;
ただ、京都では「水無月」が夏至の候の行事食になってるようです。w

水無月は、外郎(ういろう)生地の上に小豆を乗せて固め、三角形に切りそろえた和菓子です。
京都では、6月に入るとスーパーなどでどこでも売ってますが、本式には6月30日に食べるのが風習です。w

6月30日は、「夏越の祓」が行われ、神社で茅の輪くぐりや人形流しをすることで厄を祓いますが、
この催しが「水無月の祓」とも呼ばれています。

1年の半分が経過したときに食べることで、残りの半年間の無病息災を祈願するという意味が込められています。
また、水無月に使われる小豆に邪気を払う意味があること、水無月の三角形の形が氷を連想させ、
夏バテを予防するという理由もあります。

初期糖尿病と診断(呪縛?w)されて早や12年、水無月は食してませんが。w
たまには小豆餡とか、モンブランとかイチゴショート、ソフトクリームとかも食べてみたいものです。(自爆)

夏至は「二十四節気」ですが、夏至から11日目に当たる7月2日は「半夏生」になります。
半夏生(はんげしょう)は、日本独自の「雑節」といい暦日の一つです。

古来、半夏生の時期には、、餅を田んぼの神様に捧げて豊作を祈ったり、無事田
植えが終わったことを神様に感謝しつつ半夏生餅を食べるという習わしがあります。
農家ではないので知らんけどw、京都では見かけませんが。^^;

関西地方では、半夏生には、タコを食べる風習があります。
田植えと重なる夏至の時期に「稲の根がタコの足のように四方八方にしっかりと
根付くように」という願いを込め、タコを食べるようになったとか。w
タコには、夏バテにいいとされるタウリンも豊富に含まれてますからね。w

父の故郷だった福井なら、焼き鯖でしょうね。w
半夏生鯖(はげっしょさば)といって、江戸時代に大野藩主が越前海岸から鯖を
取り寄せ、丸焼きにして農民に配ったことから由来してるようです。

京都のスーパーでは舞鶴産と称したノルウエー産の丸ごと串焼き鯖が売られていることもあるのですが、
越前海岸の地の浜焼き鯖は別物。w
そういえば、これも絶品の浜焼きカレイの串焼きとともに、もう10年近くは食べてないなあ。。
冷凍でないお取り寄せとか、できるんかしらん。w

何はともあれ、
今日から七夕までが「夏至の候」ですが、もはや京都は蒸し暑く、7月に入るとコンチキチン♪と祇園囃子が奏でられます。
これから夏バテしないよう、また夏に多い脳梗塞やO157とかの食中毒を予防
するべく、食事を大事にしていきましょう。

花粉だかPM2.5だかのタタリで罹ったアレルギー性喘息はすっかり治まりました。^^
咳をすると露骨に嫌がられますから、飲み歌いも自粛してましたが、日曜からは再開してます。w

義父の忌明けの明日は、木屋町の「きみや」で外食を楽しむ予定でいます。w
夏の心は祭り心と、陽気に対応して、明るく元気に生活を楽しみましょう。w

指示書作成の集中期ですが、新しい人体科学の研究発表が届き、学ぶべきことがまた増えました。^^;
位置や運動加速などの情報を脳に感知させる固有受容器(感覚センサー)は、皮膚、筋膜、関節包などファシア(結合組織)に多く存在しています。

中でも、関節包や関節近くに多く存在してるのですが、そこって筋肉が少ないので、特に神経に働きかけることが容易にできるはず。w
また、筋肉が痛む問題は、実は真直ぐではなく斜めに走行してる筋肉内の細かな筋肉が、
膠着や捩れて痛みを発生しているというメカニズムがあるとのこと。
そして、痛みは細胞内のカルシウムが引き起こしているという発表もありました。

大沼式人体科学の説くように、空気中わずか1%未満の二酸化炭素から、人体は石灰化することです。w
不要になった高濃度の二酸化炭素を吸うマスク生活は如何なものかと思うのですが、医学界では黙殺されてるようで。^^;

猫背,巻き肩、ストレートネックなど、現代生活特にスマホやPC作業の弊害もあることですが、
気血水の血の観点からは全身と不調部の血流を如何に良くするかは重要ポイントでしょう。
然るに、痛みということに関しては、気を電子伝達と捉えると、元素のイオン関係から今までと違った観方も考えられます。

これらを踏まえるに、先ず痛みを改善できたら解消することから、逆にアライメントを整えるアプローチが考えられます。
クライアントに会うと、人体の歪みや動作・姿勢の不自然さが先ず目に付くのですが、
足元から全身のアライメントだけを整えても、訴えのある痛み自体は消えないことがほとんどです。^^;

内臓・体性反射も大事で、臓器機能のTL検査も欠かせませんが、それを整えても整体は完璧ではないですね。^^;
最近は、皮膚そして骨膜からの脳への情報インプット、人体のあちこちにある退
化痕を再起動して限界点から脳に神経の再起動を促すことを追及してきました。

この観点からの展開は正しかったと思いますが、即効的効果と戻りなき完治を目指して、
まだまだもっと有効な手立てとその組み合わせは可能でしょう。w
いやはや、人体とはミクロコスモスで、自分とは自然の一部分の略。
究めつくすことはできないでも、より良くする可能性はまだまだあり、今までのそして現在の技法が
完全ではないはずです。

そう思うと、これで「よし(良し、善し、好し、美し、佳し)として、進化を目指さず
「止し」とするのは何だかな。w
プロとして、道(タオ)にある者として、進化して行きたいものですね。

