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本日末伏、庚申日、水曜会

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今日は、立秋後初の庚(かのえ)日で、三伏の末伏(まっぷく)に当たりますね。
朝一番は涼味がありましたが、雲はどんよりと、湿気が多くてムシムシしてる京都です。^^;

古来は、火性の盛んな夏場の庚の日は、「金が火に剋される」ということから縁起の悪い日とされ、
種まきや旅行、婚姻、病気の治療などは控えられたものでした。

韓国では火が金気を剋する三伏の候は、今も滋養食を食べる習慣があり、
今日の末伏(マルポッ)は参鶏湯(サムゲタン)や補身湯(ポシンタン)などがよく売れてることでしょう。w

他にもよく伏日に食べられる料理は、チャンオ(鰻)、チュオタン(ドジョウ汁)、ヘムルタン(海鮮鍋)
などがありますが、これらに全て共通するのは、すべて「熱い料理」だということです。w

暑い季節はひんやりと冷たい料理が好まれそうですが、意外ですね。
実は、これは「以熱治熱(熱を以て熱を治す)」という漢方の方法で、暑さからくる食欲不振や気だるさを、
熱い料理を食べて解消しようとするものです。
韓国語は使ってないので、ずいぶん忘れてしまいましたが、確か「イヨルチヨル」と発音するのではないかと?w

日本でも、「三伏の候、暑中お見舞い申し上げます」という文言がありますが、特に三伏の行事はないようですね。

今日の庚日は、庚申日なので、むしろ庚申(こうしん)さん参りがポピュラーですね。
古来には庚申待(こうしんまち)という民間信仰があり、これは庚申の日に神仏を祀って徹夜をする行事でした。

中国の道教が説くところでは、人間の身体のなかに三尸(さんし)という虫がいて、
60日ごとに回ってくる庚申の夜、人間を早死させようと、人間が眠っているすきに抜け出して天帝に悪口を告げるのだとか。w
天帝はそれを聞いて人の寿命を決めるのですが、この日、身を慎んで徹夜すれば三尸は上天することができず、
したがって長生きできるのだと、平安貴族などはこぞって庚申の集いをしたものでした。w

古えの中国の人々には、階層、性別をこえて広くこの教えが信じられ、実行されていました。
これが奈良時代に伝来し、以後さまざまな民間信仰と結びついて広まっていったのが、日本の庚申信仰です。

日本最古の庚申堂といえば、京都の祇園にある八坂庚申堂ですが、庚申日はご縁日で、
今も、庚申日の朝から翌朝まで庚申待ちを行っています。

以前、何度か行ったことがありましたが、この日は厄除けコンニャク焚きのご接待が受けられます。
猿形に抜いたコンニャクを3個、北を向いて無言で食べれば、無病息災が得られるとか。

庚申堂のご本尊は青面金剛ですが、青面金剛はこの三尸の虫を喰ってしまうので、いつの頃からか、
庚申待ちには、この青面金剛を本尊として拝むようになり、庚申イコール青面金剛となったようです。

庚申日に青面金剛尊に睡眠をささげて、一晩一心に願い続ければ、如何なる願いも叶うそうですよ。
昔、行じたことがありますが、一晩徹夜で夜明けまで一心に祈り続けるのは中々の苦行ではありますが。^^;

庚申堂の境内には、いたるところに猿のぬいぐるみが括り付けられていますが、これが「くくり猿」。
願いをを叶えようと努力しようとするとき、欲望の心が動いて、怠けたり、成就を妨げようとする、
それを開眼秘法を施された猿にくくりつけ、庚申さんにうまくコントロールしてもらうためのアイテムですね。

何かの欲望を一つ断って、大事な願いを叶えようとする庚申の祈り。
陰陽論理からも、心理学的にも、一理ある方法だと思います。^^

さて、本日は酔妖会、ちゃう水曜会。(笑)
決して徹夜はいたしませんが、ほろほろと酔いつつ、夏の夜を楽しみましょう。^^

愛猫だったフミがクロスのあちこちを引っ掻いた名残を直してもらい、廊下と階段が見栄えよくなりましたよ。
明日は迎え火を炊いてやろうかと。w

5時を回り、料理も仕上がりました。
今日の水曜会のメニューは、以下の12品です。

1.鶏手羽元、ニンニク、唐辛子、キムチ、豆腐のチゲ。
2.富山の本誓寺の了元和尚からいただいた昆布入り蒲鉾と小松菜のナムル和え。
3.豚肉のオープンオムレツ。ハバネロソースかタイのナームニャオを掛けて。
4.切り干し大根の二杯酢和え、煎り胡麻まぶし。
5.豆腐、豚肉、ゴーヤの沖縄風チャンプルー。
6.じゃこピーマンの京風炒め煮。
7.コハダのオイル漬け。
8.手羽先の塩コショウレモン焼きと子ジャガイモの塩吹き。
9.ヒジキ、エノキ、刻み揚げ、4種豆の炊いたん。
10.鶏皮のパリパリ揚げ。
11.水ナスの一夜漬け。
12.素朴に梅干し。w

