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3日後に4月度の気の講座を控えて、花祭りの本 日は水曜会

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連日、京都は良い天気ですが、観光地の嵐山も繁華街の祇園や木屋町もめっきり人出が少なくなりました。^^;
嵐山東公園の桜も満開を迎え、これから散って行くでしょう。

あまり人に見てもらえず、なんだか桜が可哀想で気の毒な気がしますが、我が身に置き換えると、3日後の4月度の気の講座の出欠が気になるところです。w
参加者が少ないときほど、内容が濃くなったり、盛りだくさんになる傾向がありますので、内容と手順はよく整えておくことが大事ですね。

ヒーリング技法については毎日オンキリキリと考えていますが、忘備録でも残しておかぬと脳の記憶がごっちゃになりそうです。w
この頃は、自分の覚え書きメモを読み返しても、何やら不明なことが多く脳の劣化も気になりますことよ。^^;
そうして毎日、家に籠っていると心身に良くないので、春は花よと時折は散歩や遊行にも出かけています。

1.先週の木曜日は、家から歩いて嵐山公園へ花見に出かけました。
中之島公園までは足を延ばしてないのですが、嵐山公園の桜も見頃を迎えていました。

2.もちろん、手弁当を持参して、昼から一杯を楽しんだことです。w
3.結構広い公園ですが、私らを含めて座って花見をしてるのは、たったの5組で桜の下に人影無しです。^^;

4月8日の今日は花祭りですが、今回のコロナ禍で、多くの寺院が中止や縮小してますね。。
近くで言えば、大覚寺の灌仏会(花まつり)は、花御堂に安置した釈迦像に甘茶を注ぐ行事です。
が、今回は花御堂は公開されてますが、灌仏作法(釈迦像に甘茶を注ぐ作法)及び甘茶のお接待は中止になりました。

花祭りは、仏教の開祖であるお釈迦様の誕生日を祝う行事です。
別名、灌仏会(かんぶつえ)、降誕会(ごうたんえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、龍華会(りゅうげえ)、浴仏会、花会式とも呼ばれています。

私は桂離宮の傍で生まれましたが、保育園、幼稚園ともに地蔵尊を祀る仏教寺院が経営してたので、花祭りはよく知っていますが、一般的にはこの仏教行事はあまり知られていないようですね。
日本には7世紀ごろに中国から伝わり、寺の行事として連綿と伝えられてきたものです。

花祭りでは、お釈迦様の像に甘茶を掛けます。
これは、お釈迦様が生まれた時に、天に八大龍王が現れ、産湯に甘露(ソーマ・アムリタ)を注いだという伝説が由来になっています。

日本では、江戸時代までは5種類の香水(五色水)をかけていたそうですが、江戸時代以降は甘茶をかけるようになったとか。
花祭りは赤ちゃんの健康を願うお祭りという一面があり、甘茶で赤ちゃんや子供の頭をこすると元気で丈夫な子に育つといわれています。

この甘茶は、アジサイ科のヤマアジサイの変種、「小甘茶」の葉から作られます。
小甘茶は、そのままでは苦いだけの葉っぱですが、干して発酵させることによって、砂糖の数百倍もの甘みのある甘茶に変化します。

ウリ科のつる性多年草、アマチャヅルで作ったお茶も「甘茶」と呼ばれますが、本来の甘茶はコアマチャで作られた物です。
この甘茶の茶葉に、「御法楽」という御祈祷を神社で行った茶葉のみ「天茶(あまちゃ)」の称号が許されるそうですね。

潅仏会の甘茶には虫除けの効能もあるとされ、甘茶を墨に混ぜてすり、四角の白紙に「千早振る卯月八日は吉日よ 神下げ虫を成敗ぞする」と書いて、室内の柱にさかさまに貼ると虫除けになるという風習がかつて全国的に行われていたそうです。w

甘茶の甘み成分は、フィロズルチンやイソフィロズルチンによるもので、砂糖の400〜800倍の甘さですが、糖質はゼロです。
苦み成分としてはタンニンを含んでいますが、カフェインは含みません。
日本薬局方に収載されている生薬として、抗アレルギー作用、歯周病に効果があります。