梅雨の最中ですが、今日も雨は降らないようです。w
曇りで風が吹いてるので、湿気も気にせず、指示書作成に集中できそう。^^

夕刻になったら、脳圧をオフにして、ほろほろと飲むことにしましょう。w
今日のメニューは、以下の11品です。

1.山なめこ、刻みオクラ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.サニーレタス、京水菜、イエローミニトマトの和風玉ねぎドレッシングサラダ。
3.レタスと羊肉の冷しゃぶ、手作りポン酢で。
4.小松菜の醤油・胡麻油ナムル。
5.牛肩ロースの黒舞茸ソースステーキ。
6.茶エノキダケのホイル焼き、ポン酢で。
7.イカの夏野菜カクテル南蛮漬け。
8.カニ入り揚げシュウマイ、辛子を添えて。
9.黒豚入り揚げシュウマイ、同じく。w
10.豚ヒレ肉のから揚げ、レモンを添えて。
11.豚バラ肉の味噌煮込み。

福田 龍博

6月度の気の講座を終え、咳治まりつつ、本日は 水曜会

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今年は早々に梅雨入りしましたが、梅雨らしい雨は続かず。w
京都は蒸し暑くなってきましたね。^^;
今朝は朝から小雨が降ってましたが、すぐに上がりました。w

21日の夏至を目がけて、昼の時間はどんどん長くなってきました。
梅雨なので、空は雲に覆われ、その実感はやや乏しいのですが。w
その分夜が短くなり、日の出が早いので、早くに目が覚めてしまう。^^;

朝まで目が覚めないなら良いけれど、丑から寅の刻にかけてどうも一度は目が覚めてしまいます。
すると即刻の眠りには入れず、睡眠に不足を感じてしまいます。^^;

かと言って、朝がだるいとか、昼間や夕刻過ぎたら眠気が起きることもなし。w
黄帝内経にも夏の養生訓は「遅寝早起き」とあるように、睡眠時間が減っても異常はきたしませんことよ。w

5月中旬くらいから、咳が出だしてひどくなり、やっと治まりかけてきました。^^;
熱は出ず、だるさもなく、くしゃみ・鼻水を伴ってたので、花粉アレルギー性ぜんそくでした。

呼吸と経穴の操作だけでは治まらなかったので、鼻炎症状に小青竜湯、空咳にと麦門冬湯(ばくもんどうとう)を併用して来ました。
先々週から先週にかけては咳の発作がひどく、喘息症状だったのはしんどい限り。^^;

一昨日辺りからは喘息は治まり、咳はまだ出るものの、鼻奥が詰まって難聴の症状になるのも治まってきました。
この時点では、鼻水もなく鼻汁は粘りある少量で黄色を帯びているので、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)と桔梗湯の併用が効果的でしょう。

効き目の遅さに焦るのは空亡期のせい?^^;
先週末は辛抱堪らず、佐世保のまつお薬局を経営してる徳永さんに喘息治療薬を依頼。w

彼は高雄病院名誉院長だった亡友、江部洋一郎が認めたヤクザ医師ちゃう、薬剤師。w
個々の患者さんに弁証を踏まえた処方や助言・助力をしてくれる有数な役立ち師です。

餅は餅屋という諺がありますが、専門家だからと言って、学び精進して進化してない専門家は、権威や昔取った杵柄だけではこれから通用しなくなるでしょう。w
病院や診療所以外に、こうしたご縁があるのが幸いです。^^

おかげで、アトロベントとサルタノールの各吸入剤が昨日届きました。
したところ、あろうことか、喘息の発作も咳もほぼほぼ治まっちまったし。w

講座でもそうでしたが、このところ、コロナなどの感染症ではなく、咳が止まらない人が増えているようです。
他山の石として、参考になさってください。w

今年の花粉量は、昨年比の4倍近く、かつ一日の温度差が10℃以上の日が多かったことが原因だったのでしょう。^^;

先月半ばは目が真っ赤に腫れて痛む強膜炎にも罹りましたが、痛苦は楽しみを減じるものです。^^;
睡眠と食欲が減った分、ダイエットにはなりましたが、嬉しくはないし。w

痛みや苦しみ、不調や不具合あるときは、我慢に頼らず、早めに手立てすることがよろしいかと。^^;
然るに、慢性的な病名のレッテルを貼られて呪縛され、薬漬けになっては本末転倒ですが。w

講座の現在の観点による展開は、たいへん内容の濃いもので、復習を兼ねつつかなりスローに進めて(るつもりで)います。w
中医学の推拿・按摩法の陰圧補寫法や、日本古武道の活法の応用もあって、効果はテキメン。w

2系統からの骨→原始脳→神経・関節・筋肉となるアプローチですが、2枚の図と3枚のレシピ。
これも完全施術手順として、特別集中研修で修めてもらえるようにまとめておきましょう。^^v

以前お伝えした神経連動反射弓形成による自動不随意運動は関節の受容器に主に働きかけたものです。
が、今回の方法は、関節の不自由な方にも、脚部や腕部の骨から電子運動を再起動できます。

ポジション設定から神経をつなげるのは同じような操作になりますが、やってみると
施術前より身体の曲げ伸ばしなどの可動域が限界点を超えて可動します。
そのためか、術後の身体がより軽く、開放感が感じられるようになっています。

百聞は一見に如かずといいますが、百見は一体験に如かずで、体感しないと会得できないですね。^^;
武術では体験してもワケワカメにヤられるだけで、手ほどき、口訣を得て体得しないと身につきません。

