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台風去って、本日は五山の送り火、水曜会

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12日に8月度の気の科学体験講座、13日に法則講座を終えて、8月ももう後半になりました。
気の講座では、ご新規あり復帰ありで、このところの展開を復習しながらボチボチと進めました。w

皮膚、筋・筋膜、関節包、骨膜にある感覚受容器センサーへのアプローチ、骨膜
連鎖による原始脳へのアプローチ、退化痕の再起動による神経伝達の再構成など
がメイン。
「腱引き師」の秘伝技法や筋硬結の原因である筋肉内の斜筋をリリースする「二
重螺旋入力・牽引法」は、一部しかお披露目できなかったので、次回もこの展開
から始めることにしましょう。w

改善ではなく、解決・解消を目指して、絶対的な法則やシステムについて、その
次の展開に入る前に、今の展開が段階を踏んで必要であろうと考えています。

10月か11月の連休を利して、今年の「螺旋の歪み・治療ベクトル」と「退化
痕の再起動法」を特別集中研修できたらいいなと思ってます。
一日研修か一泊二日に分けるが良いか、ご希望あっての組み立てですので、参加
ご希望の会員さんはご都合をお伝えください。w

15日に近畿を横断した台風は去って、今日16日は五山の送り火です。
京都市を囲む山々に、「大」「大」「妙・法」「鳥居形」、「船形」の炎が次々に浮かび上がります。

この炎で、お盆に帰って来たお精霊(しょらい)さんと呼ばれるご先祖や死者の霊を、あの世へ送り届ける盆行事です。
室町時代から続いてきた伝統行事ですが、送り火の灯りを杯に映して飲むと中風にかからないと言われていますよ。w

この伝統は変わることがなく、五山の送り火は雨天決行、台風決行、集中豪雨決行です。w
実際、この50年間、中止は一度もありません。

尤も、コロナ禍の時は、点火を少なくしたので形が見えず、ショボいもんでしたが。^^;
昨年は、ゲリラ豪雨のような夕立がありましたが、全灯点火されました。

1.嵐山東公園遊歩道から見えた昨年の大文字
2.同じく、鳥居形

今夜は月齢0の新月なので、足元に注意は必要ですが、炎はより赤々と見えるかも。w
五山の送り火は、1時間足らずの行事ですが、例年なら平日でも10万人の人出があるとか。^^;

京都の人なら、五山全部が見渡せる所(例えば京都タワー)などには出かけず、近所から見える送り火にそっと手を合わせることです。w
大阪の通天閣はいざ知らず、京都タワーに昇る京都の人は少ないことです。^^;

建設計画が発表された頃は、「東寺さんの五重の塔より高いものを建てて見下ろすやなんて」とか。w
建ってからは、「京都で一番景色がええのは京都タワー。なんでなら京都タワーが見えへんから」とか。w

今夜も送り火鑑賞はありますが、160人限定の抽選チケットで4500円だとか。。
京都の色んなビルなどで五山送り火が鑑賞できるところは、おおむね特別料金で高くなってるようです。^^;

そういうところは好かんとこ、なんですがねえ。w
五山の送り火は主に「大文字」が有名ですが、「送り火」を見るのであって、京都では「大文字焼き」などとは言わないものです。w
場所や人によっては、顰蹙を買います。^^;

大文字の送り火は、今夜8時に点火。
松ヶ崎妙法は8時5分、舟形万灯籠は8時10分、左大文字は8時15分、鳥居形松明送り火は8時20分に点火されます。

嵐山では、鳥居形が近くに、大文字が遠くに見えますが、中ノ島公園で灯篭流しが行われます。
灯篭流しは「送り火」の一種で、竹や木などで作った枠に紙または布を貼り、火を灯して川へ流すことで、お盆に迎えた先祖の霊が迷わずあの世へ戻れるようにするための儀式です。

灯篭の中には、ろうそくと一緒に名前やメッセージを書いた紙を入れて故人を弔います。
これは渡月橋の下で7時から9時に行われますが、8時半までに受付を済ませれば、一般の来場者も灯篭1基を1,000円で購入することができます。

五山の送り火が終わると、夏も終りに向かうんだなあと、ちとしみじみと感じます。w
が、京都のお盆行事はまだ終わらず22,23日の「六地蔵巡り」や各地で行われる「六歳念仏」、「地蔵盆」がありますことよ。

奥嵯峨の化野(あだしの)念仏寺では、土日の26日、27日に数千体の無縁仏にろうそくを灯し、供養する「千灯供養」が行われます。
午後6時からよる8時30分までで、多くの観光客が訪れますが、20年前からは「愛宕古道街道灯し
(あたごふるみちかいどうともし)」も同時に開催されていて幽玄な風情が味わえます。

尤も、私は天龍寺に墓もあり、無縁仏に手を合わせに行くことはしませんが。w
この日は、近所のあちこちの路地裏や小公園で、子達と共に地域の町内会の人が集まることです。

送り火の今日は、カウンセリングを終えたら水曜会になります。
が、昨日はスーパーマーケットが全店臨時休業してて、前日からの仕込みができてない。^^;

とりあえず、混んでるであろう買い物を済ませて、料理に掛からねばデス。w
今夜の水曜会はボーズかもしれず、左様ならば8時になったら嵐山東公園に出ようかな?

大文字と鳥居形に故人を偲んで手を合わせ、灯りを焼酎に映して中風除け。w
これも京の夏風情ですが、外で飲んでる人は私ら以外、嵐山東公園では見たことないですね。(ワラ)

案の定、スーパーは混んでましたが、道は空いてたので思ってたより早く済みました。w
今日のメニューは、以下の13品です。
1.サニーレタスの和風玉ねぎドレッシングサラダ。
2.手作り鶏胸肉の生ハム、いづみ式胡麻ドレで。
3.いづみ式レタスの豚肉巻きソテー。
4.レンジ蒸しズッキーニ、フライドオニオンを乗せて。
5.駒切豚肉と山なめこのソテー。
6.駒切豚肉、小松菜の浸し、黄ズッキーニのオイスターソース炒め。
7.新じゃがのジャーマンフライドポテト、トリュフソルトとブラックソルトで。
8.揚げプチシュウマイ、辛子を添えて。
9.いづみ式海鮮と野菜入りマイルドトムヤンクン。
10.伏見甘長唐辛子とちりめんじゃこの胡麻幽庵炒め。
11.京うらら揚げの焼いたんに九条ネギを乗せた「竹虎」、生醤油で。
12.アジの開きの焼いたん。
13.鮭ハラスの焼いたん、好みでレモンでも大根おろし醤油でも。

本日は今夏一番の暑さにて、8月度の気の科学体 験講座

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立秋から4日目、立秋過ぎの庚日の「末伏」から2日目の今日ですが、まだまだ暑いですね。^^;
三伏の候は終わったわけですが、朝の散歩で赤トンボを見るも、酷暑は続きそうです。

三伏に合わせ、朝鮮文化では暑気払いとしてサムゲタン、ユッケジャン等の鶏肉料理や犬肉料理を
食べる風習がありました。
鶏肉や犬肉が日本のウナギと同様に、夏場の強壮食品と認識されていたためです。w

中国医学では「冬病夏治」といって、「冬の病は夏に治す」という理論があります。
膏薬を体に貼って、冬に掛かりやすい病気を予防する処置が三伏に行われることから「三伏貼」と呼ばれています。

体質改善も含めて、十二支対冲関係にある6か月前から根治を図るのはとても有効。
運気論や因果律の観点からもお勧めで、冬に出る症状は、今から手立てして行きましょう。w

今までの展開を見返しながら、今月の展開について記してみましょう。
このところ、先々の展開に思考が走ってしまいがちなので、過去の軌跡を見返すことも大事ですから。w

中医学では、「気血水の循環」を重んじています。
バイブル「黄帝内経」にも、「不調あるところ、必ずオ(汚れの意)血あり」とあり、血流を良くすることは健康の大事ですね。

現在中国でも導入されてる「大沼式人体科学」を採り入れ、「全身の血行路の解放、完全手順」は、この観点から生まれました。w
別途、水をファシア(結合組織)と捉えて、波動を伝え、深層筋肉も緩める技法
も数種完成しました。

私たちの身体は脳・脊椎神経だけではなく、細胞間の連絡も電子が司っています。
気を電子電位の観点から捉えることでも、色んな発見ができました。w

皮膚、そして関節、筋肉・筋膜の電子情報にアプローチすることで、痛みや可動域の不調が治まります。
触れない方法、皮膚に触れる方法、筋・筋膜に触れる方法、そして骨・骨膜に触れる方法などです。