福田 龍博

旧八朔前日、本日、9月度気の科学体験講座。

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明日は、旧暦八月一日で旧八朔ですね。
丁度、朔日が新月と重なりますが、旧暦八月十五日の仲秋の名月は9月27日です。
十五夜ではありますが、翌日28日が実際の満月となります。

空も澄んできますので、月末日曜日の月見も楽しみですね。^^

本日は第二土曜日なので、月例の気の科学体験講座があります。
新月においては、 身体の「浄化」や「解毒」に最適で、何か新しいことを始めるのにも適しています。
新たな試行や気づきを得て、参加者の方々に秋が喜びや楽しみで満たされますように。(念)

頭部の疾患や肩、首の不調、大腸の症状、精神的症状にも大変効果のあるツボを使って、
脳内に「エンドルフィン」を分泌させ、脳が感じていた痛みやストレスを解除する方法も試してみましょう。
肺・大腸系の経絡を繋げることによって、この効果がさらにぐっと増すことを発見しました。^^v

欠けて行く下弦の月は、「解毒」「洗浄」「発汗」「散髪」「乾燥」「固定」などの作用があります。
その力は、新月に近づくほどは強まって行きますので、今日明日はそのピーク時ですね。^^

手術や治療などは全て、この時期に行うのが効果的で、手術の成功率が高く、回復期間が短くてすみます。
傷口からの酷い出血ということもなく、醜い傷跡が残る度合いも少ないのです。

家事では、消毒や掃除、洗濯などは効果が高いということになります。
台風一過して、空気は乾燥し、晴れ間も多いので、布団干しにも最適ですね。^^

夏の布団やタオルケットを消毒乾燥して仕舞い、秋からは少しずつ身体を温めることが大事です。
実は、秋こそ、人体には最も冷えるシーズンになりますから。

朝起きたとき、足を触ってみて、もしも冷えてるなら、既に冷えが始まっていますよ。^^;
足の冷えは、腎にタタリを為し、水の代謝を悪くして浮腫んだり、身体が重だるくなる因となります。w
全ての痛みに冷えは厳禁で、秋から冬の諸症状に対しても、冷えを防ぐことが予防になります。

秋の薬膳としての効果的な食材や、風呂の効果的な入り方と禁忌などについてもお話ししましょう。

さて、料理も着々と仕上がりつつあります。
1.自然薯のすりおろし、和風だし醤油絡め。
2.豚肉、白菜、人参、シイタケの四宝菜。
3.白菜、カニカマ、スィートコーン、九条ネギのとろみ餡、揚げ蕎麦かけ。
4.男爵芋の粉吹きパルメジャーノチーズ掛け。
5.丸ごと玉ネギ、人参、冬瓜の豚骨ガーリックカレー。
6.ニシンと揚げ出しナスの合わせ煮。
7.鶏手羽元の香味揚げ、レモンを添えて。。
8.タイプリック入り鶏ミンチと玉ネギのつくねバーグ。
9.ヒジキ、4種豆、ブナシメジのあっさり炊き。
10.豚バラ肉、マイタケ、小松菜の生姜・オリエンタル炒め。

これらで、講座後の懇親会を楽しみましょうね。^^v

本日、今年最終、12月度気の講座

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12月2日から入った八専期間中、やはり雨が降りましたが、明日13日で八専終り。
今朝は雨も上がって、11日から始まった嵐山花灯路も、賑わうことでしょう。
買い物に出るにも、嵐山への車の入りがめっぽう多かったですよ。^^;

22日の冬至を目指して、陰気はますます増して行きます。
根菜を摂り、人との和気を大事にして、陽気を養っていきましょう。

昨日の京都は異様に暖かい気温でしたが、冷えはこれから増して行きます。
冬の冷えは、腰、膝、股関節などに疼痛を及ぼしやすいものです。(実感。^^;)

冷やさぬように、また関節や筋が固まらないように緩めることが大事ですね。
暖房の際は、これから流行るであろうインフルエンザの予防に、部屋の加湿と換気を心掛けましょう。

膝、腰の痛みには、O脚が要因となっているケースが多いものです。
日本人の9割はO脚傾向にありますので、加齢とともに膝、腰の痛みは生じやすいものです。

変形性膝関節症や先天性O脚も含めて、O脚は生活習慣が症状を助長しています。
が、それらのO脚は全て、一日5分の軽い運動で治すことができます。

O脚強制グッズを使って、却って膝や腰を傷めることにならないよう注意しましょう。
痛みと不具合には、奇経と公会穴、特効点を用いて、気を通すことが効果的です。

今日の講座は、この方法を実体験しましょう。
両足の踵を着けて立ったとき、膝に指2本以上の隙間があればO脚ですが、この方法で、
即座にどれだけの違いが出るのか、実験するのが楽しみです。w

また、14日の甲子日から、運気律上、九星の日々の運行が陽遁を始めます。
このリズムの変化を営みや取り組みに活かして、効果的な活用を図りたいものです。

納めと仕舞いの意識行動を通じて、良かったことをしっかり収め、良くなかったことを納め、治めましょう。
冬至からは、「一陽来復」の意識行動が、陽気と明るい展望を招くことでしょう。