その点、講座でお披露目する技法は、誰でもその場で再現できるのが便利。w
退化痕の再起動の観点からは、今まで以上に効果を実感できるセルフケヤーができるのも良いところです。w

前回のブログで書いた「全身4D呼吸法」や「足指前進」などは、誰でもやってみれば効果が実感できるでしょう。
私の場合、めったに誰かが施術してくれる機会がないので、これからはセルフケヤーにも技法を伸ばさねばと。w

あ。もう、12時。^^;13:00からは予約が入ってます。w
取り急ぎ、今日のメニューは以下の12品です。
足りぐるしければ、冷奴でもお出ししましょう。w
1.刻みオクラとワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.キャベツのコールスロー、ミニトマト「夢咲の房」を乗せて。
3.サニーレタス、ワサビチーズ、アボカドの深煎りごまドレッシング掛け。
4.ズッキーニのスライス、クルミ味醂味噌を添えて。
5.飛騨法蓮草のお浸し、醤油絞り削りカツオ掛け。
6.豚ロースのガーリックペッパーステーキ、フライドガーリック乗せ。
7.牛ロースの焼き肉醤油ダレステーキ。
8.鶏胸肉のガーリック醤油唐揚げ。
9.ニンジン、キクラゲ、絹豆腐入り生姜酒粕味噌鍋。
10.山なめこのバター醤油焼き。
11.エリンギのバター醤油焼き。
12.葛の葉のいづみ式天ぷら、ブラックソルトで。

前回の復習を踏まえつつ、本日は6月度の気の科 学体験講座

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25日までは宿曜陵逼期間が続きますが、イレギュラーな事態や物事の運び、良くない因縁生起には注意して、確認に念を入れていきましょう。w
本日は、6月度の気の科学体験講座を開きます。

セクション1は、前回の復習として、人体骨格の歪みの法則を確認しておきましょう。
9割以上、人は誰もが、身体の背面から見ると、右腸骨は上外方前方へ歪み、左腸骨は下内後方へ歪んでいます。
それに伴って、仙骨は右方へと歪んでいるのが、自然な歪みの法則になります。

中央の腰の歪みに伴って、下を見て行くと、右大腿骨頭は下へ内へと寛骨臼からズレ、膝上大腿骨は逆に外へとズレています。
左大腿骨頭は逆に上へ外へと寛骨臼からズレ、膝上大腿骨は内へと歪んでいます。

螺旋の法則が働くので、膝下の下腿骨は背面から見ると膝下では左方向へ、その下部では逆に右方向へと歪んでいます。
その歪みを筋肉が修正しようとして、歪みと逆方向へといつも筋肉が頑張ってるわけです。w

骨盤から上を背面から見ると、腰椎は左方向へ歪み、左肩甲骨は上へ、右肩甲骨は下方向へ歪んでいるのが自然な歪みの法則です。
これに伴って、左上腕は上部は外前へ下部は内後方へ、前腕も上部が外前へ、下部が内後方へと螺旋の歪みが生じています。

反対に、右上腕は上部が内後方、下部は外前方へをねじれ、前腕も上部が内後方へ、下部が外前方へとねじれています。
つまり背面から見ると、上腕上部は左方向、下部は右方向へ、前腕上部も左方向、下部は右方向に歪んでいることになります。

骨格が歪んでいるのに、普通姿勢が歪んでないのは、須らく筋肉が骨の歪みの反対方向へ常時働いて、
歪みを補正しようと頑張ってるからです。w

全身図で示すと、見事に螺旋の法則が働いてることですね。
エネルギー運動も、進化もまた螺旋構造よなあ、と最近つくづく思うことです。w

骨の歪みを常に筋肉が修正しようと逆方向に働いているので、治療ベクトルを骨の歪み方向へ取り、
骨から筋肉を戻してやると、筋肉の緊張が緩むだけでなく、骨も8割方が補正されます。

仕上げは骨を捉えて、歪みの逆方向へほんの少し正すだけで、神経が働き歪みが修正されるのです!w
いずれも、その手技は中医学整体の推拿(すいな)の手法を用いることが便利で効果的です。

人体は電気信号で動いていますが、気を電子と捉えると、電子量は骨:皮膚=10:1になります。
骨に正常な位置や可動の情報を与えると、原始脳に働いて、神経・間接・筋肉が正常に再起動してくれます。

セクション2では、人体のあちこちにある退化痕を再起動することで、人体が修復する機能を発揮したり、
身体の可動や筋出力などのパフォーマンス効果を高めることができる方法の実践です。

これも、前回の復習・確認をしておきましょう。w
前回は、気のテキストの練気功にある「抱瓶転腰」の応用で、「全身4D呼吸法」をお披露目しました。

この新しい呼吸法は、肋間筋や肋椎関節、横隔膜を働かせるもので、これに退化痕刺激を取り入れると、
呼吸がより深くなるだけでなく、体幹の回旋などがすごく良くなります。

退化痕というのは、身体のあちこちにあります。
前回は、猫や犬のように耳を動かす筋肉が普通は退化してるとお伝えしましたが、
参加者6名中2人が耳を動かせたのはビックリでした。w

腕の退化痕のひとつに「長掌筋」があります。
親指と小指をくっつけて、手首を内側に曲げると内椀中央に表れる筋ですが、
日本人では約5%程度の人が筋が表れないといいます。