骨の電子情報は皮膚の電子量の10倍あること、そして骨膜に刺激を与えることで
骨膜連鎖反応で間脳などの原始脳が覚醒すること。
六層連動操法でも説く通り、骨膜から表層筋膜まで内から動かすことで筋膜の癒着や硬結が解かれること。
皮膚に触れて遊びを取り、骨膜に刺激を与えることで、皮膚や関節からだけではできない効果が生まれました。

この観点に人体の退化痕の再起動を加味すると、また別の治療効果が生まれました。
「拮抗圧臨界微震法」でもやりましたが、可動域の限界点ギリギリで拮抗圧を掛けて振動させると、電子発生から神経が通ります。
すると、今までの限界点を超えて、体が可動するようになります。

退化痕に刺激を与えて体を可動させると、可動域が良くなりますが、それだけではありません。
今まで繋がっていなかった神経伝達が働くことで、別の部分にも治癒力が発揮されるのです。

「神経連続反射弓形成法」は、自動不随意運動を誘発して、勝手に身体が動いて
神経伝達を再構成し、自己治癒力を引き出すものでした。
「退化痕刺再起動法」は自動不随意運動は上肢以外あまり起こりませんが、効果は即時に生じるものです。

皮膚・関節包内の感覚センサー解除→骨膜への情報のインプット・退化痕の再起動と
実践してきて、やはり痛みというものは拘縮した筋肉を如何に緩めるかという観点も無視できません。

ただし、陰陽論理で、ふにゃふにゃしてサボっている筋肉をちゃんと働かせることも大事です。
これには筋・神経の伝達を良くする施術と、簡単で短時間で済むセルフケヤーの指導が大事となります。w

例えば、腰痛や膝痛の場合、内腿の内転筋がサボっています。w
これを働かせるには、椅子に浅く腰掛け、お尻を浮かせてストンと落とし反動で素早く浮かせることを30回繰り返します。

1施術100万円するAKS療法では、筋繊維のスパズムを解くこの方法を「エ
キセントリック・ストレッチ」といってましたが、今はMCRというそうで。w
MuscleCelldeepReleaseの略ですが、「筋細胞ディープリリース」ですね。

AKS療法や六層連動操法、KMT整体やPLT療法など、優れた技法はいっぱいあることです。
然るに、必ずや限界があるのが臨床ですね。^^;

今まで痛みが生じている筋硬結には、経絡、内臓・体性反射やフラクタル反射反
応、ゼロG・P・Tポジションアクション、アナトミートレインなどを活用してきました。
筋膜の骨膜癒着、筋繊維のスパズム、斜めに走行する筋肉内の名もなき「斜筋」の拘縮を如何に解除するかが要となるでしょう。

明治まで居た「腱引き師」の秘密、4本の「筋絡」を学んだところ、経絡ともアナトミートレイン(筋膜の全身的繋がり)とも少し違い、退化痕の再起動との類似点があることに気づきました。
温故知新は大事で、分かって会得し習慣のようになってることも、新しい観点から見直し改めることが進化に繋がることですね。w

中医学の「推拿(すいな)」や「按摩」もそうですが、補寫の理を用い、14技法を全て駆使して全身に施術するのは、
時間的にも労力的にも大変です。^^;
腱引き療法も、部位と症状に特化して活用すると、推拿按摩の補寫法と同じく優れた効果が発揮できます。

先日は、左の肩甲骨と胸椎の間の脊柱起立筋が右より大きく張っていて、身体のあちこちが痛む方が来られました。
この背中の形状は、ストレス大過を表す証でもあります。^^;

手っ取り早く、腰から背の筋絡を引いてから縦にスリックして神経伝達を促すと、形状は即座に治りました。w
カルテ解析で五行の偏りから生じている内臓の機能アップ、脳の偏桃体の反射区と運動・感覚野の連絡を行うと、全症状がなくなりました。

施術自体は全部で10分ほどですから、私も楽ちん。w
圧痛検査だけは痛みを出すものの、即座にそれが消えて行くのを感じてもらうのが大事です。
痛みを伴う方法は、防御反応が起こり筋を固めて施術効果が落ちるだけでなく、
脳が拒否するのでさらに効果が落ちてしまいますから。^^;

自己治癒力で治すのはクライアント本人ですから、拒否や嫌悪なく楽になって喜んでもらわねばです。w
そのために先ずクライアントの「治療スイッチを入れる」ことが良い効果があります。

8月の講座では、「腱引き師」の秘伝の応用から入り、「斜筋」のスパズム解除法を展開しましょう。
斜筋については、全身7部位の手順と方法をレシピにしました。

90度組み合わせポジションや対角線軸圧ポジションからの、「二重螺旋陰圧入力・牽引法」がこの技法の骨子になります。
文字にしてまとめるのが大変でしたが、レシピにしたって体験・体感しないと会得はできないでしょうね。^^;

気の科学は体験講座ですから、致し方ないのですが、やっぱり縁のものですね。w
縁に応じ、分を尽くして、一隅を照らしていきましょう(ワラ)

本当はまだ立位・座位による方法と症状別の方法があるのですが、まとめかけてもっと
より良い統合法があることに気づきました。^^;
寝かせてリラックスした姿勢で施術しても、立って歩いて日常生活に戻ったら、またぶり返すのを防ぐには・・
元から難のある立位や座位で、その場で良くなってもらえば良いことかと。w

脊椎からの感覚センサーの解除→深部筋細胞リリース→神経・筋組織伝達の再起動が、その次の展開になります。
下肢編、上肢編の2部構成になりますが、レシピは未完。^^;
3つの観点からの統合を色々考えてると、別途、身口意の三密から新しい「気光三密神経調律法」ができそうなので、これも次の展開課題です。w

最新の人体科学や生理学、整体法などには専門用語が多いのが厄介ですが、中医学と比べるとより具体的ではあります。
それでも、「剪断応力による細胞伸展センサーTRPv2の発動」とか説明してもワケワカメだし。^^;
そうした難解用語はあまり使わず、こうしたらこうなるという簡単で誰にでもできる方法にまとめておくと便利ですね。w

縁ある方に「家庭医」として痛みや不調ある方に役立ててもらったり、どこへ行っ
ても良くならない方を癒す「ヒーラー」や「セラピスト」として活用してもらえれば幸甚です。w
遠隔ヒーリングを依頼されるとき、折が合えば幼稚園児や小学校低学年のお子さんに助手を務めてもらうことがありますが、
こうした方法は効果てきめんで、お子さんも面白がって喜んでもらえます。^^

癒し合い、役立つことで、人間関係も良くなるものです。
ヒトはやっぱり「人間(じんかん)」に生きる存在ですね。w

今回の講座は、初参加となる方が来られるので、真っ先に実践ヒーリングから始めましょう。
私がどのように治療スイッチを入れて施術を展開するのか、参考になさってください。w

今日の京都は今夏一番の暑さで、午後2時の予想気温は38.9℃になるとか。^^;
水分不足もTL筋反射テストで簡単に分かりますので、これもご参考までに。w
水だし麦茶で水分補給をしながら、楽しい時間を過ごしましょう。^^v

講座を終えたら、会場をこちらに移しての無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の12品になります。
1.キャベツのコールスローサラダ。
2.いづみ式長芋短冊の叩きモロヘイヤ・梅肉掛け。
3.さやいんげんの胡麻醤油まぶし。
4.土佐甘長唐辛子とちりめんじゃこの幽庵炒め。
5.鶏胸肉、冬瓜、クコの実の冷やしとろみ餡。
6.牛肉、舞茸、黒舞茸、豆腐の木こりすき焼き。
7.豚ロース、山なめこのフライドガーリックゴレン。
8.エリンギのバター醤油焼き。
9.京絹揚げのバター焼き、クルミ味醂味噌を添えて。
10.豚小間切り肉のニンニク・ロメインレタスゴレン。
11.イエロー・グリーンズッキーニの揚げびたし。
12.いづみ式新じゃがのジャーマンフライドポテト、トリュフソルトとブラックソルトで。


福田 龍博

3日後に8月度の講座を控えて、本日は水曜会

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昨日が8日で立秋でしたが、曇り時々小雨ちらつき日も差すというややこしい天気。w
風の吹く分、暑さはマシではありますが、蒸し暑くて秋の気配は感じ難いですね。^^;
台風6号は北へ遠ざかって行くも、近畿南部は雨に注意ですが、日中気温は35℃ほど夜は28℃ほどで、
まだまだ暑いことでしょう。。