冬の柔らかな陽光を心に、今日も一日、充実しましょう。^^

さて、懇親会の料理も調いました。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.近江蕪の味噌炊き。
2.タンドリーチキンと玉ネギのバーベキューソース炒め。
3.煮カボチャの合挽きミンチ甘辛そぼろ餡。
4.鶏肩肉のニンニク生姜竜田揚げ、プチトマトを添えて。
5.牛バラの焼肉、茹でブロッコリーを添えて。
6.絹揚げ、木綿豆腐、畑菜の香川風けんちゃん煮。
7.ヒジキ、ホワイトブナピー、ひよこ豆、レッドキドニーの炒め煮。
8.バイ貝、和風だしの玉こんにゃく。
9.里芋の煮っ転がし。
10. 絹揚げ、白ネギ、合挽きミンチのニンニク味噌・ガーリックラー油炒め。
11. 大根の京漬け物、花びら盛り。

気の講座はこれが納めですので、忘年会のような懇親会にしましょう。
法則講座と嵐山嵯峨巡りのハイキングと瞑想の集いがまだありますので、27日が行事納めですが、
翌年の傾向と対策などのカウンセリングやヒーリングは、正月三が日以外は開いています。
また最終水曜会は12月30日、年始行事は1月3日に予定していますのでご参加ください。^^v

西院にて春日祭の夜、祭り気分満喫。

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11日は、西院(さいいん)の春日祭の最終日。
夕刻から、祭り気分を味わいに行ってきました。

私、生まれは桂離宮の裏ですぐ近くに春日神社の末社もあり、高校時代も西院は通学区だったので春日祭は
知ってたのですが、ついぞ今まで行ったことはなかったのです。^^;

朝方降っていた雨も止み、今宵は晴れての春日祭参り。
1.先ずは石の鳥居をくぐって、境内へ。

2.鉾立て神事の後、お神輿が帰って来ます。
春日通りの両側に立ち並ぶ屋台と、すごい人混みの中、神輿入りも大変ですね。

3.慣れてるのか、人混みの中、平然と白馬が歩いてましたよ。w
4.夜の神社の本殿、昼とは違った風情で、春日神社の夜参りも初めてです。

コンビニで500mlのハイボールを買って、屋台を色々楽しんでみました。
5.肉巻きおにぎり棒の屋台。
6.滋賀の高島名物、とんちゃん焼きの屋台。とんちゃんと言うのに謎に鶏肉。w
7.神戸牛の串焼き、バラ1本500円の屋台。
8.お好み焼きを箸に巻いてタレを掛けたはしまきの屋台。
いやあ、やっぱり、祭には屋台があるのがいいなあ。^^

西院と言えば、京都三大ディープゾーンの一つ、折鶴会館のあるところ。
9.久しぶりに行ってみたら、外装が新しくなってましたよ。
今日は行ったことのない店に行きたかったので、腹ごなしを兼ねてカラオケ居酒屋「よりみち」へ。
前歯の抜けたマスターと居合わせたお客さんたちと盛り上がって、飲むわ歌うわ。(笑)

ここには乾きものしかなかったので、何か食べようと阪急西院駅の横に出ると、なんと、龍彌発見。w
彼の友達数人とも久しぶりの邂逅でしたが、みんな元気で、感じよい青年になってました。^^

10.龍彌に勧められて、串かつとテール煮の店「様様」へ入ってみました。
龍彌いわく、おとーちゃんのテールに次いで旨いからと。w

確かに味も良く、酒も進むぜと楽しんでたら、龍彌乱入。^^
友達は女の子の居る店に行くので、ボクは彼女が居るのでこっちに来たとのこと。w
11.親子3人、揃って盛り上がりました。(笑)
お客さんの寝屋川の中学の先生達とも会話が弾み、いやはやよく話し、よく飲んだこと。w

おかげで帰宅したら、午前2時。^^;
良い子、年寄りは、夜更かしは控えめにしましょうね。(自爆)

お水取り前日、水曜会

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明日は、奈良の二月堂の修二会(しゅにえ)、お水取りが行われますね。
今日の京都は晴れですが、風も冷たく、冬帰りしたように冷えてます。^^;

愛宕山を仰ぎ見ると、山間には積雪がありますよ。
嵐山は愛宕颪が降りますので、愛宕が白い日は冷えるのです。

こんな寒い日ゆえに、家にこもり、一日を原稿の構想に費やしてしまった。
もうじき日暮れですが、道遠し。^^;

どーも、頭脳が物書きの方には、あまり良く働かない。−−
老朽化?(自爆)

問題解決のカウンセリングしてる方が、よっぽどやりがいありますね。w
作家や作曲家など創作活動してる方に、尊敬の念がこみ上げてきます。。

酔拳の如く、ゆらゆらと心地良く、舞うように書けないものか。(不可)
明日は、気分を変えに、昼飲みに出ようかしら?(呆爆)

5時を回ったので、急ぎ料理に掛かりましょう。

こういう晩は、やっぱり鍋料理やピリ辛ホットなものがいいですね。^^
冷凍庫にタイで仕入れたプリック(小青唐辛子)がありますので、この前、西院で食した激辛つくね串焼きを参考に、よりホットなつくねバーグをエスニックに作りましょう。