参加者6人中、1人だけが表れませんでした。w
長掌筋の機能は別の筋肉でも十分代行されるので、この筋がなくても握力が弱く
なるということはなく、外科の移植手術に使われたりもしてます。

でもね、自然(神といっても可)は、無駄なものを人に与えましょうか?
「気を付け」の姿勢で、腕を後方に挙げていくと、多くの人が45度程度で止まりますね。

ところが、親指と小指をつけて薬指も添えるようにして「長掌筋」を出すようにしてやってみると、
腕の後方挙上ががぜん良くなり、その後で指を伸ばしてやってみても全員、可動域が改善しました。

例えば、ヒトは猿のように、足で枝をつかむことはできないものです。
つまり、足裏の筋肉にも退化痕があるということです。w

これに刺激を入れて再起動を図ることで、人体は今までにない修復機能や運動機能をレベルアップすることができます。
先ず、今回やる施術法の前に、セルフで行う「足指前進」をやってみましょう。

肩幅に両足を平行に立ち、足指で床をつかむようにして、1mだけ前進してみましょう。
足元を見ると前かがみになって姿勢が崩れるので、なるべく姿勢を起こして、指を尺取虫のように動かして前へ身体を運ぶのです。

やりにくいとは感じますが、誰でもできることです。
するとどうなるのかというと、立位体前屈をやる前と比較してみれば、その効果は歴然と表れます。w

外反母趾の方は、足先を内に向けてハの字に立って行うと、外反母趾のセルフ改善にもなります。
また、実際でもイメージでも、足の第2・3指でビー玉を挟んで歩行してみると、
重心のブレがなく移動がきちんと行われるようにもなります。

今まで、普通のセルフケヤーでは、人にやってもらう3割ほどの効果は実感できるものの、
劇的改善するセルフケヤー法はめったにありませんでした。^^;
よって、根気よく継続は力と続ければ良いとはいうものの、効果の薄い実感では、
根気の前にやる気が失せてしまいます。(ボクの悪いクセ。^^;)

先天性の股関節異常で、股関節が動かない中学生に施術したところ、この観点からの施術法で股関節が大きく動くようになりました。
脳・脊髄神経の電子伝達がうまく繋がるようになれば、座り立ち歩くことも可能になると考えています。

以前「皮流図」に則って、皮膚を軽く撫でるだけで、感覚受容器が機能して、可動域の改善や痛みの解消ができることをお伝えしました。
座位でも立位でも、上体は動かさずに腕を掌を上にして後方に回して、どこまで回るか確認してみましょう。

腕を戻して、もう一方の掌に肘を乗せ、4指で外から内にサッサッサと3回軽く撫でてみます。
これだけのことで、同様に腕を後方回旋してみると、すごく可動域が良くなることがわかるでしょう。w

前回からの展開は、こうした人体の機能を活用して、今まで以上に治癒・修復力を根本から引き上げる効果を狙ったものです。
犬猫でも鳥でも、身づくろいして身体をケヤーしていますが、ヒトはそれを無意識にはしようとしないようです。w

平坦で凹凸のない環境で立ち居振る舞いし、身をよじって動かすことのない日常生活では、退化痕は増えるのが当然でしょう。
脳力もそうですが、眠っていた機能が甦り発揮されるとき、今までの次元を超えるような現象が表れることがあるものです。w

日本でも、中国でも、古からの武術にはそうした妙があり、それこそが極意であり奥伝でもあるわけです。
秘訣や秘伝はあっても、それだけで会得できる人はごくごくわずかでしょう。^^;
でも、日常生活で生じる苦痛や不調、不具合の改善・解消などは、家庭医の秘訣で、この場で即時に会得してもらえます。w

人体の不思議、面白く楽しい実体験を通じて、「健体康心」で生き生き活きる「生活」を!w
ご縁あってのことですが、お役に立てれば幸甚です。^^

いっつも、あっという間の2時間半ですが、講座を終えたら例によって、会場を
こちらに移しての無料懇親会です。

めずらしいところでは、葛(くず)の葉の天ぷらがあります。
葛餅、葛粉に用いる葛は、葛根湯の原料でもあります。

嵐山東公園の桂川沿いに多く自生してるのですが、夏の草刈りシーズンで駆除されますから、
採れる間に旬の野趣を楽しんでみましょう。w
野菜に不作はあっても、野草に不作なしで、野草の生命力というのは驚くべきものがあります。w

野菜よりもビタミン、ミネラル、カルシウム、酵素、クロロフィルなどの栄養が豊富に含まれているものがほとんどです。
不耕起・無施肥・無農薬による自然栽培?にして、しかも無料ですよ。(ワラ)

今日の懇親会メニューは、以下の12品です。
1.サニーレタス、レタス、京水菜の和風玉ねぎドレッシングサラダ。
2.低温熟成鶏胸肉の生ハム、千切り胡瓜とミニトマトを添えて、手作り胡麻ドレで。
3.刺身湯葉コンニャクの出し浸し、好みでワサビを。
4.胡麻油香る小松菜と京うらら揚げの炊き合せ。
5.空心菜とニンニクのバリ風炒め。
6.ヤマナメコのバター醤油焼き。
7.ズッキーニのスライス、つまみにもなるクルミ味醂味噌で。
8.葛の葉のいづみ式てんぷら、ブラックソルトか紅塩で。
9.新じゃが、人参、オニオンソテー、蛯名高原ソーセージ入り熟成カレー。
10.冷やし風呂吹き大根の田楽味噌乗せ。
11.豚ロースの幽庵生姜焼き。
12.長芋のバター醤油ステーキ。