立秋からは庚申(かのえさる)月に入り、干支に金気が重なる月になりました。
金気が旺じると、肺や気管支、大腸に不調が出やすく、金剋木で肝の解毒作用、筋腱の痛みが生じやすいので注意しましょう。
冷房で身体が冷え過ぎたり、冷たい飲食で身体を冷やすと、不調が生じやすくなります。^^;

運気論では、金気が旺じる(盛んになる)と、対人トラブルが発生しやすくなるといいます。
言い方ひとつで角が立ち、聞き方ひとつで腹が立つのが人間関係ですが、適度にボケつつ、心にゆとりを持ちましょう。(ワラ)

脳の最高司令塔は前頭前野で、ここが意志を決定したり意識行動を司っています。
ヒトたる最高の座なのですが、無意識下の記憶なども前頭前野に行く際に、必ず脳の偏桃体を通過します。

海馬の傍にあるこの組織、感情を司ってるのですが、実は快・不快や好・悪の2つのスイッチしかありません。^^;
拠って、ストレスや考え方の習慣などで偏桃体のブレーカーがダウンしてると、
何も楽しめないし、思う通りの意識行動ができないことになります。

また、脳は時々陰陽逆転して、判断や筋出力に逆転反応が生じています。w
それを判断しないと、生活や健康を自己破壊させる危険があります。

土剋水で、でんぷん・糖質の過剰摂取が腎を損ねているのに、それを欲しがってしまう。
特に糖質は脳にドーパミンを生じて快楽になり、脳内麻薬を欲しがって中毒になり、
習慣化すると抜けるのが大変です。^^;

オーリングテストや筋反射テストで、力がバッチリ入るから良いものだと勘違いするのはよくあること。^^;
競馬やパチンコなどギャンブルでもドーパミンが流れるのですが、オーリングテストを用いて勝ち続けてる達人には、
まだお目に掛かったことないですね。w

脳科学や人体科学は近年すごく進化してますから、カウンセリングでも整体でも、
医療分野でもとても有効な活用ができるものです。
複数の観点とその統合、この世ではそれが大事かと。w

過去のトラウマとか、事故や病気の後遺症で回復を諦めてる人も多いものです。
関節内が石灰化してオペも不能だとか、脊椎や関節がが変形してて戻らないとか、脳の損傷で神経が接続されてないとか、
諸々の西洋医学的不治の事由も、観点を変えれば、改善・解消することもよくあることです。w

そうした呪縛を解いて、苦痛を解(ほど)き、せっかく生きてることを活かすことが大事かと。
斯く、現代の陰陽師、考え居りまする。w
脳の機能をさておいても、病院や施術院では改善するのは当然で、通ってもより良くならないなら時間・労力・金銭面で無駄かと。^^;

通って、安心・改善を得て、楽しみや喜びがあるなら、それはそれで意義あることです。
ねばならぬという事由で、苦のある時間を捻出するのは、負の習慣のエンドレスリターンかも?w

時間を無視すると、この世は縦横高さの三次元空間と言われますが、ホントは何次元だか分からぬものです。^^;
地球から北極星を指さして、天の中心にあると言っても、実は431光年離れているので、
信長や秀吉が活躍してた頃の光が今届いているのですから。w

そうすると、最低3つとあと一つ何か違う観点からみて、統合を図るのが良いのかも。w
技法などの方法もそうですが、立場や在り方みたいなものでも、そうして俯瞰してみると、良い気づきになることがありますよ。w

温故知新で、古きを尋ねて新しきを知る、ということも大事な学習や気づきになることです。
明治まで、日本には「腱引き師」が居て、鍼灸医や按摩師とは違って主に定住せず巡って来る治療師だったそうです。

剣術や柔術の使い手が諸国を行脚する際、生活費を稼ぐ手段でもありましたが、
今でも「けんびき」という言葉は残ってますね。
肩甲骨の内側あたりを指す言葉ですが、「腱引き」技法は按摩と違って、腱や筋肉を引く技です。

発祥は戦国時代で、その場で動けぬ武者を即座に治す活法にルーツがあり、抜群の効果があるものです。
古来、武術は門外不出のものなので、各流派それぞれが秘伝としていたものです。w

拠って、鍼灸や按摩ほど広がることはなかったのですが、明治政府が日本の伝統医療を医学と認めなくしてから、廃れていったことです。^^;
今や、「天城流湯治術」が「天城流医学大全」としてドイツで注目されてるように、多くの有効だった日本の伝統医療も見直されるべきかと。w

「腱引き」では「筋絡」といって、4本のラインを重要視しています。
私の観点からみると、神経を筋膜から引き離して筋膜の癒着と神経伝達の不具合を解決する手技であり、
退化痕の再起動によって神経を甦らせる技法にも通じたものがあります。

手足には、指の間に4本のルートがあり、退化痕もあって、筋膜も神経も全身につながっていることです。
腰から背中にも4本のルートがあり、陰圧法で引くことで、体幹の痛みなどに優れた効果があります。

これを埋もれて知られぬままにしておくのはもったいないので、講座でお披露目いたしましょう。w
骨膜連鎖による骨膜から原始脳への神経起動、退化痕の再起動による神経伝達のアップデートと、今までの展開にマッチすることでしょう。

さらに、痛みを発しているのは筋繊維ですから、そのスパズム(拘縮)を解くことも大事です。
深部筋細胞のスパズムリリース、筋・神経伝達の再起動と進める前に、筋肉内に
斜めに走行する名もなき「斜筋」のリリースを展開しましょう。

これは「二重螺旋入力・牽引法」として、全身7部位の解除法をレシピとしてまとめておきました。
立位・座位で行う法がまだ3法あるのですが、これはより良い統合ができましたので、次の展開に組み入れることにします。

やるべきこと、というより、やりたいことが仕事を通じて次々生じてるので、大変ですが楽しみでもありますことよ。w
不調の改善ではなく解決・解消を目指して、現状に甘んじていることはできませんから。^^;

人体の螺旋法則で身体は歪んでいるのですが、頭上の仏頂尊から見ると、右回りに歪んでいくのが死への変形で、
難病や重篤な人ほど左側に変異が顕著になってるようです。
「螺旋入力」はあらゆる不調に良い効果がありますが、まださらに進化、応用の可能性が見えています。w

最早アラ古希ですからねえ、どこまで至るか、いつまでやれるかですが、そんなことを考えても非生産的心労です。^^;
今を居甲斐と行き甲斐をもって楽しみながら味わい、充実化を図るのが佳いかと。w

量子力学的には人間、光の国からやって来て、また光の国に帰っていくんだと考えれば、
然程死を恐れずに、縁に応じて分を尽くし、自分と接する一隅を照らして行けば良いのかと。w

さて、朝の小雨は上がって、本日は水曜会です。
今日のメニューは、以下の12品になりました。
1.刻みオクラ、山なめこ、ワカメの冷やし蕎麦つゆ和え。
2.キャベツのコールスローサラダ。
3.いづみ式ズッキーニとピーマンの揚げびたし。
4.片栗粉コーティング鶏胸肉、ニンジン、ゴーヤのオイスターソース炒め。
5.豚ロースのガーリックステーキ、スィートチリソース。
6.豚ロースとエリンギのチェンマイ風炒め。
7.牛肩ロースの焼き肉ソースステーキ、胡麻の葉を添えて。
8.いづみ式モロヘイヤの天ぷら。
9.エリンギのバター醤油焼き。
10.空心菜、エノキダケ、ニンニクのフライドガーリックゴレン。
11.ヒジキ、蒸し黒豆、黒胡麻、刻み揚げ、シメジの炒め煮。
12.京絹揚げのバター焼き。

冷蔵庫イカれ、今宵は満月にて、8月最初の水曜 会

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8月に入りましたが、どこまで続く炎天ぞ。w
クーラーあっての部屋仕事ですが、脳が外気に反応するのか?どーも頭の回転が
鈍くなってるようです。^^;

今日の日の出は05:00で、6時はるか前に目が覚めてしまいます。w
7時半前には食事を済ませ、散歩に(連れられて)行くのですが、冷たい水の補給は必須ですね。^^;

内臓脂肪数値が高めだというので、運動するのは良いのですが、汗だくになりますわね。w
酸性水に濡らして絞ったタオルを首に巻き、日傘を差して歩くのですが、それでも日焼けするし。^^;

ずっと雨が降ってないので、嵐山東公園の土もカラカラ、蝉時雨の喧しいことです。w
が、木陰で風の吹くときは、夏の心地よさも感じられます。

今日の日の入りは18:59になります。
朝はまだ早く明るく感じますが、8月になるとだんだん夜の暗くなるのが早くなってきますね。w

昨日の月の出は19:03で、月の入りは03:46でしたが、今日の月の出は19:48,月の入りは05:04。
月の出が遅いと、夕刻からの暗さを余計に感じるようです。w