濃すぎる甘茶を飲むと嘔吐することもあり、厚生労働省は2,3グラムの甘茶葉を1リットルの水で煮出すことを推奨してます。
甘茶には毒性がないのですが、アジサイ属の植物には、葉に青酸配糖体が含まれているので、食べたり飲んだりすると中毒を起こします。^^;
よって、紫陽花やガクアジサイなどの葉や花で食卓を飾るのは、毒を盛るようなもんです。w

甜茶(てんちゃ)も甘いお茶ですが、これは中国茶の一種で、茶以外の木の葉から作られる甘いお茶の総称です。
そういう意味では、日本の甘茶も甜茶の一種になりますね。w

中国では、昔から旧正月や慶事の際に幸せを願って飲まれてきたお茶で、しっかりとした甘みがあるのが特徴です。
今や、健康ブームで中国でも、日頃から飲む人は飲むようですが。.w

バラ科キイチゴ属のテンヨウケンコウシ(甜葉懸鈎子)、アカネ科のギュウハクトウ(牛白籐)、ブナ科のタスイカ(多穂柯)またはタスイセキカヨウ(多穂石柯葉)
アジサイ科では、アジサイ属のアマチャ(別名、土常山) 、ロウレンシュウキュウ(臘蓮繍球)、ヤクシマアジサイなどから作られたお茶が甜茶になります。

中でも、バラ科キイチゴ属の甜茶に含まれる甜茶ポリフェノールは、抗アレルギー成分のGODが含まれているため、花粉症やアトピー性皮膚炎に効果があると注目され、日本でブームになりました。
あくまで民間療法的な効果と医学界では言われていますが、少量ずつを小まめに飲んで、血中の抗アレルギーポリフェノール量を高めておくのが効果的でしょう。w
別種の抗アレルギー成分を含む、シジウム茶(グァバ茶)を併用して、同じように少量ずつ小まめに飲むとより効果的かと思います。

甜茶がもつ甘み成分「ルブソシド」は安全性が高いとされており、難消化性なので体にはほとんど蓄えない特性から糖尿病予防にも高い効果があるそうです。
また、血圧を下げる成分と呼ばれている「カリウム」の含有量が多い甜茶は、ナトリウムとカリウムのバランス改善にも役立ち、高血圧を正常に導いてくれるようです。

もちろん、薬じゃないので即効性は期待できず、続ける習慣が大事でしょうね。w
私の家では、1月末から甜茶とグァバ茶を用意してましたが、今や飲み切ってしまいました。

そのせいか、この季節、目のかゆみや、くしゃみといった花粉症の症状には悩まされてないです。w
継続とは力なりで、できることから、できる範囲で、できるだけ、今より良くなるよう手立てして行きましょう。

今日は予約と解析仕事で時間のゆとりがありませんが、夕刻までには片付けて、水曜会を楽しみましょう。
腸内環境を良くして、感染予防をしっかりと、明日は最後の桜を楽しめますように。(念)w

4.今日の水曜会のメニューは、以下の13品です。
1.ワサビ菜とタコのドウビンの中華ドレッシング掛け。
2.刻みオクラ、メカブ、ワカメの麺つゆ和え。
3.三杯酢モズク納豆。
4.いづみ式赤身卵「どん玉」の半熟煮玉。
5.壬生菜と京揚げの炊いたん。
6.姜葱醤(ジャンツォンジャン)と花椒辣醤(ファージャオラージャン)で、豚肉、キクラゲ、各種野菜の七宝菜。
7.海老名高原ソーセージのグリルとベイクドポテト、ケチャップソース添え。
8.いづみ式エノキダケの豚バラ肉巻き。
9.ヒジキ、蒸し大豆、白ゴマの炒り煮。
10.鮭のハラス焼き、レモンとヨーグルトソースを添えて。
11.エリンギのバター焼き、クルミ味醂味噌を添えて。
12.鶏の手羽先焼き、レモンを添えて。
13.カボチャと蒸し黒豆の炊き合わせ。