梅雨入りして、3日後に6月度の気の講座を控え 、本日は水曜会

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暦の上では11日が入梅ですが、平年ならば6月6日頃が梅雨入りで、昨年は6月14日でしたね。
今年は、平年より8日・昨年より16日早い梅雨入りです。w

5月29日(月)に気象庁は、九州北部・中国地方・四国地方・近畿地方・東海地
方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
梅雨明けは、昨年は7月23日、平年ならば7月19日頃ですが、今年ははてさて?w

「梅雨入りしたとみられる。」とか「梅雨入りした模様。」とか、どうも言い方が微妙ですね。w
毎年、気象庁には、梅雨の入り明けに対するクレームが多数寄せられてるようですが。^^;
もともと「梅雨入り」「梅雨明け」を気象庁が発表するようになったのはマスコミの要請があったからで、気象学的な明確な定義は無いものだそうです。w

元々はっきりした定義も無いものですし、気象現象ですから「ここから梅雨でこの前までは梅雨ではない」
と定規で線を引いたように区切れるものではないので、或る意味現在の歯切れの悪い表現のほうが妥当なのでしょう。w

手元の辞書には、梅雨とは、6月から7月中旬にかけて、朝鮮南部・長江下流域から、北海道を除く日本列島に見られる雨期。
また、その時期に降る長雨。五月雨(さみだれ)とあります。

梅雨は、中国から「梅雨(ばいう)」として伝わり、江戸時代頃より「つゆ」と呼ばれるようになりました。
「日本歳時記」には「此の月淫雨ふるこれを梅雨(つゆ)と名づく」とあります。

「梅雨」の漢字の由来には、次の二説が有力ですね。
ひとつは、カビの生えやすい時期の雨という意味で、中国では元々「黴雨(ばいう)」と呼ばれていた。
しかし、カビでは語感が悪いため、同じ「ばい」で季節に合った「梅」の字を使い「梅雨」になったとする説です。

もうひとつは、「梅の熟す時期の雨」の意味で、元々「梅雨」であったという説です。

然るに、梅雨が「つゆ」と呼ばれるようになった語源は未詳部分が多いようですね。^^;
梅雨はしとしと雨が降くことから「露けき時節」であるから「つゆ」と呼ばれるようになったとか(大言海)。
「つゆ」は「潰(つ)いゆ」で、ものが湿り腐る季節であるからとか、梅が熟するの意であるとか(日本語源大辞典)。

暦では、梅雨入り、梅雨明けそれぞれの位置に「入梅」「出梅」と書かれます。
ただ、入梅は暦の雑節として確たる地位を築いているのですが、出梅の方は影が薄く、
現在では暦でも取り上げられることがほとんど有りません。w

暦の上の入梅は、現在では「太陽の視黄経が80度となる日」で、6月11日頃とされています。
昔の暦の入梅の定義は、「芒種(五月節)以後の最初の壬(みずのえ)の日」で、
6月6日〜15日頃(新暦)でした。

芒種が壬の日であったらその日を入梅にするのか、十日後の壬の日からかと言った論争は有りましたが、
大勢は芒種の日が壬の日であれば、その日を入梅としたそうです。

壬の日の壬は、五行説の「水の兄」を表す言葉ですから雨(水)の沢山降る時期である梅雨に縁の深い日として選ばれたのでしょう。w
ちなみに、昔の暦の出梅の定義については、「小暑(六月節)以後の最初の壬(みずのえ)の日」で、7月7日〜16日頃(新暦)となっていました。

「こんなに晴れているのに、まだ梅雨明け宣言しないの、なんでや!?」
晴天が続いているのに気象庁からの梅雨明け宣言がなかなか出ないようなとき、
クレーム電話や書き込みまではしないでも、こんなことを言う人は多くいます。w

誰か権威あるところ(例えば気象庁)に「梅雨明けしました」と言ってほしいのでしょうかねえ?w
誰か、もしくは国家が梅雨明けといったからって、それで梅雨が明けて晴れが続くわけじゃないのに。^^;
コロナ禍やそれに伴うワクチン接種も同じことかと?w

享保6年(1721年)に書かれた「百姓嚢」には、暦に頼りすぎて農作業の時期を誤らないようにと注意が書かれています。w
人任せにせず、自分で確かめ、自分で判断しろということですわね。

昨今、TV・雑誌等のメディアやネット情報を鵜呑みにして、見識や胆識なく、
さもそれが常識のように採り入れてる人が多いようです。^^;
医学的療法も、整体療法もそうですが、ネットでもDVDなどでも、効果的な方法はやたらと発表されていますね。

業界の権威とか、有名人だからとか、採り入れ基準は、そんなところにはなく、
実際に行なってみて、その効果が実感できるかどうかが大切だと思いますよ。w
自分で判断するより、何かの権威に頼り切る方が楽だという人間の心理は今も昔も変わらないようですね。^^;

3日後の第2土曜日は、6月度の気の科学体験講座です。
梅雨の中、降水確率は50%ということですが、お約束で講座の行き来は傘が要りませんように。w

講座では、人体の歪みの法則「骨と筋肉の関係」、人体の退化痕から骨に情報を
与え、脳から筋肉や関節、神経を再起動する方法を展開します。
電子情報量は、骨:皮膚=10:1であることから、骨にアプローチする方法は
大変有効と考えています。