然るに、今夜は十五夜の満月ですね。
8月の満月は、スタージョンムーンというそうです。

五大湖に棲息する大型魚であるスタージョン(チョウザメ)が最もよく獲れる月であったことから、漁師の部族が命名したとか。w
日本では、ピンときませんが。^^;

西洋占星術では、8月の満月は「水瓶座の満月(スタージャンムーン)」といいます。
集団思想から離れるような意味が強い時期で、「自分の幸せを追求して心を素直にしていく」ことが重要になるのだとか。w

満月は、地球が月と太陽に挟まれている位置関係の時ですから、地球は月からも太陽からも
強く引力を受けます。
満月の日は引力の影響で、満潮と干潮の差が一番大きくなる大潮現象が起きると科学的に証明されていますね。

人間の体はおよそ70%が水分で出来ているので、満月の日に何かしらの影響を受けても不思議ではありません。
満月の日は、出産や事故・事件が多くなるという説もあります。w

エネルギーは新月から満月に向かう過程で増幅します。
つまり、満月の日はエネルギーが満ち溢れている状態であり、物事を吸収しやすい状態でもあります。

満月の日においては、 身体が何でも(ミネラル分でも毒の人工添加物などでも)
よく吸収します。
そのため、何を食べても太りやすく、むくみやすくはなります。^^;

ゆえに、この日からダイエットを始めるのは、効果的といえます。w
満月から新月に向かう過程で、エネルギーは放出されていくため、悪いものを捨て浄化に向かうのが良いことですね。

自分自身や他人に対するネガティブな感情、嫉妬心、我慢によって溜まってしまったストレス、改善
したいと思っている悪い習慣を手放していく意識行動を満月の日から始めるのは、
良い15日行になるでしょう。w

スリランカでもバリ島でも、満月の日には必ずウパチャラ(お祭り)があります。
月と太陽の強い引力を受けて、神に感謝し、祝福を受けようとするものでしょう。w

月に願い事をする風習は、世界中にあります。
いやいや、願い事は満ちて行く新月に始めるのが良く、満月には感謝して浄化して行くのが良いのだという説もあります。w

「願い」と「祈り」は違いますが、神道では「祈る」は「意宣る」で、「意識を込めて神に宣言する」ことです。
神社で「こうなりますように」とお願い事をするのは、本当はちと違う気がしますが。^^;

それでも人は願いを持つし、月などに願っても別段タタリもありますまい。(ワラ)
要は信心なのですが、月に願う際には、西洋占星術では「ボンドタイム」が専門的には重視されています。

ボイドタイムとは、惑星の配置が元になっており、月が他の惑星と意味のある角度(アスペクト)を作った後、
離れて次の惑星と再び角度を作るまでの時間のことをいいます。

「無」や「静寂」の時間、と解釈するとわかりやすいでしょうか。
日本では、占星学の第1人者である石川源晃により、「ボイドタイム」という言葉が広まりました。

石川源晃の著書では、ホロスコープ上の月の位置関係がその人にとって最も影響を及ぼすという観点から、
ボイドタイムは月の効力が弱まる時間として説明されています。

一番スピードが速い天体(月)と接点を持たないという事から、
・自分にとって都合良く物事を解釈しやすくなり、「誤解」や「勘違い」が発生しやすい。
・注意力が散漫になり、ついうっかりしてしまったり、「ケアレスミス」をしやすく、間違ったとしても、自分が間違ったことに気付きにくい。
・「感情が不安定」になり、思考力が低下した結果、冷静さに欠けてしまい、空回りが多い。
・些細なことから感情的になって、「口論」や「喧嘩」に発展しやすくなり、相手との意思疎通がうまくいかない。
・「自分中心」の考え方に偏りがちで、相手の気持ちや状況に目が向きにくく、人とのコミュニケーションがうまくいかない。
・このときの契約は、後に無効になってしまいやすい。
など、魔の時間帯として扱われています。w

そのため、願い事や新しいことを始めたり、大きな決断や買い物は良くないとされています。^^;
現に元アメリカ大統領や経営者たちの中には、会議や決断の際にボイドタイムを避けるという人もいるほどです。w

が、如何なることも気にしすぎると仇となり、呪(しゅ)となって作用しますよ。^^;
物事全て陰陽がありますので、ボイドタイムを信じて活用を図るなら、
・一人でやるワークや学習に集中する。
・自分の好きなことに熱中する。
・心身から余分なことをデトックスする。
・整理整頓、清掃などを行い、環境を綺麗に整える。
・自分を愛しみ、セルフケヤーをする。
など、他人の承認を必要としない自分を大事とする時間に充てると良いでしょう。w

ちなみに、今夜の満月にはボイドタイムはありませんので、愛でる人は愛で、願う人は願い祈ると良いでしょう。w
ボイドタイムは明日、3日の07:15〜13:05の間になるそうです。

気にせずも好し、活用を図るも良し、ああそうなのかと自他の言行を納得するも善しです。w
自ら「よし」とする事由をもって「自由」に、生きてることを楽しみましょうね。w

空亡年に当たって我欲は出さず、生活習慣の歪みが心身に出ないようにと生活してますが、
昨日は冷蔵庫がイカレました。^^;
早速手配してもらって、メーカーの方の告げるには、コンプレッサーが死んだとのこと。w

修理は明日になりますので、今朝には常温になっちまった冷蔵庫に氷を仕込んでおきました。w
今日は8月最初の水曜会ですが、冷やせるものは最小限度で^^;
傷むモノをば、せっせと料理しましたよ。w

よって、今日のメニューは、以下の14品になりました。w
1.いづみ式サニーレタス、赤と黄のミニトマト、新玉ねぎのスライスの和風ドレッシングサラダ。
2.伏見甘長唐辛子の焦がし醤油焼き。
3.特濃けんちゃん豆腐の冷奴、青紫蘇と青ネギを添えて。
4.赤芋茎(ズイキ)のリンゴ酢・味醂・醤油炒め煮、白ごまを散らして。
5.ベーコン、ソーセージ、小松菜、玉ねぎのクチャップ・ゴレン。
6.牛肩ロースと舞茸のステーキ。
7.豚ロースとゴーヤのオイスターソース炒め。
8.冬瓜のとろみ餡、今日は冷やさず熱々を。w
9.九条ネギと京うらら揚げの衣笠煮、好みで山椒を振って。
10.冷凍一夜干し椎茸と京うらら揚げの卓袱煮。
11.甘塩鮭の焼いたん。
12.開き干しサンマの焼いたん。
13.干し三枚下ろしニシンの焼いたん。
14.開き干しアジの焼いたん。

後祭り巡行が終わり、猛暑続いて、7月最後の水 曜会

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祇園祭の後祭りは24日に巡行を終えましたが、4年ぶりの花笠巡行も復活し、
5万人の人出だったとか。
前日の宵山は2万5千人で、先祭りの35万人よりははるかに少ないものの、暑かったことでしょうね。w

こんな日に四条大宮から河原町に飲みに出かけると、ゆっくりとできません。^^;
人混みを嫌って、またぞろ敷地でバーベキューと花火を楽しみました。w

富山の本誓寺の伊藤了元和尚から戴いた能登の山海の珍味や牛肉、牡蠣も焼いたので、
翌日の食卓も豊かなものになりました。w
祭りの屋台の食べ物が美味しく感じるのは、外で食べるからでしょうね。w

ずっと以前のことですが、正月の松尾大社で屋台の牛串焼きが美味かったので、
持って帰って、酒の肴にしたら、不味かったもん。^^;
おにぎりにしたって、嵐山東公園の景色の中で食べると美味いこと。w
ただし、外で食べるおにぎりは、屋内よりも塩味を利かさないともの足りませんが。w

夏の心は祭り心で、お外で陽気を発散するのが良いですね。
7月の京都は祇園祭一色ですが、行事は末日まで続きます。

28日は神輿洗式が、夜8時から四条大橋で行われます。
神輿の飾りを外し、四条大橋の上で祓い清める行事です。

29日は神事済奉告祭が八坂神社で行われます。
見物客は少なく、祇園祭の終了を奉告し、神恩を感謝する行事です。

31日は疫神社夏越祭が、朝10時から八坂神社境内の疫(えき)神社で行われます。
素戔嗚尊が南海に旅をされた時、この疫神社の御祭神「蘇民将来」の厚いもてなしの真心を喜ばれ、疫病流行の際、
「蘇民将来子孫也」と記した護符を奉持する者は、疫病より免れしめると誓約された故事によるものです。