牡蠣が安く手に入ったので、八丁味噌を主体にカツオ・昆布のだしでドテ小鍋もいいもんです。^^
八丁味噌には、水菜や壬生菜より、菊菜が合いますね。

やっつけ仕事でも、料理の方がはるかに捗る。w
煩悩を悟りに変える愛染明王を観想しつつ、三目六本腕のイメージで、調伏ならぬ調理に挑む。(笑)
ウン・シッチ・ソワカ。無病息災、増益、敬愛、降伏、鈎招(福神を招く)、延命、成就あれかし。
などとブツブツ、仏々呟きつつ、覚ることはないものの^^;料理は仕上がりました。(笑)

今日の料理は、以下の9品です。
お時間あらば、どうぞご来宅ください。

1.牡蠣と豆腐、菊菜の八丁味噌小鍋。
2.もやし、水菜、三つ葉、カイワレ大根の中華ドレッシング温野菜。
3.ササガレイの焼いたん。
4.鶏のささ身の水晶餡、湯がき壬生菜添え、ポン酢掛け。
5.鶏ミンチ、玉ネギ、プリック、フライドガーリックのつくねバーグ、サニーレタス添え。
6.鶏ハツ・レバーとニラのオイスターソース炒め。
7.ワカメの胡麻油炒めと手羽先の甘辛炒め、胡麻散らし。
8.辛子菜の一夜漬け。
9.ヒジキと4種豆、シメジの炒め煮。

先週買って、テーブルを飾ったチューリップとカスミソウの切り花は、まだ元気。^^
ちょっと華やぎと癒しになれたらいいですね。

11月11日、上卯の祭、水曜会

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本日は11月11日、ぞろ目に士が重なって、めでたかるべき日で個人的には祝日にして欲しい日です。w
9月9日も五節句の一つ、重陽の節句なのに、休日じゃないのが釈然としませんが。^^;

今年の今日は、立冬過ぎて初めての卯の日で、松尾大社では「上卯大祭」が行われます。

全国の和洋酒、味噌、醤油、酢等の醸造業はもとより、卸小売の人々も参集し、盛大に醸造安全を祈願し、
大社から、大木札(だいもくさつ)を受けて持ち帰り、各々の蔵に奉斎する慣わしです。
この日は、神前に数々の銘酒・醤油等が御供えされ、これがお年始に振舞われるわけです。

また4月の“中の酉の日”には、醸造完了を感謝する中酉祭(ちゅうゆうさい)が執り行われます 。
松尾大社には、「千歳講」という江戸時代からの講があり、この講員に対しては上卯祭から中酉祭まで、
醸造安全、家内安全、業務繁栄等の祈願が毎朝欠かさずなされています。

元来、卯の字は甘酒、酉の字は酒壺を意味しているので、古来より酒造りは「卯の日」に始め、
「酉の日」に完了する慣わしがあり、このお祭りの日取りもこうした昔からの慣習によるものですね。

私は「護持講」の講員で、「醸の会(醸造文化顕彰会)」の会員でもありますが、
酒造・酒販の仕事ではありませんので、「千歳講」とは無縁ですけどね。w

それでも私は、「醸造祖神」たる松尾大社の地元のせいか、酒との縁は切れませんねえ。(違爆)

京都には、こうしたあまり一般には知られていないお祭りが、地域のあちこちに多いものです。

先だっての日曜日は、訊ねて来てくれた友人、羽野さんと鹿王院から奥嵯峨を巡りましたが、
鹿王院境内の三社神社で火炊き祭が行われていて、どうぞ、どうぞと地域の人に誘い込まれました。w
美味しいおでんと竹の燗酒を無料で振舞われ、恐縮しつつもありがたく頂戴しましたが。(笑)

今度は、翌年2月8日にも火炊き祭をするので、どなたでも是非来てくださいとのことでしたので、
鹿王院の庭を観賞したり、瞑想したりの後で、直会(なおらい)するのもいいですね。^^

お酒の縁にも感謝して、今夜は羽野さんに戴いた「吟醸 〆張鶴」で、宴をしましょう。^0^
明日が旧十月朔日で新月なので、今宵の闇夜を明るく、温かく、一隅を照らすのだ。w

3日後、14日の土曜は11月度の気の科学体験講座を開催しますので、その時にもこの吟醸酒、
参加者の皆さんに味わっていただきましょう。^^v
馥郁たる香りと、凛として爽やかな澄み切った味わいですよ。^^

土日はまた雨が降るとか、天気予報が告げてますが、行楽やイベントはやっぱり晴れが好いなあ。
りっぱ、すばらしい。みごとであるさまを、当て字ですが「天晴れ」と書きますからね。

あっぱれの国字は「遖」と書きますが、南が太陽の光を浴びて、明るく、見事であるさまを表す会意文字。
「天晴」を一字で表す字ですが、一般的には滅多と使われないので、読める人はよっぽどマニアック?(笑)

今日の日中、京都は「遖」な秋晴れで、日差しの快い気候でした。
日が暮れ、風が吹くと冷えてきますので、作務衣に素足ではちと寒かろうかと?^^;
今夜は、温かいものを多めに出すことにしましょう。