研究では、皮膚と骨が近接している例えば肋椎関節や仙骨に当たるところから、
わずか3秒足らずで神経を再起動する方法ができています。
また、中医学の推拿・按摩・叩打法の見直しや、戦国時代の活法を発祥とする江戸期に腱引き師が行っていた技法を学び、
それと最新の学説「斜めによじれて痛みを生じる名もなき斜め筋」とを対比考察することで、新しい展開ができそうです。

昔と違って、貴重な情報も多く集められますが、それ相当な金額も伴ってしまいます。^^;
学び道楽、趣味ではなく、ライフワークとして、役立ちの進化のために、
出費はできる範囲で抑えつつ、精進して行きましょう。w

さて、本日は晴れにて水曜会です。
花粉症のタタリと梅雨の湿っぽい憂さを祓って、明るい歓談と飲食を楽しみましょう。w

今日のメニューは、以下の12品です。
1.キャベツのコールスロー、ミニトマトを乗せて。
2.サニーレタス、京水菜、ズッキーニの和風玉ねぎドレッシング掛け。
3.鶏胸肉の手作り生ハム、千切りキュウリを添えて、オリジナル胡麻ドレッシングで。
4.豚ロースの冷しゃぶ、蒸し白菜とブロッコリースプラウトを添えて、ポン酢か胡麻ドレで。
5.豚ロースとピーマンのオリエンタル炒め。
6.小松菜、シメジ、京うらら揚げの炊いたん。
7.千切りピーマンのおろし生姜・ニンニク・醤油・胡麻油和え。
8.ホウレン草のお浸し、醤油絞り削りカツオ掛け。
9.摺りおろし生姜たっぷりの揚げだしナス。
10.じゃが芋・人参・シメジ・豚肉・豆腐の煮物。
11.ヒジキ、蒸しサラダ豆、黒胡麻、ホワイトブナピーの炒め煮。
12.アジの開きの胡麻まぶし焼き。

5月最終日、ちょっと過去を振り返りつつ本日は 水曜会

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早やっ、5月も今日が最終日ですね。^^;
風薫る五月、なんて言いますが、日々の去るにその疾きこと風の如し。w

ほんに1年とは、年齢分の1のスピードで過ぎて行くことですね。^^;
ジャネーの法則で「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」
という考え方で、19世紀フランスの哲学者、ポール・ジャネが発案した法則です。

それでもね、もしも苦の時間にあれば、それは過ぎ去るのが遅く、永く感じるものです。
あれよ、あらまと時が過ぎ去るのは、それはそれで幸せであることかと思いますよ。w

私、麻酔や痛み止めの効かない体質なので、痛苦にただ堪えてると、苦の時間は永く感じます。
痛みを忘れるべく、何かに没頭・集中すると、あっという間に数時間経過することも。w

その後、また痛苦を自覚するのが辛いところですが。^^;
吾妻いづみはその点、「痛いとこを意識せんと、違うこと考えたら痛みとか忘れる」のが羨ましいところ。w
私よりも、「気」の散らし方が上手かも。(ワラ)

今年の5月は、2日から19日の宿曜陵逼(すくようようじ)期間に続き、昨日30日から6月25日までが再び件(くだん)の期間となります。
諸々のイレギュラーな事態や物事の運び、良くない因縁生起に注意して、確認を強化して行きましょう。

弘法大師空海は、「東方観世音菩薩は六害宿の難を避けしむ。」と説かれました。
観音菩薩は、トランプで言うとジョーカー的役割があるので、宗派を問わずご加護がありますように。(念)w

義父が6日に逝去して以来、自然と飲み歌いに出たり、遊行に出かける機会はなく、
然るに妻も悲嘆に暮れてることもなく、多忙はあっても、静かな暮らしはできてるかと。w
21日が結婚11周忌、ちゃう11周年でしたが、家で過ごし、山口の顧問先から戴いた和牛で祝いました。w

結婚までに7年の交際があり、前の寅卯の空亡を明けての入籍でしたが、
思い起こせば1周前の空亡期には、膝の関節炎と痛風の同時併発、初期糖尿病との終身刑の宣告などw
諸々の苦があったことです。^^;

ドイツに我が武術「気光道」を教えに行った時は、辰の年ではありましたが4月5日の清明前のこと。
寅卯空亡の場合、辰年の立春を迎えてもまだ寅卯月間にあって、名残の空亡が続きます。^^;

蹲踞もできない左膝に加えて右腕が肩より上に挙がらない嘗て最悪の不調がありましたが、
そこが格闘技でない武術の本領、きちんと全員に業を味わわせ伝えることはできたかと。w
それから一巡、身体に痛みはあっても、独力でも凌げることができています。w

60干支が一巡すれば還暦ですが、それからはニーチェの言葉「この人生、二度目として生きよ。」が至言となりますね。
正しい答えは、すべて過去の体験の中にあり、です。w

それ以来、特別な機会でなければ、武術は教えていませんが、業や裏返しのヒーリング技法はずいぶん進化できました。w
60歳になると、人は原形気質の6歳の地が出てくるそうですが、人それぞれですね。

6歳の時、何してたかなあ?
桂離宮の庭や近所の春日神社で、蟻さんとはよくお話してけど。(笑)

私の場合、60代は50代の時よりも、進化を目指しての興味関心が増えてるようです。
アラ古希になって、探究心は尽きぬものの、どこまで会得できるかですが。^^;

今は昔w、40歳までの私の知識では、脳は25歳頃が発達のピークで、その後徐々に壊れて行くというものでした。
約140億ある脳細胞ですが、1日に失われる細胞は約10万個といいます。^^;
脳そのものは、毎年0.5〜1%ずつ縮んでいき、記憶の中枢・海馬も同様に1年で約1%小さくなるというものです。