鳥居に大茅輪を設け、参拝者は之をくぐって厄気を祓い、「蘇民将来子孫也」の護符を授かりますが、
京都ではこのお札、よく玄関口に飾られてるものです。
私の家は、玄関ノブに松尾大社の夏越大祓の符があるので、わざわざ求めには行きませんが。w

8月になると、京都はお盆行事や寺・墓参りの行事で染められます。
六道まいり、六斎念仏、メインは五山の送り火で、万灯供養、地蔵盆と24日まで続くことになります。

それらの行事を陰とすると、7月の行事は陽ですね。w
今日の日の出は5:01で、日の入りは17:05になります。

早く目覚めて、蟻さんの如くせっせと働き、夕刻に飲みに出るにしてもまだ明るい。w
コロナ禍以来、昼からとか早くから飲むことが増えましたが、その方が夜更かしはなく、
夜間の飲食で消化器系に負担を掛けることも減ったようです。

土用の最中ですが、土を休めることが自然の配慮の期間です。
消化器系を損ねないよう、また暑気にヤられることのないよう、健康の原義「健体康心」で、夏を楽しみましょう。w

今月のルーティンワークを終え、指示書手渡し2件が残るのみで、予約はなし。w
8月からの気の講座の展開を目指して、研究をまとめねばです。

先ずは明治まで居た腱引き師の秘伝、筋絡を学び、退化痕の起動による神経伝達の再構築。
これは落ちていたブレーカーをオンにすることで、可動期の限界を超えて身体が動き、
他の切れてたり良く繋がっていない神経の伝達を良くするものです。w

筋膜というモノは、ネットスーツのように全身繋がっていますから、足元から首や肩の詰まりや硬結を解くこともできます。
陰圧、皮膚・骨膜の感覚センサー解除、退化痕の再起動の観点から、この新しい技法が生まれました。w

次いで筋繊維のスパズムを解く90度3D螺旋入力ですが、文字にするのが難しい。。^^;
筋繊維の拘縮は筋肉内の斜めに走行するいわば「斜筋」で起こっているため、
身体の部位ごとにこれを解く方法をまとめたいのです。w

これができると、治療ベクトルで筋肉を動かして骨に情報を与える技法で、筋繊
維拘縮による痛みが残ってるときに、きわめて有効な手段になります。
陰圧、螺旋による捻じり、関節包内感覚センサーの解除、ゼロG・T・Pポジションの観点からのまとめ上げになりましょう。w

空亡年ゆえか、時に空しさも感じることがありますが、これも生きている証。w
今までやってきた幾つもの観点が螺旋を描いて合わさり、組みあがっていくのは
また楽しみではありますことよ。w

祇園祭の山鉾は、翌年また元通りに組みあがります。
違う観点を取り入れた技法の再構築は、さらに効果がアップするのが良いですね。w

学び、究めても、極めることは出来ないのが人体の不思議です。^^;
人生もまた同じですが、楽しみもって精進し、進化を目指して参りましょう。w

さて、本日は7月最後の水曜会です。
暑気バテしないよう、また土用期間ということを踏まえて、準備を整えました。w

今日のメニューは、以下の12品です。
1.叩きモロヘイヤ、刻みオクラ、山なめこ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
(これ、冷奴に乗せても美味しいですよ。w)
2.キャベツのシーザードレッシングコールスロー、ミニトマトを乗せて。
3.豚ロース、ゴーヤの卵チャンプルー、タイのスィートチリソースを周りに。
4.青瓜の汐吹昆布一夜漬け。
5.ヒジキ、蒸し黒豆、黒胡麻、ホワイトブナピーの胡麻油・麺つゆ炒め。
6.万願寺唐辛子とちりめんじゃこ、白胡麻の幽庵炒め。
7.いづみ式モロヘイヤの天ぷら、天つゆかブラックソルトで。
8.いづみ式ショウガ風味のズッキーニのてんぷら。
9.赤ちゃん里芋の煮っころがし、好みで山椒を振って。
10.伏見獅子唐の空焼き、削りカツオを散らして、生醤油で。
11.鮭ハラスの焼いたん、レモンを添えて。
12.黄金カレイの照り焼き。

先祭り過ぎ、明日から夏の土用にて、本日は水曜 会

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京都は連日、37℃近い猛暑続き。^^;
お外に出てると、暑うて暑うて、堪りませんわ。w

祇園祭の先祭りでは、宵々山で28万、宵山は34万人の人出でした。
17日の山鉾巡行では15万人の見物客だったそうで、カンカン照りの中、さぞ暑かったことでしょう。^^;

日曜はよく四条大宮に飲み歌いに出るのですが、宵山の日に出かける気分にはなれませぬ。w
歳取る毎に、人混みが苦手になってます。^^;

この日は、敷地でバーベキューと花火をしました。
野菜や牛肉のほか、贅沢にもアワビを焼いて食べましたが、飲みに行くよりは安かったかと。w

巡行の日なら、夕刻からは人混みもマシかもと、飲みに出るつもりがヒーリングの予約入り。w
今年は、連休に遊行に出かけられた例(ためし)がありません。^^;

コロナ禍の1年前までは、梅雨の時期にはバリ島へ飛んだり、秋にはチェンマイのイーペン(コムローイ)祭りを楽しんだものですが。。
今年はひどい円安なので、損した気分にならぬよう、涼しくなったら北陸辺りに美味い魚料理を求めて行くのが良いかもです。w

祇園祭は、先祭りの23基の山鉾を片付け、後祭りの11基の山鉾が組み立てられます。
21日から23日が宵山で、24日が巡行ですが、屋台露店・歩行者天国はありません。。

「後の祭り」の語源といわれていますが、それでも数万人の人出はあるので、混雑します。^^;
宵山の場所は山鉾が立ち並ぶ山鉾町です。

山鉾町は、四条通の内、東側の烏丸通から西側の新町通一帯で、
比較的に狭い範囲に山鉾が建ち並んでいる為、全ての山鉾を回るのがお勧めです。

私、人混みは嫌いますので、地方から縁あって来られた方を案内する以外、行く気はありませんけどね。^^;
また宵山が日曜日に当たるため、またぞろ敷地でバーベキューするかもです。w

明日からは、夏の土用に入ります。
土用は「土旺用事」の略で、土の気が盛んとなる時期で、8月立秋前の7日まで。
古来、土を休めることが大事で、土を犯す耕作や土木工事などが禁忌とされてきました。

18日間、土を弄れないのは不便ですから、便宜を図って間日が設定してあります。w
ちなみに、夏の土用は卯・辰・申の日が間日ですから、7月20,21,25日、
8月1,2,6日が間日となります。
土用中の着工や菜園作業が気になる方は、ご活用ください。w

夏の土用は、丑の日ウナギが定着してるようですが、丑の日に拘らずとも、冬の
枯渇した玄気を補うべく、黒い食物を補うのが陰陽五行の食養生になります。w
ウナギは高いので、ヒジキ、黒豆、黒胡麻、海苔などがお勧めの家庭薬膳になります。

和食の基本である「五味五色」では、さらに茄子やブドウなどの紫色の食物、ゴ
ボウ、椎茸、キクラゲ、クルミなどの茶色の食物も、黒に該当するとされてるよ
うですね。w

黒い食べ物は抗酸化作用をもつアントシアニンやクロロゲン酸などのポリフェノールを豊富に含んでいます。
目に良い成分として知られているアントシアニンですが、病気や老化の原因にな
る活性酸素を取り除くため、免疫力の向上やアンチエイジングにも良いといわれ
ており、クロロゲン酸には糖の吸収を遅らせる効果があります。

食事は大事、食餌に非ずで、バランス良く、気分的にもおいしく味わうことが良いですね。
土気は人体では火脾・胃の消化機能を指しますので、飲食過多で土気を損なわな
いよう、土用の食事を配慮しましょう。w

そういえば、ウナギと梅干しは「食い合せ」が悪いとされてきましたが、現代で
はむしろ良い組み合わせであると証明されています。
だから迷信だったというのではなく、ウナギがさっぱりと幾らでも食えるので、
食べ過ぎないようにという戒めだったかもしれませんえ。w

逆に、夏に食欲が落ちてバテる人には、酸味を利かせてサッパリと食べられる料理が良いですね。
夏は基礎代謝が誰でも落ちていますので、一般的には夏は太りやすいようですよ。w

食欲はあまり減ってませんが、ずっと71kgだった体重は68kg台で、ちくと痩せてきたかも?w
もう、ラーメン・チャーハンセットとか、かつ丼・うどん定食とかは、多くて食えませんが。^^;
それでも、朝に素麺や蕎麦、冷製トマトパスタなど禁断の麺類を食べさせてくれるのが倖せです。(ワラ)

