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日別アーカイブ: 2020年4月22日

ツツジ咲き、街も寺にも人出なく、マスクに花咲 き、水曜会w

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コロナ禍真っ盛りの今日この頃、京都の町も繁華街や観光地だけでなく閑散とした状況で、場末の飲食店も休業が増えてます。
今の京都は、ツツジ、ヤマブキ、ハナミズキが咲き出して初夏を迎えるのですが、人でも車も減ってますねえ。
1.いづみの通勤中、昨日12時過ぎの祇園、巽橋の光景。

比叡山延暦寺も拝観・境内立ち入り禁止、祇園の建仁寺も、嵯峨の大覚寺も、御室の仁和寺も拝観停止、東寺も境内堂内の拝観が休止になりました。
様々なイベントは皆中止の状況にありますが、祇園祭も前祭(さきまつり)(7月17日)と後祭(あとまつり)(同24日)の巡行中止など山鉾行事を大幅に縮小すると発表されました。

巡行前それぞれ3日間ある宵山の期間も、密集を避けるため夕刻以降は行事を一切実施せず、駒形提灯も点灯しないとのこと。
山鉾を建てるかは6月上旬に最終判断されますが、建てた場合でも曳き初めはしないそうです。

う〜ん。。早計というか、諸々の効果はあるのだろうか?w
7月の行事ですから、まだまだ先のことですが、緊急事態を凌いだ後も、ますます先行きが暗く感じてしまいます。^^;

いわば場末の四条大宮の新宿会館や、行きつけの寛遊園の小店なども休業してますが、収入なくともテナント料やら諸々の支払いは必要ですからねえ。
この後、緊急事態宣言が解除されても、果たしてどれだけの店舗が生き残れるのやら?と案じおります。。

飲食関係や観光客相手の店、旅客関係の企業だけでなく、色んな中小企業にとって、今回のダメージは大変なものですね。
整体院でも、今回、全国に180店舗を持つMJG接骨院グループが破産しました。
感染者数、死亡確率など、新型コロナウィルスはインフルエンザ以下なのですが、経済的なダメージが大きすぎるのが大難です。

陽気発揚のシーズンに、自粛、逼塞の状況は、心の病や他の疾患を引き起こす因ともなります。
ただでさえ木の芽時で、五月病やら無気力、気鬱になる心身症が増える季節、心身をコロナ禍からしっかりとガードして行きましょう。

元気が一番ですが、コロナウィルスなどの感染症を防ぐためにも、心身症を防ぐためにも、東洋医学では、体内の気を高めることが功を奏します。
医療関係など感染リスクの高い職場の人や、高齢者など体力や免疫力が低下している人には、病後や疲労の回復に用いる補中益気湯や十全大補湯をお勧めします。

今は、風邪もひけない折ですが、風邪かなと思ったら即座に邪気を瀉(しゃ、排出する)ことが大事です。
漢方には、不足した気を補う補法と、邪気を追い出す瀉法があります。

例えば、慢性の肩こりや上半身の神経痛などには、食間に葛根湯を一包飲むのが補法です。
それに対して、風邪の初期には「瀉法」を用いるのですが、驚くほどそれが知られていません。^^;

発熱や悪寒(さむ気)を覚えるとき、葛根湯は湯で三包を飲み、小一時間経ったら次の三包を飲むように、一日分を一回に、3日分を一日で短期間に飲んで、どっと汗をかくことが瀉法の飲み方です。
飲んだら首にタオルでも巻いて、布団に入って身体を温めることが効果的です。

西洋薬では、熱が出てるからその熱を無理やりにでも下げるよう解熱剤を使うのですが、大量に飲むと健常な人でも致死します。^^;
もちろん漢方でも、副作用のある薬はありますが、そのためにも証(しょう)という診立てが大事で、病名で薬を処方するものではないのです。w

