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本日は、10月度気の科学体験講座

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3日前から、急に冷えるようになりましたね。
これから本格的に秋らしい秋になることでしょう。w

季節の中でも、秋は形容詞が多いことですね。
実りの秋、勉学の秋、スポーツの秋、食欲の秋、悲哀の秋etc,etc.。w

今週、木曜日は私にしては珍しく、あるカフェのカメラマンの個人展を拝観してきました。
京都在住の田中陽介氏の写真展で、主に哲学の道で撮った作品でしたが、感銘を受けましたよ。w

陽介ちゃんとは木屋町の「きみや」で知り合い、いづみの美癒亭酒房にも来てくれたことがあります。
木日しか飲みに出ることはないのですが、たまにこうした出会いで縁が生じるのも楽しみの一つです。w

水たまりに映った光の光景とか、これは何?という神秘的な写真ですが、美しく心を惹かれるものでした。
東北地震震災地の悲惨な光景でも、天空は常時のまま、そこで水たまりに映る光の光景の美しさに気づいたとか。

光がテーマの作品展ですが、我が「気光道」でも光は大事なイメージです。w
日常生活の中から、ふと見出す光の光景は今一瞬のものですが、明日へつながる何かを気づかせ与えてくれる気がします。

私は婆ちゃん子で、父方の婆ちゃんは福井から私を育てるために京都に来たようなものですが、「上見て暮らすな、下見て暮らせ」とよく言ってたことです。w
同居してた母方祖父母もよく可愛がってくれましたが、母方の婆ちゃんは本能寺の阿闍梨で、洛西にある信正寺のご本尊を数年間預かって供養や祈祷をしてた人です。

日蓮の説いた法華宗は、天台の最澄が説いた顕教である法華の根本に戻れというもので、「一隅を照らせ」がその主旨でありましょう。
悲惨な中でも状況でも、「悟りは常に脚下にあるぞ」と禅宗の教えにもありますが、光は人にとって、生き生き活きる生活の源だと思います。w

我が武術も健康の道も、「気光道」と命名したのは38年前でしたが、目に見えないモノに導かれているような気がします。w
鬼狂いと書いて「モノ狂い」と読むように只管(ひたすら)に励んだことも、縁という不可思議な媒介と作用によって導かれ生かされていることも、私にとっては光明かとw

さて、本日は私にとっては月例祭の気の科学体験講座。w
9月度に続いて、今回も骨膜の観点からのアプローチをメインとします。
骨膜の振動が、脳骨連鎖反応で脳幹の原始脳を覚醒させることから、相手の自己治癒力を高めることができます。

下肢からの「振動揺らぎ法」は膝関節から大腿骨を固定して、縦の揺らぎと振り子の揺らぎを60秒伝えるものです。
フレミングの左手の法則にある90度のベクトルと、ポジションを取ったら、60秒振動を伝えるだけで効果が確認できます。w

今までの揺らぎ法では、後頭下筋や僧帽筋、ふくらはぎの硬結や圧痛はすぐに解けても、膝裏の圧痛やしこりは時間を要したものです。^^;
この方法だと、簡単に膝裏の圧痛やしこりが消滅してしまうことが実感できます。w

仰臥位で膝からの骨膜振動は下部腰椎を正常化させ、坐骨神経痛、股関節、膝、足首などの不調や痛みなど下肢全般に効果を発揮します。
それには、こんなメカニズムが働きます。

大腿骨の縦の振動→股関節・骨盤の連動→腰仙関節・下部腰椎が開く→坐骨神経の緩和→支配下筋(梨状筋や大腿二頭筋など)が緩む。
大腿骨の振り子の振動→腸腰筋の収縮→大腿神経の緩和→大腿四頭筋の緩和→膝痛の軽減。

骨盤からの振り子の振動揺らぎ法は、伏臥位で行います。
骨盤からの骨膜振動揺らぎ法は、今までよりも深い処から揺らぎが生じ、腰痛、仙腸関節、脊柱起立筋、腰方形筋、大腰筋の問題解決に優れた効果があります。
脊柱起立筋と多裂筋がガチガチに固まってて腰椎が動かない方も、骨盤が固まって動かない方も、60秒で腰が溶けるように柔らかくなります。w

頸椎へのアプローチ法は、再び仰臥位で後頭環椎関節から揺動を伝えるものです。
難攻不落といわれるアトラス(C1,第一頸椎)の問題も解消でき、脳脊髄液の循環や脳への血流、自律神経に優れた効果を発揮します。