買い換えた新しい体重計では内臓年齢も出るので、計ってみたら13歳若かった。w
BMIなどの数値も標準域だったので、心も軽く身も軽く、夏の宴を楽しみましょう。^^

さて、本日は、土用入り前日の水曜会。
今日のメニューは、以下の12品です。
1.いづみ式サニーレタス、スライスオニオンの和風玉ねぎドレッシングサラダ、海苔を乗せて。
2.鶏胸肉の手作り生ハム、胡瓜を添えて、いづみ式冷製トマトソースと手作り胡麻ドレで。
3.冬瓜とクコの実の冷やしとろみ餡。
4.ヒジキ、黒胡麻、蒸し黒豆、ホワイトブナピーの胡麻油麺つゆ炒め。
5.豚バラ肉と山なめこのバター醤油炒め。
6.肉厚豚ロースのガーリックバターステーキ、レタスを添えて。
7.ベーコンと空心菜のチェンマイ風炒め。
8.牛バラ肉、舞茸、エノキダケ、黒キクラゲ、豆腐、明石麩のすき焼き。
9.一日干し椎茸とうらら揚げの卓袱煮。
10.京万願寺唐辛子とちりめんじゃこの幽庵炒め。
11.カボチャと蒸し黒豆の炊き合わせ。
12.ブリアラの幽庵煮付け、山椒を振って。

7月度の気の講座を終えて、本日は水曜会

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7月度の講座では、治療ベクトルと退化痕の再起動の2観点によるもので、骨から正しい情報を原始脳にインプットして、身体を治す方法を展開しました。
人体は電気信号で動いていますが、気を電子と捉えると、電子量は骨:皮膚=10:1になります。
骨に正常な位置や可動の情報を与えると、原始脳に働いて、神経・間接・筋肉が正常に再起動してくれるのです。

治療ベクトルは余すところなくお伝え出来ましたが、頸骨からの技法が残ってしまいました。^^;
休憩なしのあっという間の2時間半で、内容の濃いものにはなったかと思います。w

次回も、人体の退化痕に刺激を入れて、可動域を限界からさらに動かせる方法の復習から入りましょう。
椅子から立ち上がるだけで、体軸が整う方法も復習しましょうか。w

武術的に体軸が整った状態というのは、真っ直ぐ立ってどう押されても崩れないだけではありません。
身体を前後屈しても、体を回旋しても、スイングやボール投げなどの動作を途中で止めても、
びくともしない姿勢が体軸の整った姿勢と言えます。

10日の月曜日に、熊本での学会を終えた愛弟子、スイスの重治朗が家に再来しました。
6月末に武術の気光道の奥伝を授けましたが、それの確認と試行の際に、この姿勢作りを伝えました。

体後屈させて胸を押したり、90度にお辞儀させて仙骨を頭方向に押すと、彼も姿勢が維持できませんでした。w
そこで、椅子から立つ際の秘訣を伝えたところ、見事に体軸が整いました。

チューリッヒ大学での副学部長の仕事で大変だろうけど、母国ドイツの武術道場
主ベッカー(別家)さんにも伝授を分け与えてくれるよう伝えました。
次はいつ会えるか分らんけど、進化を目指して精進してくれることでしょう。w

整体やヒーリングでは、改善するのは当たり前で、解決・解消を目指すべきです。
次の講座では、退化痕の再起動と活法から生まれた腱引き師の4つの筋絡の技法を統合的観点から展開しましょう。

また、痛む原因は斜めに走行する名もなき斜筋が硬結を起こすことから、人体各部の斜筋硬結を解く方法をお伝えせねばと思います。
これには、人体各10部位を対象とする方法があります。

さらなる新たな展開では、痛みのメカニズムは筋繊維のスパズムと筋細胞のカル
シウムイオン滞留であることから、絶対的な治療システムを考察し展開して行きましょう。

全ての動作時痛には、感覚センサーを再起動する関節センサーアクティベーションが即効があります。
それには、上位・下位の肋椎関節、胸肋関節、胸鎖関節、仙腸関節だけを捉えれば事足りるものです。w
上肢の肘、手首、指の動作痛には、まだ橈舟関節、橈月関節のセンサー解除が必要ですが。

然るに、残った痛みは筋肉の問題で、筋繊維のスパズムが原因ですから、筋細胞深部リリースを施します。
この対象は、小・中殿筋や深層外旋六筋、大・小菱形筋など7か所になります。

そして最後に、神経と筋肉を再起動する神経・筋ファシリテーションを施すのです。
この対象も、広筋(大腿四頭筋)や多裂筋、棘下筋・肩甲下筋などの7か所になります。

歩き始めや荷重すると痛む変形性膝関節・股関節症タイプでは、この上でまだ距
骨下関節、距舟関節、第2足根中足関節のセンサー解除が追加されます。

以上が、現在予定している今年の後半の展開になります。
書いてみるとややこしく難しそうに見えますが、実技はいたって簡単で、誰でも出来て即座に効果の分かるものです。w

今や、整体など人体科学の領域でも、今までのレベルを超える理論と技法が発表されています。
今までの知識や技法に安住してるのは怠りですが、新しい技法を枝葉を増やすように取り入れても進化は難しいでしょう。^^;

違う幾つかの観点からの交わりから、如何なる螺旋を描けば統合でき、より効果のあるものになるのか。
人こそが人を癒し治すのですから、進化するコンピューターに負けることなく、
人として進化して行きたいものですね。w

さて、本日は水曜会です。
京都のお盆は8月ですが、7月盆の地方では明日が迎え火になります。

手元の暦には、12日の今日は草市とあります。
草の市とは、盆の行事に用いる蓮の葉、真菰筵、茄子、鬼灯、燈籠、土器などを売る市のこと。
昔は十二日の夜から翌朝にかけて立ったそうですね。

京都は祇園祭の最中ですから、お盆はまだという感じでいます。w
然るに、さるクウボウ君が講座後の懇親会で、「また葛の葉の天ぷらが食いたい」
と宣ったので、朝の散歩では草摘みしました。w

一首、献上。w「いつまでも あると思うな 葛若葉 葛枯れる頃 我も枯るやも」

梅雨明け宣言はされず、今日も京都は暑いことです。^^;
ひんやりとしたものも用意しておきましょう。w
今日のメニューは以下の13品です。
1.サニーレタスとスィートコーンのシーザードレッシングサラダ。
2.刺身湯葉コンニャクの麺つゆ和え、ワサビを添えて。
3.冷やした冬瓜の餡とじ。
4.鶏のレバー・ニラ、オイスターソース炒め。
5.豚ロースの生姜幽庵焼き。
6.エビ・イカなど海鮮とニンジン・青梗菜の中華炒め。
7.いづみ式葛の葉の天ぷら。
8.カボチャのソテー、パルメザンチーズ掛け。
9.新じゃが、人参、玉ねぎ入りポークカレー。
10.一日干しどんこ椎茸のチーズ焼き。
11.椎茸と京うらら揚げの卓袱煮。
12.三重の干しニギスの焼いたん。
13.鯛アラの煮込み、山椒を振って。

本日は、7月度の気の科学体験講座

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6月30日に夏越(なごし)の祓を終えて、家の玄関ノブには、茅の輪のお守りが飾られています。
1年を折り返して、湿と猛暑に負けずに、実りの秋を目指して後半を展開して行きましょう。w

今年の前半は、皮膚の感覚受容器の働きにメインを置いたものでした。
関節の動作時痛には、APA(関節センサーアクティベーション)が最も時短で即効のある手段です。

Articular Proprioceptor Activationなどの専門用語などはほとんど使わず、
陰圧法による皮膚・関節の感覚センサーの再起動法といった言葉にしてますが。w

皮膚の感覚センサーの観点からは、皮膚に流れるエネルギーラインの法則があります。
資料として「皮流図」をお渡ししましたが、皮膚を法則に沿って撫でるだけで、
痛みや可動域が改善するものです。

例えば、座位でも立位でも、片手を伸ばして掌を上にして、身体は真っ直ぐにして
その腕がどこまで後方に回旋できるかをやってみましょう。
腕を前に戻して、肘をもう一方の掌の上に置きます。

そして4指で肘を、外から内にサッサッサと3回軽く撫でてみます。
これだけのことで、同様に腕を後方回旋してみると、すごく可動域が良くなります。w

即効で痛みや可動域制限が解除する方法の一つですが、戻りなき完治を目指しては、それだけでは不十分かと。^^;
臨床では、足元からのアライメントを整えたり、筋硬結ある筋繊維を解いたり、
内臓の具合を良くしたり、クラニアル操作で脳から治す技法などを加味しています。

