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本日は研究所にて、2月度の気の科学体験講座。

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本日は第2土曜日に当たり、2月度の気の科学体験講座を開きます。
祝日のため、桂西口会館は閉館なので、会場は気の科学研究所で行います。w

今回のテーマは、神経をつないで可動域や痛みを改善する方法です。
皮膚の受容器、関節包内の受容器を働かせて、伝達の良くないところを繋げる技法になります。

神経はよく一本の線のように考えられがちですが、実は点線で部分部分に中継所があるようなものです。
その部分が反射点として作用していますが、切れていると神経がうまく繋がらなくなっています。

効果的なポジションをとって、ごく弱い刺激で「拮抗圧」を用いると、神経が再起動して繋がってくれます。
「拮抗臨界微振動法」を用いると、可動域検査をそのまま治療につなげることができ時短になります。w

例えば仰臥で股関節の屈曲をするトーマステストで、大腿部が胸部まで行かず、
90度を超えた辺りで制限や痛みが出る場合があります。
痛みが出たり、ガツンと抵抗が出る臨界ポジションから、ほんの1mm戻したところでは痛みはありません。

この位置で止めて拮抗させ、横への微振動を3,4秒伝えるだけで、先ほどより股関節がよく屈曲できるようになります。
また動かないところから1mm戻して止め、この方法を繰り返すと、可動域制限が解除されていきます。

膝が深くは曲げられず、正座ができない人に対して、今まで全員が改善、解決することができています。
仰臥からは立膝から踵を尻に、伏臥からも踵を尻に着けようとして、制限ある臨界点で拮抗させ、微振動を与えるだけです。w

皮膚の受容器や神経は、無意識脳を通じて全身につながっているため、部分を操作して全体へ効果を及ぼすこともできます。
皮膚の受容器は関節包内の受容器とも関連しているので、皮膚に触れて関節を操作し、遠位にも良い影響を与えてみましょう。w

足首、膝、股関節からの解放、手首、肘、肩関節から解放、首関節、甲状軟骨からの解放があります。
時間の許す限り、これらの技法を体感し、会得してください。

可動域制限があったり、ちゃんと反射反応のできていない神経を解放することで、人体に自己治療スイッチを入れることができます。
また、神経が反応するポイントに微弱な刺激を与えることで、神経連動反射弓を構築すると、身体を正常な状態に戻す自動修復システムが作動します。

反射反応は、脳を介さず、神経中枢から起こる反応です。
そうした反射を連続して繋げることで、神経連動反射弓が形成されるのです。
糸電話の線がピンと張ることで拮抗して伝達が良くなりますが、
人体は立体構造です。
ゆえに単一方向でなく、方向のベクトルを増やすことで、神経はより繋がって連続反射弓が構築出るのです。

神経連動反射弓を作る方法は、上肢、下肢、頸椎からの3方法がありますが、その部分の施術法としても著効があります。
前回の講座と1月29日の特別研修では、その導入に当たる触れずに皮膚の受容器に働きかける法をお伝えしました。

これだけでも、脚長差が揃い、SLR筋出力検査やトーマステスト可動域、膝の屈曲や首・肩の可動域も改善できるものです。
それほどに皮膚の受容器は敏感なもので、力を用いると効果がなくなってしまうのです。^^;

特別研修の時は、受けた私に自動不随意運動が起こりましたが、それだけの効果のある方法になります。w
無意識脳に働きかける気光クラニアル法でも、勝手に身体が動き出すことが多いのですが、知らない人は見ていて霊障?
とビビることがありますけど、ご心配なく。(ワラ)

自動不随意運動もまた、神経連続反射弓の形成であり、自己修復システムの作動なのです。
やがて収まるものですが、脊椎に触れ交感神経のスイッチを入れてあげると、たちまち止まってしまいます。w

自動不随意運動は、起こそうと思って仕掛けるものではありません。
また、これが起こらないでも、神経は反応点からちゃんとつながるので、効果のないことではないのです。

「90度発気掌」で触らずとも皮膚の受容器は作用し、ただ皮膚に触れて動かすだけの0圧擦過でも皮膚と関節包内の受容器も作動するのが人体の面白いところです。w
逆に、してやろうとする意識や、緊張、力が伝わると、反発や防御反応が生じますから、脱力、整零、龍動して行うことが秘訣となるでしょう。w

さて、講座を終えたら、今日は移動時間なく、リビングでの懇親会になります。
今日の懇親会メニューは、以下の13品です。
日本酒は切れてしまったので、悪しからず。w
1.刻みオクラ、ナメタケ、ワカメのめんつゆ和え。
2.ズッキーニのクリームチーズ乗せ、和風玉ねぎドレッシング掛け。
3.キャベツとミニミニトマトのシーザードレッシングサラダ。
4.鶏胸肉と玉ねぎのパルメザンチーズ・ガーリック入りトマト煮。
5.鶏手羽元の煎り胡麻振り油淋鶏(ユーリンチー)。
6.長ネギ入り黒胡麻マーボー豆腐。
7.柔らか京絹揚げの煮込み、青ネギと辛子を添えて。
8.丸ごとミニ玉ねぎ、ニンジン、メークイン、蒸し大豆入りカレー。
9.聖護院蕪の味噌煮。
10.鮭ハラスの焼いたん、レモンを添えて。
11.京うらら揚げと壬生菜の炊いたん。(カツオ昆布だし)
12.京うらら揚げとしろ菜の炊いたん。(焼き飛魚だし)
13.いづみ式ちくわの磯部揚げ。