カイロプラクティックでは、アトラスを調整できると90%以上の不調や不具合が解決できるといわれています。
それだけに難しい技法が多いのですが、簡単で安全に一瞬で調整できる方法がネオ活法では2つありますので、これもお伝えできればと。w

ここまでが全身調整で欠かせぬ手順ですが、骨・関節の振動揺らぎ法は、さらに狙った頸椎・胸椎を調整する方法があります。
頸椎は、探って横に変位している部分を反対側の首裏から中指を当てて、腕に乗せるように首を曲げて、変位側の肩関節から振動を与えると変位が直ります。w

胸椎の場合は伏臥位で、変位している棘突起の横に指を当て、反対側の腕を下に進展させた姿勢で、肩関節から狙った部分へ振り子の揺らぎを与えればよいのです。
首でも、胸椎でも、骨の歪みや椎骨のキワの硬結・圧痛が綺麗に解除できます。w

今回はこれをさらに胸郭、上肢、下肢の狙った所を調整する振動揺らぎ法を展開しましょう。
理とやり方は同じですから、ポジションだけを覚えれば簡単なものです。w

一か所の崩れや不具合が、それを無意識にかばうために、負の連鎖が起きて、違うところに痛みや不調が出ることが多々あります。
逆に一か所を整えることで、良くなる情報を連鎖して伝えると、全身が整うことが効果・効率を良くしますね。w
TL検査を導入すると、ある不調の原因となっている箇所も同定できますから、その方法もお伝えしたいと思います。

今回はさらに、新しい「波動叩打法」によるネオ活法をお伝えしたいと思います。
骨膜の振動で、脳骨連鎖から脳幹原始脳を覚醒させるのが狙いですが、実はそれだけではありません。w

軟部組織・骨膜・関節をリズム良く心地良く柔らかく叩くことによって、神経・筋肉が緩み、血流・深部リンパの流れが良くなるのです。
神経と筋肉が同時に緩和することで、痛みが消えて可動域が良くなります。

血流が良くなることで、新しい血液が全身に送られ、細胞を修復して行きます。
静脈を開放すると、30秒から60秒あれば、心臓から全身に新しい血液が届けられます。

今までのリンパマッサージなどは浅部リンパを流すものでしたが、深部リンパの流れが滞っていると、全身に新しいリンパ液は流れにくいのです。
リンパ液は骨髄から作られるので、骨膜から刺激を与えることで、新しいリンパ液の生成も促進されます。

人体の骨も再生しているモノですが、幾らカルシウムとその吸収のためのビタミンを摂っても、踵骨からの骨振動がなければ骨は作られないことが知られています。
骨粗鬆症にも、骨を振動させることが有効ですね。

百聞は一見に如かず、ですが、百見は一体験に如かずと思います。
講座の方法は誰でも(小学生でもw)100%再現できるようになっていますので、体感してお持ち帰りください。w

体感し体験すると、自分の調子が良くなることは当然ですが、「家庭医」として家族や縁ある方に役立ってもらえると幸甚です。
病院や施術院のことを否定するものではありませんが、自他の苦や痛みを改善、解決してあげて一隅を照らして頂きたいと思います。

いつも、あっという間の2時間半ですが、講座を終えたら会場をこちらに移しての無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の13品です。
1.キャベツ、スィートコーン、クコの実のコールスローサラダ。
2.水菜、炒りベーコン、ブロッコリースプラウト、ミニロケットトマトの深煎り胡麻ドレッシングサラダ。
3.鶏手羽元の油淋鶏(ユーリンチー)。
4.ブラックソルト茹でメークインのパルメジャーノチーズまぶし。
5.豚ロース、大根、ニンジン、キャベツ入り白湯スープ。
6.牛バラ肉、ピーマン、タケノコ、空心菜入り青椒肉絲(チンジャオロースー)。
7.自家製絹揚げ、クルミ味醂味噌を添えて。
8.葉唐辛子の炊いたん。
9.湯葉玉コンニャクの煮込み。
10.焼き塩サバ、レモンを添えて。
11.カラスカレイの生姜煮。
12.いづみ式生姜ニンニク風味の鶏肩肉の唐揚げ。
13.いづみ式カボチャの胡麻まぶし天ぷら。