オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2023年4月19日

「おいで」前、松尾はヤマブキ満開にして、本日 は水曜会

DSC01470.jpg

毎朝散歩する嵐山東公園では、毎朝ウグイスが鳴いていますが、まだ上手な鳴き声にはなってないようで。^^;
「宝、法華経」と鳴く頃には、初夏を迎えることでしょう。w

メジロ、ホオジロ、シラサギなどもよく見ますが、昨日からはツバメが飛んでましたよ。
八重桜は終りに近く、ツツジが咲いて来ましたが、青モミジの新緑が目に鮮やかです。

松尾大社は歩いて10分足らずですが、今はヤマブキが満開を迎えています。
ヤマブキの語源は、古くは「山振(やまぶり)」だそうです。

細くしなやかな枝が、少しの風でも振られて揺れ動く姿にちなむとされ、これが転訛したものとされています。
黄金色に近い赤みを帯びた黄色の花を咲かせることから、平安時代より「山吹色」として親しまれています。

万葉集にも詠まれるなど、古代から日本で観賞されている花のひとつですね。
松尾大社の境内を流れる一ノ井川沿いには約3,000株ものヤマブキが群生しており、関西随一の規模を誇ります。

4月10日から5月5日までが、松尾大社の「山吹まつり」なのですが、別に行事やイベントがあるわけではありません。^^;
無料で境内に咲き誇るヤマブキを愛でるのが、趣旨となっています。w

明日も天気は良さそうなので、ランチ昼飲みを境内で楽しむのも良いですね。w
私は松尾大社の護持講会員なので、庭園・松風苑の「曲水の庭」、「上古の庭」、「蓬莱の庭」の拝観は無料なのですが、
境内だけでも十分に楽しめます。w

今年も「護持講」は4月29日に催され、折詰・蕎麦・みたらし団子・酒類が振舞われます。
コロナ明けの会ですが、親しい会員がいるわけでもないので、空亡期の今年は行こか行くまいか?
ちと逡巡してます。^^;

京都は「四神相応」の風水地と言われてきました。
地形でなく神社で言うと、御所を中心に、東(青龍)が八坂神社、北(玄武)が上賀茂神社、
南(朱雀)は城南宮が守護し、西(白虎)は松尾大社が守護しています。

松尾大社は、平安初期から、「賀茂の厳神(げんしん)、松尾の猛霊(もうりょう)」と称され、皇城守護の神として尊崇されてきた、京都において最重要な神社のひとつです。
松尾大社のある西京の地では神話の時代より酒造りが行われており、室町時代末期以降は「酒造第一祖神」として崇敬されるようになりました。

卯の字は甘酒、酉の字は酒壺を意味しているのですが、酒造りは「卯の日」にはじめ、「酉の日」に完了する慣わしがあります。
11月上卯(かみのう)日には醸造安全を祈願する「上卯祭(醸造祈願祭)」、4月中酉(なかのとり)日には醸造完了を感謝する「中酉祭(醸造感謝祭)」が行われ、日本各地の酒造関係者が参集します。

今年の「中酉祭(ちゅうゆうさい)」は、4月9日に行われました。
酒造関係者ではないので参加したことないですが、誰でも知っているのは、松尾大社の「神幸祭(おいで)」と「還幸祭(おかえり)」でしょう。

元来、4月下卯日に出御し、5月上酉日に還御となる松尾大社の御神輿は、現在
は4月20日以後の第一日曜日に出御、それから21日目の日曜日に還御となっています。
したがって、今年の神幸祭(おいで)は、4月23日になります。
松尾大社で「おまつり」といえば、この祭りを意味します。

京都の三大祭りの一つとされる賀茂両社の「葵祭」は観光名物として有名ですが、
秦氏との関係の深い当社や伏見稲荷大社にも実は同様の伝統が存在しています。
松尾大社でも本殿、楼門、社殿、各御旅所の本殿、神輿から供奉神職の冠・烏帽子に至るまで、
葵と桂で飾るので、古くから「葵祭」とも言われてきました。

京都のお祭りで御神輿を運ぶ際は、「ほいっと、ほいっと!」という掛け声を上げます。w
祭りで御神輿担ぐ以外では、使わんけど。^^;
諸説あって、「祝い人」を表すとか、物を担いだり動かしたりするときの掛け声「ほい」が転じたものとか。w

23日が神幸祭(おいで)ですが、千年の歴史を持つ行事です。
午前11時頃、松尾七社(大宮社、月読社、櫟谷社、宗像社、三宮社、衣手社、四
之社)の神輿(月読社は唐櫃)が、ご本殿のご分霊を受けて、拝殿を三回廻る拝
殿廻しから巡行が始まります。

その後、順次出発し松尾・桂の里を通って、桂離宮の東北方から桂川を
船で渡り、左岸堤防下で七社勢揃いします。
古例の団子神饌を献じた後、四基の神輿と唐櫃とは西七条御旅所に、二基の神輿
は川勝寺と郡の末社に至り、そこに駐輦されます。

御神輿の帰って来る還幸祭は、5月15日になります。
私は桂離宮の傍で生まれましたが、写真を見ると4,5歳のころ、稚児「松尾使」として奉仕したことがあったそうで。w
今は昔、昭和は遠くなりにけりで、どんなことしたか記憶にないですね。^^;

季節も時代も移ろって行くのですが、それでも昔から続いている飲み屋さんには残って欲しいものです。w
四条大宮のディープゾーン、新宿会館もレトロな昭和の風情がありますが、店も色々と変わってきました。

私らがよく行く「あずきや」は、若い人たちが多いのですが、日曜日はカラオケ無料の日。w
80年代のポップスが多く歌われてますが、親の影響か?リバイバルか?
20代、30代の子達が好んで歌ってるようです。w

ふと思うに、私、永らく新しい歌を覚えてないし。^^;
最近の気分では、新曲を覚えるよりも、もっとクメール語を覚えたい。w

身に付けたいことがやたらと有って、思う通りには進まないのですが、少しずつ歩んでいきましょう。w
インドの諺ですが、「一口ずつなら、象でも食える。」とか。w

さて、本日は、水曜会。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.京水菜とブロッコリースプラウトのコールスローサラダ。
2.ヤマブキ(山蕗)の昆布だし水煮。
3.ホウレン草のお浸し醤油絞りアーモンド和え。
4.小松菜のお浸し醤油絞り、ゴマ油ナムル。
5.丸ごとミニ玉ネギの中華スープ煮込み。
6.皮ごと新じゃがの塩茹で、パルメザンチーズを掛けて。
7.豚バラ肉と黒マイタケの炒め。
8.昆布だし風呂吹き大根の田楽味噌乗っけ。
9.ブリの幽庵照り焼き。
10.鯛アラの煮付け。
11.サバの味噌煮。