さて、本日の水曜会メニューは、以下の10品です。

1.胡麻の香り立つ、京シロ菜の炊いたん。
2.玉こんにゃくと椎茸の煮物。
3.ヒジキ、マイタケ、4種豆の炒め煮。
4.長ネギ、合挽きミンチ入り四川風麻婆揚げ豆腐。
5.煮込み豚足の炙り焼き、岩塩で。
6.キュウリの昆布塩汁浅漬け。
7.炒り卵とニンジンのシリシリ。
8.サニーレタスとプチトマトのサラダ。
9.牛バラ肉のニンニク味噌だれ漬け焼き。
10. 豚バラ肉と玉ネギのサムギョップル。

初午、祝日、水曜会

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今日、2月11日は建国記念日ですが、立春後初めての午の日なので、初午ですね。

京都の伏見稲荷大社は、全国四万社とされる稲荷社の総本社ですが、初午祭は最
大の大祭として、平安時代より営々と続いています。

主催神は、宇迦之御魂大神 (うかのみたまのおおかみ)。
この稲荷大神が稲荷山の三ヶ峰に初めてご鎮座された和銅4年(711年)2月の
初午の日をしのび、ご神威を仰ぎ奉るお祭が初午祭です。

2日前の辰の日に、稲荷山の杉と椎の枝で作った「青山飾り」をご本殿以下摂末社に飾り、
この日を迎える習わしがあります。

伏見のお稲荷さんの初午詣は、福詣とも呼ばれ、前日の巳の日から、ご社頭は参
詣者で埋まり、京洛初春第一の祭事とされています。

社頭で参拝者に授与されている「しるしの杉」は、このとき限定の縁起物で、商
売繁盛・家内安全の御符(しるし)として、古くから拝受する風習が盛んです。

尤も私の場合は、教育大に通った昔々以来、お稲荷さんの護符はもらったことは
ないのですが。^^;

平安時代から人気の高い伏見稲荷ですが、近年は外国人観光客の間でもすごく人
気があるようですね。
トリップアドバイザーによる2013年の「外国人に人気の日本の観光スポット」調
査では2位を、2014年の調査では広島平和記念資料館を抜いて1位を獲得していま
す。

一般的な参拝では、奥社奉拝所くらいまでしか行きませんが、その後ろにも参拝
の道は続き、稲荷山を巡拝できるようになっています。
平日は多くの日で外国人観光客の方が日本人よりも多くなっており、夕暮れのあ
とも稲荷山に登る外国人が多くなってるようですね。

拝観料不要で閉門時間が無いことも人気の理由であり、稲荷山のお山巡りで欧米
人が好むウォーキングができることも高評価の理由だとか。
夜間も本殿付近はライトアップされており、奥社奉拝所までは街灯も完備されて
いるのですが、稲荷山に登るには、途中から懐中電灯が必要ですよ。^^;

行ってみると分かりますが、稲荷の山は、鞍馬や貴船と同じく、魔界のようです。(ワラ)
夜間のお山巡りは、斎戒沐浴して護身法を切り、覚悟して行くべきです。w

お山に登らずとも、奥の院までの無数に並ぶ朱色の鳥居のトンネル「千本鳥居」
は、異界をくぐるような気がします。
1300年の時を経て、多くの信者が奉納していったという鳥居の列は、その数1万
基にのぼり、参拝路を埋め尽くしている眺めは異次元然として圧巻ですね。

今日は、建国記念日の祝日にかぶるので、参詣者も多いことでしょう。
というか、建国記念日って、特に国民の行事ってありましたっけ?^^;
青年会議所の調査では、18歳以上の日本人で建国記念日がいつか知ってるのは、
20%足らずだとか。
そのうち、60歳以上が44・3%と最も高く、25〜39歳が14・9%で最
も低かったそうですね。^^;

日本の建国記念日は、記紀神話がもとになっていて、神武天皇が即位したとされ
る2月11日になっているのですが、小学校教諭時代にも、そのことに社会科で
も触れることなかったし。w

同じ調査でも、約7割が「自国の成り立ちを学ぶ『国史教育』の充実」を必要と
答えたほか、約6割が「日本でも建国を祝う行事を開催した方がいいと思う」と
回答したそうです。
73%が日本に誇りを持ってる日本人ですが、建国記念日などの国民の祝日は、
もっと国民の意識が高まるようなイベントで祝いたいものですね。
ここらは、政府にもよく考えてもらいたいところです。

さて、今日は法則講座の個別レッスンが入りましたので、その後、水曜会にスムー
ズに移行できるよう、料理を早目に調えておきましょう。

そして、早々に出来上がったのは、以下の9品です。

1.菜の花の辛子甘酢ゴマ味噌和え。
2.鶏ハツとホワイトブナピーの味醂醤油山椒炒め。
3.茎ブロッコリーの辛子マヨ醤油和え。
4.豚ロースの生姜焼き、サニーレタス添え。
豚を10秒ほど両面炒めてから、紅茶で2分ほど煮て、煮汁を捨ててから生姜味
醂醤油で炒めたのですが、紅茶のタンニンが肉を柔らかくジューシーにしてくれ
たはず。^^
5.大根、豆腐、お揚げ、水菜の味噌バター鍋。
6.昨日のすき焼きのダシで、オカラ、人参、ヒジキ、刻み揚げのいづみ式おから炒り煮。
7.鶏のキンカンの餡かけ、九条ネギ散らし。
8.すき焼きの麩、ニンジン、シメジのいづみ式卵とじ、菊菜散らし。
9.ベーコンと春キャベツ、摘み菜のソテー。