5月からの展開は、今まで以上に治癒・修復力を根本から引き上げる効果を狙ったものです。
人体の骨格には歪みの法則があり、螺旋を描いて働いています。

骨格が歪んでいるのに、普通の人の姿勢が歪んでないのは、すべからく筋肉が骨の歪みの反対方向へ常時働いて、歪みを補正しようと頑張ってるからです。w
人体の生命力とは時計回りの螺旋上昇だと考えていますが、反時計回りの地球の自転+引力の螺旋の重力に耐え、先天的システムエラーによる骨格の歪みに耐え、
ヒトの筋肉は常時働いてるわけです。

したがって、骨格に歪みの方向を治療ベクトルとして、骨から筋肉を戻してやると、筋肉の緊張が緩むだけでなく、骨も8割方が補正されます。
仕上げは骨を捉えて、歪みの逆方向へほんの少し正すだけで、神経が働き歪みが修正されます。
いずれも、その手技は中医学整体の推拿(すいな)の手法を用いることが、最も簡単で効果的です。

人体は電気信号で動いていますが、気を電子と捉えると、電子量は骨:皮膚=10:1になります。
骨に正常な位置や可動の情報を与えると、原始脳に働いて、神経・間接・筋肉が正常に再起動してくれます。

3か月前の「神経連動反射弓形成法」では、関節に3Dのベクトルを加えて、自動不随意運動を誘発するものでした。
今回の展開では、骨に情報を与えることで、脳と神経の関係で、自然に身体が正常化するものです。

人体のあちこちにある退化痕を再起動することで、人体が修復する機能を発揮したり、
身体の可動や筋出力などのパフォーマンス効果を高めることができます。

平坦で凹凸のない環境で立ち居振る舞いし、身をよじって動かすことのない日常生活では、退化痕は増えるのが当然でしょう。
脳力もそうですが、眠っていた機能が甦り発揮されるとき、今までの限界をブレークスルーするような現象が表れることがあるものです。w

犬猫でも鳥でも、身づくろいして身体をケヤーしていますが、ヒトはそれを無意識でしてるだろうか?
然るに、痛いところに手を当てるのは、無意識の文字通りの手当です。w

そこに、意識的に、より効果のある「手当」をすることが、ヒトとして最高の「癒し」になるのではと思います。
今回の講座は、治療ベクトルと退化痕の再起動の2観点によるもので、骨から正
しい情報を原始脳にインプットして、身体を治す方法の仕上げです。

レシピはまとめてありますので、ご希望があれば、集中研修で会得してもらえることです。w
私的には、次のステージ展開がありますので、さらなる新たな展開を楽しみにしています。

講座を終えたら、会場をこちらに移しての無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の12品です。
1.モロヘイヤの叩き、ヤマナメコ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.サニーレタス、赤パプリカ、スィートコーンの和風玉ねぎドレッシングサラダ。
3.青瓜と塩昆布の一夜漬け。
4.冬瓜の冷やし餡。
5.セロリとニンジンの中華スープ。
6.豚バラ肉、エリンギ、シメジの和風炒め。
7.牛バラ肉のバーべキューソース炒め、山盛りのサラダ菜を添えて。
8.セロリなど夏野菜のチキンスープカレー。
9.山椒香る九条ネギと薄揚げの衣笠煮。
10.三重からのサンマの味醂干しの焼いたん。
11.いづみ式モロヘイヤの天ぷら、ブラックソルトか紅塩で。
12.トースターの中にある^^;ズッキーニのパルメザンチーズ焼き。

3日後に7月度の気の講座を控えて、本日は7月 最初の水曜会

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7月に入り、早や猛暑日が出来してますが、京都も蒸し暑いことどす。^^;
朝、散歩する嵐山東公園では、もうセミが鳴きだしましたよ。w

5月以降、散歩は草履を愛用してますが、足が締め付けられず、指が動かせるのが良いですね。^^
足指の間にある退化痕に刺激を入れるべく、鷲が岩を掴むがごとく、地をグリップしながら歩いています。w

前回の講座でお披露目した「足指前進」は、わずか1m進んだだけで、体幹の前屈などが楽にできるようになります。
下を見ず、姿勢を真っ直ぐにして、踵を浮かさずに足指をワーム(尺取虫)のように動かして前進するだけのことです。

ですが、足の退化の進んでる人は、なかなか上手く進めないようです。^^;
多汗をかくような運動ではなく、痛苦も伴いませんので、一日一度だけでもトレーニングを続けてください。w

退化痕を刺激して動かすことによって、今までの身体の可動域限界が解除されます。
また、切れてたり、うまく繋がっていなかった神経が繋がることで、神経連動反
射弓が形成されたり、使ってなかった身体の復元力がアップしてきます。

人体の退化痕はあちこちにありますが、長掌筋もそのひとつです。
手の親指と小指をくっつけて、手首を底屈(内に曲げる)すると前腕の中央に浮き出る筋が長掌筋です。

日本人では、5%程度の人は浮き出ないそうですが。w
この筋肉を切り取っても、握力にも手首の可動にも、何の影響もないので、整形
外科手術では、腰の靱帯損傷なんかに使われています。

神は、人体のためにスペアを与えてくれたのか?w
そんなはずはないでしょう。^^;

この退化痕も、活用が図れることです。w
気を付け!の姿勢で立って、真っ直ぐに垂らした片腕を、体の後方へどこまで挙上できるか試してみましょう。

次に、親指と小指の指紋をくっつけるようにして、やや手首を内に曲げ、長掌筋が浮き出た腕でもう一度腕の後方挙上をやってみましょう。
すると、俄然、可動域が良くなることが分かります。

2度ほどやれば、神経が繋がって、脳が覚えているので、指を真っ直ぐに垂らしてやってみても可動域は良くなっています。
逆に、長掌筋を浮き出しての腕の後方挙上が、指を揃えた時よりも可動域が悪くなる人は、肩甲骨に問題があることが分かります。w

人は、ネコ科の動物のように自在に肩甲骨が動かせないので、肩甲骨下筋などにも退化痕があることです。
中国拳法の少林拳や形意拳には、肩甲骨を動かすトレーニングがあります。

私は二十歳前の時、形意拳の修行で五行拳の後、十二形を老師から授かる際、初めに虎形を教わりました。
自身が虎になったかのようにイメージして、四つん這いで肩甲骨を高く持ち上げたりするのです。w

最初は、動くかい!猫じゃあるまいし、などと思いましたが、ちゃんと動くようになるものです。
すると、なんと少林拳の突きに弾勁が用いられるようになったものです。w

少林拳と形意拳では、勁の発動の仕方や歩法も異なるものですが、進化というのはその直線上にあるのではなく、螺旋の交わりから生じるものかと。w
武術だけでなく、施術もまた同じで、陰圧法、ゼロGPTPアクション、反射点、
拮抗圧法、感覚センサー解除法などの違う観点からの交わりから進化が生じることが多いものです。

肩甲骨下筋の退化痕や肋椎関節、後部横隔膜を動かすには、単なる深呼吸ではできないことです。
「全身4D呼吸法」は、それらを左右2呼吸ずつで再起動することができます。

痛みの原因、細胞内のカルシウム滞留を解いたり、DNAレベルで細胞を修復するには、細胞内のミトコンドリアを活性化する第3次呼吸が必要です。
それには通常以上に自然に酸素を摂り入れる十全な呼吸と、全ての神経が通っている脊椎を良く可動稼働させることが大事になります。

これも、やり方は簡単なものです。w
肩幅に立って、腕を前に伸ばして手を揃え、左右の体回旋がどれくらい可動するかを調べてみましょう。

それでは、この呼吸法をやってみましょう。w
肩幅に立ち、両腕を下45度に広げ、腕を外旋し(外に捻じって)肩甲骨を背中でくっつくようにします。

息を吸いながら、その形のまま体を右もしくは左に回旋していきます。
止まったところで息を止め、両踵を浮かしてトンと床に踵を打ち付けます。

そうしたら息を吐きながら、さらに体を回旋させます。
すると、最初に制限のあったところよりも、さらに体が回旋できてることでしょう。

次に、その位置のまま、腕を肩の高さに挙げて、木の幹を抱えるように、腕で輪っかを作ります。
そして深く息を吸って、止めたら踵を浮かして床をトン!息を吐きながら、さらに体を回旋させましょう。