しかし近年、成人後の脳でも新しい細胞が生まれ、脳内の連携が発展するメカニズムが解明されています。
記憶の中枢を担う海馬の細胞も、およそ3分の1が一生をかけて新しい細胞と入れ替わっていることが判明しています。

海馬でいうと、毎日、1400個の細胞が、成人の海馬で生まれていることが明らかになっています。
つまり、脳は25歳をピークに滅んでゆくのではなく、歳をとってからも毎日四六時中、新しい細胞が作られているのですよ。^^v

しかも、体を活発に動かせば、細胞の新生が2倍に増えることがわかっています。
それには、1日20〜30分のウォーキングや軽いランニングをするだけで良いそうです。w

60歳の被験者約100名を対象とした別の実験でも、ウォーキングを1年続けたグループは脳全体の働きが向上したことが確認されています。
基本、雨の日以外は朝の散歩とイメージワークは日課にしていますが、籠ってばかりじゃボケるかも?w

たしかに脳の神経細胞は年齢とともに減少しますが、人生経験を積むことで脳神経細胞同士のネットワークは広がり、密になります。
新しい脳細胞も生まれているので、このネットワークを強化していくことが、脳の成長につながります。
そのためには、脳の機能をまんべんなく使うことが必要ですね。

80歳の男性が新しく趣味などを始め、1年後にMRIで脳の変化を診断すると、小学1年生が2年生になったときぐらいに脳がめざましく成長していたという例もあります。
歳のせいとか、身体の痛みのせいとか、時間がないとか、敗者のたわ言を吐かず、
運動も新しいチャレンジや楽しみも取り入れて、健体康心を目指しましょう。w

さて、本日は5月納めの水曜会です。
中国からの来客接待を2週間勤しんでたクウボウ君は、風邪ひいたので自粛して来ないとか。w
カンボジアの子を連れてきてくれる棄命従殺格さんは、もう3か月のご無沙汰で。^^;
誰が来るやら、来ないやら?ボーズは嫌だけど、用意を調えご来客をお待ちしましょう。w
なあ、典明ちゃん。(ワラ)

今日のメニューは、以下の11品です。
1.サニーレタス、京水菜、ブロッコリースプラウト、カニカマの玉ねぎドレッシングサラダ。
2.キャベツのコールスロー、ミニトマト「五島ルビー」を乗せて。
3.ズッキーニのスライス、ワサビチーズを乗せて。
4.鶏胸肉の手作り生ハム、千切りキュウリを添えて、いづみ式胡麻ドレッシングで。
5.蛯名高原ソーセージ、新じゃが、ニンジン、白菜、オニオンソテー入りカレー。
6.豚ロースのガーリックペッパーステーキ、パルメジャーノチーズ掛け。
7.豚バラ肉、千切りタケノコ、ピーマンのタイ・タクミソース青椒肉絲。
8.エリンギのバター醤油焼き。
9.牛スジ肉とちぎりコンニャクのドテ焼き煮込み。
10.千切りタケノコの胡麻油・鶏ガラだし・ブラックソルトでナムル。
11.ヒジキ、蒸し大豆、ホワイトブナピー、黒ゴマの麺つゆ炒め。

多忙な数日を乗り切って、本日は水曜会

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24日の今日は、顧問先への翌月の傾向と対策などの発送日です。
指示書作成の集中期に限って、急遽の予約が入るのが毎月のことで。^^;

終日、カルテ・資料・暦にかかりっきりの5日間でしたが、いささか疲れが溜まってきたようです。^^;
目と脳を休めるべく、明日からの予約なき日はスローに楽しむことにしましょう。w

暦で今日は、壬午日で二十七宿では鬼宿、四緑木星中宮、六曜では友引で十二直は「のぞく」とあります。

人の生年月日と現在の年月日の干支、日では二十七宿と曜日、気学九星と数理数
命学の計数は、運気を読むのに大事な要素としています。
然るに、日本の風習では、今も「六曜」や「十二直」が用いられていることが多いものですね。w

「大安」「仏滅」「友引」などの六曜は、江戸時代末期から流行り始め、第二次世界大戦後に再び大流行して、
今日の風習となったものです。

「祝い事はなるべく大安に」
「仏滅には祝い事も法事もしない」
「葬式は友引の日に出さない」
これらの風習は、「六曜」によるものですが、まだ歴史は浅く、「十二直」は古くから永く使われてきた歴史あるもので、今でも、
神社の神事や、地方の風習には、「十二直」が使われているものがあります。

日本に於ける「十二直」の歴史は古く、飛鳥時代〔592〜628年)から、昭和の初期まで、かれこれ1300年
あまりの間、ずっと最も一般的な日々の吉凶判断でした。

暦の中段には、「たつ」「のぞく」「みつ」「たいら」「さだん」などのひらがなが記されていますね。
これが、「十二直(じゅうにちょく)」といわれるものです。

「十二直」は一般に運勢暦の中段に書かれるため、単に「中段」とも呼ばれます。
「十二直」の「直」は、「当たる」という意味を持っていて、よく当たる暦注だと永い間信じられてきました。w

例えば、今日でも建築業界では、上棟式(家屋の棟木を上げるにあたり工匠等が神を祀って行う儀式)には、
「十二直」の「たつ」「みつ」「たいら」「さだん」「なる」「ひらく」の日を選ぶことが風習になっています。