建国記念日と初午を祝して、今夜は一献傾けましょう。^^v

本日、第二土曜、気の講座

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一昨日あたりから、暑くなってきましたね〜。^^;
今日、明日の京都の最高気温は、35℃とか。。
流石にエアコンを除湿にして、不快指数を緩和してます。w

酷暑の候といえば、7月13日初伏、23日中伏、8月12日末伏の三伏の砌(みぎり)に入りますね。
これも陰陽五行が基で、夏の火気が、金気の庚日を犯すのが三伏の日となります。

古来は、種蒔き、男女の和合、遠出、療養を慎んだ由来があります。
韓国では、サムゲタン、ユッケジャン、ポシンタンなどを薬膳として食する日ですね。

朝鮮ニンジン、ナツメ、ニンニクなどで煮込んだ若鶏や、宮廷料理であった犬肉の熱くて辛いスープなどですが、
ポシンタンは「補身湯」と書くように、気を補う処方が、韓国の漢方では多いようです。

十全益気湯や補中益気湯などが、喫茶店で出されてるのにびっくりしたことがありましたが。w
古典的な夏バテには、これらの漢方薬は、著効がありますね。

確かにそうした夏バテはあるものですが、現在の日本では、むしろ冷え型の夏バテが多いものです。^^;

自然の運行に逆行してクーラーで身体を冷やし、冷たい飲食で胃腸を冷やすことが原因で、
食毒や水毒、表熱裏寒の体調不良になる人が、ますます増えてるようですよ。w
余分な毒となるものを排出(瀉)するよう、身体の水はけを良くしたいものです。

胃腸機能の低下や下痢を伴う症状には六君子湯、水毒には五苓散、腹部が冷えて下痢があるなら人参湯などが効果的。
ただし、あまり身体を冷やさないよう、飲食や室内環境を工夫することが予防にも治療にも大事です。

陰陽五行では、立秋直前までの約18日間が「土用旺事」、略して「土用」に入ります。
今年は7月20日から8月7日が土用期間ですが、この期間がいわゆる「暑中」になります。

「土用三郎」と称して、土用の入りから3日目が晴れれば豊作、雨なら凶作という占事がありますが、さて今年の豊凶や如何に?w

土用は、基礎工事や壁塗り、耕作など、土を犯すことを忌んだものですが、これは今でも工務店などに引き継がれている風習でもありますね。

夏の土用は、卯・辰・申の日が、土用の間日ですので、7月26,27,31日、8月7日は差し支えの無い日。
陰陽道では、土を支配する土公神(どくじん)が、天の文殊菩薩の元へお出かけする日が間日だとか。w

土用の虫干しで、衣服に風を通して、湿気を取り去り、防虫したり、土用灸で夏バテの予防や胃腸の調子を整えたり、柿の葉などを風呂に入れて薬湯で汗を流したりと、土用の風習も色々ありますね。

土用といえば丑の日が有名ですが、今年は7月24日の他に、二の丑があり、8月5日も丑日です。
平賀源内の呪によって(笑)土用の丑の日は、うなぎを食べることが現在もポピュラーですが、元来は縁起物で「う」のつくうどんや瓜を食べたり、黒いものを食したものです。

黒は五行では玄冬の黒、夏には枯れる冬の気を採り入れる法です。

確かに、ウナギは「う」のつく黒いものですから、効果的ですが、ウナギは今年も高いですね。^^;
中国産は安いのですが、病死肉や色づけのために有毒なマラカイトなどが飼料に入ってることも多いので、
買わないことにしています。w

焼き梅干しや冬瓜なんかは、理に適ってるし、安いのでより効果的かと?^^

7月7日からは未の月に入り、年月に未の重なる今年の焦点月ですね。
表裏の十二運、九星の配備からの課題律を知って、夏の活動をより効果的にしましょう。^^v

そんなこんなと講話の内容を考えつつ、懇親会の料理が出来上がりました。
冷やすべきは冷やして、夕刻からは和気藹々と楽しみましょう。^^v

今日のメニューは、以下の10品です。
1.黄色と緑のズッキーニ、プチトマトのサラダ、ワサビヨーグルトドレッシング掛け。
2.タコの叩き、千切り大根、大葉、新玉ネギ添え、もみじおろしポン酢で。
3.セロリ、大根、人参、玉ネギ、ブナシメジ、ホワイトブナピー、鶏手羽元のカレー。
4.月のうさぎコンニャク麺、レタス、黄色丸ズッキーニの冷やし中華サラダ。
5.揚げ出しナスのミョウガ散らし。
6.龍彌の海水浴土産、黒ムツの稚魚のから揚げ。
7.中華風クラゲと胡瓜の和え物。
8.鶏皮のパリパリ揚げ。
9.ヒジキ、タイ・プリック、鶏ミンチのピリ辛つくねバーグ。
10.いづみ式ヒジキと4種豆、ブナシメジの炊いたん。