左右、このように2呼吸するだけなので、手間も労力も要りません。w
終わって、術前検査と同じやり方で体幹の回旋をしてみると、その効果が実感できますよ。^^

先週、今やスイス人になった重治朗は、20数年前に右手を骨折しましたが、手首が60度しか底屈できない状態でした。^^;
武術研修の合間に、人体の治療ベクトルで前腕の法則通りに先ず筋肉を、そして逆方向へ骨を動かしたところ、即座に手首が90度痛みなく可動できました。

また、先週の水曜会では、動脈解離後透析患者になった重度一級障碍者の免許を持つボウ君から、
手の反射区を用いたセルフケヤーをしたところ、血圧が20下がったとの報告も受けました。^^
薬を飲み続けるのは病人であるので、できるならば普通に飲食して身体を造り、健体康心でいたいものですね。w

3日後の7月度の講座は、こうした復習も含め、2系統からの感覚センサー→骨→原始脳→神経・関節・筋肉となるアプローチの仕上げを予定しています。
今からワクワクしていますが、復習の練り合わせよりも、その次の展開にもっとワクワクしています。w

いやはや、人体の持つ可能性とは面白く、進化を目指すことも楽しいものですね。^^
アラ古希になって、これからどこまで究められるかですが、10年単位で顧みて、今が一番と思えることが倖せでもあります。w

さて、本日は水曜会。
今日のメニューは、以下の13品になります。
1.山なめこ、刻みオクラ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.キャベツ、赤パプリカ、ミニトマトのシーザードレッシングサラダ。
3.ズッキーニのシュレッドチーズ・パン粉焼き。
4.アボカドのパルメザンチーズ・パン粉焼き。
5.牛テールの赤味噌煮込み、新じゃが・木綿豆腐入り、青ネギと辛子を添えて。
(昨日が父の誕生日だったので、差し入れしたものw)
6.トウモロコシの皮ごとレンジ蒸し。
7.豚バラ肉と山なめこのバター醤油焼き。
8.いづみ式モロヘイヤの天ぷら、2種のソルトで。
9.散歩のとき摘んだいづみ式葛の葉の天ぷら、同じく。
10.セロリ、人参、鶏胸肉のチキンスープカレー。
11.鶏胸肉の卵とじ、三つ葉をたっぷり添えて。
12.三重産アジの干物の焼いたん。
13.三重産ブリの味醂干しのソテー。

本日は一粒万倍日にて、6月最終水曜会

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25日までは宿曜陵逼期間でしたが、今週は明け、予約仕事は詰まってますけどホッと一息。w
イレギュラーなことでは、置時計3機が止まり、腕時計も止まっちまいましたわ。^^;

腕時計以外は、電池交換で全て復活。w
思いがけない嬉しいイレギュラーなことも出来しました。^^

ドイツ人の弟子で、現在はスイスで日本学の教授を務めている愛弟子が突然来宅しました。
それも水曜会だったので、楽しい邂逅ができました。w

互いにあまり老けてないのも、彼がちゃんと流暢に日本語を使ってるのも、喜ばしいこと。w
30日まで滞在してるというので、今日は午後一から特別集中研修です。

彼とドイツで我が武術を教えている道場主の手引きで、武術指導に行ったのは11年前だったかな?
あのときは左脚と右肩が絶不調だったので大変でしたが、無事伝授ができました。w

それから一度は奥伝を授けましたが、武術の気光道はさらに進化しています。w
触れることなく筋出力や身体バランスを自在に崩し、触れれば勁がさらに浸透力を増す方法を伝えることにしましょう。

愛弟子ラジ・シュタインネックは、元はクリスチャン・シュタインネックでしたが、
私の和訳名づけで「石角重次朗」の日本名を持ち、彼も電話でも「重次朗です」と名乗ってくれます。w
弟子や会員さんの中では最も紳士な漢だと思っていますが、今まで黒帯を授けた3人のうちの一人です。^^

道元がかつての彼の専攻でしたが、知力・理解力が豊かなもので、教えるのが楽しい。w
私の技法が、ドイツできちんと伝わってるのも、彼のおかげです。

今や、武術は特別な機会以外は教えておらず、弟子も取ってはいませんが。w
特別な機会ができて、喜びでもあります。^^

陰の壊しではなく、癒しと治しである気光道の陽の部分は、月例講座や特別研修で伝えていますが、
「家庭医」の勧めで、不調や痛みが誰でも即座に改善できるので、縁ある方に役立ててもらいたいものです。

7月度の講座は、3か月前からの展開を復習を兼ねて行う予定です。
人体の歪みの法則と治療ベクトルについてと、骨から原始脳そして神経・関節包内の感覚センサーを再起動することがメインテーマとなります。
人体の退化痕に刺激を入れることで、切れてたりうまく繋がってない神経が起動すると、自己治癒力や身体のパフォーマンスがすごく良くなります。w

自動不随意運動を誘発せずとも、神経連続反射弓が形成されること、またセルフケヤーもできるのがメリットです。
この展開は、特別集中研修でも受講できるよう、まとめておきましょう。w

明治時代に西洋医学を大学校で習得しないと医師として国家は認めなくなりました。
中医学を原点とする漢方や鍼灸、按摩なども医学として認められず、衰退や失伝してきたことです。^^;

江戸時代には、按摩師はほとんどの町村に定住して、リピート客で生計が成り立っていました。
然るに、腱引き師という存在があり、武術修行で各地を回り、戦国時代に発祥する活法をもって、即座に痛みや不調・不具合を治してきた歴史があります。

それだけ効く技法なのですが、現在伝わっているものは希少で、「腱引き」という言葉は知っていても、そのやり方はほとんどの人は知らないでしょう。^^;
温故知新で学んでみると、私の観点では、陰圧と退化痕の再起動に最重要ポイントがあると確信しました。w

鍼灸などは経絡という正12ルート奇8ルートの気のルートを最重要としていますが、腱引きでは筋絡という左右各4ルートを重要視しています。
私の学んだ背面の施術はこのルートを捉えて引き弾くものですが、先々週、脊柱
起立筋が異常なほど盛り上がって硬結していたクライアントに試してみたところ、
即座に盛り上がりが取れ、痛みも硬結も解除できたことです。

これって何なん?と考察するに、例えば手の指の間にある虫様筋という退化痕跡のある筋肉と連絡してるのが分かりました。^^
ヒトの足は猿のように枝を掴めないので退化してるわけですが、これも足指の間にある筋肉に退化痕があることが原因です。

手足には、指の間に4本のルートがあり、筋膜も神経もつながっていることです。
ああ、ゆえに筋絡とは、斯く4ルートがあるのだなあと自得したことです。w

こうした技法もさらに練って、より役立つよう、より効果的にまとめねば。
次のステージ展開に、さらなる展望が見出せています。w

28日の今日は不動明王の縁日ですが、今日明日は一粒万倍日ですね。
ちなみに一粒万倍日とは、選日の一つで、今午の月は巳と午の日が一粒万倍日となります。

よく宝くじ売り場で幟が立っていますが、購入した金額の何万倍にも増えるという願いを込めてのことでしょう。w
個人の運気律とは無縁のことなので、期待はしないで自治体に寄付するお気持ちでご購入ください。(ワラ)

そもそも一粒万倍日は何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉であるとされています。
借金をしたり人から物を借りたりすることは苦労の種が万倍になるため凶とされます。w
また同じ意味合いで、借りを作る、失言をする、他人を攻撃する、浪費などもトラブルが倍増するため避けるべきとされていますよ。w

再度言いますが、個人の運気とは何の関係もありませぬ。w
然るに、人へのおもてなしや自分の因縁生起(縁起)を良くするきっかけとして、
プラスに活用できるなら良いことでしょう。^^v

さて、集中研修が終えたら、早い時間から水曜会としましょう。w
今日のメニューは、以下の12品です。
1.叩きモロヘイヤ、刻みオクラ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.サニーレタスとクコの実のサラダ、和風玉ねぎドレッシング掛け。
3.湯がきブロッコリーの手作り胡麻ドレッシング掛け。
4.絹豆腐の冷奴、ミョウガ・青ネギ・削りカツオを添えて、生醤油で。
5.京ネギとうらら揚げの炊いたん。
6.かぼちゃのから揚げ、パルメジャーノチーズ掛け。
7.牛バラ肉、茶エノキダケ、黒舞茸、玉ねぎのステーキソースソテー。
8.豚バラ肉、山なめこのバター醤油焼き。
9.いづみ式モロヘイヤの天ぷら。
10.一日干し椎茸とうらら揚げの卓袱煮、山椒を振って。
11.柔らか絹揚げの冷やし煮びたし。
12.白菜のお漬物。