工事には、人身事故が起きないよう、また台風、土砂崩れ、地震などの自然災害に遭わないよう、
匠も施主も心を合わせて祈るわけですから、良き日を選びたいのは当然で、
悪い日に施工して後でトラブルになっては大きな損害となりますからね。^^;

北斗七星は古代から畏敬の念を持って見られた星座の一つですが、この星の動きを吉凶判断に用いたのが「十二直」です。
柄杓の形をした北斗七星の柄に当たる部分(斗柄)が、北極星を中心にして天球上を回転することから、
これに十二支による方位と組み合せて十二直を配当するのです。

信仰され、畏敬された北斗七星に由来するからこそ、「十二直」は1300年余りも永い間、日本人に
信奉されてきたのでしょう。w

十二直の始まりは「建(たつ)」です。
冬至の頃(旧暦11月)に北斗七星のひしゃくの柄の部分が真北(子)に向くため、この日を「建子」の月としました。
そこで旧暦11月節(大雪)後の最初の子の日を「建(たつ)」と定めたのです。

このように、十二直は、節月と日の十二支によって定めるもので、節月ごとに、
その月の夕刻に斗柄が向いている方位の十二支と、日の十二支とが同じになる日が「建」になるように配当します。
なにやら、霊験アラタカナ感じがするでしょう?(笑)

例えば、2023年5月の「建(たつ)」の日は、旧暦4月節「立夏」後の最初の巳の日になります。
すると、5月23日が「たつ」の日で、翌24日は「除(のぞく)」。
以下、「満(みつ)」、「平(たいら)」、「定(さだん)」、「執(とる)」、
「破(やぶる)」、「危(あやぶ)」、「成(なる)」、「納(おさん)」、
「開(ひらく)」、「閉(とず)」と循環します。

なお、12の節気の日には前日の十二直を繰り返します。
こうすることによって、1年たつと順々にずれた十二支が元の組み合わせに戻ることになります。

例えば、2023年6月の節入り、6日の芒種は、前日の5日の十二直と同じ
「除(のぞく)」となり、2日間「のぞく」が続きます。
ちなみに、今日も「のぞく」ですが、「のぞく」は、「不浄を祓い、医師にかかること、種まきに吉。婚礼、金融には凶。」とあります。w

単純に十二直を繰り返すのではなく、こうして節気ごとに少しずつずれていくことが、十二直の吉凶の
神秘性を生み出し、それによって庶民の間で根強く人気があり続け、よく当たると信じられて来たのかもしれませんね。w
「六曜」でもこうした法則性があります。

旧暦を使っていた時代には、「十二直、このかしら字を覚ゆべし。たのみたさとや あなおひと。」
という歌があったそうです。
たのみたさとや(建、除、満、平、定、執、破)、あなおひと(危、成、納、開、閉)ですね。

永い歴史の中で、よく当たると信奉され、日の選択に用いられて来た「十二直」ですが、日の作用や吉凶
など、要は迷信に類することです。w

ただし!、風習として儀式や当地のしきたり、人への気配りを重んじ、出処進退に心を強めたり、
律として自分の生活や行動を守ることは、大事なことですね。
縁起を担ぐも、ジンクスや勝負下着を用いるのも、信心を持つのもまた、善いことと思いますよ。w

干支や九星、二十七宿などは、各々個人によって、日の選択に効果や作用が違うものですが、よく学習
しないと活用が専門的で難しいものですから。^^;

よく学習してもなお、その日と行動の良否は、絶対的に判別することはおいそれとはできないものです。^^;
良い日に着手、実行しても、その人の因縁や諸々の複合要因によって、また実行の仕方によって、ことの成否は分かれるものです。

陰陽、吉凶、災福、いずれも糾える縄の如し。
人生、万事、塞翁が馬。されど、後悔、先に立たず。w

要は気と心の用い方ですが、自他共によし(善・良・好・美し)と思える選択・決意が、大事だと思いますよ。
大事な日取りであるからこそ、無事成功を期して、色んな観点から考察し、縁起や風習も活用することが効果的ですね。w

今日、24日は壬午日で、私にとっては天地徳合日に当たります。
契約、登録、開設、縁結びすることが喜び事を招く日取りですが、空亡年中ですから欲は出さず、消極的な事由での縁結びを心がけます。w

だからと言って、セールスはお断りしますので、悪しからず。w
そうだ。「のぞく」ゆえに、梅津のお爺ちゃん眼医者に行ってこよう。(笑)

今日は六曜では「友引」ですが、七曜では水曜に当たり、水曜会です。w
喜びをもたらす良き縁結び、縁固めとなりますよう、ご来客をお待ちします。^^v

今日のメニューは、以下の11品です。
1.サニーレタス、水菜、ブロッコリースプラウト、黄パプリカ、ミニロケットトマト、レーズンの玉ねぎドレッシングサラダ。
2.ホウレン草のお浸し、擂りアーモンド和え。
3.刺身湯葉こんにゃく、手作りポン酢で。
4.京揚げと小松菜の炊いたん。
5.豚ロースのガーリック・チーズピカタ、辛子ケチャップソースを添えて。
6.牛ロースのキウイ幽庵ステーキ。
7.薄切り豚ロースの生姜焼き。
8.5種のキノコと牛・豚の木こり風すき焼き。
9.茄子とピーマンの生姜入り揚げ浸し。
10.牛スジ肉のみの白味噌仕立てドテ焼き。
11.鮭ハラスの焼いたん、レモンを添えて。