食前酒には、すしてつの佐藤さんから戴いた、さっぱりした梅酒から始めましょうか?^^
龍彌誕生の砌に作った、23年物の梅酒もありますので、ご遠慮なくどうぞ。^^v

本日第二土曜日、気の講座

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4月6日に八専に入り、桜散らしの雨が多かったですね。
八専終りは17日ですが、この日が土用の入りとなります。

春の土用は、立夏前日までの18日間ですから、5月5日までが土用期間。
土用は季節の境目に当たり、土の気が盛んになる期間です。
基礎工事や土木工事など、穴掘りや土を動かしたり、犯したりすることが古来より忌まれていたものです。

今でも着工は、土用の間日を選んで施工するところが多いですね。
間日は、春の場合、巳・午・酉の日に当たり、4月23,24,27日、5月5日になります。

陰陽道にいわく、土用は土公神(どくじん)が地を支配する期間で、間日には天の文殊菩薩のもとへ出かけるので着工してもバチが当たらないのだとか。w
土公神は、十二天の一つ地天(じてん)、堅牢地神と同義です。

密教や仏教の良さの一つに、神仏の姿が拝めることが挙げられますね。
地天の姿ってあまり見たことないので、原点を探ると、ヒンズー教のプリテイヴィーという女神だと分かりました。

いわゆる母なる大地の神、地母神(ちぼしん)ともいわれる存在で、これならバリ島でお目にかかったものです。^^
雷神インドラ、火の神アグニのお母さんです。
1.インドネシアのプリテイヴィーのお姿。

土用は、殺生も禁忌事項でしたが、旅行を忌む風習もありましたね。
気学では、土用殺と称して、春の土用は南東がそれに当たり、五黄殺と同じ凶意があるとか?w
土用期間は、吉方位に出かけても吉作用が減退するので、旅行を凶としたのでしょうね。^^;

農業や林業で、土を休ませるのは自然に優しく、良いことでしょう。
それに対して、花見でもゴミ散らかしっぱなしの中国人旅行者の多かったこと。−−;
人にも、環境にも、優しくあることが善ですね。

夏の土用は丑の日に「う」のつくモノや黒いモノを食べることが有名ですね。
土用の丑の日にうなぎを食べるのは、一挙両得。(笑)

その伝でいえば、春の土用は戌の日に「い」のつくモノや白いモノを食べることが縁起物になります。
今年の土用では、4月28日が戌の日に当たります。

これは元来、陰陽五行の養生訓で、夏の土用には冬の黒気を摂り入れること、春の土用は秋の白気を摂り入れることが効果的だと云う理です。
秋病春治で、秋に症状の出る病気は、春から根治を目指しましょう。^^v

冬に腎を病んだ人は、大体春に癒えるものですが、春に良くならなければ、夏の土用にひどくなります。^^;
一日のうち、夕方に症状が悪化し、夜半には軽減するのですが、乾燥は禁物です。w

部屋は加湿し、小まめに水分を補いましょう。
苦みのある食養生を続けると、冬には良くなると黄帝内経に記載されています。

今、鼻炎など花粉症の症状がある方は、後一か月の辛抱ですね。
甜茶やシジュウム茶、紫蘇茶などで症状を軽減しましょう。

さて、本日は4月度、気の講座です。
懇親会の料理は、ほぼ出来上がりました。^^v

2−1.サニーレタス、レタス、紫玉ネギ、プチトマトのサラダ、イタリアンドレッシングで。
2.鶏肩肉のスパイシーから揚げ、レモンを添えて。
3.豚骨、鶏骨のコラーゲンたっぷりカレー、ジャガイモ・ニンジン・玉ネギ入り。
4.豚ロースと春キャベツのカレー風味オイスターソース炒め。
5.タイプリック・フライドガーリック・エノキと鶏ミンチのつくねバーグ。
6.カニカマ・豆腐・卵のフヨウハイ、ネギの水晶餡掛け。
7.鶏胸肉のピカタ、チリケチャップソース添え。
8.豚カツと春キャベツのサラダ。
9.キュウリと柚子大根の昆布塩水漬け物。
10.沢庵の花びら盛り。

11.冷蔵庫には、九条ネギのヌタ和え。
12.人数と気分次第で、新玉ネギのバター醤油蒸し。

甜茶の準備も完了。
お話しする内容を脳内でシュミレーションして、出発を待ちます。^^v

時の記念日、下弦の月夜の水曜会

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本日6月10日は時の記念日ですね。
小学校の教諭の頃は、何かと生活指導や歴史などの素地指導に役立てるため、
また今日の一日を大事にと折に触れて今日は何の日などと調べてたものですが、今は昔、大昔。(笑)

時の記念日は、1920年に東京天文台と生活改善同盟会によって制定されたました。
日本国民に「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけ、
時間の大切さを尊重する意識を広めるために設けられたとか。