もしも新型コロナに罹ったら?と心配する方は多いですね。
元凶である中国では、既に新型コロナに対する最も有効な処方がエビデンスとともに発表されており、いずれ英文の学術誌に掲載されるでしょう。

それが今回開発された「清肺排毒湯」です。
やはり、というか当然ながら、傷寒論を展開した処方ですね。

処方内容は,麻黄9g,炙甘草6g,杏仁9g,生石膏15〜30g,桂枝9g,沢瀉9g,猪苓9g,白朮9g,茯苓15g,柴胡16g,黄ゴン6g,姜半夏9g,生姜9g,紫苑9g,冬花9g,射干9g,細辛6g,山薬12g,枳実6g,陳皮6g,カッ香9gです。

日本漢方では中国に比べて、使う生薬量がずっと少ないことは貝原益軒の「養生訓」にも記載がありますが、亡友江部洋一郎の経法医学では「傷寒・金匱の理論と処方解説」にもあるように、大量の生薬を処方します。w
かつて扁桃腺が腫れ、40度の熱が出た時のこと、拳法の稽古をつけた後で、洋さんが煎じてくれた漢方薬で一夜で回復したことがありました。
とっても不味いオドロの液体でしたが、「こんな不味いもの毎日飲むくらいなら、逸早く邪毒を出して回復せんと死ぬ!と身体が訴えたよーな?」と告げたら、「漢方、舐めんじゃねーよ。」と返されたものでしたが。(笑)
「清肺排毒湯」は輸入せずとも、処方が発表されているので、生薬を扱う漢方薬局に行けば、医師の処方箋なくとも手に入ります。
漢方に造詣のある薬剤師さんなら、この調合通りに作らずとも、漢方薬を合わせてこの効能があるように処方してくれるでしょう。

日本で買える市販の漢方薬だと、胃苓湯(イレイトウ)、麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)、そして小柴胡湯加桔梗石膏(ショウサイコトウカキキョウセツコウ)を併用すれば、近い効果が得られるとの情報を得ました。

「胃苓湯」は、腹冷えを治し、胃腸の機能を整えます。
「麻杏甘石湯」は、激しい咳や痰(たん)を抑えます。
「小柴胡湯加桔梗石膏」は、喉(のど)の腫れや痛みを和らげ、免疫力を高めるともに抗炎症作用があります。
これは一例ですが、専門の漢方医や薬剤師さんなら、患者さんに最も適合する処方を提供してくれるでしょう。

備えあらば憂いなし、マーフィーの法則では起こって欲しくないことが起こるもの、心の因果律では恐怖や不安・心配がそれを現実化するとか。w
この際、常備薬として置いておくと、却って感染・発病しないかも?w

手洗い消毒、換気は大事ですが、マスク自体にはあまり感染防止効果はないのですがね。
それでも、今日び、マスクなしで外出すると白い目で見られることもあります。^^;

2.最近は、お揃いと称していづみから渡されたマスクして、買い物に出かけてます。w
然るに、なんで、花柄なん?(´;ω;`)

買い物済ませて、料理を調え、記事をアップしたら、ひたすら指示書作成に集中し、夕刻からは水曜会です。
テレビを見てても暗い気分になるだけなので、明るい話題で談笑しましょう。
3.今日のメニューは、以下の11品です。
1.水菜とツナとミニトマトのサラダ。
2.トマト、サバの水煮、ブロッコリースプラウトのサラダ。
3.牛肩ロースステーキとジャーマンポテト。
4.いづみ式具沢山焼きビーフン。
5.切り干し大根、人参、甘キツネの炊き合わせ。
6.壬生菜と京揚げの炊いたん。
7.いづみ式赤身卵「どん玉」の半熟煮玉。
8.鶏胸肉の醤油味から揚げ、レモンを添えて。
9.フキの昆布茶炊き。
10.ヤマブキのお煮しめ。
11.赤蕪の昆布・塩・甘酢一夜漬け。