オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2020年10月28日

十三夜を明日に控えて、本日は10月納めの水曜 会

DSC01013_R.JPG

あれよ、あれよと、10月も末で、日暮れも早いが、日々の経つのがますます早く感じます。^^;
コロナ禍で予約の減った分、学習と研究三昧の日々ですが、それはそれで趣き深く、飽きはしませんが。w

宿曜陵逼期間の長かった今年は、イレギュラーな事態や政権交代などが発生しやすいものの、コロナ禍や不況には困りますね。^^;
等差数列を成すように、4・7・10月とかつてなかった減収の事態ですが、生活も仕事も失わずにあることはありがたいことです。

取り越し苦労や嫌なことを反芻するような非生産的な心労を持たず、できることから、できる範囲で、できるだけ、より役立ち、より良い未来が開くよう意識行動して行きましょう。
アフターコロナは、ただ元の生活に戻るのではなく、以前以上に自ら「よし(良し・佳し・好し・善し・美し・喜し・慶し・愉しなど)」とする暮らしになりますように。w

秋の長夜といいますが、陰気が盛んになって行く候、闇の陰気に籠らずに、明るい月を眺めたり、談笑・歓談して陽気を活力としたいものです。
明日は陰暦では九月十三日に当たり、「十三夜」の月見日ですね。

十三夜の月見の始まりについては、諸説ありますが、平安時代に醍醐天皇が、月見の宴を催し詩歌を楽しんだのが、十三夜の月見の始まりではないかという説が代表的です。
また、平安時代後期の書物に明月の宴が催されたことが記され、宇多天皇が「今夜の名月は並ぶものがないほど優れている」という意味の詩を詠んだという記述があり、風習として親しまれていたことが分かります。

十五夜も十三夜も、お月見を楽しむことを大切にしており、十五夜と十三夜を合わせて「二夜の月(ふたよのつき)」と呼びます。
どちらか一方しか見ないことを「片見月」・「片月見」と呼び、片月見は、縁起の悪いこととされ、災いが来るといって忌まれていました。w

十五夜が中国伝来の風習であるのに対し、十三夜は日本で始まった風習です。
十五夜では月の神様に豊作を願いますが、十三夜は、稲作の収穫を終える地域も多いことから、秋の収穫に感謝しながら、美しい月を愛でるのです。

東日本を中心に、旧暦十月十日に十日夜(とおかんや)と言われる行事がありますが、これはお月見よりも収穫祭の意味合いが強いですね。
十三夜にも、収穫祭を表す別の言い方があります。

この時期は、栗や豆が収穫できる時期であり、旬のものをお供えしてお月見をしたことから、「豆名月(まめめいげつ)」「栗名月(くりめいげつ)」と呼ばれます。
十五夜の芋名月が、芋を収穫しお供えしたことから名づけられたのと同じですね。
また、十五夜に次いで美しく、十五夜の後に巡ってくるので、「後(のち)の月」とも呼ばれます。

十三夜は、1000年以上の伝統ある日本の風習ですが、大体満月の8割ほどの丸さの月を愛でるイベントです。
今月は陰暦と月の満ち欠けがたまたま一致してるので、陰暦九月の十五夜は10月31日に当たり丁度満月になります。

ちなみに、十五夜は昔から、台風や秋雨前線の影響もあり、あまりきれいな月を見れないことが多いですね。
しかし、「十三夜に曇りなし」とも呼ばれ、空気が澄み、天気も安定しやすい季節なので、とてもきれいな月を観賞できることが多いものです。

十三夜は、未だ満月ではないのですが、欠けた月も美しいと称えるところに、昔の日本人の豊かな感性を感じます。
十五夜は中国伝来ですが、十三夜は日本固有の行事なんですから、もっと知られ続けられても良い風習だと思いますが、どうも知らない人が多いようですね。^^;

今年の「中秋の名月」は、10月1日でしたから、今月は「二夜の月」が見れますね。
その十五夜の時、京都は晴れでしたが、明日の十三夜も曇り後晴れの予想で、夜は晴れそうです。

二夜の月が晴れて見れるのは、縁起が良いと言いますので、忘れず月を見上げるとしましょう。w
十日夜(とおかんや)は、11月24日になりますが、これも晴れて見られると、縁起が超!良いことになりますね。w

十三夜は月を愛でつつ、秋の収穫に感謝する行事ですので、秋の風情を楽しみつつ、旬のものも戴きましょう。^^
栗や豆などが伝統ですので、豆大福とか、モンブランケーキ!とか、スイーツでハイボール飲むのもオツなもんですがねえ。w

でんぷん・糖質、ダメ!と制限されると、たまにはええよね?お祭りやん。神が祝福されるぞ!と思ってしまう。w
ご禁制の品、禁断の甘み、食せば、脳にエンドルフィンやドーパミンがドバっと流れそうです。(ワラ)

幸せホルモンであるセロトニンは、不足すると抑うつ状態になりますが、生理的に分泌過剰ということは起こりません。
その点、βエンドルフィンやドーパミンは、脳内麻薬や快楽ホルモンと呼ばれる通り、過剰になると各種依存症の原因にもなります。^^;

よって、あんまり続けると、快楽もよろしくないですね。^^;
したがって、たまならええよね?うん。w

然るに、朝の買い物でもヤマノカミが憑いて来ますので、そうそう自由には禁制品は買えず、私用の昼飯は作ってくれますので、ラーメン店巡りもままなりません。w
他のコーナーに彼女が行ってる間に、見切り品のシュークリームをかごに入れ、上に豚肉のパックを被せて見えないようにしても、何故かバレます。^^;

せめてものことで、今夜は芋尽くしにしてやろうかと思いつつも、それでは偏ってしまいますので、十三夜を控えて、料理も工夫しましょう。w
今夕のメニューは、以下の13品になりました。
1.サニーレタス、水菜、蒸しサラダ豆の胡麻ドレッシングサラダ。
2.柿、アボカド、チーズのコールスローカクテルサラダ。
3.京のうらら揚げのチーズ焼き、九条ネギを散らして。
4.豚バラ肉、ロメインレタス、赤万願寺唐辛子のタイ風パック・パット・ムー。
5.牛肩ロースのステーキ。
6.里芋の煮っころがし。
7.赤大根の葉の一夜漬け。
8.牛肉、白菜、黒キクラゲ、シメジ入りコムタン鍋。
9.カボチャの煮つけ、豚の角煮を乗せて。
10.ヒジキ、蒸し大豆、黒ゴマ、シメジの胡麻油炒め煮。
11.大根葉、シメジ、ちりめんじゃこ、白ゴマの炒め。
12.ブリカマの塩焼き、スダチを添えて。
13.柔らかホッケの塩焼き、スダチを添えて。