由緒正しい記念日ではありますが、祝日ではもちろんありません。w

由緒というのは、日本書紀にあり、天智天皇十年四月辛卯条の記載に依ります。
天智天皇10年4月25日は旧暦ですので、新暦のグレゴリオ暦に直すと671年6月10日になります。

「漏尅を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。始めて漏剋を用いる。
此の漏剋は、天皇の皇太子に爲(ましま)す時に、始めて親(みづか)ら製造(つく)りたまふ所なり」
とあり、日本初の時計が鐘を打った日が6月10日であることからこの日となったものです。

なお当時、「漏尅」すなわち「漏刻」というのは水時計のことです。
日時計なら夜の時間は分かりませんが、容器に水が流入か流出するようにして、
その水面の高さの変化で時をはかる水時計なら、時の番人も仕事しやすいですね。
1981年に発見された飛鳥寺の西にある水落遺跡がその遺構と言われています。

時は千金の価値あり、時間を上手に駆使することは、技能や成績の上達には不可欠な条件です。
2時間もの時刻を集中して記憶したり脳作業するより、15分を分散して8回捻出して集中する方が、
学習効果は極めて高いものです。

脳波がミッドアルファの集中した変性意識にならない限り、ベータ波やファストアルファ波の状態では、
ヒトの集中時間は15分が先ずは限界ですから。^^;
2時間ドラマを観て、結局脳に残るのは、戦略通りに繰り返されるコマーシャルだったりして。(ワラ)

知識技能を高めようと努力する人は進化成長を目指す志あって見事ですが、三日坊主も多いものです。
そういう場合、連続三日坊主が良いですよ。
簡単なことで、三日以内にまた始めたら良いのです。
断続しても百日のトータルは、きちんと何か大事なことが残るものです。

何していいか、何が向いてるか不明な人は、百面三日坊主を続けましょう。(笑)
何かヨシと思って始めて飽きたら、三日以内に何か違うことを始めてみれば良いだけです。
百の物事に当たれば、何かに気づき、縁の作用で何かがきっと変わるはずですからね。^^

今日、明日は、一粒万倍日でもあります。
手元にある僅かなものから、新しく始めることが万倍にも実るとされる選日ですから、
新しい物事をスタートするにはもってこいの縁起良い日ですね。^^
連続もしくは百面の三日坊主、始めてみませんか?(笑)

さて、近畿は梅雨入り宣言されましたが、今日の京都は夏日の晴れです。
八専入って、丁巳の日ですので、干支ともに火が重なって暑いのは当たり前?w
布団やマットを干し、風を通してますが、家の中では未だクーラーは不要です。

今夜は下弦の月ですので、暑くなっても夜涼みの月見には適しませんね。^^;
下弦の運行は太陽より6時間進んでいて、午前0時にのぼり12時に沈むため、深夜過ぎから未明に見やすいからです。

こういう半月の頃は、事故や人為的ミスが発生しやすいので気を付けましょう。
八専終りの16日は新月で、これからさらに月は細って行きます。
心身の毒気を抜いて、デトックスを始めるには良い頃ですね。^^v

今は昔、十五夜,十九夜,二十三夜などの月齢の夜は、人々が寄り合って飲食をともにし月の出を待つ行事がありました。
月待行事のなかでも最も盛んに行われたのは、二十三夜待ちだったそうです。
三夜様とも三夜供養ともいいますが、月待のマチは、神のかたわらに待座する意味で、この夜には神の示現があると信じられていたとか。w

暦の旧暦二十三日は昨日でしたが、下弦の弓張り月の今夜、良い子は0時には寝るようにしましょう。(笑)
眠れぬ大人は月待ちし、弓張り月に願いの矢を託し、イメージで天に放って神に届けと呪するのもよいでしょう。(ワラ)
この季節の養生は、早起きにありますので、その点だけはお心得くださいね。^^;

細切れの時間を活用して、ここまで書きましたが、早や料理も調いました。
今日の水曜会の料理は、タイ料理と和食のコラボで、11品拵えました。
今日も、時間を大事にして、気持ち早目に始めることにしましょう。^^v

1.紫玉ネギのスライスサラダ、手作りのポン酢かイタリアンオリーブオイルドレッシングで。
2.湯がきブロッコリー、辛子マヨネーズで。
3.丸茄子の田楽焼き。
4.青茄子と豚肉、しし唐、プリック入りのタイ風ナムプラー炒め、マクワ・パッ・ムー。
5.鶏ミンチ、玉ネギ、タイプリック、カレー粉、ガラムマサラ、ガーリックのつくねバーグ。
6.新玉ネギのレンジ蒸し、ポン酢、パルメザンチーズ、オリーブオイル掛け。
7.鶏胸肉のカツ、ガイ・トート。ナーム・ニャオを付けて。
8.ホタテ貝の剥き身、味醂醤油下地のマヨネーズ焼き。
9.豆アジの南蛮漬け。
10.イカのガーリック・塩コショウ焼きと小松菜、卵の炒めもの合わせ。
11.ササガレイの若狭焼き、ポン酢でどうぞ。